蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

ノエイン もう一人の君へ 第24話 「ハジマリ」 感想

2006-03-30 01:18:03 | ノエイン
面白かった。これは凄く面白かった、ノエイン。
こういうことがあるから深夜枠はやめられません。

思い起こせば第1話の出だしから凄かった。

きっとそこで心をつかまれていたんだと思う。

それからは、まだ作中の意図が掴めなくて、良く分からないまま展開していったんだけど、それがじわじわと変わっていったのはいつだっけな?

きっとハルカがラクリマに行ったあたりだった頃だと思う。

その頃から、ああこの感想書きたいなって思い始めたんだった。

そしてそれが爆発したのがあの第12話。

あれは凄かった。本当に凄かった。
そして何より録画を失敗していた自分が痛かった(泣)。
後にも先にも、ノエインで録画を失敗したのはこの第12話だけだったんだ。
でも、一番凄かったのも第12話なんだけど。

そこから書き始めたノエイン。
今、最終回を観終わって、やっぱりすごく面白かった。

大作ではないけれど、意欲作。
こういう雰囲気で、こういうのを作ってやろう、という意気込みが凄かった。
独特の静寂な雰囲気と、それにあわせた作画、そして音楽がとても良かった。

そして何より、僕が好きだったのは、量子論というギミックを用いて一見複雑そうに隠していたそのテーマだった。

これはこれまでの感想の中で何度となく思ってきたことだったんだけど、テーマ自体は凄くシンプル。
でも、それを量子論で隠して、隠すことでテーマを浮かび上がらせる、そういう手法。

それで浮かび上がってきたテーマが、たぶんこの作品の雰囲気とマッチしていて、それがとっても好きだったんだ。きっと。

最終回まで凄く面白かったです。
ありがとう。

* * *

ノエインという作品のテーマ部分については、これまで一貫して感想を書いてきたんですが、今回はその回答のオンパレードでした。
そのあたりがそのまま語られたくだりなんかは、かなりしびれましたよ。

今回一番しびれたポイントはですね、ハルカでも、カラスでも、ユウでもなく、トビくんなんですよ。
それはこれまで、ここがテーマだよね、という部分をそのまま語ってくれた部分なんです。



違うんだよ
レイズシステムでバーチャルな観測者を作り出しても駄目なんだ

存在を確定させるには
人が人を観測し、認識することが重要なんだ

お互いを認識し、分かり合えれば
存在は確定できるんだよ

この時空に来て ハルカと出会って 分かったんだ
人は存在を認識することで、それを確定できるんだよ




まさにここ。

第18話「ワルイユメ」の感想でも書いている(ひょっとするともっと前にも書いたかも)んですが、

観測されることで初めて過去・現在・未来が確定される、逆に言えば観測されなければ常に存在は可能性の世界・確立の世界に過ぎないという不安定さ。

こういう量子力学の考え方を、ハルカとユウを中心として、大切に想っている人のことを認識することで、それは仮想でも確立の世界でもなく、現実なんだよ、と認識していくプロセスの対比がこの作品の妙味のような気がしますね。
#むしろこれは監督の思春期における存在の確かさ・不確かさに不安を覚えた実体験から、量子力学を演出のギミックとして捉えて作られた物語なんじゃないかと思えるほどです。

つか、それって対比じゃなくて、人を想って互いに認識するってことは=観測して認識するってことと微妙に同義なんだよね。


という感じで。

今回、奇しくも同じ第18話の感想で、トビくんはきっとこの物語の語り部なんだな、と思ったところに、まさにそれをトビくんが語ってくれたわけで、もうこの時点で僕としてはこの作品観て、もう満足でした。

そして語り部は語るべき物語がなくなったら去るんじゃないか?なんて思っていたら、その通り語り部は去ってしまいました(泣)。


また、今回、ノエインはこんなことを言っているわけですが、



私は誰だ?
誰も私を認識しなかったのか?




これが意味していることって、ノエインという存在=他者の拒絶という意味なんですよね。

他者を拒絶した世界、それって世界に誰もいないのと同じ。
それってこの物語上のシャングリラなんですよ。

だから自分を認識してもらうこともできないし、他人を認識することもできない。
ましてや自分にとって大切な人すらもそこには居ないんです。自分だけの世界を創って拒否しているのだから。

だから自分自身を見失ってしまう。
だから不確定な存在になってしまう。

しかし、これもある意味のメッセージ。
「お前たちは必ず戻ってくるよ この時空に」という捨て台詞は、可能性の未来も、他者への拒絶、絶望に対する敗北、希望を持てなくなったとき、いつでもその時空=もう一人の自分は顔をのぞかせる、そういうメッセージがあったんじゃないかなぁ。



ただね、今回の最終話を見ていて確信したのは、この作品って絶対に若者に向けてのメッセージだと思うんですね。
赤根監督は「自分探し」という言葉を使っていたんですが、大きなメッセージとしては、もっといろんなことやってみればいいじゃん、自分にはできないとか、それは無理だとか、いろいろ悩むのも大事だけど、でもまずは何でもやってみようよ、みたいな、そういうメッセージが感じられるんですよね。

それこそ、確定された未来なんてない、選択肢の無い未来なんてない、だからまずやってみようよ、失敗するかもしれないけれど、未来は辛いこともたくさんあるかもしれないけれど、でも可能性は、可能性の未来は無限に分岐してるんだよ、だからまずやってみようよ、みたいな、むしろ若者へのエールなんじゃないのかなぁ。


これを後押ししたのが実はアトリ。
今回のアトリはまさに光ってた。

そんなアトリについて僕は第23話「オワリ」の感想で、


アトリってあのちょっとどころかかなりイッてしまったキャラが魅力だったんですが、それでも、彼がラクリマを飛び出した行動原理は一貫していたんじゃないかと思えます。

龍のトルクが欲しかった?
ほんとにそうだったのか?

アトリこそ、実は可能性の未来を信じたかった、そういうキャラだったんじゃないかなぁ。

だからこそ、鈴村ボイスで語る


でもよ、未来なんて分かんねーから面白いんだろ(アトリ)


に、しびれるわけです。



そしてその回答になっていたのが、今回のアトリのこの台詞。



未来を消させやしねーよ!!



