蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

皆様、良いお年を!!

2005-12-31 17:28:54 | Weblog
今年も残すところあと僅かとなりました。
昨年末は個人的に色々あって本当に大変な年末&蒼穹のファフナーの最終回を見て号泣していました。

で、今年の年末は……、やっぱり蒼穹のファフナー「RIGHT OF LEFT」を観て号泣してました(笑)。
#そしてまだその余韻に浸っています。ほんとに良かったなぁ。

1年の締めくくりに、あんなに素晴らしい作品を観る事ができて本当に満足しています。
蒼穹のファフナー、これからもずっと大好きです。


さて、今年を振り返ってですが、ガンダム、エウレカセブン、ジャンプ感想を中心にとてもたくさんの方々と交流することができた、これに尽きるんじゃないかなと思います。
本当にたくさんのコメントを頂きまして、色んな方々と意見の交換をさせて頂いたり、コメント欄の中でコメントを頂いた方同士で意見が発展していったり、色んな新しい知識を提供して頂いたりと、本当に楽しかったです。
また、コメントを頂ける皆様のマナーが本当に素晴らしくて、これについては管理人としていくら感謝してもし足りない思いでいっぱいです。
改めまして、皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございます。

と言いつつ、現時点ですでに頂いたコメントのバックオーダーがかなり溜まっていて(焦)、どうもこのペースで行くと確実に越年になりそう、いや、なります間違いなく(ぎゃー)、大変申し訳ありません(土下座)。
じっくりコメント返させて頂きますので、ちょびっとお待ち頂ければ有難いです。
#つか、今年この言葉を何回言ったんだ(反省)。


今年遣り残したこともたっくさんあって、本来なら去年やった超・個人的お勧め小説&マンガを発表するところなんですが、すでにエントリー品目は決定してるにも関わらず、年の瀬を迎えてしまいました(ぎゃー)。
エウレカセブンについても、ここまでの感想をまとめたガイド的なものを作りたかったんですが、これも第4クール突入までには何とかしたいなぁ。
まだまだやりたいことはたくさんあるんで、これはまた来年のネタとして頑張りたいと思います。


下半期に入ってから特になんですが、自分の仕事がめっちゃ忙しくなってしまったのが原因かな、と思いますが、とにかく観れてない録画作品が山積みです…orz。
泣く泣く消化不能と判断して消した作品も数知れず。

そんな中でガンダム、エウレカセブン、舞-乙HiMEは別格として、ARIA、そしてノエイン、この辺は予想していなかったということもあるんですが、かなり個人的には好みの作品ですね。
ARIAは1クールで終了なんですが、うわさでは第2シーズンも間を空けてあるっぽいんで期待したいところ。
やっぱり疲れた心を癒してくれる、またそれだけでない素晴らしい作品だったなと。
#まだ全然録画が溜まってて、最終回まで追いつけてないんですが(笑)。

後はノエイン。
これはほんとに予想外というか、徐々に徐々に面白くなってきました。
まだこちらも全然追いつけてないんですが、これは拾い物、と言ったら大変失礼ですが、ちょっと面白い作品にあたったかも!って感じです。
ノエインは追いつけたら、途中から感想書こうかな、なんて思うくらい個人的には楽しみにしている作品です。

マンガ、小説については語りたいこともたくさんありますが、これは来年明けて時間がとれたらすぐにでもやりたいですね。

と、まあ書き始めたら止まらなくなりそうなので、今年はこの辺で。
今年は本当にコメントを頂いた皆様に楽しませて頂きました。
また来年も楽しくお付き合いさせて頂ければ幸いです。

では、皆様良いお年を。
コメント (4)

交響詩篇 エウレカセブン 見逃した方は是非!!

2005-12-31 12:30:00 | エウレカセブン
蒼穹のファフナー「RIGHT OF LEFT」の感動も覚めやらぬ日々なんですが、僕が個人的に蒼穹のファフナーとならんで大好きなのが「交響詩篇エウレカセブン」。
蒼穹のファフナーとは方向性が違うので、一概にどちらが好きかと問われても答えるのに困ってしまうというほど好きだ、というと一部の方にはどれくらい好きか分かって頂けるんじゃないでしょうか(笑)。

SFロボットもの、というジャンルで括られちゃうとちょっと厳しいんですが、どちらかと言うとそこは物語を盛り上げるために演出に近かったりするんじゃないかな、むしろそこで描かれる人間の関係性や、緻密な心理描写、そしてなにより主人公レントンとヒロインエウレカのボーイ・ミーツ・ガール、このストーリーがとても丁寧に展開される、個人的にはここ10年くらいで傑作と呼べる作品のひとつなんじゃないかなと思っています。

さて、そんな一押しの「交響詩篇エウレカセブン」ですが、放送時間の関係から視聴を諦めちゃったり、録画失敗で見逃しちゃったりした方にめっちゃ朗報です。

インターネットで無料視聴できるサービスを提供している「Gyao」で、この「交響詩篇エウレカセブン」の第1話から現時点の最新話である第36話まで無料放送中です。

12月25日(日) 25:00 ~ 1月8日(日) 7:00まで無料放送中

エウレカセブンってもともと視聴率じゃない部分で稼ぐってコンセプトもあったんで、こういうネット放送にも積極的なんですよね。
参考感想:エウレカセブンに見るパラダイムシフトの予感

ということで、もし見逃しちゃっていたり、これを機会に観てみようという方がいらっしゃいましたら、36話までチェックして頂いて、是非とも僕と1月8日の第37話を一緒に観ましょう(笑)。

つか、レントンが旅立つシーンを描いた第3話までをまず見て頂ければなと思います。
気に入る人は絶対この第3話までで気に入ると思うんですよね。
#僕は既に第1話でばっちりはまってましたけど(笑)。

参考までにこれまでの感想を第1クール分だけ整理しておきましたので、ポイントを掴むのにご利用頂ければ幸いです。

■交響詩篇エウレカセブン 感想記事 まとめ

■レントン少年の旅立ち
第1話「ブルーマンデー」

第2話「ブルースカイ・フィッシュ」

第3話「モーション・ブルー」

個人的には珠玉の3話ですね。
レントンとエウレカの出会いから旅立ちまで、とても丁寧に描かれてます。
後半に進むほど、この最初のエピソードとの対比が重要になってくるんで要注意です。

