蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

舞-乙HiME 第20話 「ニーナと呼ばないで」

2006-02-28 00:27:17 | 舞-乙HiME
ベタベタ展開ですが、個人的には大好きです、ベタベタ展開。
やっぱり夜明けだよね、夜明け。
#ここ数日、舞-乙観る時間も今頃になってしまうくらい忙しい僕にも夜明けプリーズ(当分無い)。
#つか、観る時間があるならまだ大丈夫か(と自分に言い聞かせてみる)。

* * *

マシロとアリカの同時上昇(というか現段階では底からちょっと上がったくらい?)の兆候が見えたのが何よりでございますよ。
人生の谷間でお手本みたいな人(17歳の人)に出会ったり、悩んでることがどうでも良くなるくらい開き直ったり、ばっちりです(何が)。

舞-乙というか、舞-HiMEシリーズはあまり何も考えないで観てるんで、欝に行ったり、ベタに行ったり、燃えてみたりと色々大変ですが、そういうのが良いですね。
#アオイちゃんのシーンはうるうるっときちゃいましたよ。

それにしてもどんな「ご褒美」だよ(笑)。
シズルさんは前作と全く反対の立場ですね~。
#でもナツキラブは不動。

今回でまた分からなくなったのが、ニナ。
レナの本当の娘ってやっぱりニナなんじゃないの?ってあの子供を入れていた箱を見て思っちゃいました。
ということはセルゲイは本当にレナの娘を育てていたってことになるかも……とか、思ったり。
#あの中にいるのがレナというのはセルゲイは気付いていないから、これに気が付いたときには……、と楽しみですね。

アリカは本当に女王なのかもしれないけれど、マシロっちと結局どうなんのさ?みたいなところが最後まであるのかなぁ。
#ベタにマシロっち返り咲きで良いと思うんですけど。

つか、もう20話なんですよ。
つか、あの人出てないじゃないですか。
僕の好きなあの人が。

……鴇羽舞衣さんはいったいいつご登場なさるのですか?
タメ過ぎじゃー(笑)。
#毎週言ってる気がします。いや、ほんとに言ってます。

残り話数も少なくなってきましたが、大反撃に期待って感じですね~。

舞-乙HiME DVD 第3巻

交響詩篇 エウレカセブン 第44話「イッツ・オール・イン・ザ・マインド」感想

2006-02-26 09:29:11 | エウレカセブン
もう一人のヒロイン=アネモネにまつわる衝撃の展開に思わず「えええ~!!」な状態に。
その背景(内戦、戦争による家族の喪失)には地球を住めなくして地球から旅立った1万年前と殆ど変わらない状況があるんで、その辺の背景は意図的に重ねてきてるんだろうなぁ。
#ちょっと追記しました。

第4クールは起承転結の中で言う「結」、またその第4クールを起承転結で分けると、第43話と第44話は「承」=山・谷でいうと谷の部分。
次回予告の「ツヅク↓」の感じからしても、来週までは「承」で最後に「転」に繋がる終わり方をするんじゃないかなぁ。
「承」の谷が深いほど、「転」から「結」へのつながりが面白くなるので、しっかりと落とすところまで落として頂きたい(笑)。

■アネモネとドミニク
先週のスポンサークレジットの絵がホランドとデューイだった、詰まる所その二人のお話だったわけですが、今週のスポンサークレジットの絵がアネモネとドミニクだったことに象徴されるようにこの二人の関係性の転換点となるようなお話でした。
#つか、この辺サービス精神旺盛というか、芸が細かいですね~。
#作画も吉田さんや中田さんが入ってるんで、第4クールは全力投球って感じですね。

それにしても衝撃的でしたね。
レントンは視聴者視点というのを大分前に書きましたが、そのレントンとドミニクも似た者同志ということで、やっぱりドミニクの視点も視聴者視点なんですね。
だから今回のあのノヴァク財団の建物でのドミニクの反応はそのまま視聴者の反応って感じです。
つか、そりゃ気分悪くなるって。

絶望病に関するお話をこういう形で引っ張ってきたのか、と思ったんですが、僕は大分前の記事で絶望病=人類のコーラリアン化(エウレカの逆アプローチ)じゃないかな、なんて思っていたので、そう考えると絶望病にかかった患者を人工的に人型コーラリアン化する、というのがあの研究施設の目的ということでしょうか。
顔がみんなエウレカに似ていたのは、第二・第三のエウレカが軍としては欲しかったということだけど、逆説的に第二・第三のエウレカは得ることができない、ということですね。
#絶望病については真相やメカニズムについてはこれで本編では語られない可能性が出てきたなぁ。

またアネモネ自身も同じ経緯を辿って「作られた」ということですよね?
もとは人間で、家族も居て……、うおー、何なんじゃー!!