トビくんがテーマの語り部であるならば、アトリはテーマの回答者だったんじゃないかな。
#ほんとの回答者はユウでありハルカであるんですが、どちらかというと二人は模索者であり、アトリんは制作サイドの答えをズバリ言う役だったのかもね。



ノエインという存在は、だから反面教師。
時空を収束させたかったのは、辛いことに耐え切れずゼロにしたかったから。
自分を受け入れてくれる存在を失ったから、他者を拒否してしまった存在。
収束させたかったのは、リセットしたかったから。

それに対してハルカとユウを通じて描いたのは、大切な人を認識することで、自分自身を保っていられる、相手を理解しようすることで、自分も理解される。
誰かがいるから、自分もいる。
世界は自分ひとりで構成されているんじゃなくて、きっと周りに自分を見てくれる人がいる。
それを大事にしようよ、みたいな対比なんじゃないのかな。



ちょうど第21話「マボロシ」の感想でもこういうことを書いていて、


量子論の不確定さを引き合いに出して難しい内容を呈しているとは思いますが、恐らくそれは主題を浮かび上がらせるためのギミックだと思うんですよね。
赤根監督は「自分探し」と仰っていましたが、未確定で不安な未来に対して、どうやって自分を認識していくか、それは一人でじゃなくて、大切な相手を認識する、ということなんじゃないかな、と思うんですけどね。
ユウが抱く現在への不満なんていうのも、恐らく誰しもが抱えた経験があるものかもしれないし、何となくメッセージとしては流されるな、自分をちゃんと見るんだよ、不確定な未来に怯えるんじゃなくて、今を自分をちゃんと大事にしようよ、大人になったら懐かしくさえ思うよ、みたいな感じなんじゃないかな。



今回の最終話で、未来のアイや、ちょっと未来のユウ、現代のイサミなんかが、現実=今を見据えて、状況を受け入れていく描写が成されているんですが、それがやっぱりここの回答になっていたんじゃないかと思います。

つまり、今を、そして自分を大事にしようよ、みたいな。

絶望することなく、今でも何でもできるかもしれない、可能性の未来はあるんだよ、そういうエールなんじゃないかな。


最終話ということもあって長々と書いてしまったのですが、このノエインという作品、個人的には非常に面白かったです。
26話構成というのがやっぱり良い長さなのかのなぁ、なんて思います。

こうしたSFの中に隠された、シンプルなテーマを描く作品っていうのが、やっぱり個人的には好きなんだなと改めて実感です。

またこういう意欲作が出てくるといいなと、心から思います。
こういう面白い作品が世に出たことに、何となく感謝の気持ちです&終わっちゃうのが寂しいですね。

このスタッフの皆さんの次回作にも期待しちゃいます。

ノエイン もう一人の君へ DVD第4巻
フクロウ、カッコイイなコレ。
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デイト・オブ・バース

2006-03-28 22:46:51 | Weblog
交響詩篇エウレカセブンの第46話「プラネット・ロック」では、ユルゲンス艦長が「立ちはだかるのは万の数の敵」と言うほど絶対的不利な状況が訪れて(本編では現時点で今も続いていますが)、そんな状況の中、ゴンジィがこんなことを言っていました。


「行く手には暗雲が待っている しかし雲を抜ければ光が待っている」


まあ、この言葉がばっちりと僕の仕事の状態とマッチして、この言葉を胸に頑張るかって感じだったんです。

結果、際どい綱渡りではありましたが、3末リリース予定だったプロジェクト3本はトラブルを孕みながらも何とかカットオーバーに成功。
死ぬほどあったそれに伴う事務処理、課題整理も、それなりに問題はありつつも、一応の決着を見ようとするところまでこぎつけました。

ここまで来れたのは、プロジェクトメンバーを始め、それを支えてくれた上司、営業、雑談で気を紛らわしてくれたりした先輩・同期・後輩、みんなのおかげです。
本当にありがとうございます。

ここでもまたエウレカセブン第47話「アクペリエンス・4」のレントンとエウレカの言葉を借りれば、


正直言って逃げ出したいくらい辛いこともたくさんあった
でも、プロジェクトメンバーや仲間たちが


助けてくれたから 何とかやってこれた

助けてくれたから 何とかやってこれた


まさにこの通りなんです。
自分ひとりでは決してここまで来れませんでした。
みんなが居てくれたからここまで来れました。

ほんとに、ありがとう。
改めて感謝です。

* * *

さて、続けて私事でまたまた恐縮なのですが、行く手に立ちふさがっていた暗雲を抜けると、光が待っている、その言葉が通じたかどうかは分かりませんが、綱渡りのようなプロジェクト運営が一息ついた、光が見えたこのタイミングで、子燕。が生まれました。

あー、と、うー、と、もうちょっと分かりやすく言いますと、第二子を授かりました。

男の子です。

つか、かなりでっかく生まれてきたんで、奥さんが大変でした。
昨夜の3時頃ですが、元気よく生まれてきました。

現在までのところ母子ともに健康でございます。

ほんとにこれまで仕事も立て込んでいて、バタバタだったんですが、何とか一息付いたタイミングで生まれてきてくれてほんとにありがとうって感じです。

ここまでの道のりは長かったんですが、それでも何とかここまで辿り付くことができました。

それこそ、たくさんの人に助けてもらいながら、支えてもらいながらここまで来ることができました。

まさに、


助けてくれたから 何とかやってこれた
助けてくれたから 何とかやってこれた


です。

これからもたくさんの人に助けてもらうことになると思いますし、支えて頂くことになると思います。
自分たちだけでここまで来ることはできませんでした。
ほんとにありがとうございます。
改めて感謝です。


新しい家族が増えた瞬間、これが僕にとっての、家族にとってのエウレカセブン第38話「デイト・オブ・バース」でした。



このブログももう無理かなと思うことが何度もあったけど、ここまで来れました。
これこそ自分ひとりではここまで来ることはできなくて、皆さんに支えられてここまで続けることができました。
ほんとにありがとうございます。
重ね重ね感謝です。


仕事も家庭も、これで終わりじゃないし、まだまだ解決しなくちゃいけないこともたくさんある、これからもっと出てくるだろうけども、今までどおり地道に頑張りたいと思います。


ということでここ数週間、仕事だけじゃなくプライベートでも非常にバタバタだったわけですが、恐らくエウレカセブンの最終回はこういう状態なんで、たぶん感想のアップは遅くなっちゃうと思います。
それでも最後なんで、やっぱりちゃんと書きたいし、うまく折り合いをつけて書いていきたいと思います。
こんなんで恐縮ですが、お付き合いいただければ幸いです。

