蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

明日天気に

2006-09-30 22:46:07 | Weblog
もう今は終わってしまいましたが、土曜日の夜と言えば最近は娘と一緒に『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』を観ておりました。
もともと長瀬智也のドラマは好きで昔からよく観ていたのですが、今回も面白かったです。

4歳の娘もこのドラマが好きだったらしく、歯磨きして、寝る準備もして、それからこれを観て寝る、というのが土曜日の日課?でした。
またこういうバカっぽいけど、ちらりとのぞく感動みたいなそういうドラマみたいですね。

* * *

先日、家族で買い物に行って、丁度食材の買出しをしているときのことでした。
娘が乳製品コーナーのあたりから、おもむろにこちらを向いて、


娘 「パパ~!!アグネスプリン売ってないよ~!!どこにあるんだろうね~!!」


と、叫ぶのでした。

……娘よ、確かに作中のアグネスプリンはとっても美味しそうだったし、アグネスプリン争奪シーンとか爆笑だったけど、あれは売り物じゃないんだよ…。
しかし、娘の夢を壊してはいけない!!と思い、


燕。「うーん、そうだね、あれは人気だから売り切れちゃったんじゃない?いつも20個くらいしかないでしょ?」

娘 「あ、そうか、それもそうだね、また今度だね」


……娘よ、すまん。
こんなお父さんですまん。

お詫びの気持ちもあって、帰りに非常に美味しいケーキ屋でそこの自慢のプリンを買って帰りました。
アグネスプリンほどではないですが、とっても美味しかったです。

* * *

つい先日、娘が運動会が近いということで、色々幼稚園で練習しているらしく、覚えた踊りなんかを見せてくれていました。
そんな中でおもむろに娘がこっちを見ながら両手を横に開いて、


「アグ・ネス」


って、アグネス体操かよ!!
思わず噴出しちゃったよ!!
#ちなみにアグネス体操はひろみちお兄さんの振り付けなのであります。
#ひろみちお兄さんは「お母さんといっしょ」にずーと出演していたため、ちびっこから絶大な人気があるのであります。


ちょっと不安になったので聞いて見ることに。


燕。「えーと、次の運動会ではアグネス体操やるのかな?かな?」

娘 「ううん、やらないよ、ちょっとやってみただけ」


……やってみただけかよ!!
見事に騙されました。
つか、真顔で「アグ・ネス」とかやらないで、笑っちゃうから。
うーん、おそるべしセント・アグネス学園。
そのうち「アグネス学園、入りたい」とか言い出さないかと不安です。

* * *

長い前フリですが、明日はほんとに娘の運動会です。
奥さんはお弁当作るために明日は5時起きの予定とのこと。

というわけで「うたわれるものらじお」が聞けないのはこの場合幸運なのか?と思いつつ、僕も今日は早く寝ます。
お休みなさいませ。


コミックス版『交響詩篇エウレカセブン』第5巻

2006-09-29 01:44:51 | エウレカセブン
DVDの最終巻もリリースされ、深夜の再放送も最終回を迎えた「交響詩篇エウレカセブン」ですが、まだです、まだ終ってない、まだ終ってないのですよ、エウレカセブンワールドは。

ということで、発売されたのはコミックス版の『交響詩篇エウレカセブン 第5巻』。


もちろん本編50話という骨太のストーリーラインがあって、そこから更に他メディア展開をしているわけですが、このコミックス版は第2巻の中盤あたりから独自のストーリー展開を見せ始め、そこから第3巻以降、別物と言っても良いくらいの展開を開始して、それがまたシンプル&熱くて面白い!!のです。

特にこの第5巻はオリジナル展開ここに極まれリ、みたいな感じで、本編を観ていた人は二度美味しいくらいの展開でしたね。
でも、エウレカセブンワールドが持つ本来の雰囲気やテーマみたいな部分はきちんと受け継がれていて、きちんと世界観を確立できてるところはさすが、という感じです。

今回は本編でも示唆されていたもう一人のレントン、鏡の位置にあったドミニクにスポットを当てて、これまた熱い展開を見せていますね。
第48話「バレエ・メカニック」がまた見たくなってしまうような展開です。
#あれはもうひとつの「モーニング・グローリー」ですから。