このあたりのシーンについてはテーマや作中伝えたいことも分かるんだけれども、個人的にはちょっと……という感じです。
ここからは完全に私見ですが、この傾向がこのエウレカセブンで強くなるのはあまり好きではなくて、そういうのはDESTINYやBLOOD+で正面からやって欲しいなと思うし、それを違う角度から見るというのがエウレカセブンだ、という話だったので、できれば違う角度でやって欲しいなぁ。
#たぶん、色んな意見があるだろうし、感じ方も人それぞれだから、これはあくまで僕個人の感想で、ここを感想の主題として捉えるのは僕の本意ではありません。

……とまあ、本編とは脱線してしまったんですが(笑)、やっとドミニクにも何かが見えてきた模様で、本質を解決しないことには何にもならない、ということが決心されたって感じですね。
で、ベッドに横たわるアネモネの横にしおれかけたアネモネの花が、ドミニクがアネモネにプレゼントした花が置いてあるというのがポイントですよね。
「すがらないで」と言ったアネモネの本心は、逆に自分が誰かにすがりたいというSOSのサインだったと思うんで、ココロのどこかでドミニクに助けを求めてるってことですよね。
となると、ドミニクとアネモネについても、しっかりとタメは今回出来上がったので、ここからラストへ向けてこの二人の関係性も「転」そして「結」へどう展開していくのかが楽しみですね~。

#ちょっと追記しました。
アネモネが本当はデューイを嫌っていた(第43話参照)、けれども、表面上はデューイを慕っているフリをしないとアネモネ自身、自分がデューイの中では兵器というか道具でしかないことを察知していたからこそ、用がなくなったならば自分が「廃棄」されることを知っていたんでしょうね(自分の他にも同じようなことをされている被検体がいることを知っていて、廃棄されていることも知っていたのかも)。

だから表面上は慕っているフリをしていて、その実は手を握るのも嫌なほど嫌悪している。
自分の居場所を確保するために。

けれどもこの状況をどうしようもなくて、誰かにすがりたい、ホントは助けて欲しい。
これが本当のアネモネなんじゃないかなぁ。

しおれかけのアネモネ、あれは自分自身でもあり、それをくれたドミニクへのSOSサインだと考えたいなぁ。

辞令書を握りつぶしたドミニク、さあ、頑張れ。
#個人的にはユルゲンス艦長が亡くなった娘さんとアネモネの境遇を重ねて、ドミニクの背中を押す(蹴っ飛ばすでも可(笑))という展開を期待したいですね。

■エウレカとレントン
小さなすれ違いから大きな問題へと発展する、こういうのが面白いんだよなぁ。
ここで二人の関係に「谷」を作っておくからこそ、ここから先の「転」が面白くなるわけで、ここはしっかりとタメて頂きたい。
#第2クールはその典型ですから。

もうエウレカ的には小さなすれ違いなんてどうでもいいくらいな状況に陥っていて、自分がどうなってしまうのか分からない、そういう心境なのかもしれないですね。
最初に小さくすれ違ってしまったから相談もできなくて、そのうち状況が悪化して余計に相談できなくなっちゃって、どうしたらよいか分からない。
で、エウレカとしては一番知られたくないようなシチュエーションで皆に見られてしまう。
うおお、気になるよ。

緑色に発光している部分は、スカブが吸着した部分なんで、あれはそのうち剥がれるんじゃないかと予想。
ただ単純に剥がれるかというと、それは分かりませんが、スカブ=かさぶたという観点では、今レントンたちがいる大地がスカブコーラルによって再生中の地球だと仮定するならば、既に用を成したスカブは塵へと帰っていく(そういうナノマシンとしての特性があると仮定)、ということも考えられるので、エウレカの体に付着しているスカブ部分が発光してどうなるか?ということと、スカブコーラル全体の(再生装置としての)仕組みが明かされるんじゃないかなぁ。
ミクロ視点ではエウレカを、マクロ視点ではスカブコーラル全体を、という感じで誰かが語ってくれると美しいかも。
次週予告で「天と地を結ぶ」ということを言っていたので、やっぱり地球の大地部分はスカブコーラルが再生させた大地、天部分は今のスカブコーラルのかさぶたの上の世界。それを結びつけるのが人型コーラリアンであるエウレカと、人であるレントン、それを仲介するのがニルヴァーシュ、という流れで行くと面白そうです。

とは言え、そういうのはレントンとエウレカの二人の物語を盛り上げるためのギミックに過ぎないので、そういうSF的部分で楽しませつつ、本質的にはSF的要素を剥ぎ取った部分でレントンとエウレカの物語というのが進んで欲しいですね。
何だかんだ言っても、この物語はエウレカとレントンの初々しい恋の物語なんですから。

■世界観の崩壊とアイデンティティー
これまで信じてきたことが実は虚構であったとしたら?
これまで信じてきたことが実は歪曲されていたとしたら?
これまで信じてきたことが実は……。

自分たちが見ていた世界、信じていた世界が実はほんの一部しかなかったり、世界の本当の姿は別のものだったりしたとき、人は果たして自分のアイデンティティーを保てるんだろうか?というのが、SF小説で使われる手法の一つだったりするんですが、この交響詩篇エウレカセブンもそれに近い演出をしてると思います。
#地動説・天動説というのはまさにそういう衝撃があったわけですが、それが実際に浸透するには自分達の生活観、宗教観に訴えないと響かなかったりしますけどね。

