蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

等価交換

2006-08-02 01:07:14 | ハガレン
昨日は自分の送別会で飲み、そして今日こそは休肝日と考えていたのに何故か偉い人のかばん持ちで他事業部の偉い人との懇親会へ。
真剣に自分のガラスの肝臓がやばい気がします……。

が、しかし。

ちゃんと今週の土曜日は飲みますよ、シータさんと。

というわけで、参加表明頂いた皆様、ありがとうございます。
後でメール致しますね~。

参加ご希望の方、明日一杯くらいまで受け付けておりますので、もしお時間ある方いらっしゃいましたらメールくださいませ。

* * *

『鋼の錬金術師』の第14巻の初回限定に付属していた「ラフ画集」の出来が良くて、非常に美味しいですな~。
ロス少尉とか、ロス少尉チャイナとか(ロス少尉スキ)。
#ランファンもスキ。つか、全部スキ(って節操無いな)。

個人的にはやる気のないラストの「やっておしまい」がツボでした。

* * *

本編の方は、かなり予想を超えてついていけないくらいの展開をしておりますね~。
どうなるのか全く分かりません。

最後のリザさんのお背中ショットにクラクラきましたが、やっぱあれっすかね、リザさんも錬金術師に関係あるってことですかね、あの刺青、というより魔方陣ちっくな感じですよね。
で、ところどころ火傷で欠けているってのがなんとなくポイントになりそう&それで過去編へいくのかな~?という感じですかね。

個人的にはシンとか新しい大陸へと舞台を広げて欲しい気もするんですけどね~。
やっぱり今の状況は敵が強い・強すぎる(というのは良いことだけど)、多少閉塞感があるんでそれを打開するような爽快展開、待ってます。

* * *

今の本編の展開を考えると、アニメ版の途中から分岐した流れも、あれはあれで良く出来てたな~と改めて感心しております。
きちんと完結していたのが何より素晴らしいと思いますし、ホーエンハイムやダンテの使い方なんていうのもオリジナル要素でグッドだったなと。

特にお気に入りなのは、アニメ版の最終話で、「等価交換が成り立たないなんて認めない」というエドに対してダンテが「いつだって代価は少し足りないもの」と返す。
けれども奇しくもダンテは「世界は不完全なもの」と言い、そこにホーエンハイムが不完全だからこそ、不完全なものを埋めるものとして諦めない力と努力があり、エドに向かって「お前の歩いてきた4年間がそれにあたる」と語る。

この一言でダンテの「いつだって代価は少し足りないもの」という言葉を完全否定するくだりが熱い!!というくらい熱かったわけです。

ここの構成は見事だな~と思いながら最終話をみていたものです。

あれから1年半くらいたって、今頃再評価してます(笑)。

* * *

実は今回の第14巻、初回限定版買えなかったんですよ。売り切れで。

仕方ないので通常版を買ったんですが、やっぱりラフ画集欲しいじゃないですか。

で、いつものおねいさんに相談したところ、案の定ゲットしていたわけです。

そこで『のだめカンタービレ』の第15巻と『ハチミツとクローバー』の第9巻を貸して、ハガレンのラフ画集を回して頂くという等価交換を成立させました。
うん、立派な等価交換だ。

つか、受け渡すブツの方向性、逆だよ!!

等価交換にどっちからという方向性は関係ない、ということを証明してみました(Q.E.D)。

おねいさん、いつもありがとうございます。

鋼の錬金術師 第14巻


『鋼の錬金術師 第9巻』 一言感想

2004-11-29 12:51:52 | ハガレン
TV版が終了し、僕の中のハガレンも終わったかのように思っていた今日この頃、そう思うなかれ、まだ終わっていませんでした。
原作はまだ続いており、相変わらず面白い(オマケマンガも)。
僕自身ハガレンのネジを巻きなおす必要を感じましたよ。

ということでカテゴリに新たに「ハガレン」を新設、そして今までの記事を移設しておきました。
ハガレン好きの皆様、今からでもコメント、トラックバックお待ちしてますよ。
#カテゴリ変更に伴うURL生成方法の問題はどうも解消されているみたいでした。良かった。

