蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

むしろ確信に近い

2006-05-31 01:12:17 | Weblog
ここ数日、というかここ数ヶ月ずっと忙しく、朝会社に行ったらもう23時かよ、みたいな生活してます、みなさんこんにちは。

チームメンバーも増強・増員してもらったんですが、案件増加数(問題増加数とも言う)の方が多いらしく、みんなで「追いつかねー!!」状態です。
今のチームは基本的に30代前半メンバーで固めてあるので、かなりパワフルでチーム自体は楽しいのですが、それでも追いつかない、そんな状況。
一人で複数のプロジェクト担当するのも仕方ないけど、さすがに限界だなぁ…。

つか、最近社内にしろ、お客様にしろ、開発パートナーさんにしろ、打ち合わせをしていて思ったのが、出てくる中心メンバーが同年代なんですよね。
#もちろん判断を仰ぐ上司なんかはもっと年上ですが。

ああ、なんか自分、年取ったかも(笑)と思う瞬間でした。

やっぱり自分が入社した頃って、当然の如くみんな先輩は年上で、今は自分もそうだけど、みんなそういうポジションにきちゃったのね、なんて思っちゃいました。
自分がPM張るってことは、相手も同年代でPM張るんですよね。

同年代同士で仕事できるって結構楽しみですね。

* * *

さて、そんな僕のチームも最近メンバーを増員してもらって、僕より2つ年上の先輩と二人でビジネススキームを作っていくことになったんですが、人が増えれば案件も増えるわけで、いつも二人で24時近くまで残ってます。

必然的に一緒に帰る機会も多くて、帰りながらも仕事の話なんかをしてるわけですね。

で、ある月曜日(いや、昨日か)、会社から駅まで歩きながら、それまで二人とも仕事の話をしていたんですが、ふとキオスクの前で立ち止まって二人ともおもむろに財布を取り出して、

「ジャンプ」
「ジャンプ」

と言った瞬間、僕も先輩も「ああ、このチームは上手くいくに違いない」と確信したのでした。
#いや、普通の人は「駄目だ、このチーム!!」と思うに違いないよ!!

二人とも30代前半であることはこの際忘れて頂きたい。
つか、忘れて!!
つか、忘れたい(僕が)。

交響詩篇 エウレカセブン コミックス版 第4巻

2006-05-27 23:18:13 | エウレカセブン
間違えて『交響詩篇エウレカセブン』のコミックス第3巻を2冊購入したことは記憶に新しいのですが(ちなみに3巻を買わないと、と思っていたのは小説のほうでした)、本命はこちら、コミックス第4巻でした。


交響詩篇エウレカセブン コミックス第4巻


コミックス版第3巻が出たときの感想にも書いたのですが、コミックス版のエウレカセブンは第2巻の途中あたりからコミックス独自の展開をみせるようになっており、それが第3巻でやってくれた!!という感じで花開いた感じがあったのですが、もうこの第4巻もTV版本編とは全く別物として楽しむことができること請け合いです。

これはこれで十分面白い!!

TV版本編の楽しみ方は各所に張られた伏線や織り交ぜられたテーマを繊細に解きほぐすみたいなところがあって、それがまた二度・三度美味しい、みたいな感じだったんですが、このコミックス版はとにかくストレート。熱いね。

そのストレートさが解りやすくて、楽しみやすい。

TV版本編が好きだった方には是非ともこのコミックス版もあわせてお楽しみくださいませ。

もうラスト付近で「あの」キャラが出てくるなんて想像もしていなかったし、今後もどういう展開見せてくれるかほんと楽しみです。
#おまけ漫画ももちもん好きです(笑)。

本編とは全く違う、とはいえ、おおきなライン、エウレカセブンの世界で言えば、レイ・ラインばりのぶっとい流れは同じくして、それを違う視点や展開で描くのがこのコミックス版。だから大事なところな外してない。

だから、あのエウレカが第41話「アクペリエンス・3」で語った、


これは私が今まで生きた来たことの証だから


。・゜・(ノД`)・゜・。


このシーンをコミックス版で読んだときにも

。・゜・(ノД`)・゜・。

こんな感じになりました。

いやー、あのシーンはやっぱり良いなぁ。

ということで、本放送は終わっても、まだまだ楽しんでいるエウレカセブン。
小説版もこれまた本放送、コミックス版とはまた全く違うエウレカセブンが展開されています。
さて、みなさんはどのエウレカセブンが好きですか?

