蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

コードギアス 反逆のルルーシュ 第18話『枢木スザク に 命じる』

2007-02-25 23:58:39 | コードギアス
第二皇子シュナイゼル登場!!しかもどうなんの?来週!!みたいな絶妙の引き。
ちらっと見えるナイトメアフレームも気になるし、OPもちょびっと変わったし、とまだまだ魅せてくれますコードギアス。

また、ルルーシュがスザクに対してギアスを使うのかどうか、その踏み絵的回で出来れば使いたくない、でも……みたいな。
シャーリーのこともあったし、この辺はドキドキですね。

■シュナイゼル
シュナイゼルは公式HPでもルルーシュの母親殺しの真相を知る人物の一人とかかれているし、またランスロットを開発した特派チームも基本的にはシュナイゼル配下だし、コーネリアさまを超える中ボス?になる可能性高そうですね。

特派チームに代表されるように、技術集団を持ってるのか、フロートシステムなんてものを持って登場してくるし、あの黒いナイトメアフレームも何かすごい攻撃を仕掛けてきたし、紅蓮二式や藤堂たちのナイトメアフレームなどキョウトの技術(ラクシャータ提供含む)に一時期押されていた感じのあるブリタニアが、これで一歩盛り返すという感じでしょうか。

アヴァロンのフロートシステムはランスロットが空を飛ぶ前振りって感じですね。

ちなみに僕はアヴァロンと聞くと振り仮名で「全て遠き理想郷」と脳内に浮かびます。すみません。

何となく今回のラストの攻撃はゲフィオンディスターバーの発動機を狙った感じだったので、全員無事のような気もする。

ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア=ゼロとの対決、楽しみでございます。
#だってナナリーがルルーシュが唯一勝てなかった相手って言ってましたよね?

■スザクを捕虜に

簡単なことだろう?
枢木スザクにギアスを使えばいい



駄目だ


何故だ?

意地か?

それとも友情?

プライドか?



全部だ



まさにC.C.の指摘通りなんでしょうね。
ルルーシュにとってスザクは10年前のあの日からライバルであり親友であり、ギアスを使用して人格を無視してまで仲間に引き入れるというのは最後の手段、ということだと思うんですが、何となく今回はドサクサに紛れて使わない気もするけど……、どうなんでしょう。

それにしてもここでバツが悪そうに早口になるルルーシュが素敵すぎる(笑)。

この後説得に入るわけですが、気になったのはスザクがかたくなに言う「自分で決めたルール」という、自分で考えることを放棄する危うい面が見えるところですよね。
これはあの父親殺しのトラウマからそうなっていると思うのですが、このトラウマを払拭する人が誰か?それによって、仲間になるかどうかが決まるような気がするなぁ。

だから逆にこのトラウマが払拭できないうちは、一緒に戦え!!とゼロに言われてもなびかない、なびけない、なんだろうなぁ。
ここはゼロではなく、ルルーシュとしての勇み足だったんだろうなぁ。仲間に引き入れたい!!が先行した、みたいな。
藤堂のときは冷静だったけど、やっぱり親友だから熱くなったのかも。熱くならないで、負けるわ(って番組が違う)。


お前自身はどうなんだ!


がほんとに心に響くとき、つまり、この作品の一番最初に感じたアイデンティティを問う、このタイミングが観て見たいですね。
#名前を取り戻すってことはそういうことだよね。


■では私が変えてみせます
これはユフィの言葉なんですけど、何となくこの一言でスザクをトラウマから開放していく、スザク(の存在)を許す存在になりそうな気が……。

ここで初めてスザクとユフィの共通項、父親に対してその考えを改めさせる、というのが出来ました。
ただスザクの場合、それが結果を求めた結果として父親を殺してしまっているわけで、やはり、共通項を持った人間と一緒に行動することで、その考えを考え直すこともできるかもしれないし、トラウマを払拭するほうに作用するかもしれない、なんて。

まあ、その後皇帝が誰かと話していたのは気になりますが。
やっぱり皇帝もギアスを持っている、という展開があると面白いなぁ。
で、実はその能力はC.C.が過去に与えていて、だからその贖罪として今のC.C.の契約はブリタニアの崩壊にあるんじゃないか、とか。

若本ヴォイス、渋すぎです(笑)。

■風刺的
この作品は結構そういうところありますが、サラッとやるのが良いですね。
全面降伏のくだりなんかも、第二次世界大戦終結時に日本がアメリカと当時のソ連に分割される、なんていうのもあったかもしれないし。
またマスメディアのところなんかも、主観の無い報道は無い、と言い切るあたり、ニヤリとさせられますね。
#それは逆に言うと、受けての我々の判断能力が非常に重要だ、ということにもなるんですけどね。