一足先に小説版はエンディングを迎えましたが、コミックス版は果たしてどんなエンディングを描いてくれるのか、今から非常に楽しみですね。

あー、やっぱりエウレカセブン、大好きだな~。

ウィッチブレイド 最終話 「光」

2006-09-27 02:02:53 | アニメ 感想
最近時間を作るのが中々難しくなってきているという状況と、深夜枠でオリジナル要素強めで勝負してくれる作品が減ってきているという状況から、どうしても見続ける作品の本数が少なくなってしまっていました。
そんな中でも僕が個人的に期待して、静かに観てたのがこの「ウィッチブレイド」。

原作はアメコミという点で最初はスルーしていたり、序盤の展開の遅さにちょっとどうかなぁと思うこともあったり、淡々としてるんでもっと感情的に盛り上げてくれても良いのに、とか思いつつも、中盤以降の展開が中々に面白くて、終盤あたりはかなりドキドキしながら見てました。

原作有りということでしたが、(僕は原作未読ながら)かなりオリジナル要素が強かったんじゃないかと思うし、やはり最後まで見た理由はテーマ設定にあったんだと思うんですね。
脚本がほぼ全て女性で書かれていたり、登場人物の視点は基本的に「母親」の存在を中心に描かれていたと思います。

「女性」や「母親」、そして「家族」というキーワードが気になって、そしてそれを最後にどう描いていくのか?というところが気になってずっと観ていた、たぶんそんな気がします。


ラストシーンの「光」。

ここでの最期のの「光」は、やはり「母親」としての光だったんだろうな、そんな思いで見終わりました。

Iウェポンやエクスコン、こういう登場兵器は暴力・破壊という象徴=男性という見方もあったのかもしれません。
作中登場するファーザーなる人物も、自分勝手な子供、母親(父親)への屈折した思いなど、様々なメタファーを持っていたのかもしれません。

だからこそ、ラストシーンでの「光」は、破壊という力を求めてIウェポンがウィッチブレイドの元に集まったのではなく、実は「寂しさ」を抱えた子供たちが「母親」の面影をウィッチブレイドに見つけて集まった、その思いを昇華させて連れて行った、そういう「光」だったんじゃないかな、なんて思います。

そこに気が付いたからこそ、雅音はウィッチブレイドが持つ「破壊衝動」を抑えて、ウィッチブレイドの持つ未知数の部分「母性本能」を解放できたのではないか。
そういう意味では最終話前の感想で「破壊衝動」を抑えて「母性本能」が勝つ、そういう展開が観たいと言っていたところは個人的には満足できました。
#母性ではなく破壊衝動が先行したのがあの大災害だったとも思えるわけで、そういう意味では破壊以外の道を雅音は切り開いたとも言えますよね。

ただやはり、これは僕が自分も子供持つ一人の親という観点からなのかもしれないけれど、母親には元気でいて欲しいし、子供にとって母親は絶対なんですよ。
だから最期は母親である雅音には「光」として消えてしまう、というラストが美しくもあり、また残念なところでもありました。


まりあについても、以前の感想で「母親が恋しいのではないか」と書いただけに、あの散り際はやはり、と思う反面、救ってあげる対象でも良かったのかもな、なんて。
#そういう意味でアサギにはもっと早く登場してもらって、まりあの胸中をえぐって自ら気が付かせる、という役割をもう少しやってほしかったなぁ。


と、まあ色々と書いたのですが、ある意味潔い終わり方だったのかもしれないな、とも思います。
それこそこれは監督さんや脚本の方に聞かなければ分からないかもしれないですが、女性が女性を描いたからこそ潔くああいうラストに出来たのかもしれない、そうとも思えるし、それは本当に想像の域を出ないことですからね。

あのラストの「光」、美しかったです。


ウィッチブレイド自体はその存在・正体も設定的に分からない方が面白いと思いますし、(原作未読だからなんともいえませんが)やはり不滅の存在であったりするわけで、それが消滅してオシマイでも、外れてオシマイでもやはり収まりは悪いかもしれません。
そういう意味ではやはりあの「光」の昇華、あれが一番美しい、そう思えます。