僕は全部好きです。

交響詩篇エウレカセブン 小説版 第3巻


交響詩篇エウレカセブン DVD 第11巻
303「デビルフィッシュ」カッコよすぎ!!
第4クール突入のDVD11巻。
OP映像は何度見ても感動です。

後戻りはもうできない

2006-05-26 01:37:37 | アニメ 感想
病み上がりで会社に行くと、会う人会う人に「痩せましたね、つか、やつれましたね」とか「白くなりましたね」と言われますが、別にダイエットしたわけでも美白したわけでもありません(挨拶)。
皆さん健康にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

* * *

アニメ版「ひぐらしのく頃に」も来週から「祟殺し編」に入るわけで、めっちゃスピード早いな!!と思うわけですが、アニメ版は上手いことヴィジュアル面で怖さを掻き立てる作りとスピード感で、きちんと媒体の違いを活かしてるんじゃないかなと。

あれがまた、読むとまた違った怖さがあってね。
夜中に読んでたり、ひぐらしがほんとにないてたりすると、もう心臓に悪くて(笑)。

でも、ほんとに怖いの(怖さの本質)は別のところにあるんですけどね。

さて、今週の「綿流し編」のラスト部分は衝撃的だったと思いますが、僕なりのお勧めは今回の録画はちょっと後まで取って置いたほうが良いかも、です。
何故か?というのは無粋になるのでやめておきましょう。
くけけけけけけけけけけ。

ちなみに僕は「綿流し編」を読んだときは全く解ってませんでした(ということに後から気付かされました)。

時間があればまた「鬼隠し編」から読み直したいところですが、さすがに時間が確保できません。
そういう意味でアニメ版を観てから原作を読むという方が改めてじっくりと読めるのかもしれないですね。

* * *

藤岡ハルヒの方(桜蘭高校ホスト部)、時間がズレてたよ!!
ズレるの見越して時間とっといたんだけど、何故か10分短かったの…orz。

既にやられていたんだ

2006-05-25 01:57:55 | コミックス 感想
丁度、風邪をひいてダウンする直前の出来事でした。

書店にて、何かの3巻を購入しないといけないな、と思っていたのですが、はっきりと何の3巻か思い出せず、はて何だったか?と思いつつ購入したのがこれ。

交響詩篇エウレカセブン コミックス第3巻


そのほか気になる何点かを購入して家に。

で、第3巻を一通り読み終わり、おお、コミックス版も展開違ってて面白いなぁとか思いながら、本棚にとりあえず置こうとしたそのとき。


あ、これ2冊目だった……。


ということに、読み終わってまだ気が付かず、現物を見て思い出す始末。

……既にこの時点で頭やられてたんだ……orz。

多分、ほんとに買おうと思っていたのはこっちだったんだ。

仮面のメイドガイ 第3巻


ああ、そうか、僕はコガラシさんに会いたかったのね。
そっか、そっか。

……やっぱりいつの間にか頭やられてたんだ、メイドガイボイスに(笑)。

* * *

エウレカセブンのコミックスを並べて気が付いたことはもう一つあって、第1巻は特装版と通常版とあわせて2冊持ってたんだということ。
これも忘れてた。

ということは第1巻2冊、第2巻1冊、第3巻2冊。

ああ、第2巻をもう1冊買えばいいんだ、とナチュラルに思ったのはナイショです。

交響詩篇エウレカセブン DVD 第11巻
こっちは忘れないように予約済み。
303「デビルフィッシュ」カッコよすぎ!!
第4クール突入のDVD11巻。
OP映像は何度見ても感動です。