■レントン、新生活

第4話「ウォーターメロン」

第5話「ビビット・ビット」

第6話「チャイルドフッド」

第7話「アブソリュート・ディフィート」

憧れのゲッコーステートに来てみたらそこは……、というレントンが新しい世界、つまり社会を経験していくプロセスです。
けっこう丁寧に描かれてるんで、僕なんかはどうしても新入社員時代のことを思い出しちゃいます。
つか、それもそのはず。
シリーズ構成の佐藤大さんが自分が脚本家の修行時代の頃のお話がベースになってるらしいですよ~。

■エウレカとホランド、過去との対峙

第8話「グロリアス・ブリリアンス」

第9話「ペーパームーン・シャイン」

第10話「ハイアー・ザン・ザ・サン」

この3話は必見。
特に第9話の「ペーパームーン・シャイン」と第10話の「ハイアー・ザン・ザ・サン」は超・重要な回なんで是非とも見てほしいですね。
見所はエウレカとホランドの過去との対峙ですね。
特にこの伏線は第2、第3クールで浮上してくるので、ここでの緻密な構成をしっかりと堪能して欲しいところ。
#しかもものすごっく使われ方が上手いんで、第3クールで戻ってきてもOKって感じです。
第9話は個人的にはベスト5に入るくらいの名エピソードです。

■アネモネ登場~レントンの追体験、そして手をつなぐ二人

第11話「イントゥー・ザ・ネイチャー」

第12話「アクペリエンス・1」
第12話「アクペリエンス・1」補足記事

第13話「ザ・ビギニング」

何と言っても強烈なのはアネモネ。
かなりエキセントリックです(笑)。
アクペリエンス・1については難解なんですが、レントンの追体験じゃないか?と感想に書いたらDVDのライナーノーツの解説でそう書いてあったので、たぶん合ってると思います。
とにかくここではラストのエウレカとレントンが手をつなぐところが大きなポイントです。

つか、感想中ではずっと言ってますが、この物語はレントンとエウレカが手をつないでいくプロセスが一番面白いんですよ。
ということで必見です。
後は、ドミニクとレントン。
この二人は似た者同志である、ということが結構重要です。

このまとめは、時間があれば第2、第3クールとやっていこうと思うので追記することにします。

ということで、来年もエウレカセブンが楽しみで仕方ないのです。
コメント (2)   トラックバック (1)

蒼穹のファフナー RGIHT OF LEFT 感想

2005-12-30 23:37:15 | 蒼穹のファフナー
蒼穹のファフナー「RIGHT OF LEFT」を観終えて、自分がいかに蒼穹のファフナーが好きで、そしてこれからもきっと好きであるということを実感しました。
またしても泣いてしまったし、また作中何度泣いたかも分かりません。

でも、観終わった後に、それは悲しくて悲しくて泣いたのではなく、これからこの物語が受け継がれていく、そういう嬉しさの涙だったんじゃないかな、とも思えるのです。

将陵僚と生駒祐未の最期のシーン。
あのマリンスノー。

そう、この蒼穹のファフナー「RIGHT OF LEFT」の公式発表がなされた日からずっと追いかけて来た人には、一番最初の予告がマリンスノーが舞い降り、そのピアノとヴィオラの音楽の中に、


「そのときあなたがいれくれたから」


の文字が流れていることをご存知のはず。

あのマリンスノー、そしてあの台詞、それは最初から公示されていて、そして最期にそこに帰ってきたんだ。

。・゜・(ノД`)・゜・。

あのシーン、悲しいのに悲しくない。
泣いているのに悲しくない。

こんなに美しいシーンは……無い。

そう、あのマリンスノーは将陵僚が語ったように、死に場所じゃなくて、生きるための場所を獲得しようと最期まで懸命に足掻いた二人、そしてこの「PLAN L」に関わった全ての人に対する祝福なんだ、本当にそう思えます。

本当に良かった。
本当に良かったです「RIGHT OF LEFT」。

SF的な描写によってその物語を盛り上げるんだけれども、本当に言いたいこと、伝えたいこと、僕らが感動するところは、そこまでのSFという要素を全て剥ぎ取った部分に、人の心の有り様の部分に、命の部分に訴えかけてくる、これが冲方丁さんの脚本だと、改めて実感しました。

そして改めて実感するのは、僕はこの蒼穹のファフナーが大好きで、きっとこの先も大好きだということです。

しばらくこの余韻に浸りたいと思いつつも、以下少しだけ各所の感想を。
#放送がまだの地域の方は十分ご注意ください。激しくネタばれしてます。

■オープニングの気合、CGと音楽
このオープニングのCGや音楽もめっちゃ気合入ってて、制作スタッフがこの作品にかけた意気込みが最初の1分で伝わってきましたよ。
ほんと、今回は(も)CGの出来も素晴らしくて、物語中盤でファフナー・ティターンモデルが登場してくるあたりとか、奮えましたね。
音楽についてはもう全く言うことありません。
手放しで素晴らしい、それしか言い様が無いんだもん。

オープニングからほんと良かったです。

■まだどこにもなかった


滅ぼすか 滅ぼされるか
互いに歩み寄る余地など まだ どこにもなかった



オープニングの総士によるモノローグ。
この「まだ」という言葉が既にここまで蒼穹のファフナーを観てきた人にはぐっとくる言葉になってしまうんじゃないでしょうか。

上述した部分でSF的要素を剥ぎ取った部分で感動してしまう、と書きましたがやはりファフナーでは「対話」や自分が「ここにいる」ことについて突き詰めて、そこに珠玉の感動ストーリーが次々と生まれていきました。

このモノローグがあの大感動の第24話につながっていくかと思うと、既に冒頭で僕の涙腺はかなり刺激されていたことになりますね。
あの第24話は本当に素晴らしくて、そこまで完全に手詰まりだった状況に「対話」によって、理解しようとすることによって物語が激変するところでしたね。
今思い出しても、あそこはベストエピソードに近いです(いかん、いかん、思い出したらまた涙が…)。
参考:第24話感想 -追記- ~土と理解と親子の絆~

■絶望から希望へ
「RIGHT OF LEFT」の物語、それはこれから続いていく一騎や総士たちの物語をぎゅっと凝縮した物語であり、またその「PLAN L」に携わったメンバー全ての思いが将陵僚と生駒祐未に凝縮されていた、そういう物語でもあったと思います。

絶望しながらも、希望を捨てない。
これは僚と祐未の人物設定で既に語られていた言葉になっていますが、この1時間という短い物語の中で何故そういう設定なのか、何故そうなのか、というのが良く分かります。

一見、僚にしても非常にポジティブに見えますが、彼はやはり持病から死の恐怖を常に味わっていて、居場所を作ってくれた皆に恩返しが出来るのなら死んでも構わない、そんな風に思っていて、祐未にそれを指摘されるまでは彼にはやはり希望は持てていなかったんですよね。