■核分裂?
DVD1巻のインタビューに載っていたのですが、この世界観では内燃機関は存在しないそうです。
サクラダイトというとんでも物質が関与して、ナイトメアフレームなんかを動かしているわけで、今回のゲフィオンディスターバーというのはサクラダイトに干渉する何か、なんでしょうね。
だから動けなくなっちゃった。

でも今回気になるのは、ゲフィオンディスターバーは理論上のもので実現はしていないと思っていた(さすがラクシャータさま)、という感じなんですけど、今回ニーナとロイドさんが話していたのは良く分からなかったけど、何となく核分裂の話をしていたような気がしたんですね。
その会話の中でも理論上のもの、という会話がなされています。

で、その後に理論上のものであるゲフィオンディスターバーが実現していた……。

つまり、今回のフローとシステムといい、新しい内燃機関の登場、の前振りなんではないか?なんて思っちゃいますね。

■今週のカレン
僕はカレン大好きなのですが、今週のカレンは良かった(笑)。
親衛隊に抜擢で嬉しそうなカレン、スザクは捕虜命令でホッとするカレン、ゼロが捕まっちゃってなりふり構わないカレン!!
最高です(笑)。


と、今週も素晴らしい引きで終了したコードギアス。

しかし、今週最も気になったのは新OPにちらっと登場する狂気のオレンジさまでした(ホントだよ!!)。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 1


■コードギアス 反逆のルルーシュ 2


2巻届いたよ!!


2つのシュピーゲル

2007-02-22 00:57:55 | 小説 感想
2冊同時発売となった冲方丁さんの2つのシュピーゲル、『スプライトシュピーゲル1』と『オイレンシュピーゲル』を購入。
それぞれ富士見書房と角川スニーカー文庫と、別々の出版社から出てるあたり、どのくらい凄い企画なのかと思わせます。

つか、2誌(ドラゴンマガジンとザ・スニーカー)の同時連載ってありえなーい!!
#冲方丁さんはもっと自分を大事にすべきだ(笑)。


どっちから読もうか迷ったのですが、とりあえず先に手に取ったのが『スプライトシュピーゲル』だったので、そちらから読書中です。

……面白い。

面白いよ、これ。

うはー。

まだ全然途中だけど、しびれました。

これは萌える『マルドッゥック・スクランブル』だ!!
#って意味分からん。

たぶん「スプライト」が空中戦で、「オイレン」が地上戦だと思うのですが、どちらも機械化美少女の葛藤と活躍、みたいな感じになりそうです。
やばい、やばい。

ちゃんとした感想は読了してからにしますが、やっぱりファフナーもマルドゥック・スクランブルも、そしてこの作品にも共通して、


喪われたものを取り戻しつつ、


「NOWHERE」(どこにも居ない)


から


「NOW HERE」(今ここに居る!!)


に変化していく、というメッセージが見え隠れしてるんですが、そこにしびれまくり。

本書に挟まっている広告がまた凄くて、富士見書房(スプライトシュピーゲル)、角川書店(オイレンシュピーゲル)、早川書房(マルドゥック・スクランブル、マルドゥック・ヴェロシティ)が1枚にデザインされているという、これまた画期的な広告です。びっくり。

すげー。


個人的には『マルドゥック・スクランブル』と『マルドゥック・ヴェロシティ』を読んでから本作に入ることをお勧めしたいんです。
作風は本作のほうが大分ライトに仕上がってる気がしますが、それでも通底するメッセージは近いような気がするし、多分バロットという少女の命をかけた戦いを知っている方が、何となく本作を深く理解できるような気がするなぁ。

続き楽しみ~。
ますます冲方さん中毒が進みそうです。

スプライトシュピーゲル1


オレインシュピーゲル1

いいわけ

2007-02-20 01:24:29 | Weblog
燕。@先週の後半はちょっと忙しく、週末に記事をアップするかなぁ、なんて考えていた僕が甘かった、です。

土曜日に娘が新しい幼稚園の体験入学みたいなのに行って、えらい楽しかったらしく、かなり上機嫌で帰ってきたんですよ。
#ちなみに燕。家は3末に引越し予定。

で、Wiiとか家族でやって更にテンションがあがってたんですね。


……案の定、夜中に熱を出しました。
しかも39度。


ちゅーことは、娘も高熱で寝れなくて、親ももちろん寝れなくて、子燕。も起きてくるわで、もう大変。

多分知恵熱系かなぁ、と思っていたのでそれほど心配はしてなかったんですが、まあ、これも案の定、次の日の朝には大分下がって、夕方にはかなり平熱へ。

やっぱり保冷剤を動脈付近に置いておく(もちろん布でくるんでですが)、は効きますね。

で、娘は一番元気になったんですが、お父さんはヘトヘト。
#でも奥さんは結構兵器、否、平気。

正直体調最悪なんですが、本日は春節を利用して中国に長期出張しているメンバーが日本に帰国していて、そりゃー、祝わないかんでしょ、ということで、遅れてだけど飲み会に。

