FOOTBALL LIFE

~サッカーを中心に日々の雑感など~

今年の夏

2009年08月14日 | ガーデニング
豪雨による被害に続いて今度は地震の報道。M8が想定される東海地震の前兆ではないそうだが、これも地球温暖化の影響か、と不安な気持ちになる。自然災害に加えて、今年の夏は天候不順で野菜、果物の生育の遅れや冷害が心配されている。

これは生産者ばかりか消費者にとっても大問題。地方ニュースでは7月の長雨と低温で03年の冷害のときと同じ傾向だが、8月に入ってからの暑さでかなり生育状況は回復したとあった。恵みの秋の収穫は夏の高温があればこそなのだとつくづく。

ようやく暑くなってきて、そうなると我が家の庭でもうどん粉病が出てくるのではとあわてて!早朝に木酢液を散布。通常地植えの薔薇に水遣りは不要と聞くが、乾いて周囲が地割れのようになってくると水遣りもした。

ここ数日は雨模様が続き今度は黒点病が出てきた。昨年はほとんど葉っぱが黄色になっていた2番花が花盛りのアブラハム・ダービーにはまだ!緑色の葉っぱが多い。もっともこれまでのところは・・・という条件付ではある。




見たかったけど

2009年08月11日 | サッカー
分刻みで流されるサッカー情報の中に、スペインのクラブ、ビジャレアルのニュースを見つけるとうれしい。この夏レアル・マドリードへ引き抜かれていったペジェグリーニ監督のことはひとまずいいから、チームはどうなったのかと気を揉んでいた。

イエロー・サブマリンの新監督は誰になったか、ニュースになっていたのを覚えているが、名前は忘れてしまった。一番喜ばしいニュースはプレシーズンマッチでユベントスと対戦して1-4で勝利したというもの。

しかもその中の2点はピレスの得点ではないか。もしかしたらピレスを映像で見られるのは今季が最後かもしれないんだから、出来るだけ試合に使ってほしいよ。

試合は前半にカソルラがミドルシュート。後半には新戦力のカニウマール(だったか)が追加点。その後途中出場のピレスがゴールを奪ったが、ユベントスに1点返された。しかし終了間際にもう一度ピレスがダメ押し点を入れたという。見たかったなあ、この試合!!

エースのイタリア人FWロッシはどこかイタリアのクラブに移籍して行ったようだが、カソルラは残留するのかどうか。なにしろまだ移籍市場には時間があるのだから、直前までわからない。

怪我から回復したブラジル人選手マルコス・セナもようやく実践に復帰したらしい。8月中にはヨーロッパリーグの試合があるというが、NACブレダだったか、そんな名前の相手。

そういえば、昨季はたしかリーグは5位という成績に終わり、チャンピオンズリーグには出られないんだということを思い出した。そっちのほうは試合放送はないんだろうねえ。なんだかさびしいけど仕様がない。

それより今季は日本人の中村俊輔選手が加入したので、(バルセロナにあるバルサとダービーを戦う)エスパニョールの試合が放送になるらしい。この間見たデビュー戦となる試合では先制ゴールのアシストを決めて素晴らしい活躍をしていた。

新スタジアムに誇らしげに鳴り響くエスパニョールのテーマ曲。ずっとこのクラブを応援してきたサポーターはさぞ感極まったことだろうと、例えはるか遠い国のことでも見ていて感動する。

ところがビジャレルファンにとって小さくない?問題は放送の1枠が決定してしまったこと。そうなると今季、さらに奮起していい結果を残さないと試合放送がない!なんてことになりかねないからねえ。

今日(昨日)の新聞夕刊に小さな記事で(フランス代表の)「アンリがW杯予選欠場へ」と載っていた。両足のアキレス腱痛のためフェロー諸島戦を欠場とのことだ。これは昨シーズン傷めたものか、どうなんだろうか。







第33節

2009年08月11日 | サッカー
8月9日日曜日、J2コンサドーレ札幌はアウェイで東京ヴェルディと対戦した。前節の厚別勝利に引き続き連勝を狙いたいところ。若い選手たちが暑さを吹き飛ばす勢いで果敢に戦えるかどうか。

味の素スタジアムの東京V戦といえば5-0で大敗した試合を思い出す。確か前半のうちにセットプレーかなにかで次々と得点されたような展開だった。このとき東京に住むこどもたちがスタジアムへ駆けつけ、雨の中、懸命に逆転を願い応援したが結果はあまりにも無残・・・。

あのときの借りを返せるかという思いで見ていたら、相手はシステムを変えてまだ間もないということらしく、その間隙を突くようにコンサは積極的に攻めていい立ち上がり。

その流れで前半25分、古田選手がドリブルでDFをひきつける動きの後、これを起点に上里選手が左サイドから正確なクロスを上げ、これにキリノが高く飛んで頭で合わせると、綺麗に先制ゴールを決めた。0-1.