祐未にしても、父親の死について贖罪の念を持って志願していたり、希望を見出すというよりは義務感、使命感に近い、どちらも悲壮な思いでいたと思うんですよね。
しかも自分の父が立案した計画は本当に皆が生き残れるのか、そんな絶望的な不安すら抱えていたのかもしれません。

そんな状況から僚は祐未の一言で、祐未は僚の一言で、互いに立ち直っていく、そして互いに支えあっていく、このプロセスが本当に良くって、またそれが切なくて、この絶望から希望へと転換して、絶望しながらも希望を捨てない、そして二人で最期を迎えていく、その最期の瞬間までずっと目を離すことが出来ませんでした。


私、分かってたの
(僚が)ずっといなくなろうとしていた

あなたに父さんと同じものを感じた
あなたにだけはそうして欲しくなかった



ここでの祐未の涙が中盤のクライマックス
これまでのわだかまり、いろんなものを越えて祐未が素直になる瞬間、この瞬間支えあう二人の心が見えた、そんな気持ちになりましたよ。

そして、

やっぱり凄いな お前の父さん
欲しかったのは 生きる場所だ
死に場所なんかじゃない
絶対に


ここがそのアンサー。
いなくなるんじゃないかと心配した祐未への、僚が出した明確なアンサー。
そしてそれは自分自身にも出したアンサーであり、祐未の父親までも救うアンサーでもあったわけで、祐未も僚も、互いに心の中で支えあった瞬間でもあったんですよ。
もうこの時点でかなり涙腺も決壊していたし、これからどんなに辛い展開になっても、観て行ける、最後まで観て行けると思った瞬間でしたね。

■そしてマリンスノーへ

僚 ありがとう 止めてくれて

なあ、祐未

何?

好きだ
いや、好きだった
たぶん、ずっと前から


私 あなたが好きかどうか分からない
そういうの いつの間にか通り越してた



。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。


そっか

あたしたちがこうしたこと
島の皆に伝わるよね?


ああ

父さん 褒めてくれるかな

雪?
海の底に?


マリンスノー……!!
皆がおれたちを褒めてくれてるんだよ


僚……
今そばにいてくれるのがあたなたで良かった
すごくそう思うの


そっか

これって好きってことなのかな?
でも何か もっとそれ以上のものを感じる

あなたがそばにいてくれたから
私……



。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。


何ていう美しくて切ないシーン、もう語る言葉も無し。
降りしきるマリンスノー。
交わされる二人の言葉。

こんなに美しいシーンは見たことがありません。
こんなに切ないシーンは見たことがありません。

そう、このシーンは一番最初にこの蒼穹のファフナー「RIGHT OF LEFT」の公式HPがオープンした4月に既に公開されていたものだったんです。

降りしきるマリンスノーの中、ピアノとヴィオラで奏でる音楽の中


あなたがそばにいてくれたから


このメッセージが流れていたんです。

そうか、ここに、このシーン、この情景、この台詞、この雰囲気を持ってきたのか、と思うと、これまで放送公開をずっと待っていた心にこれ以上なく響きました。
冲方丁さん、最高です。・゜・(ノД`)・゜・。

このシーンは悲しいけれど悲しくない。
切な過ぎるけれど、悲壮感はない。
やっぱりこのシーンのマリンスノーは、最期の瞬間まで死ぬ場所じゃなくて、生きるための場所を探して足掻いた二人への祝福であると思いたいし、また、最期の最期に、誰かが生き残る場所を残すために自分たちが生きた証を残した二人への祝福であったと思いたい。

自分たちが生きた証を、残された者に覚えておいてもらう権利。

「RIGHT OF LEFT」

それは去り行くものの権利。

。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。

■それって命になるってことだろ?

僚がフェストゥムに対して残した言葉、

それって命になるってことだろ?

ここでまた号泣。
ここがオープニングで総士が、

滅ぼすか 滅ぼされるか
互いに歩み寄る余地など まだ どこにもなかった


と言っている部分の「まだ」に対応しているところなんですよね。
ここから始まったと言ってもいい、この戦いがあったから、たった半年の時間稼ぎだったのかもしれないけれど、その半年があったから、「命」を持ったフェストゥムと対話できるところまで昇華する時間ができたのかもしれない。

この一言、ここから始まったんだと思うと、これから始まっていくファフナー本編の物語へしっかりと受け継がれていて、更に泣けてきました。
もうここは完全にボーナストラック的にぐっときました。

ここからエピローグにつながり、エンディングで「Peace of mind」がかかる頃には完全に号泣。
PUKUが命を引き取るところはもう反則。・゜・(ノД`)・゜・。
あれで僕に涙を我慢しろと言うほうが無理。

ああ、泣くんだろうなと思って観たんですよ。
きっと泣かされるんだろうなと思って。

もう期待通り、いや、期待以上の出来、そして切なくも美しいストーリーに泣く以外の何ができるんでしょうか。
ほんとに素晴らしい出来でした。
冲方さん、そして制作スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

■蔵前果林は視聴者の代弁者

今回の陰のヒロインはやっぱり蔵前だったと思うんですよね。
本編では第1話で殆ど出番らしき出番も与えられないまま散ってしまう蔵前ですが、小説版で既に詳細なフォローが入っていて、今回僕の中ではかなり注目でした。

今回の蔵前はやっぱり視聴者視点だった、視聴者の代弁者、そういうポジションだったんじゃないかと思うんですよ。

「PLAN L」のメンバーが戦っている最中の島の平和を語るシーン。
極めつけは僚と祐未を助けに行くと絶叫するシーン。
そしてPUKUの最期を看取るシーン。

決して主役という扱いではなかったけれど、彼女が今回受け持ったポジションってやっぱり作中意義としてはすごく重要で、そんな蔵前にスポットが当たったことがこの上なく嬉しいですね。
小説版だけだとまた切ないんですが、今回のとセットで蔵前を考えることで、とてもすっきりとした気分になれました。
やっぱり冲方さんはキャラを凄く大事にされてるな、と実感しますね。

「Peace of mind」

期待を裏切らず、エンディングで流れる「Peace of mind」
涙で画面が見えませんでした。

蒼穹のファフナー「RIGHT OF LEFT」という作品を考えるときに、この歌詞とフレーズの持つ意味は物凄く大きいです。
あんなに切ない物語なのに、この「Peace of mind」を聞くことで、とても優しい気持ちでこの物語を見終えることができました。