ウィッチブレイド自体が不滅の存在だとするならば、その正統後継者たるリコがいつかウィッチブレイドを装着する日が来てしまうかもしれない。
それはそれでウィッチブレイド2みたいな感じでツヅクことができるかもしれないけれど、そのときはどんなテーマが設定されるんだろうか。
もし、面白いテーマが設定されるのならば、またウィッチブレイドの物語を見て見たい、そんな気がしつつ、このウィッチブレイドの感想もオシマイです。

やっぱりこういうオリジナル的に力を入れてくれる作品は見応えがあるので、是非とも深夜枠、頑張って欲しいなぁ。

ウィッチブレイド Vol.1

ちなみにDVD版ではウィッチブレイドのコスチュームはTV版と違うのです。

半分

2006-09-27 01:19:30 | Weblog
気が付くと上半期も残すところ数日、早いものですね~。
皆様如何お過ごしでしょうか。

つか、上半期もう終わりなの!?
早いっ、早いよ!!

ということで、下半期へ向けて現在修正事業計画を練っているわけですが、これがまた通常の(事業部長の隠密)業務に加え、これと同時に組織大再編へ向けた打ち合わせとかが目白押しで、ここ数日は完全に日が変わらないと帰れない、とかそんな状況。

ぶふー、これ結構大変だなぁ。
KGIに対してどうKPIを設定するか、これって各チームの特性があるから修正事業計画の策定はヒアリング含めてしんどいかも。

今までは事業計画を達成するためにどういう施策を打つか、どういうアプローチをするか、なんてことを考えていたのですが、今度は逆に自分が数値を設定する側に周るなんて、思いもよりませんでしたよ。

後は最近よく思うのは、僕はアプリケーション設計とか業務要件を取りまとめるところが得意なのですが、その反面ネットワーク設計の知識に乏しくて、今の部署に異動になってからはアプリ系のチームだけでなく、ネットワーク系のチームとも頻繁に案件相談があるんで、自分のネットワーク知識のなさに愕然とするんですよね。

というわけで、下半期に向けて改めてネットワークの知識を得るべく勉強を開始したいと思います。
さっそくNW関連の本をかばんに入れました。

…でも、かばんの中には常に6冊以上のマンガor小説が入っている現状は変わってませんけど。

…駄目だ、自分。下半期もきっと駄目だ…orz。

まあ、本読んでも、実践で身につく経験のほうが何百倍も大事なんですけどね。
#などと言い訳してみる。
#やっぱり下半期も駄目そうです。

うたわれるものらじお 第12回

2006-09-23 02:11:40 | アニメ 感想
うたわれるものらじお、おもしろすぎ。


柚木さんはいないのに、柚木さんはいないのに、でもいつにも増してさーやさんに攻められる力也さんが素敵過ぎる。

つか、11回の放送、忙しくて先延ばししてたら聴きそびれた~!!
#りょくさんと一緒。
#ネコソギラジオも聞き逃したし、何か大きなものを失った気がする…orz。

第12回はほんと笑ってしまいましたよ。
あー、是非とも柚木さんとさーやさんに囲まれる力也さんが見たい(聴きたい)ものです。
#どんな修羅場が訪れるんでしょうか。楽しみすぎる。

それにしても、第12回放送後の各イラストサイトさんの反応も素敵過ぎ。

ボブJrさんのところや、実は密かに日参している「M.A.D WORKS」さんとか、素晴らしすぎ(すみません、勝手にリンク貼らせて頂きました)。
#つか、フォークでゲートオブバビロンねたが最高でした。

うたわれるものらじおは、放送後にこういう素敵イラストサイトさんを回るのも楽しくて仕方ありませんね。

でも、本編の録画は溜まりに溜まっておりますが(えー)。

うたわれるもの DVD BOX 章之一 [戻れぬ道、トゥスクル国建国]


残念っ!!

2006-09-22 01:47:10 | Weblog
あまりに帰りが遅くなって、昨夜の「ネコソギラジオ」を聞き逃しました。
#あんなに延長していたのに延長戦にすら間に合いませんでした。

下ネタを振るYukimiさんを冷酷なまでにスルーしてムーさんを眠りにつかせるシータさんが見たかったのに!!
#予告編がああだったんだから、本編はもっとしびれる展開になったに違いないはず!!
#つか、目指せエロ×ゼロとか無理だから!!って言いたかったの!!

