蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

皇国の守護者

2007-05-22 01:07:05 | コミックス 感想
どうもまたまた体調を崩していた燕。です。これ何て五月病?
嘘です。いや、体調を崩していたのは本当です。

無理に無理が重なってダウンして、完治する前にまた無理してのバッドサイクル。

たぶん、そんな状況に追い討ちをかけたのがこれです。

皇国の守護者1


いやー、今更かよー、と言われれば返す言葉も無いわけですが、これは面白いですね。
凄くしびれちゃいました。

1巻読み終わってこんなにドキドキしてしまったのはいつ以来でしょうか?というくらいに。
たぶんこれ読んで熱が上がったんだな、きっと。

最初に1巻だけ買ったものだから、そのまま熱出して病床で読んじゃったわけですよ。
そしたら熱は上がるし、続きは読みたいし、で、1巻はもう何度も読んでしまいました。

いやー、ほんとしびれる。
つか、読みながら息するの忘れそう(笑)。

『風林火山』なんかを観てても思うのですが、これってひとつの社会の縮図というか、社会人の縮図というか、日々戦場のような現場でプロジェクトを率いているプロジェクトマネージャ諸氏には、全く違うジャンルであるにも関わらず共感したり、投影したりするところがあるのではないだろうか、などと思ったりして。

現在ではしっかりと4巻まで購入しているわけですが、もう続きが楽しみでしょうがないですね。
それまでは1巻、1巻じっくりと読み入って楽しみたいと思います。

はぁ~、それにしても僕の体が完治するのはいつなんだ。

皇国の守護者2


ラプソディー・イン・アジュール

2006-11-02 01:41:51 | コミックス 感想
日曜日の朝の出来事でした。

土曜日が出勤だったので、ゆっくり寝てたいのぉ、と思いながら二度寝を敢行しようとした矢先に娘が起こしにきました。

娘 「パパー、起きて~。」

燕。「ん~、もちっと寝かしてプリーズ。」

娘 「ちょっとみてみて~。」

燕。「ん?」

おもむろにポーズを取って、

娘 「ヘイ、ヘイ、ブー!!」
#もちろん振りつきである。

燕。「……そ、それって」

娘 「の・だ・め」

燕。「……ぎゃぼー!!」

という新手の起こし方を試されました。
おかげでばっちり目が覚めたことは言うまでもありません。

こんな感じで我が家ではもともとのだめの大ファンだったこともあり、娘が喜んで色々真似してます。

つか、原作をぱらぱらめくって「ぎゃぼー!!」とか言ってます(平仮名とカタカナは読めるので)。
#もちろん前述の「ヘイ、ヘイ、ブー」も見つけて喜んでましたが。
どうも、娘も影響されてピアノがやりたくなったみたいで、鍵盤の絵を書いて練習してました(笑)。
#実家からシンセを持ってくる日も近いと感じました。

さて、肝心のドラマ第1話を録画し忘れた~!!と思っていたのですが、奥さんが何気に録画しておいてくれました。
基本的に帰りが深夜の僕はそれを平日に観ることができないので、家族四人で休日に観てます。
つまり僕は一週遅れで、奥さんと娘は二回観て復習してるわけです、彼女たちは。
そして二回観ても面白い、それがのだめ。

ドラマの方はまだまだドタバタ要素が強いですが、これからもっと盛り上がっていくはずなのでやはり文化祭が楽しみですね。
キャスティングも笑えますね。
あと、エンディングが『ラプソディー・イン・ブルー』なところがナイスです。ますます文化祭が楽しみです。

原作の帯には「こんなに笑えるクラシック漫画があっただろうか」みたいなキャッチコピーなんですが、僕はそれだけじゃなく「こんなに感動するクラシック漫画があっただろうか」もプラスしたいですね。