例えば、

いつか夢のように 覚めてゆくのかな

忘れないよこの瞬間を ずっと離さないでね

目を閉じて 願い事ひとつ


のフレーズは、あのマリンスノーの中での会話そのものだったりするんですよ。

そしてマリンスノーのシーンと言えば、

静けさにふと窓の外 雪が舞い降りている

真白に染まる世界で あなたの音に寄り添う


ここはまさにあのシーンそのものなんですよ。・゜・(ノД`)・゜・。
そしてここから続くサビの部分はもう皆さんご存知のフレーズだと思いますが、またそれが泣けて泣けて。

けれどもそれが泣けるだけじゃなくて、僚と祐未を祝福する歌に僕は聞こえてしまうんで、またここで優しい気持ちになれるというか、観終わった後になぜか「ありがとう」と感じてしまうような、そんな気持ちになれたんですよね。
本当にこの曲はお勧めです。

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT 主題歌「Peace of mind」


■最後に
蒼穹のファフナーが好きで、本当に大好きなんだということを改めて実感しました。
そしてこれからもずっと蒼穹のファフナーのことが好きで、きっとずっと自分の中で大事にしていく作品だということは間違い有りません。
冲方丁さん、そして制作スタッフの皆様、ありがとうございます。




コメント (33)   トラックバック (34)

蒼穹のファフナー RGIHT OF LEFT いよいよ明日放送<カウントダウン>

2005-12-29 03:05:34 | 蒼穹のファフナー
涙ひとしずく 頬につたうのは

今此処に見えたから 心繋ぐ光が



納まったようで納まらなかった仕事のことはこの際年が明けるまで綺麗さっぱり忘れることとして、ガンダムSEED DESTINYの特番も終わったし、後はこれで本当に僕の頭はこのことだけ考えれば良くなりました。

そう、つまりファフナーモードになって、脳内カウントダウンが開始されてます。


蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT ~single program~


公式HPでは予告動画のVer.6も公開され、これまで徐々に徐々に高まっていたファフナー熱がそろそろ沸騰しそうです。

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT 主題歌「Peace of mind」も、i-tunesの再生回数が30回を越え、購入してから1日4回以上は聞いてることになります。
でも、全く飽きないなぁ、これ。

個人的な感想としてはangelaの曲の全てを聴いたわけではありませんが、これまでの僕が知ってるangelaの曲の中ではこの「Peace of mind」が一番好きです。
オーソドックスなつくりなんですが、それがまた良くて、これがファフナーの物語とシンクロしてくると更に良くて。
今回の「RIGHT OF LEFT」がもし悲しい話になったとしても、この曲がかかったなら、何かこう優しい気持ちになれるんじゃないか、と思えるほどです。
ファフナーファンの方には是非お勧めの1曲です。

さて、ここまで大きく情報の公開はされているわけではないのですが、今回の話は総士、蔵前、そして将陵僚と生駒祐未の4人の物語になってくると思うんですね。
そこでやっぱりこの1時間を楽しむために、公開されている設定だけはおさらいしておきたいですね。

まずは、もはや外すことの出来ない「竜宮島瓦版」ですね。
ここで既に公開されている登場人物の設定を読んでるだけでも、涙腺がうるうるとしてしまうんですが、特に将陵僚と生駒祐未の紹介文は何ていうかこう、二人で一人みたいな、それでいて「Peace of mind」でも歌われているように、近くに居過ぎて気付けなかった存在、みたいな感じがあったりして、読んでるだけで色々と思いを馳せてしまうところです。

また、ティターンモデルも活動限界が極端に短いし、それにジークフリードシステム搭載ってことはそれだけで最終話を観ている人にはどういうことか分かると思いますが、パイロットにかなりの負担をかけることが予想され、将陵僚と生駒祐未がどうなってしまうのか、既にその予想も立ってしまっているのですが、しかしそこにこそドラマが待っているんじゃないかと思わずにはいられないところです。

後、これも外してはいけないのは将陵僚と生駒祐未の名前の由来を冲方丁さんが自ら語ってるスタチャの「江戸川橋瓦版」ですね。
つか、これは放送前に必読だと思うっす。
#これまでの記事で何故僕が将陵僚と生駒祐未についてはフルネームで書いてきたか、というのはそこに理由があったりして。

これ読んで、イメージ設定読んで、俄然、将陵僚と生駒祐未が好きになりました。まだ放送前なのに。
つか、これと主題歌の「Peace of mind」聞いてたら、もう何かそれだけで感極まりそうです。

ということで、これから放送終了まで、僕の頭はファフナーのことで一杯です。


いつか夢のように 覚めてゆくのかな

忘れないよこの瞬間を ずっと離さないでね

目を閉じて 願い事ひとつ


蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT 主題歌「Peace of mind」
コメント (6)

今週のジャンプ 4・5号 感想

2005-12-28 01:36:49 | ジャンプ感想
先週は携帯から頑張って更新しようと思ったのですが、5分で挫折。
今週は今年最後のジャンプ感想ということもあり、頑張って更新するですよ。
#短いけどね(えー)。

■ワンピース
ロビンとオルビアの一瞬の邂逅が切ないっす。
#しかもロビンは母親を探してここまで来たのに、実の母親と目が合うかと思えばすれ違い…切ない。
ロビンの過去編ではロビンがどういう経緯を経てここに至っているのか、というポイントと、ずっと「オハラ」の名前だけが先行してきた部分を解明する、つまり「空白の100年」に関する謎部分の解明、いや実際には謎解きの入り口を示すだけかもしれないけれど、この大きなポイントが今語られようとしているのは熱いっす。

カラーのカレンダーとその次にある見開きカラーが綺麗だなぁ~と思いつつ、そこに描かれたロビンと本編のちっちゃいロビンを比較して、ちっちゃいロビンの方が絶対可愛いな、と思ったのはナイショです。

■アイシールド21
東京編、面白かったです!!
メガネ鈴音、めっちゃ良かったです!!
こういうエピローグもいいですねぇ。
それにしても進のノートPC、一瞬にして破壊は大爆笑。
#芸が細かいです。
ベストイレブンにはヒル魔は選ばれなかったのね~、残念。
でも一番残念なのはムサシもコジローも選ばれなかったんで、あの熱いキック対決はどこにいったんだ、みたいな(笑)。

■ブリーチ
隊長、副隊長格は霊圧を制限されているって条件をここで解放するわけですな。
#その条件に当てはまらない一角はその制限を受けてなかったってことなんですね。
ウム BLEACHは決めゴマが多くてカッコイイな。