というのも、部署を異動してから、事業部長の第三秘書みたいなことばっかりやっていて、それまでは自分のお客様のシステムのことだけ考えていればよかったのですが、今では数え切れないお客様全部に対してどこにどんな影響があるかをいち早く情報収集して動かしていく立場になっちゃってるんですね。

ゆえに大規模トラブルが起こると東奔西走しまくりで情報をかき集めて火の中に飛び込んでいかないといけない。

ということで昨日、今日と連続で発生している大規模トラブルのせいでバタバタれしゅ。

明日も早いので今日はもうねりゅ。ねりゅの。

超訳:コメント返信遅れててごめんなさい。コメント返信大好きなのでちょっと待ってて頂けると大変ありがたいです。

ウィッチブレイド 最終話前夜

2006-09-22 01:33:40 | アニメ 感想
先週の放送をリアルタイムで観ていたにも関わらず、感想を書こう書こうと思い続けて早数日。
気が付けば明日が「ウィッチブレイド」の最終回。うーん、時の経つのは早い!!
#単に時間の作り方がヘタなだけだろ、自分。

しかしながら、こうだったらいいのにな、と思うところもあり、それだけは書き留めておきたいので自分メモ的感想を少し。

殆ど言いたかった部分というのは前の感想に書いたのですが、一番最初からこの物語は女性、しかも母親と子供という視点から描かれているので、その関係性と、兵器としてのウィッチブレイドが、使用者の「破壊衝動」が勝つか、それとも「母性本能」が勝つかで物語のクライマックスが来るのではないか?と思っています。
それは最終回を前にした今も変わってないんですね。

また、その前の感想で書いたところでは、


エンディングのカットでみせた、崩壊した東京(戸沢がいつか写した大災害の中に見えた光のような光景)をバックに変身が解けかけた雅音とリコが抱き合っている、この二人が光の中で納まっている、そういう写真を是非戸沢ちゃんには写して頂きたいところ。


というエンディングを期待しているところもあるのですが、そこでさらにこうだったらいいのにな、と思うところが先週あったんですね。
それは次回のタイトルです。


「光」


この二人が光の中で納まっている、そういう写真を是非戸沢ちゃんには写して頂きたいところ。


と思っているんで、どうしてもこの「光」というタイトルに賭けてみたい、みたいなところありますね。
#予想と言う意味ではなく、破壊衝動を打ち破る希望、みたいな、そういう光ある展開をして欲しい、という意味に賭けてみたい、そんな感じ。

もうひとつ気になっているのは、先週の放送で鷹山が「ウィッチブレイドの力は未知数だ」というのを強調していた点ですね。

これって、やっぱりウィッチブレイドが雅音の体を蝕んでいたり、破壊の力(ウィッチブレイド)が破壊(アイウェポン等)を呼んだりすることとも取れるんですが、これは逆説的に「破壊以外の道」もある、という伏線と捉えたいところ。

かなり希望的観測は入っているのですが、やはりここは女性であり母親を主人公にしていて、そこをテーマとして持ってきているという点からも、破壊ではなく、創造、子供を生むという新しい生命を創造する女性ならではの力で「光」を勝ち取って欲しいところです。

それこそが「ウィッチブレイドの力は未知数」と言っている所以であって欲しい、なんて、かなーり都合の良いことばっかり考えています。

さて、残すところ明日の1話のみ。
どうなることか楽しみです。

ウィッチブレイド Vol.1

ちなみにDVD版ではウィッチブレイドのコスチュームはTV版と違うのです。

正夢のその後

2006-09-19 00:39:53 | Weblog
世の中にはよく「決着を着ける」だの「白黒はっきりさせる」と言う言葉がありますね。
ただ、これらの言葉を使うときは注意せねばならない、と個人的には思うわけです。

仕事上において「白黒はっきりさせる」と言えば聞こえは良いのですが、果たしてそれが本当に正しいことなのか?というシチュエーションはよく有りますね。

例えば、自分が発注者の立場にある場合に、請負側のコントロールが難しいとすると、請負側の欠点、ミスを克明に指摘して、完膚なきまでに叩きのめすことでガバナンスをきかせるようにする、ということもありますね。
確かにこれはそれなりには有効なんですが、実はこれ、この1回に限るというシチュエーションか、もう次はこの請負側と仕事をしない、というパターンですね。
有効だけれども、長い目で見た場合、攻めるところはきちんと攻めて、落としどころを用意しておき、最後は持ち上げる、こういう風に持って行った方がさらに有効だったりするんですね。