ちなみに、息子の名前はまだ試行錯誤中で、時間いっぱい悩もうと思っているのですが、使いたい字の一つをファフナーの登場人物から取ってきていることは奥さんには永遠のナイショにしたいと思っています(笑)。
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黙って赤飯

2006-03-28 01:01:51 | Weblog
年度末クオリティーの激務も何とか目処がつきそうかも。
ちゃんと終わった暁には黙って赤飯炊いとけって感じですね(銀魂より)。

プライベートも素でバタバタなんですが、こちらも泣きながら赤飯炊いとけって、感じにしたいところです。
つか、むしろ赤飯マシーンになりたいです(なんじゃそりゃ)。

まったく意味不明でスミマセン。
それくらいバタバタです(ぎゃー)。
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交響詩篇 エウレカセブン 第48話「バレエ・メカニック」感想

2006-03-26 12:27:44 | エウレカセブン
ドミニク・アネモネによるあの感動の「モーニング・グローリー」、その再演に大号泣の第48話。・゜・(ノД`)・゜・。
ここにまた一つ傑作エピソードが生まれました。本当に素晴らしい。
ほんとに良かった、良かったよ。・゜・(ノД`)・゜・。
何度観ても泣いちゃうし、きっとこの後何度もこのもうひとつのモーニング・グローリーを観てしまうんだろうな、と思いました。

エウレカセブンという作品は第26話「モーニング・グローリー」に象徴されるように朝日、夜明けが本当に良く似合う。
アネモネという少女にかかっていた長い長い夜がここに明け、そして本編では驚愕の展開を迎えながらも、あの空の暗さはまさに「夜明け前」。

いよいよ来週は最終回。

レントンとエウレカはこの世界に「夜明け」を引き寄せることができるのか、そしてレントンとエウレカに朝日は降り注ぐのか?
もうラストへ向けて焦点は1点へ集結。
できることならば、この二人に眩しいばかりの朝日が降り注ぐことを願ってやみません。

それにしても今回、ホントに良かったです。
作画、音楽、脚本と全部にスタッフの方々の情熱が伝わってきた気がしますよ。
特に作画は凄いなぁ。これが1年もののラスト付近で出てくるクオリティなのか!?と思うほどに。
キャラ作画では倉島さん、メカ作画では中田さん、すっごい気合が伝わった気がします。

■アネモネ(赤)=あなたを愛する、アネモネ(紫)=信じて待つ


。・゜・(ノД`)・゜・。


……いかん、最初から泣いてますが、最後まで泣きっぱなし。
何ですかこれ。・゜・(ノД`)・゜・。、こんな最高の展開しちゃって良いのですか。・゜・(ノД`)・゜・。?ってくらい、これまでのアネモネとドミニクの関係性を昇華させてくれました。

アネモネのモノローグに始まり、ドミニクとアネモネの二人が手をつないでいくまでのプロセス、これは素晴らしかった。
もう、僕は感想とか書く必要ないだろってくらいに。

もう余計なことは無し。
今回はただアネモネとドミニクを振り返りたい、ただそれだけです。


。・゜・(ノД`)・゜・。(どっちかって言うと最後は嬉し泣き)。
アネモネの台詞、スタート。



まあ、人生色々ってところかな
心残り?
無いって言ったらそんなの嘘に決まってる


私もまだまだ若いし 買い物だってしてみたいし
美味しいものだって食べたいじゃない?

そりゃあ、素敵な恋だってね
そういうのできれば最高なんだけど
そう、ほんと最高

だけどなんだかね、ほんと…あーあって感じ
ほんと、あーあ……。



気になる人?
いた……。

うん、過去形。
今更伝えておけば良かったなんて考えてる自分にちょっと自己嫌悪
もうどうしようもないのにね

もし、また今度生まれてくることができたなら
今度はもっと器用な人間に生まれて来たいな

もうどうしようもないのに
なんだか自己嫌悪。



もし、この戦いが終わっても生きて良いって言われたら
小さな鏡をひとつ買って 微笑む練習をしてみる




。・゜・(ノД`)・゜・。



何度も何度も練習しよう
もう一度会うために




。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。



もし、誰も傷つけずに生きて良いと言われたら
風にそよぐ髪を束ね 大きな一歩を踏みしめて
胸を張って会いに行こう




。・゜・(ノД`)・゜・。



生きていたい
ありがとうを言うために

生きていたい
たくさんの気持ちを送るために

生きていたい
気付かなきゃよかった こんな気持ち





。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。



だって苦しいの あの人がどこにもいないの!!
そんなの、そんなの!!


ううん、エウレカ……
もう伝えられるはず……ない



ドミニクー!!




……既にこのシーンまでで大号泣。涙で画面が見えません。


なのに、なのに、この後のシーン。
なんなのよ、この良さは!!
もう言葉になんないよ!!


ジ・エンドがあの黒い禍々しいスタイルから、銀色の神々しいスタイルへの変化。
サントラを購入された方は気が付いているかもしれませんが、それまでのBGMは「Type The END」だったんですが、この瞬間かかるBGMは「ニルヴァーシュ」なんですよ!!


これが本来のジ・エンド、これが本来のアネモネと言わんばかりの眩しい変化のシーン。
ここにも一人、そして一体、サナギから美しい蝶へと変わった、そんな劇的なシーンでした。
もう設定がどうとか、そんなのどうでも良いよ、ただただここは感動でしたよ。


さらに、ここから、アネモネがジ・エンドを飛び出して、ドミニクと手をつなぐまでのプロセス、何て素晴らしいんでしょうか。


これは第2クールのラストで、レントンとエウレカが長い長い夜を抜けて、光を掴み取った、二人で朝日の中で手をつないだあの感動の第26話「モーニング・グローリー」の再現じゃないか。・゜・(ノД`)・゜・。


しかも、そのドミニクとアネモネの手をつなぐのを仲介したのがガリバー。
送り出したのはジ・エンド。


これまでドミニクとアネモネを見守ってきたものたちに送り出されて今繋がれる二人の手。



。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。


あのですね、僕は今までこのエウレカセブンという物語はレントンとエウレカが手をつなぐこと、それがとっても重要で、どうやって手をつないでいくか?そのプロセスがこの物語の根幹だ、なんて言ってきたわけですが、それ、間違ってました。

違う違う、レントンとエウレカだけじゃない。
ドミニクとアネモネ、それだけじゃなくて、ラストに描かれたレントンとエウレカ、モーリス、メーテル、リンク、そういった、みんなが手をつないでいく、手をつなげる希望を描くことが根幹だったんです。


。・゜・(ノД`)・゜・。


あー、マジでイイです。この作品。
エウレカセブン、大好きだ。


ここから先はアネモネとドミニクのエピローグ(笑)。


その、えーと、久しぶり

馬鹿っ!!あんなところに落ちてくるなんてどういうつもりよ!!