それ以外のどこでもない

2006-05-23 23:01:01 | アニメ 感想
本日は一応予定はしていたのですが、本来の意味と違う意味で会社をお休み。
今回の風邪は回復までに4日もかかってしまったわけですが、色んな意味で休養が必要だったのかも、です。
よいリハビリになりました。

さて、本来は何で休む予定だったかと言うと、娘の幼稚園イベントがあり、奥さんがそれに参加するために、子燕。の世話を仰せつかる、というのが本来の予定でした。
まあ、結局休むことには変わりないので、丁度良かったと言えば丁度良かったんですね。

まあ、考えてみると一人目のとき(娘のとき)は生後2ヶ月くらいの赤ちゃんを自分ひとりで1日近く面倒みるなんて恐ろしくて出来なかったんですが(笑)、二人目ともなると不思議と慣れたもので、面倒とすら思わなくなってる自分にビックリですね。
やっぱり一人目のときは、親になった!!とはいえ、親として初めて体験することばかりなので、どこか右往左往してる感じがありましたが、慣れとは恐ろしいもので、泣いてても、へいへい、ちょっと待ってな~、くらいの感じで焦りもなく、抱っこして遊んでやったり、ミルク飲ませて寝かしつけたりと、平穏なものでした。
#さすがに病み上がりだから長時間抱っことかは厳しかったですけどね。

いくぶん一人目よりも雑な扱いになってる気はするけど、気のせいだなきっと。たぶん。うん、そうに違いない。
#こうやって二人目はたくましく育つんだなぁ~と実感してます(えー、気のせいじゃないじゃん)。

* * *

さて、子燕。が寝てしまえばこっちの時間、ということで掃除やら洗濯やらを済ました後は、静養を兼ねてソファに寝るとみせかけ(誰に?)、撮り溜めた深夜アニメを消化、消化、なんて感じで、今回はこの2本を。

『BLACK LAGOON』と『ウィッチブレイド』。

■BLACK LAGOON
今回は潜水艦の一件以来、険悪な雰囲気だったロックとレヴィが仲直りするまでを描いたエピソードなんですけど、ここ、原作でも大好きなシーンで(今勢いで2巻まで原作を購入しました)、何度も読み返したシーンなんですよねぇ。

特にラストシーン。


……なあ……ロック。
一つだけだ、それを聞いたら面倒はねえ。

お前、

どっちの側にいたいんだ?


俺は……

俺が立っているところにいる。
それ以外のどこでもない。



うーん、カッコいい。
ここだけ読んだ人はさっぱり分からんって感じだと思うんですが、ここまでのシーンまでに色々と意味があって、ここにたどり着いてこの台詞。
ゆえにカッコいいんですね。

この後、タバコに火をつけるシーンがあるんですが、あれがまるでタバコ越しのキスシーンのようで、この作品に似合ってるっつーか、やっぱカッコいいよね。

もともとアクションシーンが派手な漫画なんで、アニメ版はそれが文句なく動きまくってて、マッドハウスすげー!!とか思っちゃいますね。
つか、ほんと声優さんたちも名演技のオンパレードで、ダッチは最高ですね。
レヴィ役の豊口めぐみさんのドスの効いた脅しなんかも最高で、さすが白薔薇様って感じです(いや、使い方違う!!)。

■ウィッチブレイド
盛り上がりには欠けてる感じがあるんですが、それでも個人的にはちょびっと注目しているウィッチブレイド。
やっぱりこれは、女性脚本家の小林靖子さんに期待している、というか、女性ならではの視点で描いてくれることを楽しみにしています。

例えば今回でいくと、大きな力はそれだけで人間を惹きつける、という言葉に対して、


それって男の理屈でしょ?