濃いぃー、話で盛り上がりましたが、確実に寿命は縮まったと思います。


ということで、コメント返信、記事アップと何もできておりませんが、復活次第行きますんで、ちょっとお待ちくださいませ。

つか、次はワルシャワ行けとか言われてるんですけど、僕はどうしたら……。

とある日曜日の出来事

2007-02-13 01:08:43 | Weblog
世の中には月曜の21時は月9、土曜の18時は土6、などある程度時間帯を指定すると、ああこういう番組やっているよね、と既に記号化された形になって、私たちも理解しやすくなっていますよね。

土6という言葉が定義されたのは割りと最近(ここ数年)だと思いますが、それよりも前に定義されていた時間と言えば、日曜日の8時~9時ではないかと思うのです。
#でもそこ激戦区だからチャンネル指定しないと駄目かな……。ABC系ですね。

そう、8時からは仮面ライダー、8時半からは魔法少女ものと決まっているのですが、その辺について熱く語るぜ、という部分についてはこの方に譲るとして(ってそこまで振って譲るんかい)、とにかくこの枠は小さい子から大きいお友達まで人気があるのです。

かく言ううちの娘もこの枠にあたるプリキュアが大好きで、新しくなったプリキュアも継続してみている、というわけです。
プリキュアってほんとに人気あるんですよ。

先日、ロンドンから帰国してすぐ娘の幼稚園の作品展(園児たちがいろいろと工作したものを園内一杯に展示するというもの)に行ったんですよ。
#このために帰国したらしい、というのはあくまで噂です。噂です。

そしたらやっぱり展示しているものの中には、将来何になりたいですか?みたいなコーナーがあって、プリキュアってかいてある女の子の多いこと、多いこと。
ほんとにプリキュアになって、夢とか希望とか守って欲しいものですね。
#ちなみにうちの娘はパン屋さんになりたいと書いてました。
#プリキュアとかはどうなの?と聞くと、「プリキュアはだいすきだけど、げんじつにはいないので、なりたいものではないです」という答えが返ってきました。
#繰り返しますが、夢とか希望とか、大事ですよね。大事ですよね。

* * *

ちょっと脱線しますが、何かのコーナーで、なりたいものにシンデレラって書いてある子も何人かいたんですよ。
あー、やっぱりプリンセスシリーズとかも人気あるよなぁ~、なんて思いながらみていたのですが、その中で見落としそうになりそうなものがあったんです。

シンデレラの隣にあったんですが、ツンデレラ。

何回か見たんですけどツンデレラ。

奥さんに確認したけどツンデレラ。

字は先生が書いていて、他はシンデレラって書いてあるけど、そこだけツンデレラ。

……奥が深いですね。

* * *

えーと、かなり脱線しましたね。失礼。

とにかくプリキュアが人気だ、ということですね。ここ重要です、試験に出ます(嘘)。

* * *

そんなこんなで、午前中に作品展に行って、お昼ごはんを食べて帰ろうということになりました。

娘もがんばって色々作ったので、娘が食べたいというところに行こうということでリクエストを聞いてみると「マック(マクドナルド、関西風に言うとマクドってそこまで言わなくても分かるよ)」とのこと。

なんでも今回のハッピーセットは新しいプリキュアのカードがもらえるということで、どうしてもそれが欲しいんだそうです。
そうです、娘もプリキュアは大好きなのです。ほんとは。なりたいものとしては別ですが。

ということで、近所のイトー○ーカドーに併設してあるマックへGO。
幼稚園からも近かったので、同じく作品展に行っていた家族も結構いて、やっぱり子供の目当てはプリキュアのカードだそうです。

貰ったカードには5人がホログラムで映っていて、次に出てくる新しいプリキュアは誰だろうね?なんて話をしていました。
次回予告から察するにドリーム、ルージュときて、次は黄色い女の子の番っぽかったので、娘と奥さんと3人で名前を考えることに。

で、キュアなんだろうね?黄色のイメージだよね、きっと、ということで順番に、

娘  「キュアレモン!!」
燕。 「キュアバナナ!!」
奥さん「キュアカリー!!」
子燕。「あうあうあう!!」

って、キュアカリーって何だよ!!カレーじゃなくてカリーかよ!!
つか、その辺はファンタズムーンシリーズとしてシエル先輩にお願いしないと駄目だろ!!と心の中で思ったのはナイショです。
#つか、バナナもどうかと思います。
#頑張って答えた子燕。ですが、答えになっていません。が、雰囲気は読めるようです。

ちなみに答えは「キュアレモネード」でした。娘、惜しい。

* * *

で、マックを後にして、色々と買い物を少し。

奥さんがバレンタイン用にラッピングとかを購入するというので、おもちゃとかがある階まで移動です。
#ちなみにここで配っていたプリキュアのちらしで「キュアレモネード」の名前が判明。