で第9巻の感想を一言で。
以下ネタバレなんで、未読の人は絶対、絶対、絶対見ないように。

■マリア・ロス少尉
ぜーったい、生きている(と信じたい)。
理由は、
1.囚人用ブレスレットが切れている。つまり黒焦げは別人。
2.大佐はリザに「マリア・ロス少尉に関することを隈なく調べろ」と指示しているんで、もちろんそれに「歯の治療履歴」も含まれているはずで、リザがそれを逃すわけが無い。つまり黒焦げは別人。
3.大佐はそんなことしない(えー)。
4.背表紙のオマケカットで本人が死んだことを自覚していない(えー)。

どですか?
つーことでロス少尉、マジで生きていてください(懇願)。

ハガレン 最終話 感想

2004-10-04 13:30:24 | ハガレン
ショパンの「別れの曲」をバックに進む鋼の錬金術師 最終話。
Aパートで勝負の行方を、そしてBパートでエピローグと落ち着きのある演出、そして・・・。
#以下ネタバレ含みますのでご注意を。

各キャラに対する個人的な予想なんていうのは外れちゃいましたが、最終的にこういうのを語ってくれたらいいな、というテーマは消化されていたので、個人的には満足しています。

■2つのテーマ
「等価交換」
この物語の根幹をなすキーワードであり、錬金術の基礎と考えられてきた「等価交換」ですが、50話の感想でこんなことを思ったものです。
「等価交換」とは真実の一つではあるが、全てでは無い。
エド・アルの二人には肉体を取り戻せずとも、それを求めて再び旅に出て欲しい。
この2つのテーマが消化された最終回、私はもう殆ど言うことがありません。

■世界は不完全なのだから
ホーエンハイムを通じて語られるこの言葉は、奇しくも十二国記『十二国記 黄昏の岸 暁の天』でも語られているのですが、不完全だからこそ、人が努力して埋められる隙間があると思うのです。
ダンテは逆の意味で「いつだって代価は少し足りないもの」と語りますが、裏を返せばその足りない部分を埋めることもできる、こちらも奇しくもホーエンハイムの言葉を裏付けたのではないか、そんな思いに至りました。
極めつけがエドに対してホーエンハイムが語る「お前の歩いてきた4年間がそれにあたる」的発言でダンテの言葉を完全否定する、このシーンは熱いですよ。
等価交換、それだけで世界の全てが構成されているわけではない、何故なら世界は不完全なのだから。
だからこそ、そこに人が努力する価値がある。
これを語ってくれて本当に満足です。

■そして再び旅に出る二人
ラストシーンで空に向かって手をかざす二人、このシーン良かった・・・(涙)。
やはりこの二人には道を求めて、そしてお互いを求めて旅をする姿が似合っている。
体は取り返せたけれど、大事な半身である兄・弟は離されてしまった。
それこそ本当の半身が。
お互いの体を取り戻す、これがこの物語の一貫したスタイルだし、最後にそこに帰結させるというのはいいな、そう思えた最終回。
今もどこかで彼ら二人は旅を続けている、そんな思いを胸に見納めることができました。

■細かいことを言えば
きりが無いとは思います。
ブラッドレイ亡き後、議会派が台頭、それを根回ししたのは「大義」がないマスタングなのか?、そんな伏線なかったじゃん、とか、扉の向こうにはまたホーエンハイムがいるのかよ、とかね。
でもまあ、僕個人としては上述したように完結しちゃったのでその他についてはそのままにしておきたいと思います。

■とは言え
一つだけ言いたいのです。
それはないんじゃないですか?ってのが一つ。
ウィンリィはあれでよかですか?
あんたあれで納得したでつか?
いなくなっちゃったでつよエドは。
ウィーンリィー・・・(個人的趣味に基づき絶叫中)。
ウィンリィに救いが欲しかったでつ・・・orz。

ハガレン 第50話 感想

2004-09-27 14:12:44 | ハガレン
これまでこの世界で信じられていた「等価交換」という考え方が崩れた今回ですが、色々と考えさせられることがありました。

錬金術で再現しようとする物体と同じ構成物質を準備したとて、それを再構築するには+アルファの力が必要になる。
この+アルファが人の「死」であり、錬金術師の「門」を通じて錬金術は行使されるとホーエンハイムが語りました。