さらに後半52分、ふたたびキリノがGKを交わし追加点を奪う。0-2.これはいい展開・・・と喜んだが、まだまだ時間がたっぷり。今までの試合の学習から?このまますんなりとはいかないだろうという不安が頭をもたげる。

やっぱり!!69分には交代した相手選手に決められ1点を返されてしまう。1-2・石崎監督はその後、真ん中でがんばっているダニルソンの負担を軽くしようと芳賀選手、中山選手を次々に投入。疲れの見える時間帯を何とか乗り切り、久しぶりの連勝を勝ち取った。

この試合も古田選手を始め、宮澤選手、西選手など若い力がのびのびと躍動する試合だった。見ていても気持ちがいい。今までなら同点に追いつかれるか逆転されるかという拙さがあったが、1点差でも勝ちきれたとは。なんたって引き分けが多かったんだから大きな進歩。

次節もアウェイゲームで厳しい、8月16日の岐阜戦。この暑さの中、どうやって90分乗り切るか難しいが、この勢いを背に3連勝目指してがんばれ!!












第32節

2009年08月07日 | サッカー
8月5日水曜日、J2第32節、コンサドーレ札幌はホーム厚別公演競技場にアビスパ福岡を迎えて対戦。日中は30度前後の気温でも、キックオフの午後7時には22・8度にまで下がり涼しくなった。ここは厚別での連勝を狙いたいところ。

前節Jリーグデビューを果たした18歳古田選手は石崎監督の評価が高く先発に名を連ね、得点力不足の中でいつまでボランチ起用が続くのかという宮澤選手がついにFWでの先発出場。

古田選手は監督の期待に応え縦横に動き回ると、それに呼応するかのように前半23分、35分と宮澤選手が2得点、さらに後半67分には上里選手が60メートルはあるかという驚きのロングシュートを決めて3-0というスコアで勝利。

このところゴール前まで迫りながら、最後の崩しがなかなか見つからないというような試合を見せられていたが、この試合では古田選手がエリア内まで恐れを知らずに仕掛けていくという展開。1点目は古田、西嶋、宮澤とつながり、宮澤選手は体勢を崩しながら気迫でボールを押し込んで先制点を奪う。

2点目もキリノ、西嶋とつなぎ古田から宮澤選手へ。今度は落ち着いて左足でシュート。本領発揮の綺麗なゴールだった。さらにこの日の3点目は上里選手がコンサの歴史に残るような滞空時間の長いシュートを決めた。

息を呑むような素晴らしいゴールだった!!こんなの滅多にお目にかかれない!!どこまで行くのかとボールを見ている間、まるで時間が止まったようだ。

古田選手の活躍が光った試合だったが気がかりもある。ドリブルでボールを持つ時間が長いと止めようと相手も狙ってくるだろうし。その辺が怖いなあ。なんとかつぶされないように大事に使ってほしいよ。

次節は9日日曜日、アウェイで東京Vと対戦する。蒸し暑さに悩まされそうだけど、最後までがんばれ。また若さが躍動する試合が見たいなあ。




スカボロー・フェア

2009年08月05日 | 音楽
ほかの番組を予約しようと探していたときに、~永遠の1曲~というタイトルの番組で「スカボローフェア」。ちょうどガーファンクルが日本公演の舞台で「明日に架ける橋」を熱唱している場面だった。

すっかり白髪頭になり時の流れを感じさせる。サイモンのほうはあまりはっきりは写らなかったが、同じような?ものだろうねえ。あまりにもなつかしくうれしくもあり、若かりしころの綺麗なイメージを壊したくないところもあり、なんとも複雑な気持ち・・・。

やはり一番印象が強いのはガーファンクルの伸びやかな高音がいつまでも耳に残る「明日に架ける橋」(1970年)。しかしこの歌を発表してから二人は別々の道を歩むことになったらしい。

この「スカボローフェア/詠唱」は音楽を担当した「卒業」(1967年)という映画の中の挿入歌だったらしいが、あまり覚えてないなあ。この映画は当時大ヒットして、テーマ曲の「サウンド・オブ・サイレンス」も街中に良く流れていた。