娘と子燕。とおもちゃコーナーで遊んでいたのですが、そこでふと気になったのが「Wii」と「DS Lite」。

「DS Lite」は売り切れで、明日抽選販売するって張り紙があるんですよ。

でも「Wii」は?と思って店員さんに聞いてみることに。

するとバイトくんが店長さんらしき人に聞いてくれて、残り1個あるという答えを貰いました。
き、聞いてみるものですね……。

ということで即ゲットです。
購入を決めてから約1ヶ月半。なんとかゲットできました。

偶然とは言え、嬉しいですね。
やっぱり欲しかったですし、一度は並んで買えなかったものですし、買えるときというのはこういう偶然もあるのかもしれません。



でもこれって良く考えると、プリキュア様のおかげなんですね。



作品展に行く→プリキュア人気を再認識する→娘がマックのハッピーセット(プリキュアのカード)を欲しいと言う→おもちゃ売り場でプリキュアの名前を確認する→Wiiの在庫を発見する→購入。

これこのとおり、プリキュアさまさまなのです。

そう、この記事は出だしからもう何回プリキュアって言ったか分からないほど、プリキュア、プリキュア言ってますが、つまるところこの記事は「プリキュアさまのおかげでWiiが買えました」という記事だった、ということなんです。



……、前振り長っ!!



プリキュアさま、ほんとうにありがとうございます。


* * *


さて、とりあえず、ソフトの方は「初めてのWii(だったっけな?)」を購入し、家族で楽しんでおります。

あれくらい単純だと娘も遊べますし、奥さんも参加して三人で大騒ぎです。
#子燕。はさすがに遊べませんが、お姉ちゃんがはしゃいでいると、子燕。もはしゃいでおります。

こういう家族でワイワイ遊べるゲームって貴重ですね。
シンプルでちっちゃい子でも一緒に遊べるというコンセプト、これ凄く大事かも。

次は「Wiiスポーツ」か「ゴルフ」を買って、遊ぼうと思っているのですが、ここで恒例の、皆様に質問!!のコーナーです。

昔からこのブログをご存知の方は、僕がいかにゲームの無い生活をしていたかご理解いただいていると思うのですが、今後購入するソフトについて、皆様のリコメンドを頂ければと思います。
#ちなみにWii購入にあたっても前回の質問!!で皆さんのご意見を大変参考にさせて頂きました。

ポイントは家族で遊べる&ちっちゃい子でも一緒に遊べる、これだけです。

ほんとゲームについては知識ゼロに近いので、教えて頂けるとありがたいです。



…つか、本題まで長いよ!!

天保異聞 妖奇士 説十八 「漂泊者の楽園(ひょうはくしゃのらくえん)」

2007-02-12 00:10:10 | 天保異聞 妖奇士
概ね先週の感想で書いたポイントであまり外れが無かったと思うので、今回はふむふむ、(皮肉が利いていて)上手いなぁ、なんて思いながら見ていました。

特にラストで往壓さんがアビをして本当の山の民である、と評するのは渋くカッコいいところでした(渋すぎるかもしれない)。
アビは「山の民」として帰属するカテゴリの戻ることもせず、そして「里の民=市井の民」として帰属することもせず、たださすらうのみ、ただ漂白するのみ、という道を選んだ。

それはアビがアビであるということを選んだということであり、それはまた寄る辺無き身であり、カテゴリを持たない、常にさすらうという孤独で辛い道を選んだ、それこそが本当の「山の民」=リスクを背負って生きる自由人である、と評したわけです。

作中ではそれを全て肯定、というわけではなくて、つまるところそういう覚悟を持っているからこそ、自由人と名乗れるのである、憧れているだけでは辿りつけない境地なのです、という形で、肯定も否定もしない、ただそれがアビらしい、というか、自由人の定義の一つでしょう、みたいに表現していたのが渋いですね。
#渋すぎて視聴者層に合わないのではないかといらん心配をする30代社会人です(笑)。

一応、先週皮肉が利いているなぁと思った部分に対しては、今週作中で回答が出ていたので、先週感想を一応再掲です。

==ここから再掲==
「山の民」かと思っていた人は実は「山の民」ではなかった、というミスリードがあり、彼は厳しい取立てを受ける「農民」という此処(ここ)ではなく、制約を受けない、自由である、食料もある「山の民」という何処(どこ)かに憧れた男だった、ということなんですね。

「山の民」は「山の民」でおそらく自分たちに何らかの制約を設けていたり、何者にも頼らず生きていくにはそれなりの覚悟と決意が裏側に隠されている、ということに彼はまだ気がついていない。

また、さらに神がなんだとか、「山の民」が神の子だなんだと言っている山崎屋については、偽者の「山の民」を囲って、それで悦に入っているという、なんとも皮肉な構図になっているわけです。