■ふむふむ
これはうろ覚えですが、人間が死ぬ瞬間体重が21g少なくなると言われていて、そのエネルギーはプール一杯の水を一瞬で蒸発させる力があるとか。
#ヤンサンの山田○司『絶望に効くクス○』をちろっと読んだだけなので、間違っていたらゴメンなさい。
「賢者の石」の生成方法は大量の人の「死」が必要になりますし、それを結晶化した「賢者の石」が膨大なエネルギーを持つというのも頷けるところ。
だから敢えて扉の向こう側の「死」が必要という設定は必要なかったのではないかと思ったりもしましたが、この辺深く突っ込むところではないと思っていますので流します。

人の「死」のエネルギーが扉のある空間にプールされていて、それを引き出して錬金術を行使するってことですかね。
なんとなく納得。

■「親が子供に向ける愛に代価や見返りを必要としない」
これもホーエンハイムの言葉ですが、これに対してエドは
「努力しても報われないということが肯定されるべきではない」的発言をします。
正反対の意見のようにもとれますが、私としてはこれはどちらも正しい考えだと感じました。
物理や数学ってね、正しい答えを見出すために仮定を作って問題を解いていくと思いますが、それで得られた答えはやはり一つの真実だと思うのです(想定に過ぎない答えもありますが一般論で)。
だけど、世界はその一つの答えだけで構成されているわけではなくって、色々な要素やそれこそ答えが複合的に関係して構成されていると思うんですよ。
つまり、答えではあるが全てではない。
エルリック親子の会話を経て、1児の娘の親としてそう思った次第。

■最終話へ向けて
個人的にはホークアイ中尉がかなりヤバめな気がしています。
ウィンリィとの会話で「ある人を守るために」的発言が最終話に帰結しそうで怖い。
マスタングの危機的状況にその危険度が比例していて心配。
また、このクーデターに「大義」が無いことも気がかり。
勝ってるときは支持されるからなぁ(この場合支持されるのはブラッドレイね)。

エド・アルの兄弟については体を取り返せないという最後は有りだと思うのですが、この雰囲気でいくとアルが危ない。
エドの肉体的損傷を賢者の石の力を利用して回復させるという気はしますがその後が読めない。

個人的には「等価交換」とはひとつの答えだが全てではないという思いに至って、エド・アルの兄弟が再び旅に出るという最後を期待しています。
#しかしあの脚本家は普通で終わりそうにない・・・。

ハガレン 49話 感想

2004-09-21 11:06:17 | ハガレン
まず最初に私は大きな勘違いをしていました。
ハガレンって50話完結だと思ってたんですが、51話も10/2(土)17:30~予定されていましたね。
#10月からSEED DESTINYだと思ってたんでつい。
#10/3(日)にSEED DESTINYの第1話先行試写会やるっていうくらいだからぎりぎりまでハガレンでいくんですね。
予告編見て、ああこれでは終わらないなと。お恥ずかしいかぎりです。

今回は謎解きのような話でしたが、ポイントはライラ(ダンテ)の目的でした。
以前、コミック第8巻の感想でホーエンハイムはロードス島戦記のカーラ的だなんて感想を書いたのですが、TV版ではこのポジションにライラ(ダンテ)が入っているので置き換えてみると面白いななんて。

■建前と本音
彼女は今回、「賢者の石を人間に手渡すと危険だ、だから私が世界の均衡を保つためにコントロールする」的発言をするのですが、この辺がロードス島戦記のカーラ的部分ですね(さすがにここまで読みきれていないので、このカーラ的発言は偶然の一致なんですけど)。
カーラは本気で均衡を保とうと考えていたのですが、ライラ(ダンテ)の場合これは詭弁にすぎません。
「賢者の石を人間に渡すと危険」という表現は裏を返せば自分が独占するための方便に他ならず、これが本音なんでしょうね。
彼女もまた、賢者の石に振り回された被害者なのでしょうか。
#つか、ロードス島戦記読んだことない皆様、暴走してすみません。