お互いに大事なパートナーなんだから、この難局面を乗り切ろうじゃないか、とすると、実は請負側のモチベーションは上がり、結果としては品質・納期に如実に好影響を及ぼす。
そして終わった後に、あの難局面を乗り切ったのだから、次も頼むよ、ただしこのプロジェクトでのこの点は是非改善して欲しい(今回は貸しね)、とすることで、実は結果的に友好かつ内容的にもずっと良い関係を継続できるわけです。

特にこれがさらに逆で、請負側から発注側へ逆転裁判でも起こす勢いでやる場合、白黒はっきりさせる=次を考えない、関係性をこれで終わりにする、というくらいの覚悟が必要だ、というわけです。

つまり、何が言いたいかというと、白黒はっきりさせる(相手を言い負かす)ということは、それなりに十分な覚悟が必要だ、ということなんですね。

それと、はっきりさせることが必ずしも正しいことではなく、落としどころを見つけ、時には曖昧にしておくことも大事です、ということなんですね。

#つか、全然何が言いたいか、分からないよ、それじゃ(ヲイ)。


* * *

楽しいはずの3連休が、突如としてその姿を変えてしまった、そんな3日間の記録。
それが以下に記す日記なのであります。

* * *

ポイントは至極簡単で、燕。家が瞬間的に家庭崩壊の危機を迎えました、というお話しであります。

では、何で崩壊の危機を迎えたのか?と言いますと、それは「フィギュア」であります。
#つか、もっと具体的に言うと「遠坂凛」のフィギュアであります。でもこの際、それは関係ないのですが。

参考記事:予知夢? 否 正夢!!

一般人であるうちの奥さんが、自分の夫が「フィギュア」持ちであった、ということに(しかもよりによって自分の誕生日に)気が付いたショックは計り知れず、かなーり微妙な、そして気まずい雰囲気のまま、家庭崩壊の危機を迎えたのでした。

奥さん曰く

「(夫のマンガ好き・アニメ好きはある程度理解して容認してきたけど)どうしても超えて欲しくない一線があった」

とのこと。

そう、うちの奥さんにとって、「超えて欲しくない一線」とは「フィギュア」だったんですね。

* * *

さて、何をフィギュアくらいで大騒ぎしてるんだ、と思われる方も多い?と思いますので、ちょびっとだけ解説を。

僕は今でこそ自他共に認めるマンガ好き、アニメ好きでありますが、この経歴(と言うほどでもない)には空白期間があるんですね。
高校卒業後から結婚してしばらくの間、正確にはガンダムSEEDが始まるまでは封印されていたんですね。

それがガンダムSEEDを見て、(ヲタの)種が割れてしまったんですね。

たぶんZガンダムが終わったのが小学4年か5年だったと思うんですが、それからしばらくはその余韻で引っ張れて、そこから「AKIRA」とか士郎正宗先生の「アップルシード」とかにはまるんですよ。これが確か中学生くらい。あとF.S.S.とかね。

ただそこからは惰性というか、ガンダムからも離れてしまって(Gガンのショックが大きかったんだと思う)、大学生から社会人になるにあたっては、殆ど空白地帯だったと思います。
#ゆえにエヴァにもあまり食いつかないのはそういうところなんだと自分では思っています。

奥さんと知り合った頃とか、結婚した頃なんてのは、ほんとに真空地帯でしたね。

ところが、ガンダムSEEDが始まって、ガンダム魂が復活し、それからあれよあれよと言う間に(たぶんその頃から深夜アニメが増え始めた)色んなものが復活していき、今のどうしようもない自分に至るというところです。

つまり奥さんはその辺にあまり免疫がなくて、ガンダムはOKだったんですが、深夜アニメの類はやっぱり厳しかったらしく、既に燕。家では一騒動(というほどでもないけど)あって、実は今回のイベントはセカンドインパクトに相当するものだったんですね。