というシーンがあったり、これからも女性、もしくは母親視点が観れてくると面白いかな、なんて思います。

色々と人物的にも状況的にも伏線が貼られてきてますが、今回一番大きかったのは、クローンブレイドが崩壊した=それはウィッチブレイドにも訪れる可能性がある悲劇であり、その攻撃性で身を滅ぼすか、それともリコを鍵として母性が攻撃性を凌駕するか、母親としての子供への愛が憎しみを凌駕していくかどうか、このあたりが物語の核になるんじゃないかと現時点で予想。

また、玲奈が大震災時に抱えていた赤ん坊らしきおくるみは、リコである可能性も有りだよね?
つまり、鷹山と玲奈の間に子供が出来、それが遠因もしくは原因で玲奈はウィッチブレイドを持って逃走を図ったとか?
で、大震災が発生。
リコの年齢が6~7才だとするとつじつまもあいそうだし、それをその大震災でウィッチブレイドに選ばれた雅音が育てた。

とすると、前回、今回で貼られてきた人物関係の伏線についてもある程度納得がいくかな、個人的に。

となるとやはり、最終的にはリコと雅音の親子の物語になって、母親としての子供への愛が憎しみを凌駕していくかどうか、こういうのがポイントになると僕個人としては非常に面白いなと思います。

うーん、リハビリ中なんでこの辺にしておこうかな(笑)。

ようやく

2006-05-22 21:19:34 | Weblog
この丸3日間、ほぼ完全ダウンしておりました。
いやー、辛かった、辛かった。
つか、ほぼ3日間、仕事も家事もほぼしなかったのっていつ以来だ?というくらいこんなに休んだ記憶がありません。

クウラさんから「燕。ちゃん(圭ちゃん)、明日…会社(学校)休んじゃ…イヤだよ?」というネタ振りをされていたのにも関わらず、本日は打ち合わせを4本もキャンセルするという事態へ。
ぬー、オヤシロサマが怖いです。
#いや、ちゃんと電話とメールで指示だけは出してるんですけどね。

つか、ひぐらしのく頃にを観た翌朝に、どこで覚えたか娘が、


ごめんなさい、ごめなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、


笑顔で連呼するのは、マジでお父さん怖いからやめてくれ(ぎゃー)。
#幼稚園で流行ってたらどうしよう(笑)。

* * *

普段あまりお医者さんには行かない僕も、さすがに今日はまずい、と思い診察を受けることに。

娘が連休中、その後も熱を出したし、ヘルパンギーナがうつったかな?(いや大人にはほぼうつりませんから)とか、ウィルス性の流行ってるやつかな、と思っていたら診察結果は、


そういうのじゃなくて、普通に風邪です。
つか、あんた無理しすぎだよ。


だそうです(なんじゃそりゃ)。

年が明けた1月あたりから、仕事の内容・質が変化して、ついでにボリュームも大幅増になって、そのままこの5月まで突っ走ってきて、休日は子育てと、まさに休む間もなくここまで来たのですが、さすがに精神的にもきついな~、と思い、メンバーも増えたし、上司と仕事の配分を考えていた矢先の出来事だったんですね。

きっと、精神がやられる前に、体が勝手に悲鳴を上げてくれたわけです。
つか、人間の体ってよくできてるな~。

おかげで、この3日間、殆ど寝たきり状態で、あまりにしんどいものだから、仕事のことも、家事・育児(はちょっと手伝いながら)ほぼ考えることもできず、意外と強制リフレッシュがかかった感じです。
#そういう意味でようやくキーボードが打てるようになりました。

明日は明日で、もともと娘の幼稚園イベントがあるので、僕が子守で休む予定を入れていたので、実質4連休。
GWは家事・育児で全く休んだ気がしなかったので、皮肉なものですが、ようやく一息入れられたのかもしれません。

さて、明日、うーん、明後日くらいかな、リフレッシュして頑張りたいと思います。

病床で何をやっていたかと言うと、動けないので読書のみ。
ということで、この機に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』も読了。
ネタバレなしの感想を書くかも、しれません。
今回のは前の4巻、5巻よりも僕は面白かったと思いますよ。
しかも次の巻で最終巻、楽しみなような、寂しいような、そんな感じですね。