現代はそういった地動説と天動説がひっくり返るような説もネットワークの発達により伝播速度が比較にならないくらい上がっているんですが、エウレカセブンではそれに当たるというか、じわじわと浸透させていくのがRay=Outであり、あのパシフィック・ステイトの写真なんでしょうね。
#事実ユルゲンス艦長には思うところがあったようだし。彼は大好きなキャラなんで頑張って欲しいな。

アイデンティティーの崩壊、とかそういうのがSF小説ではシニカルに描かれたりするわけですが、逆にこの交響詩篇エウレカセブンではレントンとエウレカに焦点を絞ることによって、たとえどんな状況にあっても、互いに信じあうという一番大事なプロセスを踏ませていることが僕は一番面白いポイントだと思うし、今の第43話~恐らく第45話にかけてはそういう世界観の崩壊の中でも二人がどうやってまた近づいていけるのか?というのをやっているところが面白いですね。

ということで、もうどうなるのか予想もできないんですが、残りわずか、ドキドキして待ちたいと思います。

交響詩篇エウレカセブン DVD 第9巻
エウレカセブンのDVDジャケットやライナーノーツはほんといつもカッコイイデザインなんですが、この9巻のニルヴァーシュと惑星のカットはまたカッコイイですね~。毎回ライナーノーツに掲載される制作スタッフのインタビューは必見ですよ。

ファイブスター物語 第12巻は4月10日発売

2006-02-24 02:05:21 | コミックス 感想
ファイブスター物語の12巻はきっと年内(2005年)から年度内(たぶん3月末)に変更になるだろう、と予想していたのですが、良い意味で裏切られました。
いや、それでも来年度の発売なんですが(笑)。

F.S.Sの書籍案内を見るに、2006年4月10日で決定っぽいですね。

おおお、これは稀に見る誤差の範囲ですよ。
そっちに驚きですよ(実は物凄く喜んでる)。

まだ表紙は公開されていないみたいですけど、楽しみだな~。
#個人的には第4巻のバングと静の表紙が好きなんです。

つか、前の話がどんなだったか思い出さないといけないんですが(笑)、一回読み返し始めるとあっという間に一日過ぎてしまう罠。
しかも読み返すと、ああ、これってこういうことだったの!?というのを未だにやってしまうファイブスター物語歴もそろそろ20年な僕。

……えっ、そろそろ20年なの。
そっちに驚きですよ(実は物凄く凹んでる)。

うん、あれだ、自分の年齢のことはこの際色々忘れることにします。
いや、もう都合の悪いことは全部忘れます。
脳が拒否してます(京極堂の影響)。

ファイブスター物語 第12巻

油断した

2006-02-24 01:19:16 | Weblog
最近、打ち合わせやお客様先にいることが多く、殆ど自席で作業する時間がありません。

こないだも隣に座っているお姉さんに「先週、殆ど席に居なかったね~」と言われる始末。
つか、同じプロジェクトで仕事してるはずなのに(泣)。

とまあ、そんなこと言われても実際仕方ないほど居ないんですが、昨日、一昨日はほんとに鹿児島に出張してて不在でした。

それにしてもやられました。
結構、東京に居るときは装備とかにも気をつけているつもりだったんですが。
完全に油断してました。


花粉症が発症しました。
鹿児島で。


ぬあー、何かイメージ的に杉の木とか少なそう、つか、むしろフェニックスみたいな奴だろ、多いのは、とか思っていただけに妙に悔しいです。

今年は少ないらしいですが、やっぱり目とかかゆいし、花粉症の皆様、今年も頑張りましょう(泣)。

ということで、僕が年度末までの間に会社を休むことがあったら、きっとそれは花粉症のせいです。
#いや、花粉症ってそういう病気じゃないから。

つか、今大小合わせて7個もプロジェクトを同時並行させてると、違う病気になりそうです(主に精神の)。

ということで、僕が年度末までの間に会社を休むことがあったら、きっとそれは花粉症のせいです。
#いや、花粉症ってそういう病気じゃないから。
#多分そのときは耳鼻科じゃなくて、精神科に行ってると思いまふ(えー)。

ノエイン もう一人の君へ 第19話 「オモイデ」 感想

2006-02-23 01:30:09 | ノエイン
今回は先週の第18話「ワルイユメ」に対するアンサーの回だったですね~。

第18話「ワルイユメ」の感想で、量子論を引き合いに出しつつも、本質としては、大切な人をきちんと認識することでこれは現実なんだよ、と改めて認識していくプロセスがこの作品の妙味だと思う、と書いた部分が今回はそのまま描かれた、という感じだったので、個人的には結構満足でした。

忘れたり、忘れられたりする不安、それが存在の不安定さを知ってしまったハルカがそれに直結して自分の存在自体に不安になってしまう(ここは視聴者も存在の不安定さを知ってしまっているのでハルカと同じ不安を抱えるわけです)。

けれども、ユウがしっかりとハルカと最初の出会いを覚えている。

忘れてしまうこともあるけれど、忘れないこともある。
#ここで冒頭の郡山さんの話ともオーバラップされるところですね。

やっぱり大切な人のことをちゃんと認識することで、きちんと自分はここにいるよ、あなたはここにいるよ、と確認できる。
ここがこの作品の隠れた面白さなんですよね。

だからハルカとユウが手をつなぐシーンは、これまでの量子論を引き合いに出していたことに対するアンサーになってると思うんですよね。
あのシーンはエウレカセブンのレントンとエウレカが手をつなぐシーンばりに良いですね。