とにかくこの物語は皮肉が利いている。
==ここまで==


ということで、今回の個人的なポイントは、先週の感想でもニナイについては先週までで全く情報が開示されていないので予測不能、ゆえに今週はニナイが何を考えている(いた)のか、それと邂逅する異界経験者の往壓さんはどう思う?実の弟のアビはどう感じるのか?がポイントでした。

ここについても渋く表現されていて、ニナイから取り出した漢神は「異」。
「異」とは、鬼の頭をした者が両手を挙げている姿をあらわしている。
「鬼」とは、この世の人を惑わせる冥界の住人。

これは上手い。

ニナイは、農民と争いになったとき、「山の民」の暮らしも、「里の民」と争うことも、全てに嫌気がさして現実逃避し、この世ならざるところ=「異界」へ行った訳です。
そんなニナイがこの世に残した「呪い」。

それが涙孥で、食べ物を争って生きるこの世の人たちに、冥府の食べ物を食させ争わせる、そういう呪いだったと。

ここでまた上手いのが、古事記を引用していて、山崎屋がちょうど涙孥を狂気に満ちて食べようとするシーン、あのシーンで山崎屋が呟いていたのが、かの古事記でも非常に有名なシーンで、イザナギとイザナミが黄泉の国で問答をしているシーンの台詞なんですよね。

ヒノカグツチ(ホノカグツチ)を生んで、そのときの火傷が原因で死んでしまったイザナミ。
そのイザナミを忘れることができず、黄泉の国まで迎えに行くイザナギ。
どうか戻ってきて欲しいと訴えるイザナギ。
しかし、黄泉の国の食べ物を食べてしまったので戻ることはできません、と伝えるイザナミ。

ちょうどこの「黄泉の国の食べ物を食べてしまった」というくだりのところで、山崎は涙孥にかぶりつくわけです。

上手いですね。
#この人はこの人で古事記に狂ってしまい、そうでなくてはならない、古事記の通りでなくてはならない、と自分でかせをはめてしまっているわけです。

まあ、この後古事記では、イザナミが黄泉の国の王に戻れるかどうか伺いを立てる、だからどうかその間この扉は開けないで欲しい、と伝えて去ります。
で、待てども待てどもイザナミは戻って来ず、開けるなと言われれば開けたくなるのが心情というもの、イザナギは開けてしまうわけです。

そこには腐敗したイザナミの姿があり、その姿を見られたイザナミは怒り、黄泉比良坂まで逃げるイザナギを追いかける、というお話。

脱線しましたけど、涙孥はどっちかっつーと、イザナギとイザナミの間に出来た「ヒルコ」に近いイメージもありますね。


と、まあそこで冒頭の感想に戻るわけですが、今回も皮肉が利いておりました。
個人的にこういうお話は好きなんですが、微妙にこの時間帯の視聴者層として理解し易いか?というのがちょい気になりますかね。

何気に小笠原さんが今回もいい味というか、面白い台詞(本来仕官したのはこういう目的があったからだ)があったので、そっち側にいずれストーリーが傾くと思うので、その辺が個人的には楽しみですね。

天保異聞 妖奇士 一 (完全限定生産)


コードギアス 反逆のルルーシュ 第17話『騎 士』

2007-02-11 00:45:59 | コードギアス
いつか必ず来ると分かっていたけれども、いつも素晴らしい演出で盛り上げてくれるコードギアス、今回ついにランスロットのパイロットの正体が!!という、本当にこの30分めちゃめちゃ面白い、面白いとしか言い様が無い、というくらい面白く盛り上げてのスザクのランスロットのパイロットとしての全面公開でした。
素晴らしい。
#個人的にはスザクの顔がアップになったときのカレン(役の小清水亜美さんの演技)が最高でした。

いやー、ほんとこれは面白いですね。
エンターテイメント作品としても非常に素晴らしいです。


■今回はこれに尽きる
いつかは必ず来ると分かっちゃいるけれども、それでもこのタイミングで、この演出の仕方で持ってくる、そんな魅せ方の上手さに脱帽です。
いやー、アクションぐりぐりから一転、時間が静止したかのような全員のリアクション。
堪らんっって感じでしたよ。

ルルーシュにしてみれば、スザクという本当の親友を自分の側に取り込めて、その信頼できる男をナナリーのある意味騎士にしようと思っていて、それもスザクの生きがいを見出すことで、救いの意味も一応はあって、スザクを取り込むことは一石二鳥どころか一石三鳥も四鳥くらいの価値があったわけじゃないですか。

それが一転。

ほんとに一転。

これまでルルーシュを悩ませていた宿敵ランスロットをあと少し、ほんとにあと少しというところまで追い詰めて、これが無くなれば邪魔者も消える!!くらいの勢いがあった(&藤堂も手に入った、ナナリーの騎士も手に入りそう)、とまさにゼロとして最高の瞬間、その一歩手前!!