■ムヒョとロージー
リリーが異常に怯えていたのはそういうことだったんですね~!!
ブイヨセン、個人的にこのネーミングとデザインはめっちゃ好みだわ。

■リボーン
種割れしたツナはえらいカッコイイですね。
超直感の能力まで内在しているなんて、まるでキラきゅんのようです(いや違います)。
つか、最後のコマは聖闘士星矢かと思ったよ。
つか、ほんとツナカッコよくなっちゃったなぁ。

■ネウロ
カラーのカレンダーから裏のカラー扉への転換、最高(笑)。
弥子ちゃん、似合うなぁ(しみじみ)。
ユキと兄ちゃんはまた別件で再登場希望です。

■もて王サーガ
大爆笑。
やばい、ヴァルキリーの名前が「疵(スカー)ルリーダ」の時点で笑いのスイッチが入ってしまいました。
スカル・リーダーと言えばロイ・フォッカー少佐、ヴァルキリーの角はもちろん4本、VF-1S!!
しかもちゃんとルリーダが全身大ゴマになったときにドクロのマーク入ってるよ(笑)。
#しかもそのシーンがリュークっぽくて更に笑える!!
ビキニアーマーはきっとヴァルキリーから派生して、ワルキューレ。
で、きっとワルキューレといえば、懐かしのワルキューレの冒険ってところではないか?
#あの時代のファミコンのキャラはアテナとか大体あんな感じだったと思う。
#なんか連想ゲームみたいな感じだ(笑)。
…そして、懐かしのファミコンネタ連発!!

けっきょく南極大冒険!!

ノスタルジー!!

…つか、こんなネタやってるからジャンプメインターゲット層から理解されないんじゃないか!!
でも僕はそんな大亜門先生が大好きです。

■宣伝
今年もネトラジ楽しみですね。
リアルタイムじゃ聞けないかもしれないんですが、応援してます。

■12月29日 22:00~01:00
らじお100%~いーのだ。ラジオ2~!!


■12月31日 22:00~04:00
スノウムレイディオ
コメント (10)   トラックバック (4)

ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 「選ばれた未来」 感想

2005-12-26 06:50:34 | ガンダムSEED DESTINY
個人的にはかなり満足度の高かった機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS「選ばれた未来」、これを観ながらやっぱり自分はガンダム好きなんだなぁと再認識してました。
ラクスの「Fields of hope」をバックに、たくさんの信号弾が宇宙に広がって停戦へとつながっていくシーンなんかは美しくて結構ぐっときましたね。

基本的には最終話部分を再構成+アフターエピソードを追加した形になっているんですが、MS戦、艦隊戦を描いたラストバトルについてはじっくり時間を取ってくれた分満足できましたし、何より個人的に引っかかっていた部分がいくつか解消される形になっていて(見直すことで解消することが出来たというのもあります)、自分の中でようやくこのDESTINYが完結した気がします。

細かい追加なんかも随所にあって、何気に満足しちゃっているんですが、個人的には3点気になっていた部分に対する自分なりの回答を貰えた気がしています。
小さく1点と大きく2点という感じなんですが、それだけで僕の中のDESTINYは着地できた、そう思えたのでやはりこの「選ばれた未来」を観ることが出来て良かったと思います。

■ギルバート・デュランダル
まず最初の小さな1点目なんですが、最初に最終話を観たときに「あれ、議長、大分あっさりと構えてるなぁ?」と感じた部分があったのですが、ここについて今回追加カット&台詞によって生の(感覚を持つ)議長を見ることが出来て納得感が出ました。
もちろんそれには冒頭のレイ、いや、ここはクルーゼとしての語りですね、アダムとイブの知恵の実のナレーションが効いていて、最終話中盤でタリアさんとの過去について思いを馳せながら、クルーゼとの問答をする、「知りたいからさ」という部分に落ちてくるところが何気に良かったですね。
そしてクルーゼのどうしても得られない、勝てないものもある「君は気に入らないかもしれないがね」という問答の答えに対して、


ああ、気に入らないねぇ

私はゴメンだ

君のように足掻くのも

負けるのも



と、タリアさんとの過去を背景にその言葉を語る議長が何気に人間っぽくて良かったんですよ。
特に負けるのも、の部分はタリアさんとのことが原因、言わば議長という人の今を作った根幹なんで、この部分はこれまでの感想を通じてずっと僕がこだわってきた部分だっただけに、実は議長も足掻くのも、負けるのも嫌だと言って、運命論者(遺伝子論者)でありながら、それに抗っているところが垣間見える部分として個人的に納得感が得られた部分でしたね。
ここを入れてくれたおかげで、ラストの銃口を構えあう部分がぐっと良くなった気がします。

■タリア・グラディス
上記の議長のポイントを受けて、ラストで銃口を構えあう(議長、キラ、レイ、タリア(+アスラン))部分について、時間が経って自分の中で消化できたのが2つ目のポイントでした。

相変わらず自分の中では母親としてのタリアさんの行動には納得できないんですが、それでも作中の意義として改めて自分の中で整理できたのは、あのシーンでタリアさんが議長の下に駆けつけたのは、あれは今回の僕の個人的解釈でいくと議長を殺しに行くためだったんだなと思うんです。

タリアさんはタリアさんで、こういう現状になってしまった、デスティニープランに至るまでの経緯、またそもそもの原因は自分にある、と彼女もまた気付いていた、だからミネルバを失った今、その幕を下ろしに行くのも自分しかいない、そう思って銃口を構えていたんじゃないかなと。

ゆえに、議長自身もそれを自覚していたからこそ、「撃ったのは君か?タリア」という言葉を返している。
つまるところ、議長もタリアさんになら撃たれても良かった、この幕を下ろしてくれるのがタリアさんならそれでも良かった、という風にも取れるんですね。

そしてタリアさん自身も、議長を道連れにするつもりで最初からこの場に臨んだとするならば、「この人の魂は私が連れて行く」の台詞にも改めて納得ができるのかもしれない、なんて思うんです。

最期の最期にタリアさんが皮肉を交えて「運命」という言葉を口にするシーン、それに対して議長も皮肉を分かった上で「やめてくれ」と返す、このシーンは最終話の感想でも思ったのですが、運命論者を口にしながらも、運命に抗おうとした議長、最期の最期に運命論を皮肉を交えて否定するという、やっぱり秀逸なシーンだったな、とここは改めて思いましたね。

■花
最後3つ目のポイントなんですが、僕の中のキーワードは「花」でした。
ここはアフターエピソードにあたる部分の話なんですが、個人的にここだけはずっとやって欲しいと思っていた部分が今回のアフターエピソードで昇華されていて、実はかなり満足してしまいました。