この時期、意外と風邪が流行っていて、僕の場合は、喉がめっちゃいたくなって、全身だる~くなるという症状だったんですが、咽頭系の風邪が流行っているっぽいのでご注意を。
#僕の周囲だけかもしれませんが。

あと、お子さんがいるあたりだと、水疱瘡ですね。時期的に。
ちなみに、水疱瘡が子供のときに一度なると、もうならないと思っていても、大人は帯状疱疹になるのでご注意を。
これは同じウィルスが原因なんですね。
#実はそれも娘が一昨年水疱瘡になって初めて知ったのですが(笑)。
#私信:和井さん、大丈夫ですか~?

抵抗力が落ちると風邪も引きやすいので、皆さんお気をつけくださいませ。

そんなつもりじゃなかったんです

2006-05-20 01:18:22 | Weblog
うーん、ついにダウン。
年が明けた1月からほぼ全速力で仕事してきたのですが、そろそろガス欠か?と言う感じで風邪引きました。
さすがに壊れそうです、心が(えー)。
#いや、だからその前に体が悲鳴をあげたのかも。

とはいえ、どうしても外せない打ち合わせとどうしても外せない送別会が入っていたので、本日は午後から出社でございました。

自分の仕事の師匠の送別会だったんですが、まだまだ仕事でも会うことがあるので、今後もよろしくお願いします、みたいな感じで大いに盛り上がりました。

しかしですね、ひとつ残念なことがあって、2次会が僕の人生初のオカ○バーに行く予定だったのですが、さすがに途中から存在していることが立っていることが怪しくなってきたので、断腸の思い出2次会は断念。
ぬあー、行ってみたかったです。

* * *

そんなふらふらになりながらも、一応通勤時間は読書の時間と決めているので、懲りずに読んでいたわけですが、さすがに弱っているのか、本が重く感じます。


ハリー・ポッターと謎のプリンス』。


……、いやそれ弱って無くても重いから!!

とりあえず、現在は上巻まで読了。
ここまでで何か書くのも無粋になりそうなので、今日は感想はナイショということで。

* * *

午前中はさすがにへばっていたので寝ていたのですが、そういうときってちょっと普段と違いますよね、光景とか。

一番違っていたのは、普段僕が家に居ない時間帯の奥さんと子燕。の過ごした方でした。

娘が幼稚園に行っている間、普段は奥さんと子燕。の二人なんですが、これが良く話しかけているんですね。

僕がいる土日はこんなにしゃべってないのですが、良く話しかけてるね~、なんて言うと、娘が家にいるときはやっぱり娘がやきもちやいちゃうでしょ、だからだよ、というわけです。

うんうん、なるほど。
これってやっぱり第二子が生まれると通る道なんだろうなぁ~、なんて寝ながら思ってました。

つか、僕への扱いはなんら変わらんけどな(笑)。

* * *

今週の太臓をスルーするつもりは無かったんです!!
ただちょっと仕事に追われて忘れてただけで(ってそれをスルーって言うんだよ!!)。
つか、まさかエウレカネタを持ってくるとは!!
>クウラさん、ゴメン(笑)。

ハリー・ポッターと謎のプリンス 上下巻セット

つまり記憶というものは

2006-05-19 00:52:15 | エウレカセブン
音楽とか映画とかその中身がっていうよりもその時の記憶って言うかさ、

その時の人と人との関係を思い出すことが多いだろ?


そう、つまり記憶というものは決してそれ単体で存在せず、

それを取り巻く環境に支配されているというわけだ




ではもし、その「環境」とやらが自分の思い込みに過ぎなかったらどうだろう?

昆虫が殻を脱ぎ捨てように「環境」が変容したとき、

我々の記憶と我々自身もまた変わらざるを得ないのではないか?