ご、ごめん

いいわ、特別に許してあげる

会いに来てくれた
救ってくれた!!


救えた…のかなぁ?

救おうとしてくれた!!


初めて見せてくれたね そんな顔
とても素敵だ


聞こえない


好きだって言ってるんだ!!


あたしも初めて こんな素敵な気持ち
なんだかもう死んじゃってもいい

ううん、嘘 生きていたい
ドミニクと一緒に ずっと


生きよう 一緒に



この二人に拍手を。・゜・(ノД`)・゜・。
長い、長い夜を抜けて、不器用だけど、それでもそれでも自分の気持ちに素直になったこの二人に拍手を。
もう、お願いしますよ。・゜・(ノД`)・゜・。

また、これだけでも泣けるのに、ジ・エンドの最期がまた泣ける。・゜・(ノД`)・゜・。

ジ・エンドが常にアネモネを見つめていたのは、実は見守っていたんだ。
自分の心を殺して、耐えて耐えてきた、そんな少女を実はずっと見守っていたんだ。

だから後押しもするし、その気持ちに応えて本来の銀色の姿にもなるし、そしてその見守ってきた少女を守ったんだ。・゜・(ノД`)・゜・。

大人が子供の未来を守るように、ジ・エンドもアネモネの未来を守ったんだ。
あの物言わぬ瞳は、最期の瞬間まで見つめていたあの瞳は、間違いなく親の視線だし、また温かい。

あー、こんな演出は反則だ。・゜・(ノД`)・゜・。

さあ、これで残るは世界と、そしてレントンとエウレカの物語に収斂してきました。
もう、どうなるんじゃー!!

■一緒に


ねえ、知ってる?
俺たちの指にはみんな名前がついてるんだよ

親指がお父さん
人差し指がお母さん


知ってる
中指がお兄さん
薬指がお姉さん
小指が弟

私たちみたいだね



これがBパート冒頭の会話。

そしてBパート終盤の会話。


レントン

うん、生きよう一緒に
この星で

みんなで生きよう


うん、みんなで

みんなで!!


そして5人で手をつなぐシーン。


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。


また泣いてます。すみません。今日ボロ泣きです。
ただでさえ涙腺弱いんですが、今日は決壊してます。


そうなんです、このシーンこそがこのエウレカセブンがエウレカセブンたるシーンなんじゃないの?って思っちゃう。

子供たちがさ、みんなで安心して手をつなげる、そういう日常がさ、何より大事なんだよね。

すみません、完全に親の視点が見ちゃってるんで、こういうシーンに本当に弱い。
つか、これがあるからエウレカセブンが好きなんだと思います。


あとね、レントンとエウレカがアネモネの心を聞くシーン。


生きていいんだよ

生きちゃいけないなんて 誰も言ってないんだよ!!



ここからレントンとエウレカが手をつないでコクピットからアネモネに向かって自分の声で


きっと伝わるよ アネモネ


のシーン。


レントンは自分がこれまでしてきたことについて自己嫌悪に陥りながらも、色んな人の助けを借りて、色んな人に出会ってここまでこれた。

エウレカも自分がこれまでしてきたことについて自己嫌悪に陥りながらも、色んな人の助けを借りて、色んな人に出会ってここまでこれた。

伝わらないと思ったこともあった。
もう理解できないと思うこともあった。

そんな二人が今手をつないで「伝わるよ」とアネモネに伝える。

こんなに説得力のある台詞は……無い。

僕らは1年を通じてレントンとエウレカがこうして手をつなぐまでのプロセスを見てきたからこそ、この一言の重みを理解できる。

だからこのシーン、ほんとに美しかったんです。・゜・(ノД`)・゜・。


1年間の積み重ねがこれほどまでに丁寧に描かれた作品ってあったけかな?
たぶん、僕はこの積み重ねに色んなことを思い出して感動しているのかもしれません。

クライマックスに相応しい、素晴らしい回でした。

ああ、もう一回観て、そのあと「モーニング・グローリー」観よっと。

#今回のスポンサークレジットの絵も素晴らしかったですね。
#吉田健一さんのサービス精神に感服&拍手。素晴らしい!!
#あんなボーナストラック、マジで嬉しいですよ。

次週は1時間SP。
録画も間違えないように、皆さんお気をつけて!!

指令クラスターもまさかの大破。
いったいどうなるんじゃー!!という思いと、レントンとエウレカに朝日が差し込むことを祈って、最終回を待ちますよ。

タイミングの問題があって、運よくなのかどうなのか、今週はリアルタイムで観れました。
たぶん最終回もリアルタイムで観ることはできるのですが、感想のアップはきっと遅くなります。
その理由は間に合えば日記中にアップしたいと思います(仕事にあらず)。

ということで最後までお付き合い頂ければ幸いです。

交響詩篇エウレカセブン オリジナルサウンドトラック2
サントラの1は物凄く完成度が高かったので、2も期待大です。
名シーンでかかったあの曲や、今回はテクノテイストも結構強いんじゃないかと予想。めっちゃ楽しみです。

交響詩篇エウレカセブン DVD第10巻
このジャケットはマジで可愛い!!
第38話「デイト・オブ・バース」はコメディータッチからシリアスへの転換が絶妙にして感動。
個人的に傑作エピソードの一つだと思います。
第3クールの締めにあたるこの回もお勧めですよ。
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舞-乙HiME 第24話 「あなたのために…。」

2006-03-25 00:48:16 | 舞-乙HiME
エルスちゃん。・゜・(ノД`)・゜・。

しかし、その手紙は皮肉にも悲劇の連鎖のトリガーとなってしまうとは…。・゜・(ノД`)・゜・。


* * *

ということで、舞-乙HiMEもラストへ向けて突っ走り準備完了!!って感じですね。
次週は最終回、1時間目一杯使って乙-HiME同士のぶつかり合いも見られるかな?