というところで一転。

これまでのアクションぐりぐりの動きから一転、そして全員の視線が一点に。


愕然。


愕然。


愕然。


何でお前が……。


なんつーかもー、これはある意味のカタストロフ。
ある意味、これをやるために色々仕込んで来ました、みたいな。

全てが手に入ると思った瞬間に、全てが手から零れ落ちそうになる、そんな感じ。

上手いなぁ。

これはもうゼロ=ルルーシュとしても思考停止、しかないですよね。
今回は運良くそこにブリタニアの援軍も来て、藤堂からは怪しまれずに済んだわけですが、逆に来なかったらどうなっていたか、などまたまたその辺も見せ方上手いですよね。

またあの戦場では、紅蓮二式のパイロットとしてランスロットと死闘を繰り返した、そして同じ学園で同じ生徒会のメンバーでもあるカレンも驚愕、驚愕、驚愕。
シャーリーのお父さんのこともあったり、またも学園の友人からこの戦場で意味を持ってしまったわけで、あの動揺するカレンがまた素晴らしく素敵で(殴)。
いやー、うろたえる&この状況をどうしたら良いか分からないけど、スザクを倒すという判断もできず、ゼロにある意味救いを求めるカレン(役の小清水亜美さんの演技)が最高でした(まだ言ってます)。

藤堂さんなんかは執行人の名前として聞いているところもあったから、というのはあったんでしょうが割りと驚愕1個くらいで済んでましたね(ってそういう単位なの?)。
藤堂さんの一言は、結局スザクを吹っ切らせるための一言になった感じでしたねぇ。

まあ、でもどういう運命の巡り会わせか!!というようなメンバーでの顔バレイベント。

これを考えるとまだ最大のカタストロフとして残っているゼロ=ルルーシュ自身の顔バレイベントはどんなことになってしまうんでしょうか?
もうこっちは積んである伏線も山ほどあるし、崩壊の足音は聞こえてるんじゃないかっていう伏線もたんまりあるし、もう今からドキドキですね。

最後のルルーシュの笑い声は運命の皮肉さを呪った声か?それとも開き直ったか?それとも……、という感じで、またまた続きが気になります!!っと。
#しかも上手い感じで次は総集編っぽい???

いやー、堪能いたしました。
ごちそうさまでした。


■なら君はその道を行け!!


なら君はその道を行け

勝つにしろ、負けるにしろ
全てを出し切らなければ、何も獲得できはしない

それは国でも、個人でも同じこと



藤堂さん、カッコいい~。

個人的には「それは家庭でも、仕事でも同じこと!!」と言ってみたい(笑)。
#最近はそこにゴルフと入れても可(まだ言うか)。

同じ道場の兄弟子として、日本の現状を憂う者として、そして恐らく枢木首相の死の真相を知ってる者として、その背中を押す兄貴。
カッコいい~。
#多分、それって同時に、違う道を行くと決めた自分に対しても言ってるのかもしれませんけどね。

兄弟子からのこの一言。
これはスザクの覚悟を決めさせた一言、みたいな感じですね。

これが、今回のユフィの決断、スザクを自分の騎士にすることに、どういう意味づけが出てくるか、またこの辺楽しみで仕方ありません。


■シャーリー
うおー、これはまた凄い伏線を仕込んできた感じです。
これは、これは、記憶としては完全に消し去られた(そういう意味での今回の美術の授業でルルーシュの顔が描けないというにくい演出)ルルーシュのことなんだけれども、なんだけれども、今回シャーリーが拾ったであろうと思われるのはいつぞやの日記ですよね?ですよね?

となるとこれは、「わたしやっぱりあなたのこと知ってる……」という形になるわけですよね?ですよね?

この作品って、色んな形で名前を奪われた人が出てくるわけですが、シャーリーは家族と、そしてルルーシュの名前(と記憶)を奪われたわけですよね。

やっぱりこれって、現在名前を奪われた&記憶を奪われた人ランキングのトップランカーであるオレンジさんと(タコさんウィンナーの)ヴィレッタさんの復活と並んで、ゼロの正体に迫るもう一つの道というか人なわけですか???