また、これに関しては暁の空さんが紹介されていたWebアニメスタイルの赤根監督のインタビューが面白かったですね。

・赤根監督インタビュー(1)
・赤根監督インタビュー(2)
・赤根監督インタビュー(3)

この中で量子論について触れているんですが、僕は殆ど量子論については分かってませんけど(笑)、量子論と自分探しの話を赤根監督がしていて、これを読んで個人的には満足でした。
僕がノエインを好きなのはこの辺にあったんで、方向性が合ってて良かったな、なんて。

そういう意味ではノエインを好きな理由の一つ、雰囲気についても作画含めて大分言及されていたので、大分納得しながら読んでました。

さて、一番気になるアトリくんですが……、来た(笑)。
先週の感想でも、アトリくんにはもう一度活躍して欲しいと思っていたので、あのはっちゃけアトリくんが帰ってきそうでドキドキです(笑)。
でも妹スキー属性は継続してくださいね(えー)。

ノエイン もう一人の君へ DVD第2巻

蒼穹のファフナー RGIHT OF LEFT DVD発売決定

2006-02-21 01:31:22 | 蒼穹のファフナー
一昨年末のことですが、近年こんなに泣いた作品って無いなとつくづく思ったのが「蒼穹のファフナー」。
DVDはもちろん全巻買いました。しかも初回特典で買い直しました。

昨年末のことですが、近年「蒼穹のファフナー」以上に泣いた作品って1つしかないな、と改めて思いました。

「蒼穹のファフナー」を越えるのはやっぱり「蒼穹のファフナー」でした。

そう、それは「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」。

こんなにクオリティーが高くて、こんなに泣けた作品はちょっと思いつかない。
#もちろん管理人は大のファフナー好きであるからなんだけれども。

そしてそんな「RIGHT OF LEFT」について、忘れた頃にやってくる竜宮島回覧板の更新

来た。
やっと来たね。
そしてアマゾンでもやっと画像が。

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT


そう、あの年末の感動もまだ記憶に新しい「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」がDVDで発売です。
通常版もあります。

もちろん既に予約してますが。
そしてもちろんスペシャル版ですが。
ええ、そこに迷いなど微塵も無く。

TVシリーズのファフナーをご覧になって(そしてファフナー好きになった方)、この「RIGHT OF LEFT」を未見の方がいらっしゃいましたら、私、全力を挙げてこちらも観ることをお勧めしております。
これは文句無く傑作ですよ。
開始5分でスタッフの気合が伝わってきて、ラスト5分では号泣必至です。
つか、ラスト5分と言わず、後半はずっと泣いてました、自分。

交響詩篇エウレカセブンがこのブログの体とするならば、蒼穹のファフナーはこのブログの心。
やっぱりファフナー最高です。

その中でもこの「RIGHT OF LEFT」は素晴らしい出来だったと思います。
つか、今思い出しても色々泣けます。

そんな号泣していた感想記事(笑)はこちら。


蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT 感想


あなたがそばにいてくれたから

。・゜・(ノД`)・゜・。

いかん、いかん、涙でキーボードが見えないや。
#また思い出したらしい。

■サントラもお勧めなのです
あと、この「RIGHT OF LEFT」は音楽もまた素晴らしくて、いや、もともとファフナーの音楽ってオーケストラですっごく良いんですが、この「RIGHT OF LEFT」も本当に良かったんですよ。
だから実はあの放送が終わってすぐくらいにサントラの予約も入れちゃってたんですね。ふふふ。

蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT オリジナルサウンドトラック

まだ画像が公開されていないようなのが非常に残念ですが、あの開始5分でかかった音楽もきっと収録されていると思うんですが、未公開曲も収録されているようなので、こちらもお勧めですね。

僕は仕事中に音楽を聴くときはファフナーかエウレカのサントラを聴いてるんですが、これは両方ともとても良いサントラですよ。
エウレカセブンはサントラ2も発売が決定したみたいなんで、こちらも画像が付いたらまた記事にしたいと思います。
#エウレカのサントラ1のジャケも良かったなぁ~。

ああ、久しぶりにファフナーの記事書いたら、それだけで嬉しくなってしまった(笑)。

交響詩篇 エウレカセブン 第43話「ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド」感想

2006-02-19 09:33:37 | エウレカセブン
約束の地=地球、来ました、来ましたよ。
そして海、海!!
#もう自分でも何言ってるか分かりません。

これまでずっと「海」がキーワードになると思って感想を書いてきたので、もう今回海が出ただけで感無量。
もう冷静な思考はできません(笑)。

さて、今回は全体の起承転結で言えば第4クールは間違いなく「結」。
その第4クールの中でも恐らく今回は起承転結の中の「承」にあたる部分だと思います。
通常、物語の構成上「承」部分に「谷」を持ってくることが多いので、今回はそういう意味で第40話~第41話で最高のスタートを切った第4クールの世界観補足、人間関係の補足、もっと細かく言えば、レントンとエウレカの関係性の最後の「谷」を持ってくるポイントなんじゃないかと思います。
#通常、「承」部分は短くすることがパターンとしては多い(というかその方が展開が速く感じる)と思うので、来週くらいまで「承」部分じゃないかな。