5柱の残り二人も出てきたし、アカネちゃんも出てきたし(笑)、最後は揃い踏みって感じになりそうな気配ですね。

カズくんとアカネちゃんが逃げたのは二重の意味でラッキーだったんですね。
カルデアの王族が全滅とあっては、逃げていたカズくんは命拾いだし、返り咲き&乙-HiMEにアカネちゃん、ということも有り得るし。

黒トモエ様は相変わらず最高ですな。

その黒トモエ様が仰る、何か男関係でも逃げ道有りっていうのが、今回のニナちゃんの描写に繋がってるかいな?
#&アカネちゃんもそうなのかいな?

それにしても、悲劇的なほど悲劇の連鎖でラストへ突入ですな~。

* * *

でもこれまで、あまり考えずに、感性だけで観て来れた舞-乙HiMEも来週で終わり。
録画には十分注意ですね!!

* * *

スズシロから号令を出すハルカちゃんはカッコイイを通りこして、面白過ぎです。

つか、予告はかぜだいざえもんかよ!!
にゃんこ先生~。

舞-乙HiME DVD第4巻
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そしてまた読む

2006-03-24 00:51:52 | マガジン(とサンデー)感想
最近、マガジンを読むと、3本くらい読まない連載があったとしても、エア・ギアは最低3回くらい読んでます。

つか、オームさん!!

やってくれる、大暮先生。

ぬおー、シムカがやられたときに抱いた殺意が、あっという間に吹っ飛んだ(笑)。
#それでいいのか!?
#うん、そんなもんです、自分(えー)。

うーーん、これぞやっぱり大暮節なんだろうなぁ。やられました。

あと、個人的にはお花を貰ってちょっとおにゃのこっぽいベンケイさんがとてもラブリーでした。

むはー、ベンケイさん対オームさん、真に強いのはDOCH!!

でも負けてないぜ、エミリ。
パワーだけじゃないぜ、スタイルも実はスゲーぜ(ってそんなところしかみてません)。

* * *

あと、Over Drive、これ面白いっすね。
結構毎週楽しみにしております。

アヒルの空はバスケをやらせてあげてください。
日向先生 バスケが やりたいです。

濱中アイは最後まで濱中アイっぽくて好きでした。
つか、もう次回連載が決まってるのね。

* * *

そして、またエア・ギアを読む。
特に最後のページ(笑)。
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ノエイン もう一人の君へ 第23話 「オワリ」 感想

2006-03-22 23:54:12 | ノエイン
でもよ、未来なんて分かんねーから面白いんだろ(アトリ)


* * *

今回のノエインは凄い。
すっごい面白い。必見。これは必見だよ。

最初から最後までこんなにしびれたのは結構久しぶり。
ストーリー展開から、音楽、そしてノエイン独特の作画まで、作画で行けば第12話を彷彿とさせる気合の入り方。

ノエインはマジで面白い。

* * *

ノエインはやはりハルカという存在を喪失したことに絶望して、それに耐え切れずゼロにすることを望んだ存在だったんだ。

これは、丁度第22話「ミライヘ…」で、というかその前から予想してたことでビンゴ。

また、ユウ、カラス、ノエインという時空は異なれど、同一人物を描いたのは、ユウは子供時代の不安を、カラスは大人になったとしても苦しいことはある、ということを示す、ノエインは絶望から自分を見失って零に戻したいと、誰しもがそれなりに経験する時間軸をそれぞれのキャラで切り取っている、という考えでもあると思う。

これはSFという世界観で遠くにあるものではなく、SFという世界観で現実を、結構身近な現実を、誰しも経験しそうな現実を投影しているわけですね。

このあたりのテーマが、今回の迫力の音楽と映像で迫ってくるものだから、もうかなり最初から最後までしびれっぱなし。
迫ってくる、この表現しか思い浮かばないほど、今回は凄かったなぁ。
ほんと良い仕事してるなぁ、としみじみ&しびれながら観てました。

また、そこにアトリというスパイスが加わるから、更にしびれる。

アトリってあのちょっとどころかかなりイッてしまったキャラが魅力だったんですが、それでも、彼がラクリマを飛び出した行動原理は一貫していたんじゃないかと思えます。

龍のトルクが欲しかった?
ほんとにそうだったのか?

アトリこそ、実は可能性の未来を信じたかった、そういうキャラだったんじゃないかなぁ。

だからこそ、鈴村ボイスで語る


でもよ、未来なんて分かんねーから面白いんだろ(アトリ)


に、しびれるわけです。
いやー、カッコいいわ。アトリ。かなりイイよ。

* * *

そしてノエインとハルカ。
この二人の対比構造も、何話か前から予想していた関係性でビンゴのような気がします。

ノエインとハルカという存在の対比は、ノエインが未来の「可能性」を否定しているのに対して、ハルカは未来の「可能性」を肯定する、そういう対比。

テーマ性としてはここはシンプルで、大人になれば辛いこともあるし、逃げ出したい、受け入れたくない現実もある。
けれども、それを乗り越えていく強さ、可能性の未来を信じる気持ちを持って欲しい、というところじゃないかな。

奇しくも今回ノエインは自分で量子論を引き合いに答えを言ってると思うんですよ。


人はね、この時空にただ存在するのではない

求める時空を人は認識することにより その時空は存在する

絶対的観測者は一人一人の人間なんだよ



ここでノエインは絶望して無=ゼロに戻そうとするのですが、ここは翻って、それを認識する(受け入れる)のは自分であり、また大切な人であり、詰まるところ自分をしっかりと持て、相手を認識する、そういうことなんじゃないかなぁ。

個人的にはそういう希望を示すラスト展開を期待。

* * *

恐らく次で最終話。

めっちゃ面白い&クライマックス。

こういう作品があるから深夜番組はやめられない(笑)。

ノエイン もう一人の君へ DVD第4巻
フクロウ、カッコイイなコレ。
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失格……だと思う、たぶん。

2006-03-21 23:32:13 | Weblog
本日もしっかりと休日出勤を楽しんだわけですが(楽しんでません)、電話がかかってこない、仕事を中断されない、会議が無いという状況はやっぱりはかどりますね。
ずっと休日出勤したいです(大嘘です)。
#平日は常に誰かに話しかけられてるね、と隣のお姉さんによく言われてますが、それは実話です。
#そうか、それで仕事がはかどらないのか!!(ということにしておく、たぶん)。

* * *

さて、そんな休日出勤ですが、ついてないかと言えば、そうでもなくて、何と偶然にも上司が後から出社してきました。
明日は上司がいないので、手持ちの決裁2本は明後日じゃないと無理か?なんて諦めていたので、これは幸い、とばかりにすかさず説明へ。