そうなると俄然面白い。
ならばあの不自然な学園生活を残しておく意味もあるってわけですよね。

いやー、まだやるのか、凄いな。楽しみだわ。


■素敵お姉さんたち

僕は言わずと知れた?コーネリアさまファンですが、今回もまたまた素晴らしいお姉さまの登場でした。

まずはラクシャータさん。

もうあのキセルだけで十分でございます。

ルルーシュがラクシャータさんのことを知っていたのはやっぱりナナリーの命やその後の容態、治療方法について色々と調べていたときだったんだろうね。
そういう方面のスペシャリストが「輻射波動」を兵器として使うようになった、というのは過去に何かあったんでしょうかね?
セシルさんの髪が長く、逆にラクシャータさんの髪が短かった過去(ちなみにロイドさんはあまり変わってないように見えるfrom ED)は一体どうだったのか、これもまた興味有りですね。

そして次は四聖剣のお姉さま、千葉凪紗さま、つか、千葉妙子さんのC.V.イメージそのまんま!!
#ニーナは逆にえっ、千葉さんなの!?と思ったくらいだから、やっぱり千葉さんは「舞-HiME」のなつきのイメージですねぇ。

今回のスラッシュハーケン4方向撃ちで「嘘っ!!」という声&表情が堪りませ(蹴)。

……っと、コーネリアさまにヴィレッタさん、とまたまた素敵お姉さまの登場に嬉しさを隠せない燕。なのでした。


■C.C.
せ、制服着とるやんけ!!
しかも学生っぽい髪型!!
って、どんだけ毎回サービスしてるんですか(笑)。

やっぱり中華連邦は行かなかったんですね。

でも今回もEUと中華連邦の名前が出てるんで、諸外国の勢力も非常に気になりますね。


いやー、ほんと今回は何度も何度も(特に後半)見返してしまいました。
素晴らしかったでございます。
ありがとうございます。
#そして何度見ても、冒頭のルルーシュが考える人をやってるシーンで笑ってしまいます。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 1

反逆日記が面白い(笑)。
スザクとルルーシュのファーストコンタクトがここに。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 2



無事帰国

2007-02-09 23:30:38 | Weblog
というわけで、本日無事帰国。
3泊5日のショートステイでした。

もっさり降っていた雪も、午後にはやんで、僕の便は夜だったので全く問題なくヒースロー空港を後にできました。
#でも、ヒースロー空港は待たされる空港ですねー。持ち物検査に時間かかって、パスポートコントロール抜けたら靴脱げって(笑)。

機中では黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』を堪能し(千秋実さんと藤原釜足さんはC-3POとR2-D2のモデルになってるんですよね)、その後しっかり睡眠をとって、そこから映画化も決定した『空の境界』の下巻を熟読。

この『空の境界』はほんっとに大好きで、もう10回は読み返していると思います。
ヒースロー~成田は11時間(ちなみに行きは12時間)かかるので、がっつりと読ませて頂きました。
#ちなみに行きは西尾維新の『刀語・第二話 斬刀 鈍』を読んでいったのですけどね。

読めば読むほど味が出るというか、むしろ一度の読書では満足できず、繰り返し繰り返し読むことであちこにしかけられた仕組みに気が付いてハッとする、みたいな。
そういう意味でやっぱり中毒性あるなぁ。
ここまで読み返しているのは冲方丁さんの『マルドゥック・スクランブル』とこの『空の境界』が個人的にはトップかも。

これはやっぱり凄絶さの中にある式と幹也の純愛物語だよな、と改めて思います。
最後の方のシーンは切なさ&ちょっと眩しくて清清しい。
また読もう。


で、帰国して家族との夕食も終わり、子供をお風呂に入れて寝かしつけて、何をやっているかというと、


Webラジオ「ひぐらしのなく頃に」猿回し編


を聴いております。

つか、帰ってきて早々何をやってるんだ、自分。
#つか、「かけらさがし」のコーナーは怖いよー。

ということで、コードギアス&ジャンプ販売に間に合いました(笑)。

空の境界 上


空の境界 下

天保異聞 妖奇士 説十七 「幽世(かくりよ)」

2007-02-08 23:19:22 | 天保異聞 妖奇士
心のどこかにある「此処ではない何処かへ行きたい」という誰しもが持つ願望を、この物語では異界という架空の空間と、異国という実在する「何処か」を使って現しているんですよね。

しかしてその物語について、現実に今、自分が異国の地で思いを馳せていることについて、意外と客観視するのは難しいものだな、なんて思ったりしています。

僕の中の気持ちとしては、自分の居場所であれ、戦う場所であれ、それは何処にでもある、それは何処にしてもかまわず、目的があるならば此処(ここ)であろうと何処(どこ)であろうと関係ない。

けれどもその目的、ひいては何故働いているのか、何故そう思えるのか、に思いを馳せるとき、やはりそれは自己実現という欲求と並んで、家族がいるから、戻る場所があるから此処(ここ)であろうと何処(どこ)であろうと存在することに疑問を持たずに済んでいるのではないか、などという風にも思います。


……まったくらしからぬ出だしで書いてみたものの、ガラじゃないっすね(笑)。


とまあ、この『天保異聞妖奇士』という作品も個人的予想としては、現時点までは「此処ではない何処か」を求める気持ちや、それでもここで生きていかないといけない、という現実逃避やそれを理解したうえでの多少ネガティブに、矛盾を抱えながらもそれでも生きていく、という現実的なお話になっているんですが、最終的にはアトルをベースにして「それでもここで生きていく」から「だからここで生きていたい」というポジティブな感じになったら良いなぁ、なんて思っております。