これまで何本か原作の感想も書いてきましたが(古くて自分でも検索できない…)、基本的にこの漫画には敵が登場しません。
最初は(良い意味でも悪い意味でも)壁になるキャラが登場するのですが、それぞれのキャラが必ず落ち込むシーンがあれば、その後に必ず努力と浮上のシーンが描かれるわけで、その浮上のシーンたるや感動して涙してしまうくらいです。
#おおきく振りかぶってなんかもこのパターンですね。

また笑いだけでなく、非常に深い音楽への愛情に満ちている、そういう作品であり、そして読み終わった後に、心に温かい何かが残る、自分も頑張らなくちゃいけないな、と思える、そういう稀有な作品だと思いますよ。
だからきっと多くの人に愛されるんでしょうね。

僕の友達がパリ留学編の取材協力をしているのですが、彼女曰く「二ノ宮先生は本当に取材熱心でその情熱には感動すら覚える」とのことで、やはりそれがきちんと漫画に伝わってるんだなと納得でした。

ドラマでご興味を持たれた方は是非とも原作にも挑戦して欲しいな、と素直にそう思います。

のだめカンタービレ 第16巻

南瓜と鋏と蒼き炎

2006-10-23 23:38:15 | コミックス 感想
土曜日はトラブル対応のため出勤だったのですが、上海と北京と東京を結んでの電話会議でした(ちなみに会話は日本語です)。
これが結構大変で現地に派遣するSEの手配をしたり、トラブルの切り分けをしたり、対策を検討したりと怯みそうになりますね。

まあ、たたでさえ今週は忙しかったというのに土曜日も頑張らないといけないとなると、何かしら元気が出るようなものが必要になりますね。
で、ちょっと出社前に本屋へ寄って3冊ほどコミックス買ってから行ったんですよ。
もちろん電車の中で読んで、元気だしていこう、そういう作戦です。

そんな感じで臨んだ電話会議ですが、そのときの僕の心境は、


臆さぬならば、かかってこい!!


元気になり過ぎです(笑)。


そう、トラブルという心が怯みそうになる戦場においては、それから距離を置いていたのでは対処できるわけもない!
そう、火中の栗を拾うかの如く、その中に突っ込むのです。
そう、零距離射撃!!

というわけで何を買ったのか、もう分かる人にはお分かりのことと思いますが、

Pumpkin Scissors 第1巻


そうであります、『パンプキン・シザーズ』であります!!

面白い!!面白いであります!!

とりあえずカバンに入る量が3冊だったので行きには3冊購入したのですが、帰りには最新の5巻まで購入してました。

ぬあー、めっちゃカッコいいじゃん!!アリス少尉!!

いいね、いいですね。パンプキン・シザーズ。

何気に熱い展開が非常にお気に入りです。
しかも巻を増すごとに絵が非常に綺麗になっていくのも良いですね。

いやいや、これはお勧めですよ。

* * *

アニメ版から入った僕ですが、やはり第1話、第2話と面白く、先ほど第3話も観たのですが、クオリティーも高くて非常にアニメ版も満足です。

特にOP。
このOPがめっちゃカッコいいわけです(絵コンテが非常に良いです)。
#OPだけ何度も観てますよ。

あのOPみるだけで、「ああ、あいつも出てる!!」とか「うお、クレイモア・ワン!!」とか「ぎゃー、そこまで進むの!!」みたいな。
もう大騒ぎです。

ということで、きっとやるであろう、アリス少尉が双剣「メーネ」を振るうシーンが今から楽しみであります。
#斗貴子さんのバルスカが動く並に楽しみであります。

パンプキン・シザーズ Men of Pumpkin 編 Vol.1 (初回限定生産)



ちなみにトラブルは解決してません(駄目じゃん)。

ハチミツとクローバー 第10巻<最終巻>

2006-09-09 00:12:20 | コミックス 感想
このときが来て欲しかったような、来て欲しくなかったような…。


『ハチミツとクローバー』第10巻、そしてそれは最終巻、購入して参りました。
#以下、未読の方はご注意ください。


* * *


ああ、好きさ

大好きさ!!