で、超えて欲しくなかった一線、というわけなんですね。

やはりナチュラルとコーディネータは理解し合えない運命なのかも知れません(違っ)。

* * *

ただ、さすがに僕もそりゃ奥さんがどの辺までなら許容できるか、というのはある程度探りを入れて分かっていて(ちなみにエウレカとかのだめとかはOK)、その結論として、僕もフィギュアはさすがに引くな、というのは分かっていたんです。

だから、コメント欄の返信にも「フィギュアは(妻子持ちなんで)手が出せないですね~」なんて書いていたわけですよ。


……そしたら、(もちろんその辺の背景も知りつつ)親切もにそのフィギュアをプレゼントしてくれる方がいらっしゃったわけです。


その名はシータさん


黒い、黒いよ、シータさん(笑)。
#きっとシータさんはこのシチュエーションを予想していたに違いありません。
#見事に作戦にはまりました、ありがとうございます。

その辺の関連記事はこちら。

参考記事:蒼・蒼オフ会レポート

* * *

とまあ、長い前置きになりましたが、では何故ばれたのか?この辺がポイントですね(何の?)。

ちょうど奥さんの誕生日だったので、プレゼントということでCOACHのバッグをプレゼントしたわけですよ。
これは奥さん気に入ったみたいで凄く上機嫌だったわけです。

で、今まで使っていたrusset(ラシット)のバッグをヤフオクに出そうかな、なんて話をしていて、デジカメでバッグを撮影していたんですね。
で、その画像をPCに移したときに事件はおこったのです。

いや、僕も自分が取った凛さまの画像は証拠が残らないように消しておきましたよ、カードからは。ええ、カードからは。
でもね、そこでさすがにadobeのツールに刺されるとは思わなかったんですよ。

adobeのViewerがカード画像を取り込んで、勝手にフォルダを作ってくれてるわけですよ。バックアップ風に。

そこにあったんです。

凛さまの画像が。

で、



「これ何?」



という話になったわけです。

そこからが先にご紹介した「予知夢? 否 正夢!!」の記事に繋がるわけですね。

* * *

これが3連休の初日だったために、残りの2日間というか、正味3日間は完全にこの関係性の回復に全力を費やしたのでした。

基本的にはフィギュアでドン引きしたというのもあるのですが、奥さんの不満点をよくよく理解してみると、あなたは好き勝手できて良いですね!!というところに大きなポイントがあるところに気が付いたのですよ。


マンガも小説も買う時間もあれば、読む時間も(通勤時間含めて)ある。
(財布は基本的に僕が持ってるから)DVDも買ってくるし、夜は寝静まった頃に帰ってきてパソコンしてる。
飲み会にも行き、さらにはオフ会にまでも行く(そしてフィギュアまで貰ってくる)。


改めて書き出してみると、ほんとに奥さんの言うとおり、何て勝手なんだ(笑)。
#いや、笑うところじゃないでしょ!!

子育てしてると、やっぱりそういう時間も作れないわけだし、(自分もそれを知ってるわけだから)ズルイよね!!というのが半分くらいあるっぽいんですよ。
#フィギュアでドン引きはまたそれはそれとしてあるんだけど(笑)。

ということは、ここはクレームは宝の山と言う言葉あるように、ここにこそレバレッジポイント(効果点、てこの原理でいう作用点)があるに違いない、と思ったわけです。

つまり、この3連休は奥さんに趣味の時間を作れるようにして、色んなことをさせてあげるようにすべし、という作戦に出ました。

最も効果的だったのは、うちの奥さんは雑貨が大好きで輸入雑貨は特に大好き、だからその趣味を満足させることだったんです。
#子燕。が生まれる前までは雑貨サイトを持っていて、僕のブログよりアクセス数が多かったのです。



ということで、IKEAに行ってきました。

絶対駐車場待ちすると思ったので、ここでも朝早く起きて万事準備を整え、11時くらいにはIKEAに到着、という段取り。
そのおかげで駐車場待ちもすることなく、スムーズに買い物へ。

