今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

町おこしについて正月ぼーっと考えてた。

2015-01-04 10:18:49 | Weblog
町おこしにはまったく興味がないと常々言ってます。
それに変わりはないのだけれど、誤解されているかもしれないので
ちょっとそこらへんについて書きますね。

住んでる町が賑わうのはいいことだと思っています。
子供たちが育つ場所なのですからチャーミングな町がいいです。
本当にそう思ってます。
今住んでる町はどう?って言われると、典型的な地方都市だと
答えるのが一番妥当だと思います。
適度に便利で適度に自然があり、なんとなく暮らしていける。
刺激はなく退屈だけれど平和である町。
いい場所だと思うのです。
だけどそれじゃいけないと思う人たちもいるようなのです。
どうしても町をおこしたいのでしょうね。

で、いつも言ってることになるのですが
誰かが音頭をとってみんなの力で何かが変わるなんてことはまず不可能なのです。
強力なリーダーシップのある人とそれに従う人でなければ
状況を変えることは出来ないのです。
これは公であろうと会社、自営であろうと同じです。
関わる人が増えれば増えるほど純度は下がるし、動きも鈍くなります。
その膨れ上がった体を動かすことに精いっぱいで、いつしかその組織を
うまく回す、いや維持することが目的になると思うのです。
だから本当に町をおこしたいのなら少数の人がビジョンを共有して
すみやかに実行することが実現に近い方法なのです。
そのさいすべての声に耳を傾けないことが成功の秘訣でしょう。

だけどそんなことが出来る人はなかなかいない。
だからなかなか町は起こらないのでしょう。
だったら一番堅実な方法は自分で考え自分の足で立って生きていく人が
増えること以外に方法はないと思うのです。
自営でもいいし、会社員でも公務員でもいい。
自分の頭で考えて働く人たちが増えればきっと町は起こるでしょう。
若い人たちが町おこしだとかNPOだとかボランティアだとか自分探しなんて
するのではなく、一生懸命働いて納税する町。
国からの補助金に頼らない自分の足で立つ人が増えるといい町になると思うんだけどなあ。
どうかしら?

そう大人が多い町になればいい。
できたらカッコイイ大人がたくさんいる町。
その大人を見て育つ子供はきっとカッコイイ大人になるはず。
いつまでも親から小遣いをもらっている大人はカッコ悪いよね。
補助金をもらわなければ損だって考えるより
そんなの貰ったらカッコ悪いって考える人が増えるといい。
だってあれはみんなの税金なんだから。
あるから使うのではなく、いらないものは使わない。
そう思える人が増えるといいなあ~って思うのです。
キレイゴトですよ、はい、でもキレイなほうがいいですよね。

とはいえ、もちろん行政に頼らなければ出来ないこともたくさんあります。
つまらない補助金をみんながもらわなくなれば、お金があまるります。
そのお金で難病の方を救えるかもしれないし、有事の災害の際すみやかに対処が出来るかもしれない。
可能性が広がると思うのです。
行政が敵だとは全く思ってません。
みんな地域のためを思って一生懸命やってるんだと思います。
だけど大きな組織になると動くことで精いっぱいなのでしょうね。
今年はそういう人と会って話してみたいなあと思っています。
興味がある人ご連絡くださいませ。
酒でも飲んで話しましょう。

そんなことを考えていた正月でした。

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