* * *

■約束の地と琥珀の中の指輪
このエントリーの一つ前に「交響詩篇エウレカセブン 「約束の地」とは」という記事を書いていたのですが、本当に時間なくても早く書いておいて良かった、と思いました。
#いや、こんなに早く展開していくと思ってなかったんで(笑)。

その記事の内容は僕の妄想に溢れたものなんだけれども、ポイントを箇条書きすると、
・約束の地とはやっぱり地球。
・人類は住めなくなってしまった(住めなくしてしまった)地球を一度出て、スカブコーラルに地球を再生させようとした。
・スカブコーラルが地球を再生したころあいを見計らって地球へ戻ってくる。
・しかし戻ってきたらスカブコーラルは独自の進化を遂げていた(もしくは人類がスカブコーラルを制御する術を見失った)。
・人類だけでもダメ、スカブコーラルだけでもこの星は滅ぶ。
・ならば「共生」によってその道が開かれるはず。
・その「共生」の証が、失われてしまった「海」の復活、そして何よりレントンとエウレカが握っている。

と、こんな感じだったんんですが、作中でレントンたちが「海」を認識するところでは、もう「海!海!!」とかもう自分でも訳分からん状態に陥ってました(笑)。

レントンたちが降り立った場所はやはり地球だと思うのですが、物理世界なのか、それとも思考世界なのか?位置的にはどこなのか(地表と繋がっているのか)?など色々考えてましたが、なんとなく物理的に存在する世界で、きちんと地表の下にあるっぽい気がしますね。
メーテルと同じで、何で太陽があるの?というのは追々説明してくれるでしょうから考えるのは止めにして(笑)、ここが地球であること、少なくとも人類が生存していた証が示されましたね。

それが「琥珀の中の指輪」。

そもそも琥珀が生成されるためには何千万年という時間が必要になります。
つまり、その琥珀が生成され、その中に人類がしていたと思われる指輪、それも結婚指輪が入っているということは、少なくとも琥珀が生成される時間より前に人類がこの惑星に居たことを指し示しているってことですもんね。
そうなると1万年という時間軸とはずれちゃうんですが、琥珀の生成には条件も大きく影響するってことなんで、あまり考えないようにしよう(またかよ)。
あの「R to E」の文字が(あの第33話の冒頭でみた)レントンからエウレカ(たちに良く似た)二人のものであるとまた良いなぁ。

ポイントはこの世界観が1万年前、現在、そして1万年後という時間軸を区切っていることだと思っているので、それがどう過去と繋がって、どう未来と繋げていくのか、ゆえに現在のレントンとエウレカがどうなるのか?というところですよね。
ここを見逃さなければ、謎がどうとか、世界観がどうとか、見失っても(本質の部分は理解できるから)大丈夫じゃないかと思うので、後はもうこの二人を見ていこうと思います。

■舞踏会とそれに合わせて踊る人たち(デューイの場合)
上記部分が世界観の補足であるならば、今回のもう一つのポイントが人間関係の補足であると思います。
それを舞踏会のダンスとともに各人にスポットを当てて描写していくのは上手いなと感じましたよ。

デューイとホランドが王族(というか賢人会議でももともとはかなり高位)に居たんじゃないか?というのは、デューイの「侵略者」発言から何となく感じていたので、やはり、という感じでしたね。

それにしてもホランドのタトゥーにそんな意味があったとは!!
これは相当ビックリでした。

僕はデューイとホランドはもう一度ぶつかると思っていて、この二人にはこの惑星の命運をかけた壮大な兄弟喧嘩をして締めくくって欲しいと思っているのですが、ホランドが屈折した思いをデューイにこれまで持っていた、そしてそれを吹っ切ったのが第35話「アストラル・アパッチ」で明かされるわけですが、実はデューイ自身もホランドに対して屈折した想いを抱いていた、というのが何よりも衝撃でした。

うん、やっぱりラスト付近でこの二人の兄弟喧嘩は是非やって欲しいです。

ここで言う「まがいものの王」というのは、王になったとしてもそこにはスカブコーラルという存在が常にあるわけで、そこに伺いを立てるなどと言うのは本当の王ではない、この惑星は人類のものであるべきなのだ、という論理があって、そのもっと奥には自分よりもホランドを父親が選んだ、ホランドこそが真の王で自分は「まがいものの王」であるという後ろめたさにも起因している、というのがポイントだったんじゃないかな。

だんだんとデューイの動機部分が分かってきた気がしますね。

ちなみに「金枝篇」をベースにした「王の弑殺」については大分前の記事ですがこの記事でちょっと書いたので参考になれば幸いです。

■舞踏会とそれに合わせて踊る人たち(ホランドの場合)
こっちはこっちで、実は自分の役目を理解している、何故自分がそこまでしないといけないのか?と言うのが熱いですね。