最初の言葉は、このブログでも何度か引用した交響詩篇エウレカセブンの第1話「ブルーマンデー」でストナーが語った最初の台詞。

そして、その次の引用は、『交響詩篇エウレカセブン COMPLETE BEST』のブックレットの収録されているストーリダイジェストの最初の言葉。


そう、この交響詩篇エウレカセブンの第4クールで明かされる、この惑星の秘密、それは実は最も最初の台詞の中に既に予言されていたんですね。

* * *

『金枝篇』をエウレカセブンの本編で取り上げた大きな理由としては2つあるのかな、と思っていて、1つは「王殺し」のエピソードを使いたかった。
もう1つは「地獄の黙示録」が好きだったから、じゃないかと思っているのですが(後者は半分冗談ですけど(笑))、もうひとつくらいあっても良いのではないか?なんてことを感がえました。

最近、『ダ・ヴィンチ・コード』を読んだり、アニメ版の『ひぐらしのく頃に』を見たり(もちろん原作を思い出したり)してるうちに、何故この交響詩篇エウレカセブンでは『金枝篇』を取り上げたのだろう、と改めて考えたときに、このブックレットの最初の言葉、この言葉とそのもやもやが、いきなり結びついてこんな妄想を生み出しました。

『金枝篇』の本当のテーマって、単に「王殺し」をベースに民俗学、神話学を論理的に解明するだけじゃなくって、それは宗教にも言及していて、宗教の成り立ちを遠まわしに解明していた、そこに本当のテーマがあったんじゃないか?

つまり、信じていたものが角度を変えてみたら実は全く違って見えた、自分を取り巻く「環境」が実は全く異なっているものだとしたら?そのとき僕らはどうなるんだろう?そういうことを『金枝篇』を使って、実はこのエウレカセブンの世界観に、ストーリー展開に遠まわしに暗示していたとしたら?

……てな、妄想です(笑)。
いやー、最近疲れてるんで、妄想もより突飛になってきましたよ(ぎゃー)。

* * *

『金枝篇』がどういう意図で使われたのか?これについては前述の1つめは間違いないとして、それ以外がどうなのかは今となっては分かりませんが、ストナーの最初の台詞だけは、やっぱり「日常と非日常の転換」というか、アイデンティティーロストに近い衝撃(9・11はそれに近いかもしれないなぁ)を作中冒頭も冒頭から暗示していたんだなぁ、とこんなに時間が経って感じ入ってたりして。

エウレカセブンの作中で登場したグレッグ・ベア・イーガンは、もちろん、SF作家のグレッグ・イーガンとグレッグ・ベアをリスペクトしてのネーミングだったんですが、その中でも「クダンの限界」についてはグレッグ・ベアの『ブラッド・ミュージック』が元ネタであることはコンプリートベストのブックレットにも記載されているところです。

もうひとつ、グレッグ・イーガンの作品、サントラ2の曲名にも使われた『祈りの海』という短編作品では、まさにスカブ=かさぶたがはがれた大地が現出したのと同じくらいのアイデンティティー・ロストに見舞われるわけで、それまで信じてきたもの、というのが一気に剥がれる、まさに「環境」が変容したとき、我々の記憶と我々自身もまた変わらざるを得ないのではないか?というのと同じくらいの衝撃を持って描かれているわけです。

つまり、最初の最初からこれらは全て狙ってあの第4クールへ収束していったんですね。
ああ、やっぱり面白い。

余談ですが、『ひぐらしのく頃に』についても、あれは物理的な怖さよりも、どうしてああなってしまっていくのか?それが全く違う角度でみたらどうるのか?自分が信じていた世界と、実は見えていなかった世界、勘違いや嘘、そしてその連鎖こそが『ひぐらしのく頃に』で本当に描かれる怖さだと思うんですね。

そう、このまさに、「環境」が変容したとき、我々の記憶と我々自身もまた変わらざるを得ないのではないか?というのが面白いところなんですね。

* * *

しかしながら、僕らが最終話で、否、第4クールで目にしたレントンとエウレカの姿。この二人の姿は、「環境」自体が変容しようとも、たとえエウレカに羽が生えて決定的に人と違うことを見せつけられても、レントンはエウレカを「綺麗だ」と言い、自分が生まれ育ったこの星を好きだと言う。


「環境」が変容したとき、我々の記憶と我々自身もまた変わらざるを得ないのではないか?