■扉の向こう
どうなってんの?
次回を見ないともう分かりません。
#ここでようやく50話完結ではないと気が付いた。

ハガレン 48話 感想

2004-09-13 12:01:37 | ハガレン
今回を含めて残り3話、物語的にはクライマックスを迎えるところですが、今回は嵐の前の静けさのように、「さようなら」というタイトルが示すとおり、決戦を前に様々なことに区切りをつけた回となりました。

■スロウスの最期
前回の感想でもホムンクルスとしての苦悩、母親としての苦悩の板ばさみの中で何が生まれるのか期待せずにはいられないということを書きましたが、今回それがまさに昇華されていて個人的には非常に満足でした。
47話ではスロウスのホムンクルスとしての苦悩が語られ、この48話では母親としての苦悩(最期は母親としての愛)が語られ封印されていく様子は見事でした。
#先週それをやらなかったのはラストの最期に対する配慮だと理解。

そしてその苦悩の中で生まれたのは、息子であるエドの決意。
ホムンクルスを創ったのも、賢者の石を創ったのも、またそれを求めて起こされる戦争も全ては錬金術師に関係している。
その責任は錬金術師が負わなくてはならないんだ。
大佐(今は准将か)と車中で交わされたこの会話は母親との別離を通じて得た一つの結論で、静かな展開の中でスロウスというホムンクルスが負ったテーマが昇華されたのが嬉しい。
これが一つ目の「さようなら」。

■マスタング
ブラッドレイと決着をつけるのはマスタング准将しかいない、と思っていたのですが、正直北方派兵されたときは予想外れたかな、と思っていました。
しかし、こういう形で決着をつけに来るとは思いませんでしたよ。
作中でも語られましたが、マスタングには「大義」が無い。
ブラッドレイは確かに戦火を引き起こしていますが、連戦連勝で軍隊だけでなく国民からの支持も厚いはず。
それをヒューズの敵討ちだけで行動したとなればそこには「大義」は無く単なる「私憤」になる。
ブラッドレイを討ったとしても、国境周辺は小競り合いが続いているのだから大将を失った国は荒れる。
マスタングが後を担い、その責を果たすというなら分かりますが、「大義」が無い以上これは有り得ない。
エドとの「さようなら」はこの覚悟を聞いたものですが、この結末をどう持っていくのか?
完全に逆風なんですが、逆転劇はあるのでしょうか?

残り2話に期待しましょう。

ハガレン 47話 感想

2004-09-06 22:39:30 | ハガレン
今回の最大の見せ場はラストでしたね。
#タイトルからしてスロウスが封印されると思っていました。

■「私は死にたかったんだ」
ラストにどういうエンディングを持ってくるかと思ったら、いきなりきました。
予想外でしたが、これはこれで良かったですよ。すごく。

不老不死のホムンクルスであるラストの願いが「死」であったことに最期に気付くというのは切なく、「封印」というよりは「解放」、そんな印象を受けました。
そんなラストの冥福を祈ります。

■私たちはどこから来てどこへ行くのだろう
ラストが以前に呟いた言葉なのですが、ホムンクルスという存在は人間によって「勝手に」創られて、人間が望んでいない形で生まれてきたことで驚愕・畏怖の目で見られ、それなのに人間の強い想いが記憶となって焼きついている。
彼ら・彼女らはだからこそ人間を恨み、人間に憧れたのでしょうか。
そんなラストの最期の言葉が人間としての死だったのですから、憐憫の念を抱かずにはいられませんでした。

■対価
人体練成の対価とは、禁忌を犯した対価ではなく、創り出されてしまったホムンクルス達が抱く人への憧れ、恨みの代償なのではないか、そんな気がしてなりません。

そんな想いをスロウス(エド達の母親)がエド達に何らかの形で示すことができれば、彼らの想いも少しは昇華されるのかもしれません。
ゆえに、今回スロウスが封印されなかったことに意義があり、スロウスの母親としての苦悩、ホムンクルスとしての苦悩、この板ばさみの中で何が生まれるのか、次回に期待しないわけにはいかないのです。