説明も1発で通り、まだまだ何とかなりそうな気配が湧いてきましたよ。
決裁自体は明日、リモートでやってくれるそうなので、正直これはかなり嬉しかったですよ。
#しかもその上の上司も明日一緒に居るってことで、説明しておいてあげるよ、ということでこれもまたラッキー。
うおし、まだ頑張れる。

* * *

話は休日出勤する1時間前にさかのぼるのですが、休日はだいたいゆっくり出社するので(笑)、久々に書店が開いている時間ということもあり、この辺を購入してきました(エア・ギアだけは先に購入してましたけどね)。

エア・ギア 第13巻


連載再会のエア・ギアを読んだ後に、この第13巻を読み返すと、かなり「おお、なるほど!!」とか、「ああ、こんなことぐぁ!!」とか思いながら読めること間違いなしです。
くるるもここで登場ですね~。
バッタの人(と大暮先生というか、アシの方々もそう呼んでいるそうな)は「角の王」という名前があるらしく、牙のレガリアより新型のらしいよ。

つか、相変わらず大暮先生の描く絵はすっごいっす。
グラムスケイルのあたりとか、週間連載の領域を遥かに超えてしまっているような気がします。
完全に惚れたもん負けです、自分。

絶対可憐チルドレン 第4巻


絶チル、面白~!!
個人的に絶対可憐チルドレン、大好きなんで、第4巻はまたまた面白かったです。
特に、メイドさんが全開(ほんとに全開)しちゃうシーンとか、かなり椎名節が利いてて大爆笑でした。
ほんとこれは、面白いですね。

後は皆本がモテモテ度合いが増してきてるのがナイスです。
たぶん今のサンデーではハヤテか皆本か、というくらいのモテ度です。
絶チル、お勧めです。

仮面のメイドガイ 第2巻


これ買うの忘れてました。かなり。
つか、出てたのに気が付かなかった(笑)。

あいかわらずコガラシさんは凄いなぁ。
全体的には第1巻の方が好きかなぁ、とも思うんですが、フブキさんに無理やりドジッ娘属性をつけるのは有り、つか、かなり有りだと思います。
風邪を引いて弱っているフブキさんはかなり良いですね。


こうして休日の通勤時間は有効活用されていくのでした(間違った社会人像より)。

* * *

京極夏彦さんの『鉄鼠の檻』を買おうかな~、と思って書店に行ったら、古いほうの文庫がもうなくて、新しい分冊版しかなかったんですよ。
で、ひとしきり迷った挙句、ノベルスを買いました(えー)。

いや、だって、ノベルスの方がまだ安いんだよ。分冊版は持ち運び便利だけど、やっぱり高いですわ。

最近京極堂にはまっております。

で、なんで『鉄鼠の檻』を買いに行ったか、というとその前の『狂骨の夢』が読み終わりそうだったんで、次、次~、とか思って買いに行ったわけです。

つーことは、そのときの僕のかばんの中は、エア・ギア、絶チル、仮面のメイドガイ、狂骨の夢、鉄鼠の檻、あと、のだめの14巻も入ってたりして、一体何kgあるんだよ!!って重さしてました。
#京極本の厚さをご存知の方はこの凶悪さが分かるはず(笑)。

つか、そもそも社会人のかばんの中身としてえらく失格な気がします。
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コーラで回復?

2006-03-21 06:53:06 | ジャンプ感想
執筆中は常に卍解、そんな久保帯人先生のように、僕も仕事中は常に卍解していたいです。
#でも一瞬で仮面の人に取り込まれそうです(ぎゃー)。
#もしくは立ったまま気絶しそうです。で、気が付いたらバリカンで刈られた後があるんです、きっと(えー、仕事中なのに)。
#ブリーチのあのメガネちゃんは結構可愛いです。つか、やられ方とか微妙にエ○いです(ヲイ)。

* * *

今週フランキーはコーラで回復しましたが、僕は仕事で追い込まれるとなぜかコーラ飲みます。
つか、SEの徹夜光景には何故か宅配ピザとコーラ、(僕はタバコ吸わないけど)コーラの空き缶にタバコの吸殻(もちろんオフィスは禁煙だが(笑))というのがうちの会社の相場なんだが、個人的には何となく一般的な光景のような気もしますん(どっちやねん)。

仕事の山場ほど自分の体を酷使したくなるのは何故だろう?

ということで、僕はコーラ飲んでも回復しません(当たり前だ)。
#ポーション飲んでも回復しません(当たり前、なのか?)。

* * *

お客様への要件定義書の納品も無事終わり、後は事務処理&残りのプロジェクトのリリース準備と、一山越えたな~、とか勝手に思っていたら営業の部長さんから呼び出しが。
&上司からも呼び出しが。

4月から動くから攻め方の絵を描きやがれ、この野郎、というオーダー。
ちょっ、それ、無理。

ということで、休めるかなと思った本日も、祝日勤務決定。

ナルトみたいに影分身でも身につけるか、九尾のチャクラでも引き出さないとまずいかもしれんね。
もしくは真白木ばりの死ぬ気の炎(ツナとかバジルじゃなくてそっちかよ!!)。

今週はリボーンと読みきりが結構面白かったです。

* * *

Yukimiさん、カンコン優勝おめでとうございます。

やっぱり優勝商品は「あれ」を貰って、その優勝商品を何も言わず「あの人」にそのままプレゼントする、というのがカッコイイと思います。

* * *

3月はマジで時間との戦いですね。
僕が虚化するのが先か、コントロールする術をみにつけるのが先か?という状況ですが、現時点で今週のブリーチばりに虚が優勢です(えー)。
久保先生、卍解の仕方教えてください。
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交響詩篇 エウレカセブン 第47話「アクペリエンス・4」感想

2006-03-19 13:17:45 | エウレカセブン
ついに語られた1万年前から現在に至るまでの経緯、人類とスカブコーラルの関係性、そしてスカブコーラルが抱えていた『百年の孤独』ならぬ「1万年の孤独」。
まだスカブコーラルの本当の正体自体は語られてはいないのですが、ひょっとするとこのまま語られないかもしれないし、僕はそれでも構わないとも思っています。
だって、それは舞台装置に過ぎないと思うし、レントンとエウレカの物語の裏側にある(相互理解の)問題提起的テーマを浮かび上がらせるギミックだと思えるから。