この最初の最初に出された問いに対して、エウレカとレントンが1年掛けて出した答え、それはもう皆さんご存知の通り。

あの月のハートマーク(笑)。

そう、変わったんだけど、変わってない。
むしろあの二人はより笑顔になった。

それが答え。

うん、やっぱりエウレカセブンは面白かった。
またこんな作品に出会えることを、心から待ち望んでいます。

交響詩篇エウレカセブン COMPLETE BEST(DVD付)


交響詩篇エウレカセブン DVD 第11巻
ぬあ、この303「デビルフィッシュ」カッコよすぎ!!
第4クール突入のDVD11巻。
OP映像は何度見ても感動です。

無駄に、そしてナチュラルに凄いよね

2006-05-17 01:17:55 | アニメ 感想
アル晴レタ日ノ事~、魔法以上のユカイが~♪


ようやく娘の熱も下がり、明日からは幼稚園にも行けるかな~というところまで回復したので、久々の更新です(笑)。
#『ハレ晴レユカイ』は「まだ」買ってません(買う予定ってことかよ!!)。

いやー、仕事から帰ってきても子燕。は3時間おきに起きるので、中々自分の時間を確保することができないのですが、これに生活リズムが出てくるまでにはまだもう少し時間がかかるんですね。
そういう意味で、今期は深夜番組に個人的に気になるオリジナル作品が今のところひっかかってこない、という状況はひょっとすると良いことなのか?なんて思っちゃいますね。

つまるところ、子育てに専念しろってことですね!!
ええ、ここは育児ブログですから(大嘘)。

* * *

さて、オリジナルはさておき(えー、置いとくのかよ)、今期はその分原作付きが本当に面白いと思います。


Wハルヒの「桜蘭高校ホスト部」も面白いし、もちろんこの記事の冒頭を読んでも分かってしまうように「涼宮ハルヒの憂鬱」がやっぱり面白いっす。
もうさすがに、次回予告でハルヒが必ず話数を間違える理由については皆さんお気付きのことと思いますが、無駄に無駄に仕掛けが凝ってます。
無駄に凄いってほんと素晴らしい。
つか、ミステリー編やって、その後に後編をやらないとか、ほんと素敵過ぎる。
これは原作読まずに観ている方が僕は羨ましかったりしますよ、ほんとに。
ここまで無駄に混乱させられたらさぞ楽しかろう、みたいな(褒め言葉です)。

つか、『涼宮ハルヒの憤慨』が売ってねー!!
発売から大分経ったし、もう大丈夫だろと思っていた僕が甘かった…orz。



「ひぐらしのく頃に」も「綿流し編」に入って、絶好調と言う感じですね。先を知ってても怖い、怖い。
今思い出しても「綿流し編」が個人的には一番なんつーか、怖かったというか、辛かったというか、やっぱり負い目が最期までつきまとうってのはイヤー!!な感じなんですよね。くけけけけけけけけけけけ(いかん、いかん)。

あ、そうそう、アニメ版「ひぐらしのく頃に」がバンダイチャネルで無料ネット配信が始まったみたいなんで、これであなたも見ないわけにはいきませんね(笑)。
#ちなみに本編の「鬼隠し編」はフリーダウンロードできるので、ご興味のある方は是非。

まあ、この辺まではちらちらと書いてきたところなのですが、今回はこれにプラスしてあと2作品。

「BLACKLAGOON」と「ウィッチブレイド」。

意外なところに共通点があるのですが、それは後でにするとして、この二つ、特に「BLACKLAGOON」が結構面白いんですね。
すっごい良く動くんですよ。迫力あるし。
もう、何も考えずにアクション楽しんでます。