「スカボローフェア」はポール・サイモンがイギリスに曲を探しに行った旅でこの曲に出会ったのだそうだ。もともとは中世の問答歌だが、使われたものは19世紀のものらしい。ささやくような歌唱と弦の音が奏でる編曲が素晴らしい。

しかも原曲にかぶせるようにして当時の社会性を映し出すように戦争や兵士という歌詞が歌われている。最初の発表は1966年ということだから、アメリカはベトナム戦争の時代。日本でも街頭でベトナム戦争をどう思うかというインタビューが行われていたものだ。

サイモン&ガーファンクルの歌は「スカボロー・フェア」(1966年)「アイ・アム・ア・ロック」(1966年)「サウンド・オブ・サイレンス」や「ミセス・ロビンソン」など映画の挿入歌。

「ボクサー」(1969年)「コンドルが飛んでいく」「いとしのセシリア」「明日に架ける橋」(1970年)などなど。あの時代のまぶしいような輝きが胸によみがえって来る・・・。

「スカボローフェア」の中で前後のつながりもなく、唐突に何度も出てくる「パセリ、セージ、ローズマリーアンドタイム」という歌詞。当時はなんのことかわからなかったが、今では日本でもハーブが大流行。四つの草もよく庭に植えられるようになった。





季節が重なる

2009年08月04日 | ガーデニング
車窓から青々とした稲が見え、遊んでいる畑には冬場の家畜の餌にする牧草ロールがいくつも転がっていた。毎年見られるのどかな風景だが、あの稲穂には十分実が付いてほしいと願う異常気象の夏。

我が家の庭では今、アジサイが咲いている傍で秋の花の萩もコスモスも一緒に咲いている。季節が重なる現象とでもいうのだろうか。気の早い薔薇はもう2番花に突入した。お盆前に咲くというのは早いような気がする。

先端の柔らかい葉っぱはどれもうどんこ病になっていた昨年と違って、今年はまだうどん粉病が出ていない。不思議といえば不思議。その代わり黒点病がいつもより早くに出てきた。

それでも全体に広がって枯れ木のように葉が落ちるというところまで行かない。込み合うところには風が通るようにしたのが実ったのか。肥料が効いているのか。少しは進歩があったのかと、なんにせよ元気に咲いてくれればうれしい。

写真のピンクの薔薇はジャネット。今年はシュートがやたら延びて、高い位置に咲いている。





第31節

2009年08月04日 | サッカー
8月2日、J2第31節、コンサドーレ札幌はアウェイでセレッソ大阪と対戦した。午後6時キックオフにもかかわらず、現地の気温は30度くらい。日中とあまり変わらない、しかも蒸し暑いと聞けばどこまでスタミナが持つかなあと・・・。

しかし不安を吹き飛ばすように前半の入り方は積極的で連係もよく、これはいけるかもと期待を抱かせたが、キリノが先制点かという二度の決定機にも決められない。あーあ・・・。そうこうしているうちに23分セレッソの先制ゴールを決められてしまう。

その直後25分には石井選手が左からドリブルで上がってシュートを打てばというチャンスだったが、相手選手に寄せられてしまった。二人とも体勢を整えるまで時間がかかりすぎている印象。

後半はじめから、石崎監督は石井に代わって芳賀選手を投入。58分には西選手に代わって、これがJリーグデビューとなる18歳コンサユース育ちの期待の新人、古田選手を投入。ドリブルが得意な高校生選手でもある。

70分には宮澤選手に代わって、クライトンがつけていた10番を背負う新外国人MFハファエル選手を投入。FKを蹴る場面もあったがこれはバーの上へ。そして疲れが出てくる80分過ぎ、中盤の底でよくボールを追いかけていたダニルソンにミスが出て、ついに3点目を奪われ万事休す。3-0で終了。

石崎監督は試合後に古田選手の動きを「ドリブルで突っかけられる選手は彼しかいない。これからももっと良さを出していほしい」とほめていたらしい。加入間もないブラジル人選手ハファエルも慣れてくればもう少し得点に絡んでくるのでは。

得点力不足は相変わらずで、出来れば新加入にはFWを獲得してほしかったけど財政事情というものもあるからね。エースのキリノもチャンスに決められないし、こうなったらMFでもDFでも後ろから飛び出してゴールを狙ってほしいよ。

次節は中2日で水曜日5日、ホームで福岡を迎え撃つ。なにより地元ファンを喜ばせるのはホームで勝つことが一番。夜7時開催だから涼しい気温になるはず。力を結集してふたたび厚別で勝利を!!