やっぱり休日だったんで、人はたくさんだったのですが、奥さんはIKEAには平日にもう何度か来ているんで、勝手知ったるもので、色々と紹介してくれました。

子供コーナーが特に良くて、うちの娘も喜んでいたわけで、子供が喜ぶと親は嬉しいもの。
ここが勝負とみて、ぬいぐるみを2つ購入し、娘を仲間に引き込みました(えー)。

その他、色々と小物含めて購入し、今回の買い物は全部僕からのプレゼント、ということにして、IKEAを出ることに。
僕個人としても、IKEAの商品展示の仕方は、プロダクトアウトな展示の仕方ではなく、利用シーンを考えた展示になってたいのが好印象で、IKEAなかなか良いね、みたいなことを何度か言っていたら、奥さんにはそれが良かったらしく(つまり自分の好きなものを褒められると嬉しいわけですね)、またIKEAに来ようね、という感じで帰路へ。


* * *


しかし、それだけで終わらせるにはもったいないと踏んだ僕は、これから夕飯作るの(疲れたし)大変でしょ?外食しようよ、んー、焼肉行こうよ!!と提案。

やっぱり物欲を満たした後は、食欲、ということで一路焼肉へ。
#もちろん特上攻勢です。

ここでも量より質作戦で、ご機嫌は上向き。
そこから家族で散歩しながら帰って、何となくいい感じに。

家に帰ってきてからは、デジタルビデオを取り溜めていたので、それの整理がてら、娘の小さい頃のビデオなんかを見始めたのですが、これがまた(二人とも親バカで)娘が可愛いわけです。
#もちろん最近の子燕。も見て可愛い、はうぅー、お持ち帰り~☆状態なわけです。


ということで、お風呂から上がる頃には奥さんも結構優しくなっていて、何となくこの問題、解決!!みたいな感じになりましたよ。


* * *


やっぱり何と言うか、奥さんもここではっきりさせる、とか、詳しく話を聞かせて、とかやってこないんですね。
これって、それをやっちゃうと後に引けないというか、互いに根をつめて話を始める、とかやっちゃうと、余計こじれちゃう。
お互いそれを分かってるから、最後までは行かない。

けれども不満は残る。

だから、その不満点は解消してあげる。

で、子供が機嫌よければ尚良し、みたいな。
#結局子供に助けられてるけどね!!

うやむやが一番!!
#うん、イイコト言った(違っ)。

まあ、これで奥さんが僕に持つ不信感は増大したことは確かなんだけれども(笑)、かといって、ドン引きの事実は事実としてあるんで、行動は控えめにしたいですよね。

だから、次のオフ会ではフィギュアプレゼントとか、ほんと勘弁してください。
#ってそれは誘ってるのか!?

結婚生活が続くにつれて、時限爆弾も増えていくわけですが、次にいつどの爆弾が破裂するのか分かりませんね~。

というわけで、どの爆弾が破裂するのか、今後の展開にご期待ください(えー)。

皆様、お騒がせいたしました。

予知夢? 否 正夢!!

2006-09-16 17:57:05 | Weblog
本日はうちの奥さんの誕生日で、ケーキなんかを購入してのんびりする予定だったんですよ。
子燕。もまだまだ小さいから外食もどうかね、なんて感じで、うちでお祝いみたいな。

プレゼントも出産のお祝いをきちんとした形であげてなかったので、誕生日プレゼントと兼ねてCOACHのバッグをプレゼント。

まあ、ここまでのところ上機嫌ですよ。上機嫌。
……ここまでは。


この後起こるであろうイベントを誰が予想できたでしょうか?
#いや、数人は既に予想していたのかもしれません。

つか、まさかこんな日に起きなくてもいいじゃん、というタイミングでこういうことは起きるんですね。




……シータさんから貰った凛さまフィギュアがバレました(ぎゃー!!)。



かな~り気まずいというか、妙な雰囲気で、これはひょっとしたら離婚危機まで行くかなぁ~(いや、笑ってる場合ではない)。
ということで、我が家の家庭情勢はにわかに緊迫しております(笑)。
#いや笑えないんだってば。

奥さん曰く

「超えて欲しくない一線があった」

とのこと。

……それがフィギュアだったらしい。


ノオォォォォォ!!


COACHのバッグで稼いだポイントなんてあっさり吹っ飛ぶこの破壊力。
#こっちの最大攻撃をMゼロプレートでも持っているんではないかと思うくらいあっさり無効化!!