そしてそれを舞踏会でダンスするかのごとく、こちらは宇宙空間で303を駆ってまさにダンスのように撃墜していく、という対比が面白い。
今回はこの兄弟二人の対比が面白かったですね。

OPに出ていた謎のLFOは恐らく303だと思うのですが、小説版では「伝説の」みたいな書き方されてますね。
詳細は全く不明なんで、きっとそのうち語られると思いますが、何となく普通にCFS(コンパクフィードバックシステム)を搭載してそうなんで、相当負担がかかりそうですね。
デューイの505とホランドの303対決とかがあっても面白いかもね。
303についてはそのうち作中で語ってくれると思うので本編を待ちたいですね。

また、ホランドたちが頑張っている裏側では、レントンとエウレカが喧嘩してる、というのも狙いとして面白いですね。

個人的にはホランドの腕のタトゥーが消し飛んでも(片腕無くしても)、ホランドには生き残って欲しいもんです。

■舞踏会とそれに合わせて踊る人たち(アネモネの場合)
「ニセモノ」に反応するアネモネがやっぱりポイントですよね。
ここがアネモネの生い立ち、そしてこらからに関わってくると思うので、ラストへ向けてどう絡んでくるのか、予想できないだけに楽しみ。

デューイに対しては心情の変化も見られているし(特に髪の毛が付着したのを振り払うあたり)、最後にドミニクの名前を呼ぶあたりが、視聴者としてもドミニク、ほんと頑張れよ、と思わずに居られません。

■舞踏会にすら入れないドミニクくん
念願のキスイベント!?
……でも、もっと頑張りましょうって感じですね(笑)。

アネモネの内面を救ってあげられるかどうかがポイントなんで、The ENDのパイロットを他に探してアネモネを助けるなんて考えじゃあ、ダメなんだよ!と多くの人が思ったに違いありません。

早いとこ、君はユルゲンス艦長に叱られるべきだと思うよ。

■起承転結の「承」:レントンとエウレカ
ここに「谷」を持ってきましたか。
恐らくこれが最後の「谷」部分。

ここからどうやってこの「谷」を抜けていくかが大きなポイントになってくると思うので、この小さなすれ違いがラストまで引きずれるんじゃないかな。

レントンだって頑張ってみても、まだ14・15歳。
まあ、こんなもんですよ(笑)。

とは言え、ラストのエウレカの腕が光っているところなんかは気になりまくりだし、この小さなすれ違いから大きな事象へ発展することも大いに考えられるので、ドキドキしながら本編を待ちたいと思います。

小さいすれ違いから大きなすれ違いへと繋がって、でもそこでもう1歩二人が理解し合っていく、というのが王道だと思いますので、ラストまでドキドキさせてくれるんじゃないでしょうか。

ということで、第4クールの「承」部分はいろいろとドキドキの種を残しつつ、グレッグ博士が計算したように残り2ヶ月のクライマックスへと誘ってくれそうです。

交響詩篇エウレカセブン DVD 第9巻
このDVDジャケット、めっちゃカッコイイ!!

交響詩篇 エウレカセブン 「約束の地」とは

2006-02-18 04:27:50 | エウレカセブン
第4クールに入って作画も超・気合入ってるし、音楽もまだまだ新しい曲が出てくるし(サントラ2が楽しみだ)、何より怒涛の展開が超・面白い「交響詩篇エウレカセブン」ですが、先日、デューイの「侵略者」という言葉がひっかかってこんな妄想記事を書きました。
#参考:「デューイの言葉が気になって仕方ありません」

個人的にはそれが当たっていても外れていても、ここまで楽しませてくれてありがとう、という感じなんですが、第42話「スターダンサー」のコメント欄でも色んなコメントが出ていて、これがまた面白かったんです(いつも皆さんありがとうございます)。
ということで、それを踏まえて(たぶん)最後の世界観妄想、というか追記をしてみたいと思います。
つか、後はもう本編放送を楽しむのみ!という心境です。

* * *

第42話「スターダンサー」のラストカットでは日本列島が登場するという驚愕のカットで「ツヅク!!」になったわけですが、これはデューイの言葉を元に色々妄想していた僕としては、腰抜かすかと思うくらいの衝撃でしたね。

つか、残り8話の段階でここまで見せるってことは、きっとまだ1歩、2歩踏み込んだ展開があるんじゃないかと予想しますが、とりあえずその1歩、2歩踏み込む前の段階までまた妄想して遊んでみたいと思います。
#というか、コメント欄のご意見も反映して追記って感じです。

これまでの妄想を簡単に記すとこんな感じなんですが、

・この作品のプロットは1万年前、現在、1万年後で作られていると思う。
・1万年前の「地球」には「海」があったが、この惑星には「海」がない。
・人類は1万年前に地球に住めなくなり、地球から離れた。
・その間にスカブコーラルが「地球」に漂着して、「地球」と結びついて大地を復活させた。
・つまり今の惑星は実は「地球」だった(猿の惑星的に人類は戻ってきていた)。
・だからデューイは彼らを「侵略者」と呼んでいる。
・けれども復活させたスカブコーラルもクダンの限界を迎える間際にあり、再びこの「地球」は崩壊の危機にある。
・それを回避できるのは「共生」から生み出される未来だけ。
・その未来を生み出す鍵は、今は無き母なる「海」しかない。
・レントンとエウレカ、そしてニルヴァーシュが生み出す「虹色の現象」はその「海」を生み出すのではないか?