本当の流れは最初から最後までボーイ・ミーツ・ガールの流れにあり、第1話で閉塞感と父親への劣等感とに苛まれていた少年の、そしてこの世にただ一人産み落とされた違う種族の少女の、この二人の成長物語であり、この二人がどうやって手を握っていくか、相互理解していくか、の物語なんですよ。たぶん。

舞台装置に過ぎないと言ってしまいましたが、じゃあ、この二人が理解し合っていくプロセスに必要なもの、それはやはり生活している基盤であったり、世界観であったり、歴史であったり、と、そこには二人だけの世界で完結するわけもなく、因縁や問題、しがらみなど切っても切れない関連性がある。
大きな問題提起の流れの中に、いや、上に、この二人の物語が乗ってくる。
だからこの裏と表の流れ、それが合わさりあった、川の大きな流れが合流した、そういうポイントが今回の第47話だったんじゃないかと。

今まで丁寧に積み上げてきたパーツがここに来てついに合流。
それはまさに4つのパートを主とする交響曲のように、4つのクールを経て完成してくるこの交響詩篇。
流れは一つになり、そしてレントンとエウレカたちも上の世界へ。

ラストまでの道筋は出来ました。
もう後はドキドキしながら待つしかありません。
もうここから先は頭で考えるんじゃなくて、感じるしかない、そういう領域です。

ぬあー、どうなるんじゃー!!

■スカブコーラルとは?
スカブコーラルって一体何なんだ???
という視聴者全員の疑問に対するアンサーの回がこの「アクペリエンス・4」でした。

これまで「アクペリエンス・シリーズ」ってたぶん意図的にイメージのみを伝えていたんじゃないかと思うんですよね。
最初の「アクペリエンス・1」を観たときに「この回を単体で切り取っても恐らく分からない、ストーリーが進んで初めてこの回を見直す必要がある、そのときに50話近くの話の中で今回の位置付けが分かる」という感想を書きました。
今思うに、「アクペリエンス・3」を観た頃から感じたのですが、この「アクペリエンス・シリーズ」は謎解きの回だったわけです。
第12話で感じたことが、本当に50話近くかけてようやく分かってきましたよ。

さて、スカブコーラルって一体何なの?ということについては、このブログでも2つほど記事を書いていて、それぞれ通常感想とともにたくさんのコメントを頂きながら、みんなで考えてきました。

まず一つ目はスカブコーラルが漂着したという観点から始めた「デューイの言葉が気になってしかたありません」という記事。
二つ目はそこから人類が意図的に設置したという観点から考えた「約束の地とは?」という記事。

どちらも、この惑星=約束の地は「地球」だった、という観点に基づいて書いたので、その点については一応ビンゴ。
しかし、最初に考えた「漂着」、そして次に考えた「人類の手によるもの」というのは、実は「両方」だった!!という衝撃展開でした。
ぬあー、やっぱり簡単には予想させてもらえない(笑)。

そして何より今回のポイントは「順番」でした。

順番の解釈、そして何故スカブコーラルがナノマシンとして作られたのか?この辺がまだ解明されていないわけですが、「侵略者」というキーワードと「順番」が実はこの作品の裏側にあるテーマなんですよね。
#パレスチナ問題が後ろに見え隠れするのはこの辺にあると思います。

この「順番」自体が問題提起的になっていて、それに対するアンサーがエウレカとレントンの姿、というのがこの作品を通じてのメッセージなんだと思います。
#残念ながら地球再生装置、という位置づけは外れちゃったけど、それもまた良し。

そして、ずっと、たぶんかなり最初の頃から言ってきた、この作品ていうのは「相互理解」の物語なんだよ、ということについて物凄く象徴的な回だったんです。

■1万年の孤独
エウレカとレントン、コーラリアンと人類については何となく分かるところでしたが、実はスカブコーラル自体も「孤独」だった!!というのが超・衝撃的でした。

「相互理解」するための一番の近道は「対話」。
#これは僕が蒼穹のファフナーの大ファンであること&このブログをファフナーの頃からご覧頂いている方には公言して憚りませんが、ファフナーが好きだった大きな理由の一つが「相互理解」の物語で何よりも「対話」を重要視していたことにあります。
#基本的にこういうのが好きなんですね、自分。

じゃあ、「対話」する相手すら居なくなったとしたら?
「理解」する相手が居なくなったとしたら?

これまで「殲滅」とかそういう展開で相互理解の物語を語る物語はありましたが、この「孤独」という展開にはビックリ。
いやー、そうか、そうか、そういう方法もあったか、ととにかく感心。

『百年の孤独』ではなく、「1万年の孤独」。
ゆえに、それを氷解させるのは「愛」。

これで筋は通りました(僕の中で(笑))。

これまでの感想の中で、きっと人類だけでもダメで、スカブコーラルだけでもダメ。
レントンとエウレカが模索する道は第3の道じゃないとダメなはず。
と書いてきただけに、この展開から導かれる第3の道にみんなで期待したいところです。

■一人じゃないんだよ
スカブコーラルとそれに関する1万年の経緯について語られた、これが今回の大きなポイント、だとは思うのですが、僕個人としては実はそっちも大事ですが、こっちの方も十分大事でした。

それはレントンとエウレカがこの1年を掛けて成長してきた証、それが二人の口から、それぞれ自分が世話になった人物に向かって語られたことでした。
僕の感動ポイント、感涙ポイントはまさにここでした。

第1話で閉塞していた少年。
第1話で何事にも興味がなさそうな不思議な少女。

この二人がこれまでの色んなことを経て辿りついた先がスカブコーラルの中心地「指令クラスター」。
ここで、二人がそれぞれ、自分の口で語ります。

苦しいこともあった。
辛いこともあった。
けれども、一人じゃなかったから。
みんなが支えてくれたからここまで来れた。

。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。

1年かけて積み重ねられた二人の軌跡がここでひとつの流れに合流してきました。
長かった?短かった?
そんなことどうでも良いくらいしみじみ良いですよ。

レントンの成長をずっと僕らも観てきたから、今回の台詞に泣けてしまう。・゜・(ノД`)・゜・。


もしかしたら今のエウレカを受け入れてくれないかもしれない
それは分かってる
けどね、俺、エウレカを連れて帰りたいんだ

みんなにエウレカを紹介したいんだ
エウレカや、3人の子供たちやゲッコーステートのみんなに
みせてあげたいんだ!!

俺やお姉ちゃんが育ったあの町を
リフさえろくにできない
何もすることのないあの町を!!



