蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

エウレカセブンAO 第2話「コール・イット・ホワット・ユー・ウォント」感想

2012-04-27 00:05:19 | エウレカセブンAO
いやー、面白いですね~、エウレカセブンAO。

とにかく訳が分からない状態から始まる戦闘シーンは迫力満点で、こんなアクションを待ってましたと言わんばかりの納得のニルヴァーシュの動きでした。

この先に何があるのか、何が起こるのか全く予想できない、そんな状態こそがオリジナルアニメーションの面白さ、これを待っていた感があるんですよね。
いやー、楽しい。

既に次回が待ち遠しい。


それにしてもアオは繊細ですね。良い意味で。

アオの髪の色はエウレカの髪の色に変化するんだけれども、これは本来のアオの髪の色なわけで、ニルヴァーシュに乗ることで本来のアオの髪の色=本来の自分を解放したのかもしれない。

けれども、島を守って戦ったつもりが、島の皆からは更に排他的に扱われてしまうという皮肉。

この辺がなんとも切ないですね。

しかも、アオの扱いを巡って思惑が交差するような雰囲気もあり、事態は複雑化しそう。

こんな排他的な状況からアオが何を勝ち取っていくのか、そういうのが楽しみだね。


それにしてもアオのお母さんはエウレカで、C.V.も名塚さんがやってて、前作ファンからすると嬉しいような、どうつながっているのか、はたまたつながってないのか、妄想を書き立てられるポイントですね。

「ごめんね、アオ」

の意味するところは?

というのも個人的には引っかかったところです。

10年前に発生した史上最大のスカブバースト、10年前にナルを守った巨人、これに乗っていたのはきっとエウレカ。
果たして10年前に何があったのか。

10年前は沖縄はまだ独立前。
というか、この世界の沖縄って独立してたんだ。
日本を敵視して、そして今も完全独立を目指してる。

いったいどんな展開が待っているのか。
これを毎週楽しみにできる、というのがオリジナルアニメーションの楽しみ方。

個人的にはナルのポジションが楽しみで、今のところ不思議な感じだけど、アオの心の支えになってるわけで、アオとナルの心の動きも楽しみのひとつかな。

エウレカセブンAO 第1話「ボーン・スリッピー」感想

2012-04-15 09:22:36 | エウレカセブンAO


ある日突然世界が変わってしまったら?



そんな言葉が浮かぶような第1話。

大好きなエウレカセブンの続編だと言う事を差し引いても、やはりオリジナルアニメというのはこうであって欲しい、次に何が起こるんだろう、この先どうなってしまうのだろう、そう思わせるパワーがこのエウレカセブンAOにはちゃんとあって、静かだけど、これから何かが変わってしまう、そんな予感をさせるに十分なオープニングでした。

主人公アオの置かれた環境、状況、思春期に差し掛かって、少しずつ大人になろうとする丁度そんな端境期の瞬間。
少しだけ特殊な環境があって、差別や疎外感、遠慮なんかも併せ持つ。

そんなアオに母の面影を感じさせるトラパーカラーのブレスレットとの偶然の出会い。

その出会いを皮切りに、さなぎから蝶になるのか、ならないのか、そんな少年にどんな世界が待っているのか。

そんな繊細な感覚。

いやー、楽しみだよねぇ。


前作とはどうリンクしていくのか、そういうところを考えていくのも当然楽しみの一つであって、前作より1万年前なのか、はたまた1万年後なのか、とか観ているだけでも色々と妄想が楽しいわけですよ。

アオの母親がエウレカっぽい人だったのは、前作の初期設定にあったママは14歳みたいなところにひっかけたんだろうかとか、つまらないことも考えながら、第2話を待ちたいと思います。

まずはじっくり観ながら世界観とか環境とか、その辺理解しつつ、思春期に突入するアオたちの心の動きを追っていきたいですね。

何故あえて日本軍としたのか、何故沖縄を最初の舞台にしたのか、突然始まってしまう戦争、そういうところも骨太のバックボーンとしてちょっと考えてみたいですね。

後は、毎回のサブタイトル。
やっぱり音楽ネタでずっといくんだろうかw
※今回はUnderwoldだね。

さて、もう1回観ようかな。