予断を許さない状況が続いておりますが、この更新は奥さんが買い物に行っているスキを狙って書いております。
乞うご期待(違っ!!)


つか、この展開って、シータさんがねとらじで放送していた予知夢の通りじゃね!?
つか、正夢じゃん!!

宝具ルールブレイカー求む!!
もしくはタイムリープ希望!!

ウィッチブレイド 終局フェーズへ向けて

2006-09-14 01:06:57 | アニメ 感想
ここ数話の「ウィッチブレイド」の展開がなかなかしびれる感じで良いです。
クライマックスへ向けて色んな要素が収束していく、カタルシスの予感を加速度的に募らせていく、そんな感じが良いですね。

序盤がかなり静かな展開だったので、どこで転換点が来るのかな、と思いながら見ていましたが、転換点としては個人的に2つあったと思っていて、1つ目は玲奈が母性に目覚めて散っていくまで、2つ目はウィッチブレイドVer.2が登場したところまで、でそこからがラストの終局フェーズへ突入する感じで、このカタルシスを予感させる終局フェーズが良い感じなんですね。

恐らくこの先の展開としては、輸出用に出航したアイウェポンが日本へ引き返すことになり、ウィッチブレイドVer.2になった雅音の体の破壊は限界に近いところまで行っちゃうんじゃないかな。
そして、表向きクライマックスとしてはその極限状態で最強のクローンブレイド、まりあとの対決に入ると思っているんですが、裏向きというか、真のテーマはここでウィッチブレイドが持っている「破壊衝動」とその装着者たる雅音がリコに対する「母性本能」との対決になる、つまり最後は自分との対決、みたいな感じになってくれると嬉しいですね。

雅音は自分でも「こんな力要らない」と前から言っていて、鷹山のクルーザーに乗っているときに「男の人には分からない」と漏らしているんですね。
強すぎる力は争いを呼ぶ、だからこんな力は要らない。
#エクスコンやアイウェポンがウィッチブレイドに呼び寄せられるのも、そういう理由からなのかもしれないですね。

また逆に21話くらいだったかな、ウィッチブレイドVer.2になった雅音が「破壊を止められない自分がいる」的発言をするわけです。

ゆえに、このウィッチブレイドを外す、という最終フェーズに行くには、ウィッチブレイドが持つ「破壊衝動」を超えていかないといけない。
それを超えられるのは、作中最初から描かれてきた愛娘であるリコへの「愛情・母性」しかない、と踏んでいます。
#だからこそ玲奈が散るところで、生みの親、育ての親、この辺の関係性をもっとドラスティックにやって欲しかったな、と言う気もしますが。

だからまりあとの対決は、自分との対決になるんじゃないかなぁ。


で、そのまりあなんですが、彼女にもまたもう一つくらいテーマが被さっても面白いと思っています。

最近彼女は、自分が倒した母親、玲奈の幻影を見たりします。
これは、黒髪にした自分の姿が、母親に似ている、という見方とも取れますが、やはり作中でも触れられていましたが、大人ぶっている子供であって、彼女もまた救われる対象でなければならないんじゃないか、なんて思います。

実際は母親が恋しいんじゃないですかね。

その辺を雅音との最終バトルの中で自覚する、という展開だと熱いんですけどね。
#で、もう一人最後に登場してきた姉妹(名前忘れた)が、まりあに止めを刺しちゃう、という展開もありかもしれない(因果応報的に)。
#リコと雅音の関係を見て、二人をかばってまりあが倒れる、とかあったら美しいけど、さすがにそれは望みすぎかなぁ。

基本的に子供にとって母親は絶対的な存在なんですよね。
#自分の子供を見ているとそう思っちゃうなぁ。

だからやっぱり母親には頑張って欲しいんですよ。
ゆえに、雅音は死なない、死んじゃいけない、とも思いますよ。

というわけで、ラストへ向けたウィッチブレイドの展開に非常に期待しているわけですが、個人的には崩壊する東京の中で、朝日とともにリコとウィッチブレイド化した雅音が抱き合っているシーンを戸沢ちゃんが写真に収める、そういうラストを期待したいですね。

戸沢ちゃんの写真、これは崩壊の中に生まれた朝日という希望、そんな感じにも取れるので。