第1話「ブルー・マンデー」でレントンはこう言っています。


僕が生まれてから14年が過ぎた
もう14年だ
生まれてから14年も経つのに僕の周りでは何も起こらず
かといって何かが起こる気配すら感じられないという
・・・そんな最悪の人生だ

かといって僕はこの街を出る術を知らない
知るには若すぎる
だって僕はまだ・・・14年間しか生きていない
だからここにいるしかないんだ
この最悪の街に



閉塞感に苛まれながらも、言い訳ばっかりして、結局何もできない、そんな少年だったレントンが、エウレカとの出会い、色んな人との出会いを経て語った言葉がこれ。


みんなにエウレカを紹介したいんだ
エウレカや、3人の子供たちやゲッコーステートのみんなに
みせてあげたいんだ!!

俺やお姉ちゃんが育ったあの町を
リフさえろくにできない
何もすることのないあの町を!!



。・゜・(ノД`)・゜・。


駄目だ、もう言うことない(涙)。


更に少年は言います。

ダイアンは半ば諦めてしまっている。
デューイは滅ぼすことしか考えてない。

そんな考えることを止めちゃった大人たちに対して。


信じていたらきっと会える
お姉ちゃん、昔俺にそう言ったよね?

俺はお姉ちゃんのことを忘れたことなんて一度もなかった
きっともう一度会える
ずっとそう信じてきた

だから今、俺はお姉ちゃんの前にいる



。・゜・(ノД`)・゜・。


信じていればきっとまた会える
本当に、本当に信じることができたら
信じる力は現実になるから
そしたらレントンはきっと空も飛べるし
大事な人も助けられるし
それに私にもいつでも会える
だから私を信じて
私を信じて良い子でいるのよ



第1話でお姉ちゃんに言われたことをそれこそ「信じて」ここに立つ少年。
諦めかけたお姉ちゃんに、それを諭す少年。

第2話「ブルースカイ・フィッシュ」でレントンは、


あの時 オレはあの子を助けたいって思った
そしてそのことを
その思いを信じろってニルバーシュに言われた気がしたんだ
だからオレは信じてみたんだ
信じることで彼女を助けられるって思ったんだ
それがその証明になるって思ったから



こうも言っていて、信じる力は現実になるってことを改めて語る少年。


大きくなりました。レントン。・゜・(ノД`)・゜・。


ここからのレントンとエウレカの語りは更に泣かせる。
これまでの1年間の大きな流れが、今ひとつになっていく瞬間です。


俺、信じるよ

エウレカは俺を選んだんだ
この世界で一緒に生きることを選んだんだ


どんなことがあっても 一緒に乗り越えて行くって

どんなことがあっても 一緒に乗り越えて行くって



決めたの

皆で決めたんだよね
家族みんなで力を合わせて生きていこうって

上の世界には良いことも、悪いこともたくさんあった

正直言って逃げ出したいくらい辛いこともたくさんあった
でも、レントンや子供たちが


助けてくれたから 何とかやってこれた

助けてくれたから 何とかやってこれた




。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。



一人じゃない。
一人で大きくなったわけでもなく、一人で強くなったわけでもない。
みんながいたから。
みんなが助けてくれたから ここまで来れた。

やばい、完全に涙腺決壊。・゜・(ノД`)・゜・。


世界はたくさんのしがらみや問題があって、それが現実に横たわっていることは、レントンもエウレカもそれなりに世界や出会いを経て分かってきてる。
それでも、それでも、大事なこと。

ここで、作中の裏側のテーマと、表側のテーマが重なってくる。
全てを越えて、1年の歳月を費やして分岐してきた流れが今このタイミングで合流してくる。

そんな台詞がこれ。


エウレカとこの星で巡りあえたからこそ
俺は今、ここに居るんだ

その星の上で俺はみんと一緒に暮らしたい
エウレカや子供たち
じっちゃんやお姉ちゃん
ゲッコーステートの皆と一緒に


残念ながら無理よ
今スカブコーラルと融合しなければ 人間に生きる道は無い
地球が無くなるのよ?


指令クラスターへの攻撃を止める

どうやって?


エウレカと
レントンと


二人でニルヴァーシュに乗って!!
二人でニルヴァーシュに乗って!!






。・゜・(ノД`)・゜・。





今回のレントンとエウレカの台詞のシンクロ、これはもう反則です。・゜・(ノД`)・゜・。

きっと、この二人なら破壊とか殲滅とか、それこそ同化でもない、第3の道をきっと模索してくれと信じて疑いません。

さあ、色んな流れはここに合流しました。
後はもう僕らに出来ることはドキドキしながら待つことしか出来ませんが、最後までこの作品を作ってくれたスタッフの皆様を応援してますよ。
ここまで来たらもうどんな結末でも受け入れる準備ができました。

1万年後に会いましょう(えー)。

■おまけ
アドロックとレントンの邂逅はちょっとあっさりしすぎていたような気はするんですが、僕の中では第38話「デイト・オブ・バース」で二人の関係性については決着が付いていたんじゃないかなと思いました。
改めて観るとあの第38話も傑作で、つか、よくよく考えると殆どのエピソードが傑作だったなと思える始末(笑)。

■さらにおまけ
前々からエウレカセブンの光の具合ってすっごい綺麗だなと思っていたんですが、DVD第8巻のライナーノーツを読んで納得。
撮影監督の木村さんのインタビューとか読んでおくと今回の光の加減とか微妙な美しさ、自然な美しさが分かって二度美味しいです。
今回もまた光の加減、凄く綺麗でしたね。
あと、こういうの全般的にDVD4巻のインタビューでは美術監督の永井さんが色々と苦労された点も興味深くて、今回そういう記事の内容がぐるぐる回ってました。
こういったインタビュー記事は作品をより楽しくしてくれるので必見ですよ(ここまでやってくれるからDVDを購入する気にもなりますし)。
永井さんも69年生まれで京田監督や佐藤大さん、吉田健一さん、劇判の佐藤直紀さんたちと同年代なんですね。
自分も30代ですが、30代の方々が中心となって、それこそ情熱的に仕事をされているのは励みになりますね。
最後まで応援しております。

交響詩篇エウレカセブン DVD 第9巻
ニルヴァーシュSpec2が登場する第32話「スタート・イット・アップ」、感動を伝える1枚の写真、第33話「パシフィックステイト」を収録している第9巻は個人的にもお勧めです。
今回のインタビューは誰でしょうかね?楽しみです。
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