つか、勢いで本日コミックス版の第1巻購入。
アニメ見てるからさらに面白さ加速!!みたいな。
ああ、続きが気になる。

これ、キャスティングがすっごく良いんですよ。ほんとバッチリ。
レヴィやダッチはもう完璧ですね。
つか、みんな上手い。
#ひぐらしもそうですが、声優さんが上手いとそれだけで作品が面白くなりますね。

もう、レヴィ=豊口めぐみさんが、

「ぶっ殺す!!」

みたいな感じで、ナチュラルに演じてるのが凄いっす。

OPもカッコいいよ!!
公式HPでOP曲の雰囲気だけでも掴めますよ~。

次に、今のところおとなしい感じなんですが、ひょっとするとこの後どうなるかな?と思わせるのが「ウィッチブレイド」。
今のところ比較的おとなしく動いているのですが、徐々に人物関係の伏線が公開されてきている&きっと親子の物語に繋がっていくと思われるので、後半の盛り上がりに密かに期待しております。
#たぶん何より小林靖子さんの脚本に期待しているのでした。

また、雅音=能登麻美子さんが、

「ぶっ殺す!!」

みたいな感じで、ナチュラルに演じてるのが凄いっす。


……つか、豊口めぐみさんと能登麻美子さんといえば、白薔薇姉妹じゃないかぁ!!


と、やっぱり声優さんって凄いなと、しみじみ思う今日この頃でした。

いやー、まあ、基本的に全部原作付きなんですけど、今期は面白いのが揃ってるなぁなんて思いますよ。

いやもう、ほんと『ハレ晴レユカイ』な気分ですよ(ってどんな気分だよ!)。

涼宮ハルヒの憂鬱EDテーマ『ハレ晴レユカイ』


進化プロセス

2006-05-14 00:02:22 | Weblog
先日、GW中に娘が熱を出していたのは記憶に新しいところなのですが、本日、また発熱中であります。

病院に連れて行くと、先生からは「ああ、これはヘルパンギーナですね」と言われたわけです。
子育てのご経験がある方にはお馴染みな名称なのかもしれないですね。

今でこそ、「ああ、ヘルパンギーナか」と思えるのですが、2年くらい前かな、初めて聞いたときには「何じゃそりゃ!!」と思ったものです。

簡単に言うと「夏かぜ」の一種なんですね~。

つか、自分が子供の頃、そんな呼び名は知らんかったっすよ。

ということで、再びこの土日は子育てと看病モード突入でございます。


どうもお医者さんが言うには、潜伏期間は3日程度らしく、3日前って娘は何してたかな~?と考えると、春の遠足で動物園に行っていたんですね。
うん、なるほど、貰ってくるにはぴったりの人混みだ(笑)。

幼稚園に入ると、まあ週替わりで何かしら風邪を引くようになるのかもなぁ、なんて思っていたら、ご近所の方も同じことを仰ってましたね。

これも人として、徐々に免疫を付けて育っていくプロセスなんだろうな、と実感しております。

まあ、あれです、娘にガンダムとか見せて、徐々に免疫を作っていくのと同じですね(いや、全然違うし!!)。
#つか、何の免疫だよ!!

ちなみに子燕。の方は、母親からの免疫が効いている期間なのですこぶる元気です(笑)。
これがまた、免疫の切れる生後半年くらいになると、いきなり風邪ひくんだよな~。

ということで、ちょっとまたPCの前に座る時間を確保するのが難しく、世の中『ハレ晴レユカイ』祭りになってて、それに僕も参加したいよ、とか思っているのですが、どうやら思っているだけで終わりそうです(つか、そんなこと考えないで家事とか看病とかしろ、自分)。

あ、そうか、いっそのこと、このブログを子育て育児ブログにしちゃえばいいんだ(えー)。
#……んー、育児カテゴリとか作るか(ってまだ言ってるのかよ)。

涼宮ハルヒの憂鬱EDテーマ『ハレ晴レユカイ』