今回の感想はさすがにロンドンにまで録画ファイルを持ってくるわけにもいかなかったので、かなり怪しい記憶を頼みに書こうかなと思っているのですが、ポイントとしては1つだけ。


「山の民」かと思っていた人は実は「山の民」ではなかった、というミスリードがあり、彼は厳しい取立てを受ける「農民」という此処(ここ)ではなく、制約を受けない、自由である、食料もある「山の民」という何処(どこ)かに憧れた男だった、ということなんですね。

「山の民」は「山の民」でおそらく自分たちに何らかの制約を設けていたり、何者にも頼らず生きていくにはそれなりの覚悟と決意が裏側に隠されている、ということに彼はまだ気がついていない。

また、さらに神がなんだとか、「山の民」が神の子だなんだと言っている山崎屋については、偽者の「山の民」を囲って、それで悦に入っているという、なんとも皮肉な構図になっているわけです。

とにかくこの物語は皮肉が利いている。
#會川昇さんはきっとすごい皮肉屋なんだ。たぶん(笑)。


というところが今回の外側のテーマで、物語としての流れとしてはやはりアビのお姉さん。

あちら側にいるお姉さん。

まったく予想不能なので、竜導さんと邂逅したらどう思うだろうか、とか、アビはどう思うのか、とかやはりその辺が楽しみです。

天保異聞 妖奇士 一 (完全限定生産)


ミッションコンプリート

2007-02-08 21:04:21 | Weblog
滅多に雪が積もらないと言われるロンドンで、結構な雪に見舞われて飛行機が飛ぶかどうか心配な燕。です、みなさんこんにちは。

今のところヒースローの状況はキャンセルとか出てないみたいなので、何とかなりそうですが、なかなかに珍しい体験ができてますね。


今回の渡英の目的は、うちのエンジニアを一人ロンドンのオフィスに派遣するための送り届け役だったりするんですが、同期も多いし、つか、連れてくエンジニアも同期だし、いろいろと生活面でのサポートも現地法人の社長からも確約もらえたので、良かった、良かった。
生活面は重要ですからね、あまり海外とは縁の無かったエンジニアを海外に派遣するのだから、この辺はしっかりサポートしてあげないとね。

彼のたどたどしい英語に一抹の不安を覚えつつも、イギリス料理を美味しい!!と言って平らげる彼の姿を見たときにこれは大丈夫だ、と確信しました。
いや、ほんとアジアでも思ったけど、彼の食事に対する貪欲さは見習わねばならないですね。

ということで、現地でのサポート確約、現地チームへの紹介と彼の得意分野で活躍できるようなアサイン、日本とのつなぎのミッションをバトンパスできたので、今回の渡英の「表向き」目的は一応完了。


……もちろん、本来の目的は別のところにあったわけですが、それも昨夜、見事にコンプリート。


そうです、「うたわれるものらじお」Inロンドンを決行できました。
ありがとうございます。

前回は時差、という壁に阻まれたのですが、今回は万難を排して望みましたよ。
つか、58分って!!長っ(笑)。

いやー、早めの時間から聞くようにして正解でした。

秋本さんの存在に背筋が伸びている力也さんが面白くて素敵でした。

ロンドンでも「うたわれるものらじお」聞いてますって「ふつおたコーナー」に投稿しようかな(笑)。

つか、今回の放送聞いてデスクトップキャラクターがほしくなりました。
放送でもデスクトップキャラクターはおまけだ、と言っていたように、本命はあっちなんですよね。
あー、もう買っちゃうな、間違いなく。



というわけで、雪の中、ほんとに飛行機が飛ぶか心配なんですが、この記事書いてるうちにだんだんとやんできたみたいなので大丈夫かな?

続きは日本で!!

うたわれるもの デスクトップキャラクターズ 初回限定版


ラジオCD「うたわれるものらじお」Vol.1



そういえば…

2007-02-06 02:45:56 | Weblog
そういえば、ネウロの今回は家具シリーズかー、と思いつつ、登場人物の池谷(いけや)さん=IKEAで、大塚さん=大塚家具だったのね、とヒースロー空港に降り立って気がつきました(ってなにもそんなところで気がつかなくてもいいのに)。


……ということで、無事ロンドンに到着。


チェックインも終わって、今回はネットもちゃんとつながることを確認。
12時間のフライトはやっぱり長いよね。

でもちゃんと出国前にジャンプ読んでから行ったよ。
#でもANAのラウンジでジャンプ読んでるの僕だけだったけどね!!


新しい号が出る前には帰ってきたいと思います。