というか、オーブの慰霊記念碑の前での再び行われる会話、これだけはどうしてもやって欲しかったのです。

第8話「ジャンクション」で、このときシンとキラ・ラクスはまだお互いの存在を知らない、認識していない状態で出会い、こんな会話をしてるんですね。


誤魔化せないってことかも・・・、いくら綺麗に花が咲いても人はまた吹き飛ばす


これに対して第8話「ジャンクション」での感想でこんなことを思っていました。

再びシンと再会するとき、もしくは仲間ポジションに入るとき、ラクスに「それでもまた花を咲かせるのが人なのですわ」という台詞を思わず期待してしまうところです。
ひょっとしたらシンの一言がキラを動かすのではないかと思っていたりもするんです。
「誤魔化せない」だからこそ僕は再び立ち上がらなくてはならないのかもしれない・・・なんて感じで。
これで再度シンがあの海辺で出会った青年があのキラ・ヤマトであると認識して再会するシーンが堪らなく楽しみです。


ここに対して、アフターエピソードに入ったシーンで映ったのは戦乱で荒れ果てたオーブの慰霊記念碑のシーン。

きっとシンはこの場所が、自分の家族が一瞬で散ってしまった、自分の過去を奪われてしまったこの場所が、こんなちっぽけな慰霊碑というもので片付けられてしまうのが堪らなかったのかもしれません。
だからこの場所が嫌いだったのかもしれません。
でも、荒れ果ては記念碑を見て、「こんなのはもっと嫌だ」と。

そこにトリィとともに登場するキラとラクス。
アスランから改めて紹介されるキラ。
キラから手を差し伸べられ、過去のわだかまりを持ちながらも手を取るシン。
そこで、


いくら吹き飛ばされても

僕らはまた花を植えるよ

きっと



キラ、覚えていたんだ。
あのシーン、あの台詞。

ラクスがキラになっちゃいましたが(笑)、それでもこのシーン、この台詞をほぼ1年くらい待っていたわけで、個人的にはこのアフターエピソードが入ってくれたおかげで、もう僕の中のDESTINYはほぼ着地することができました。

実を言うと、本放送終了時点ではやはり自分の中でも拭えない部分というか、消化不良な部分がいくつかあって、見返したりするのを躊躇うこともあったんですが、自分の中で今ようやく消化することができました。

ここでアスランの「これが俺たちの戦いだ」と続くわけですが、ここがキラが議長に言った言葉のアンサーになっているわけで、その言葉を受けてシンが涙を流すシーンが僕の中ではボーナストラック的に良かったんですよ。

最終話の感想で、シンに対して「50話をかけてシン・アスカがたどり着いた先、着地点はスタート地点でした」と書いたのですが、それに対してもスタートに立つことで、自分を全ての始まりである「この場所」から受け入れることが出来た、そういう描写につながっていけたんじゃないかと思うんですね。

これまでは「終わらせる」ために戦ってきた、「終わらせる」ために破壊してきた、「終わらせる」に未来を摘み取ってしまおうとしていた、そういう戦いから、シン・アスカが本当にしたかったこと、スタート地点に立って、これまでを振り返って、改めて思うこと、それは未来を植えていく、摘み取られてもまた「明日」へつながる未来を植えていく、戦うというならば、そういう戦いが本来はしたかったんじゃないのか?と、それが胸にストレートに入ってきた答えがあの涙だったんじゃないかな、なんて思うんですよね。

あの握手を受け入れられた、そしてあの涙を流せたことが、これまで感情の、想いの方向性を間違えてきたシン・アスカという主人公の成長であるし、スタート地点なんじゃないかな、と。

これまでの戦いを経て、最終話でのステラとのイメージでの対話を経て、辿りついたゴールがスタート地点だったというのは、色々あったこの物語の中でも救いにはなったんじゃないか、そういう風に思います。


この感想も1年とちょっとやってきましたが、これにて僕の中のガンダムSEED DESTINYの物語は着地することができました。
これまでたくさんの人からコメントを頂き、いろんなお話しが出来て本当に楽しかったです。
ガンダム好きな皆様とお話ができて、僕自身も改めてガンダムが好きなんだなと改めて実感&楽しむことができました。

つか、このブログは今でもそうですが、皆さんのコメントに支えられてここまでやってこれたと言っても過言ではありません。
改めまして、ガンダム感想でお世話になった皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

機動戦士ガンダム SEED DESTINY DVD 第13巻(FINAL PLUS「選ばれた未来」も収録)
コメント (38)   トラックバック (26)

交響詩篇 エウレカセブン 第36話「ファンタジア」感想

2005-12-25 09:11:06 | エウレカセブン
ホランドの初恋の話、そして現在進行形のエウレカの初恋の話と、いずれもサーストン家を相手にした初恋エピソードを時を違えるようにして同時並行させる、という構成でしたね。
また、男同士の話は裸の付き合いで、女同士の話はお化粧を中心に、とこちらも対照的な構成でしたね。
個人的にはホランドの若かりし頃の経験にノスタルジーを感じつつ、この制作スタッフは最初から公言しているようにホランドに自分たちの姿を投影しているだけあって、ホランドの心情については物凄く細かく描写されていることを再認識しました。
つか、今のホランド、のぼせててもカッコいいよ。

あと、個人的な予想としては、恐らくエウレカの顔の傷はレントンに今回「大好きだよ」と言わせるためにあったと思うので、眉毛も復活したし、そろそろ治るんじゃないかなと。
レントンがエウレカの容姿や雰囲気に一目惚れしたのは間違いありませんが、ここまでのプロセスを経て、既にレントンは一目惚れ以上にエウレカに惚れちゃってるんで、ちょっとやそっとじゃ揺るがないよ、みたいなところが今回のポイントで、逆にエウレカはレントンのことを好きになっちゃったからレントンに喜んで欲しいと思ったわけで、こういう心理面での二人の距離感が縮まっているところや、互いを思う気持ちが逆のアプローチになってるあたりが、また今回の対照的なポイントだったんだと思います。
まあ、結局二人は危なっかしくもラブラブなんですが(笑)。
#ゆえにノルブ師の一言が気になりますね。

また、今回限りの特別演出だと思うんですが、吉田健一さんのHPで見たときから「ああ、これやってくれそう」と思っていたので、めっちゃ嬉しかったです。
スポンサークレジットの「エウレカサンタ!!」。
かわいいっす。
こういうちょっとした遊び演出をやってくれる制作スタッフが大好きです。