ハガレン 46話 感想

2004-08-29 21:19:57 | ハガレン
今回はやはりホムンクルス達の動向がポイントになりましたね。

■7人の思惑は
それぞれ異なっているようですが、エンヴィーを除くと創られた順に人化への想いが強いのかもしれません。
つまり、グリード(故)、ラスト、グラトニーの順で人化への想いが強く、ブラッドレイ、ラース、スロウスはダンテに創られたので忠誠心等が働くため、それほど人化への想いがまだ強くないのかもしれません。
#ラースの場合は、人化とは異なりエドの肉体に固執しているだけのように思います。

■エンヴィーは
序列からしても最初にホーエンハイムとダンテが創り上げた自分達の子供なのかもしれません。

■残り4話の見所は
対スロウス(エド・アルの母親の過去との決別)
対ラース(イズミの想いを含めた人体練成との決別)
対エンヴィー(「息子」としての対決)
この順で進むのではないかと予測。

■つまり
バトル面でのラスボスはエンヴィーで、そこにホーエンハイムが割って入るのではないかと。
ブラッドレイは大佐が担当するのではないかと。
#しかし距離的な問題があるので実現するかは自分も半信半疑。

■そして問題はロゼ。
ダンテはロゼの体を乗っ取るのか?乗っ取った体でエド・アルとの対決に入るのか?
それはやって欲しくない・・・、だがこの脚本家ならやりかねない・・・。

最後はね、二人の体を取り戻せないラストでもいいかな、なんて。
また旅立つのも悪くないなんてね。

ハガレン 45話 感想

2004-08-25 17:15:00 | ハガレン
不定期更新期間中です。
バックログの解放ということで、まずは(今頃)ハガレンの感想から。

魂の「器」という観点については概ね予想通りでした。
しかしながら、本作品は予想の上を行ってくれました(嬉)。

■具体的には以下の3点
・ロードス島戦記を例に出した「器」については、「賢者の石」が既に完成しておりそれ自体がサークレット的役割を担っていた。
・「器」を利用して存在する人間が二人もいた(ダンテ(ライラ)とホーエンハイム)。
・ホーエンハイムは人格を乗っ取られた訳ではなく、自らの意思で結婚し子供を残していた(エド達家族の前から姿を消したのは既に肉体を蝕まれていて悟られたくなかったから)。

■原作者は
既にTV版脚本家に原作のラストを伝えているとのことですが、それでも敢えて違う道を選んだ気がします。
この展開・潔さ、(残虐シーン等納得できない部分はありますが)お見事と言いたいですね。
まさか、二人もいたとはねぇ・・・。
しかも、ホーエンハイムは半不老不死化した状態で結婚したのか・・・。
この辺、衝撃的でしたよ、ほんと。

■今後のキモは
・ダンテの真意を知ったホムンクルス達がどう動くか(特にブラッドレイが読めない)?
・タッカーの存在は?その動き如何ではアルにホムンクルス達が着くか?
・ロゼ・・・(涙)。

■特にロゼは
CVに桑島さんを充てているし、最初に登場したキャラでもあります。
そこに二度ならず三度もフォーカスを当ててくるってのは震えるものがありますね。
まさに「収斂」。

■原作と
ここまで乖離させて、この内容の充実度。
これはやっぱりこの脚本家さん、只者ではないと感じます。

ハガレン 44話 感想

2004-08-10 18:58:17 | ハガレン
不覚にもAパートを見逃したので、今回の感想はBパートのみ、かつ簡潔に。

■ライラとホーエンハイム
親父、渋いな・・・。強いところがまた。
やはりこの二人のやり取りを見るに、二人とも何かの「器・入れ物」だったのではないかと。
それもかなり本物に近い賢者の石の。
ホーエンハイムからライラへ、いつの時点で器が移ったかは分かりませんが、今はその器がライラで肉体的な限界が近づきつつある。
ホーエンハイム自身も抜け殻状態なので、恐らく体が持たないのではないでしょうか。
肉体の崩壊、そしてその臭気を隠すための香水、共通項を持つこの二人、やはりそんな気がします。
#当たっても外れても何もないんですけどね。

■次の器として
アルに狙いが定められる、というのは妄想が暴走しすぎでしょうか。
肉体の崩壊を伴わないアルは、入れ物として最適な気もしますし、そのために第5研究所でバリー達のような実験をしていたと考えるのは・・・、考えすぎか・・・。
#誰かこの妄想を止めて。