先週末にアーセナルのリーグ戦があり、元気がないレディング相手に4-1の勝利。これで4位と2ポイント差に迫る。まずはやれやれ!!シーズン後売られるんじゃないかと噂があるジェルヴィー二ョが1ゴール2アシストと大活躍。発奮して怪我人の穴を埋めてくれれば…残りはどれも必勝だからね。
今週2日3日にチャンピオンズリーグは準々決勝第1戦と佳境に入り、緊迫感に溢れ、面白い試合ばかり。ちょっと試合の見過ぎ。結果は…パリ・サンジェルマンーバルセロナは2-2、バイエルン・ミュンヘンーユヴェントスは2-0、レアル・マドリードーガラタサライは3-0、マラガードルトムントは0-0。
ユヴェントスの中心となる選手のピルロが開始早々、相手選手にパスをしてしまい、バイエルンの先制ゴールへつながったのには驚いた。表情一つ変えない冷静な選手でも大舞台ではミスがあるんだなあって。バイエルンのハインケス監督はピルロを自由にさせない戦術をとって、守備意識を徹底させたようで、記者会見になると人が変わったように策士の顔を見せた。
レアルと対戦したガラタサライには元チェルシーのドログバに元アーセナルのエブエまでいたとはね。アンリがいたころ、まだ若かったエブエのクロスに拍手して励ましていたのを思い出すよ。ドログバは安い選手じゃないから、トルコも景気がいいんだね。
バルサは得点源のメッシとDFの一人が負傷して、その後どうなのか。1シーズンだけバルサに在籍していたイブラヒモヴィッチは、当時のグアルディオラ監督とはそりが合わなかったらしい。普段は悪役だけど、こういう選手がいないとバルセロナには対抗できない。90分過ぎて得点し、パリはバルサに追いついた。
パリのアンチェロッティ監督はイタリアからイングランドへ行って英語のお勉強、今度はパリのクラブでフランス語のお勉強…、いやあ、人は見た目で判断できない。ビッグクラブの監督さんなのに、丸顔のせいかピリッとしない。おまけにどうしてこうも冴えない格好でピッチサイドに立ってるんだろうって、不思議だったけど…。
バルサの監督さんが癌治療から戻って復帰してきた。この方はたしかまだ40代、働き盛りなのに顔色が悪い。こんな激務を続けて大丈夫なんだろうかと、そちらの心配が先に立つ。支える御家族もさぞや大変な日々だろう。
スペインのマラガは初の進出、対するドイツのドルトムントは優勝候補にも上るくらいで、この試合が未知数で次の試合では一番興味深い。マラガのペジェグリーニ監督はビジャレアルの元監督。数年間指揮を執っていた間にチャンピオンズリーグ出場枠に位置するチームに引き上げ、クラブの名を高めた。
その後誘いに乗って、レアルマドリードの監督になったけど、ビッグクラブは絶えずマスコミの批判に晒され、選手もフロントもサポーターも文句が多く!?続けようとしても潰される。(今は監督のモウリーニョまで!?文句が多いから、さらに物議を醸している。)
その後中東マネーで選手をかき集めたマラガに呼ばれたけど、財政状況が悪くなったらしく、カソルラはここからアーセナルへ放出された。モンレアルも来た。それでもベスト8まで残ったのだから、大したものだ。
5月の決勝戦はイングランドのウェンブリースタジアムで行われる。まさかベスト8の段階で一つもイングランドのチームが残っていないとはね。打倒バルセロナで今季こそはと狙っていたユナイテッドも敗退してしまった。
決勝がバルセロナとレアル・マドリードのクラシコにならないでほしいなあ。もういいよ。各国クラブ対決の意味がなくなる。UEFAは対戦が決まる抽選でそうならないように何とかして!