■初登場、ダイアンと現在に至るホランド
これまでずーとシルエットのみの登場だった重要キャラ、ダイアンが今回初登場となりましたね。
モノクロの映像の中で赤だけを鮮明に出す演出がまたホランド視点というか、ホランドの印象なんだろうけど微妙にエ○かったっす。
というのは置いといて(笑)、ダイアンは明確に事件やイベントがあって消えた、というわけではないんですねぇ。
なるほど。

これでホランドがこれまで必死にグレートウォールの先に行きたがっていたことや、レントンに対するこれまでの態度なんかも大分納得できるようになりました。

つか、先週のデューイとのしがらみや、ノルブ師から託されたもの、そして今回のダイアンと、ホランドが実は物凄くたくさんのものを背負い込んでいた、いろんなことをやらなくちゃいけなくて、そして急がないと全てがその手から零れ落ちていってしまう、ということがここに来てようやく分かってくる。
そう、つまり第2クールのホランドの態度の根本にあるところがここに来て一気に明かされてきていることに、その構成にびっくり。

DVDのライナーノーツで京田監督か佐藤大さんが言っていたと思うのですが、ホランドの「逃げ」を描くことが自分たちの「逃げない」を描く覚悟だ、と言っていた理由がここに来て色々と、そして徐々に分かってきたような気がします。
自分も30歳になりましたが、年々背負うものが増えて、色んなことをやらなくちゃならないし、逃げたくても逃げるわけにもいかない。
ホランドっていうのを通じて描きたいのは、意外と普通の男の人、背負っていかなくちゃいけない立場の人を描きたかったんじゃないかなとも思ったりしますね。

だからこそ、自分のやってきたことは変えられない、覚悟を持って「お前たちを守る」と言うホランド、「お前にだから託すんだ、レントン」というホランドはカッコよかったです。

と、脱線はこのあたりにして、ダイアンがどうなってしまったのか?どこに行ってしまったのか?それはグレートウォールの先?と、このあたりは物語終盤の舞台を指し示しているのかもしれませんね。
レントンとダイアン、ホランドとダイアンの物語も、最初から紡がれている物語だし、レントンは第1話で「何を信じたのか」ということを考えると、この物語がダイアンとそしてアドロックに戻ってこないといけないと思うんですね。
ゆえに、グレートウォールの先の話、ここがラストの帰着になるんじゃないかなぁ、なんて。

それにしてもダイアンの靴のエピソードは確か物語の最初の方でレントンから語られていたと思うので、それを今回の初デートのエピソードに絡めてくるとは、上手いとしか言いようがありませんね。

■現在進行形の初恋
今回のエピソードのもう一つのポイント、それがレントンの「大好きだ」だったんだと思います。
基本的にレントンがエウレカのことを好きなのは変わってないんでもちろん「大好き」なわけですが、それは最初に一目惚れしているからというのがあります。
けれども、これまでのプロセスを積み重ねてきたエウレカとレントンには一目惚れだけでは言い現すことができない、そういう関係性が構築されちゃってるんですよね。

だからこそ男視点のレントンからは、化粧とか、顔に傷が残っちゃってることとか、そういうのを関係無いところでエウレカのことを「大好き」なわけで、今回はそれをレントンの口から直接言わせることが大きなポイントになっていたと思うんですよね。

それに対して女の子視点のエウレカからは、これまで誰にも心を開けなかったエウレカが初めて経験する「恋」、そこはやっぱり女の子だから、自分の容姿にも気になっちゃう、好きな男の子に綺麗な自分を見てもらいたい、これもまた正常な感情で、つかエウレカが正常な感情を持ってきている、というのがここ数話でのポイントで、それがレントンが思っている部分とすれ違っちゃってる、というのが今回の盛り上がりどころ。

ゆえに、アプローチの仕方は違っても、やっぱり二人とも惹かれあってるのが確認できた、ここに収斂されるんですよね。

個人的な予想としては、この回をやるためにエウレカの傷は残していたと思うので、これが終了したということ、眉毛は書けばOKということ、そしてティプトリーおばさんから貰った液体が残っているということ、エウレカの最初の治療をした高僧が「ノルブ師のようには上手くいかない」と言ったこと、そしてノルブ師がこの船に乗っているということから考えて、ノルブ師の置き土産としてエウレカの傷は治るんじゃないかと、えらく自分に都合の良い予想を展開中(笑)。
#でもノルブ師の一言はめっちゃ気になりますけどね。

何気にギジェットが今回も良かったっす。

■身に覚えあり
今回ノスタルジーな感じになったのは、やっぱりホランド。
「サザンがいいか、タツローか」とかBGMを選んでるところや、極めつけは電話ですね。
僕が中・高生の頃は今みたいに携帯なかったから、彼女の家に電話するのはめっちゃ緊張したっすよ(笑)。
ポケベルが出たときは嬉しかったなぁ(しみじみ)。
#あの電話BOXの横にあるバイクはレントンのと同じデザインっぽいです。
#つか、レントンがホランドモデルにしたらしいです(DVD6巻のライナーノーツより)。
#あと今回の脚本の野村さんは作中恋愛担当らしいです(笑)。


交響詩篇エウレカセブン
DVD第6巻
2005/12/23発売
第19話~第22話を収録




コメント (27)   トラックバック (35)

舞-乙HiME 第12話 「仮面舞踏かい?」

2005-12-24 08:47:15 | 舞-乙HiME
ローマの休日な1日。
和やかに、和やかに流れていくかと思えば、やっぱり今後の焦点になってくる部分が明確になってきましたね~。
やっぱり「恋」と「使命」の間で揺れる乙HiME、てのがこの舞-乙HiMEの醍醐味ってことですか。
うーん、切ない予感満載ですな。
#やっぱり前作同様、心の準備はしておこう。

そして、おし、期待通り、巧海がほんとの王子様でした~。
#でも残念ながら晶くんは乙-HiMEというポジションではなかったですね。
#しかし生身で乙-HiMEとやりあうんですから、こちらもやっぱりさすが忍者。

晶くんが思わず巧海を呼び捨てにしちゃうシーンとか、必死になっちゃうシーンとか、ラスト付近のシーンとか、前作よりもストレートな晶くん、良いです(笑)。
#お姉ちゃんにやきもちを焼いているところもぐっどです。

■マシロちゃま
最初の夢部分から爆笑。
ナギがおねだりするあたりは予想できるだけに笑えますな。

で、本編では巧海とダブルローマの休日なんですが、この辺は上手いなぁ。
マシロも成長していかないと物語も進んでいかないので、このあたり「本当の」王女になっていくにあたって、市井の視点とかを巧海を使って目を向けさせるってのは上手いですね。