■スカブコーラルについて訂正と再妄想
最初にデューイの「侵略者」という言葉に反応していたこともあって、スカブコーラルが「漂着」したと考えていたのですが、これは「蒼穹のファフナー」のフェストゥムの設定に僕が引きずられたためにそう考えちゃったんですね。
#違う種との相互理解と考えると、全く関係が無い方が良いのかもと考えたんですね。
#ちなみに「蒼穹のファフナー」のサブタイトルは「Dead Aggressor」で「Aggressor」とは「侵略者」という意味なんですね。
#ええ、地球の重力に引かれました(違っ)。

ただ大地を復活させた、という点については変わらなくて、また、それにプラスしてコメント欄でもナウシカの腐海システム的な使われ方をしたんじゃないか、という点からも、全く違う種というよりは、むしろ人類側がしかけた地球再生プログラムの一つだった、と考える方が自然かなと思います。

人類は地球を住めない状態にしてしまった。
だからこそ大地には治療が必要で、そのために作ったのがスカブコーラル(珊瑚状のかさぶた)。
大地にかさぶたを張るように、少しずつ治癒させていったのではないか。

つまり、「約束の地」とは再生された(はず)の地球のことで、移民船に乗って旅をした人類はこの再生プログラムが完了した頃を見計らって戻ってくる予定だった、という妄想もできるんじゃないかな、なんて。

でもスカブコーラルも独自の進化を遂げたか、もしくは何かアクシデントがあったかで、人類が戻ってきたときには相容れぬ存在となっていた、というところかな。
#この問題がパレスチナ問題を背景にしているとするならば、その辺を重ねてみることが出来るかもしれません。

ちなみにナウシカの腐海については映画版では素晴らしい纏め方でしたが、コミックス版の第7巻は衝撃的です。
でっかいネタバレになるので語りませんが、腐海システムという考えから行くとコミックス版第7巻の展開に近いんじゃないかなと思います。

と、少し脱線しましたが、「約束の地」には「猿の惑星」的に辿りついた、というよりも人類は、少なくとも賢人会議の(テクノロジーを独占していた)賢人の祖先たち「ソロモンよ、私は帰ってきた」張りに、とまでは行きませんが(笑)、意図的に「戻ってきた」んじゃないかなと。

となると「侵略者」発言も腑に落ちるかな。
#とは言えその「侵略者」というデューイの考え方が作中正しいものとして扱われるかどうかは別の話で、その辺は正・誤という単純な0・1論よりも、そういうスタンスの人も居る的に捉えられているんだと思います。

ただ、で、あればこそ、「共生」というところに落ちてくるんだと思うんですけどね。
つか、そう思いたい。

■約束の大地=地球と琥珀の関係
まあ、ここまで「約束の大地」=地球という前提で話しを進めちゃってますが(笑)、それを裏付けるのは次週予告で出ていた「琥珀の中にある指輪」なんだと思います。
これもコメント欄で何度か書いたのですが、琥珀自体はそれが生成されるまでに何千万年という時間を必要とします。
これは条件によって出来上がる時間が異なるとは思いますが、少なくとも人類がこの「約束の地」に移民船から降り立ってからまだ10世紀程度しか経っていないことを考えると、現在の人類の時間軸ではありえないほど昔にその「琥珀の中にある指輪」は存在したことになります。

とすると、やっぱりスカブコーラルは人類が地球を崩壊させてしまう前の姿に戻そうとしていると考えることもできるのかな、と。

それが第42話「スターダンサー」のラストカット、日本の映像だったんじゃないかなぁ。

ただあれが、物理的にこの惑星のどこにあるのか?というのはまだ分からないし、物理空間じゃなくて、思考空間かもしれない。
#スカブコーラルがイメージしている世界なのかもしれない。

とまあ、この辺は予想・妄想する範囲からはそろそろ逸れてきそうなんで、この辺にします。

* * *

残り8話の時点でここまでの衝撃展開を持ってきている、普通ならここがクライマックスになってもおかしくない、という状況ですが、逆に言うとまだクライマックスはこの後に控えているわけで、これすらも序盤に過ぎないかもしれず、もうどうなっていくのか全く分かりません。

つか、もう本編が楽しみで仕方ないわけですよ。

ということで、ここまで妄想したらもう個人的には満足してしまったので、世界観に関する妄想は一旦ここで終了。
後は本編をじっくり楽しみたいと思います。
個人的には「共生」の証というか、その第1歩として「海の復活」をやってくれたらもう大満足ですが、どうなりますやら。

妄想は当たっても外れても、そこまでのプロセスが楽しいので、それをコメント欄の皆さんと一緒に楽しめたのが何よりでした。
そういう意味でここまで楽しませてくれたこの「交響詩篇エウレカセブン」には大感謝したいところです。