個人的にはアリカもそうなんですが、本当の王女は誰?みたいな話で展開しつつ、ラスト付近では、そういうのは関係ない、自分が正しいと信じる道を進むんだ、という展開を見せてくれると嬉しいなと思っているので、アリカにしろ、マシロにしろ、この辺の問題は物語中盤から終盤にかけて迷ってくれていいんじゃないかなぁ、なんて。

■高まる舞衣登場への布石
今回、お姉ちゃん、そして舞衣という名前も登場し、もうかなり舞衣が登場するまでのタメを煽ってますね~。
きっと舞衣が登場するときは、めっちゃ盛り上がるシーンになることは間違いないって感じですね。
楽しみ、楽しみ。

さて、舞衣のパートのほうは乙HiMEが持つ悲劇性というか悲恋性の部分、作品全体としてはここがテーマなところだとも思うんですが、「恋」と「使命」+「友情」あたりで思い悩む、それが国家の存亡を賭けての戦いになってしまう、という部分がクローズアップされそうですね。
その例として鴇羽舞衣のエピソードが語られる、という感じかな。
で、それを受けて、その状況を再現するかの如く、アカネちゃんとカズくんのエピソードが入ってくる、という感じですかね。

この辺を、やっぱり今作ヒロインであるアリカあたりが舞衣とダブルヒロインで、そういうしがらみを解き放つ!みたいなラストになってくと面白いかな。

アリカはこの辺で「友情」部分を受け持って、ニナとの対決(セルゲイのことも含めて)、みたいな展開がきっとあって、「恋」+「使命」+「友情」のバランスを舞衣あたりと受け持ってくれると嬉しいかも。
#つか、その途中はきっと辛~い展開になりそうなんで、覚悟は必要ですが。

■ニナの突っ込み
今回、一々笑ってしまったのがニナのアリカに対する突っ込み。
激しいよ(笑)。
しかも、だんだんコンボになってるし!

でも基本的にアリカが超・前向きヒロインなんで、上で挙げた「ホンモノ?ニセモノ?」のテーマや、「恋」+「使命」+「友情」のテーマも、型破りに突破してくれるんじゃないかな、と期待&応援です。

■次回予告
相変わらず、ナレーションは次回の予告なんかしてないんですが(笑)、視聴者もそれより、今回はどんなコントをしてくれるのか?を期待してます(多分)。
で、今回はツンデレな晶くんかよ(笑)。
でも、絵的にはアカネちゃん中心に悲恋な感じなんで、前作観てる人には、ぎゃー!!みたいなトラウマを引き起こされそうです。
ああ、今回は幸せになって欲しい、アカネちゃん。

舞-乙HiME DVD第1巻
コメント (8)   トラックバック (8)

蒼穹のファフナー RGIHT OF LEFT 主題歌「Peace of mind」

2005-12-23 17:03:44 | 蒼穹のファフナー
悲しみの夜も 喜びの朝も

私を見守ってくれた

ただ一言 「ありがとう」

伝えられないままで



蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT 主題歌「Peace of mind」より

この曲めっちゃ良いです。
ほんとに良いです。

これまで蒼穹のファフナーを観てきた方には是非とも聞いて頂きたい、個人的にはそう思える曲ですね。
#僕の趣味で行くと、angelaのこれまでの曲の中でも一番好きかもしれません。

これまで蒼穹のファフナーを観てきた方は、今回の「RIGHT OF LEFT」が本編の1年~半年前の話なので、今回の登場人物たちがどういう結末に辿り着いてしまうかは既に分かってしまっているんですよね。

だからこそこの曲が沁みます。

将陵僚 生駒祐未

既に設定公開されている二人のイメージ、性格設定だけでこの曲のイメージとシンクロしてくるんですよ。
これはもう反則です。


。・゜・(ノД`)・゜・。


つか、すみません。
これを聞いてる段階から既に泣けてきました。

将陵僚と生駒祐未の気持ちがこの曲であるならば、僕はこの1時間という短い物語の中でこの二人が未来への犠牲になったとしても、この曲の歌詞だけで救われるんじゃないか、そんな気すらしてきました。

「RIGHT OF LEFT」というエピソードが、僕たち蒼穹のファフナーファンに対するボーナストラック的な位置づけにあるんじゃないかと、個人的には思っているのですが、その締めくくりとしてこの「Peace of mind」が位置づけられるのであれば、とても温かい気持ちでこの物語を振り返ることが出来そうな気がします。

イメージソングである「DEAD SET」が激しく切ない曲調で、そのジャケットが総士と蔵前で、近い将来の戦いを暗示させるように、今回の主題歌「Peace of mind」はそのジャケットのように将陵僚と生駒祐未を祝福している、そんな感じです。

「Peace of mind」がエンディングでかかったならば、きっと泣いてしまうんだろうなぁ。
蒼穹のファフナーファンの方にはお勧めの1曲だと思いますよ。
つか、これが作中でかかったら一緒に泣いてください(笑)。

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT 主題歌「Peace of mind」


蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT イメージソング「DEAD SET」
コメント (10)

らじお100%~いーのだ。ラジオ2~!!

2005-12-23 01:04:13 | Weblog
ジャンプ感想を取り扱われている感想サイトの中でも、仲良くさせて頂いている方々が年末にかけてネットラジオを企画されてるんですよね。
こないだ、うちでも紹介記事を書いたことも自分の記憶に新しいのですが、有無のムーさんとSnow SwallowのYukimiさんが企画されている「スノウムレイディオ」これも非常に楽しみなんですよ。

で、ここにまた輪をかけて楽しみな企画が立ち上がってるんですよ。
そう、夏に素晴らしいネットラジオを企画してくれたあの「マンガがあればいーのだ。」のたかすぃさんが、またまたやってくれるんです!!

らじお100%~いーのだ。ラジオ2~!!


つか、あいかわらずこのバナーめっちゃ可愛いです。

放送予定日は

12月29日(木) 22:00~01:00

の3時間放送ということですが、あの夏のたかすぃさんを考えると、きっと延長してくれるに違いありません(笑)。

色々と企画を検討中?のたかすぃさんですが、その一助になるべくアンケートフォームもありますので、ご興味のある方、またマンガが好きな方、是非とも1票ご協力頂ければ、きっとたかすぃさんが素敵な「愛」を語ってくれることまちがいありますん(どっちやねん)。

リアルタイムで聴けるかどうかは微妙ですが、可能だったらまた掲示板でたかすぃさんを応援したいと思います。
#この掲示板のインタラクティブ感がかなり面白いんですよ~。
#当日皆さんも思い切って書き込んでみては如何でしょうか?

では、たかすぃさん、今回も応援してますよ~!!
コメント (4)