そして何よりもこの「交響詩篇エウレカセブン」の醍醐味はレントンとエウレカの二人が手をつないでいく、そのプロセスにこそ面白さがあるわけで、ラストに向けてはより一層この二人に注目して観て行きたいと思います。
#ぶっちゃけ、謎とか世界観とかはこの二人を盛り上げるための舞台装置とすら僕は思っているので、放り投げ(というと表現悪いなぁ)でも僕は構わないと思ってるし、むしろこの二人の気持ちが昇華されるならそれに越したことはありません。

京田監督はじめ、制作スタッフの皆様、最後まで応援しております。

舞-乙HiME 第19話 「宿命の17歳(^^;)」

2006-02-18 02:53:00 | 舞-乙HiME
ぬはー、面白いっす。
これまで小出しにしてきた世界観のお話しが今回は一気に出てきたので、余計おもしろっ!みたいな感じです。

いやー、ミコトの攻撃は凄かったですね。
#って着目点そこかよ!

後半に入ってのこの怒涛の展開は個人的にはもう前作を凌いでいるって感じます。

* * *

リーダー、否、棟梁は永遠の17歳ってネタじゃなかったのね!!
#前作では完全にネタだったのに、今回は笑えないよ!
#ちなみに前作第6話のタイトルは「もえる十七歳(^^;)」

ということで、作中アスワドのポジションが明らかに。
これでOPの絵と繋がってくるわけだ、なるほど。
ヨーコ先生はアスワドの民を助けるためにガルデローベで技術を研究してるのかもしれないですね。

で、第1話のレナ対ラドのお話しも繋がったわけで、先週のレナっぽい映像も繋がるんだなぁ、おおー、みたいな。

これはOPの通り、レナが活躍ってのもあるのかな?

* * *

アリカとマシロっちの復活にはもう1回何かイベントがありそうですね~。
つか、食われてるし!!

しっかり逃げてるミコトが素敵だ(笑)。

* * *

ナツキ、絶対やると思ってました(笑)。
確かあれは前作第9話だったかな、ヒッチハイクシーン。

思い出すだけでも笑えますが、あそこからナツキのヘタレ人生が始まったと言っても過言ではありません。
つか、今作は最初からそんな感じですが(主に予告で(笑))。

* * *

ということで今回も面白かった舞-乙HiME。
トモエ様はまだどんな風にご活躍されるのか、微妙に分からんですね。
チエの手紙のあて先は?
つか、舞衣の出番はいったいいつなんだー!!

舞-乙HiME DVD 第3巻

ノエイン もう一人の君へ 第18話 「ワルイユメ」 感想

2006-02-16 00:00:42 | ノエイン
面白いなぁ、ノエイン。
ほんと面白い。

ちょっと万人受けするかどうかは自信ないですが、個人的には大好きですね、これ。

今回はシャングリラからの遊撃艇が登場してくるあたりの場の転換とか、そこからハルカが徐々に覚醒しつつあるシーンとか、かなり興奮って感じでしたよ。

また本編では、もし本当は自分が誰にも認識されなかったら?みたいな、ひょっとするとハルカたちの年代あたりで考えてしまうこともあるかもしれない、そういう部分を量子力学の考え方とマッチさせてきてるあたりが妙に面白いんだよなぁ。
#ハルカが8mmに拘ったのは自分の存在を確認したいっていうのが大きいんだろうなぁ。

観測されることで初めて過去・現在・未来が確定される、逆に言えば観測されなければ常に存在は可能性の世界・確立の世界に過ぎないという不安定さ。

こういう量子力学の考え方を、ハルカとユウを中心として、大切に想っている人のことを認識することで、それは仮想でも確立の世界でもなく、現実なんだよ、と認識していくプロセスの対比がこの作品の妙味のような気がしますね。
#むしろこれは監督の思春期における存在の確かさ・不確かさに不安を覚えた実体験から、量子力学を演出のギミックとして捉えて作られた物語なんじゃないかと思えるほどです。

つか、それって対比じゃなくて、人を想って互いに認識するってことは=観測して認識するってことと微妙に同義なんだよね。

ということで、この独特の世界観に完全にハマッテシマイマシタ~。

……と、そんな僕が今、京極夏彦の『姑獲鳥の夏』を読んでいて、関口くんが京極堂に量子力学を引き合いに出されて自分の存在の不安定さに不安を覚えるところを、このノエインの放送のタイミングで読んでいることは単なる偶然ではない!!と言いたいですが、思いっきり偶然です。

とりあえず、世の中に不思議なことなど何もないのだよ、カラスくん、とか言ってみたい(それだけかよ)。
#いや、アトリくん、でも可だと思う(余計意味ないし)。
#あ、でも、世の中には不思議なことなど何もないのだよ、トビくん、が一番良いね(逆に説教されそうです)。
#もしくは郡山さんで、最後を内田ちゃん、にするのも良いね(終わらないよ)。

つか、次週予告、気になりすぎ。
郡山さん!!

……アトリには是非とも第3人格((前のアトリ+今のアトリ)/2(でもやっぱり妹好き)くらいのレベルで)出して、また活躍して欲しいなぁ、と密かに思っております。

ノエイン もう一人の君へ DVD第2巻