……青春じゃああああああああ。・゜・(ノД`)・゜・。


青春様が来おったああああああ。・゜・(ノД`)・゜・。


青春様に乾杯じゃああああああ。・゜・(ノД`)・゜・。




うんうん、よかよか。・゜・(ノД`)・゜・。

前巻の大波乱の展開にどうなることかと心底心配しておりましたが、やはりハチクロらしい、前向きで、温かで、そしてどこか切ないあの雰囲気、最後まで素晴らしかったと思います。

なんつーか、こうやっぱり、最後のカットが竹本というのがぐっとくるというか、この物語は色んな登場人物が登場していく中で、やっぱり竹本のどこか普通で、一生懸命で、そしてひたむきなところが読者との距離感をきちんと保っていてこの作品のバランスを上手くとってくれたんだろうな、やっぱり竹本がいないとな、なんて思っちゃいます。
#たぶん、だからみんなで鍋をして、竹本が卒業することを意識したときに涙が出ちゃうんだろうな。

何より全員がそれぞれの壁をそれぞれの方法で乗り越えて、踏ん切りをつけて、前を見て歩き出した、そんな光景がやっぱりハチクロらしくて良かったなぁ。

あー、僕も頑張らないとな(って何をだ、青春か?いや、もう遅いって)。

…と、読み終えた後に、自分の心に何かを残してくれて、頑張ろうと思える、そういう作品は大事にしたいですね。
欲を言えば、彼らのその後についてワンカットでも観てみたかったところですが、それは贅沢というものかもしれませんね。

はい、ということで、ハチクロは終わってしまいましたが、


――オレは ずっと考えてたんだ
うまく行かなかった恋に意味はあるのかって

消えていってしまう もの は
なかった もの と同じなのかって…

今ならわかる

意味はある

あったんだよ ここに


。・゜・(ノД`)・゜・。

良い終わり方でしたね。
ハチクロ、大好きです。

ハチミツとクローバー 第10巻

げんしけん、とか

2006-08-25 00:57:08 | コミックス 感想
先日、仕事の関係で久しぶりに池袋に行ったんですが、池袋って不思議と昔から変わらないというか、変わった気がしないところですね。
僕が高校生のときから全然雰囲気変わってない気がします。
最近は学生のときほど頻繁に入り浸ることはなくなりましたが、雰囲気がそれほど変わらないってなんとなく嬉しいですね。

で、まあ仕事も予想より早めに片付いたこともあって、ちょっと寄り道して帰りました。

……とらのあなに。

って、頻繁に池袋にいる頃はその存在すら知らなかったのに、行かなくなった今、とらのあなに行ってしまう自分。

……変わったのは自分のほうでした。

大人になれない社会人ですみません。

というわけで、ほんとはひぐらしの「祭囃し編」入ってるかな~と思ってふらっと立ち寄っただけだったんですが、やっぱ行くと何か買っちゃいますね。
#ひぐらしはそのときは無かったので、今通販の方で申し込みしておきましたよ。

さて、今回買ってきたのはこの4冊。
まず最初は、

げんしけん 第8巻


かなりの勢いで売れていたと見え、たまたま僕が行ったときは平積みスペースに残り1冊みたいな状況で、店員さんが急いで補充してましたよ。

で、気になる内容なんですが……、

この1冊、丸々荻ちんに捧げます!!

というくらいの荻尽くし。
いや、もう何か天晴れってな感じくらいに。

途中というか、冒頭部分からはおお~、荻ちんって結構ヘビーなトラウマ有りだな、これどうやってお話しもって行くのか?なんてドキドキしながら読んでいたのですが、その後の展開は非常に良い、もう思わず大野さんがライダーさんのコスプレしながら親指立てるくらい、ぐっとしてしまう感じ(どんな感じだよ)です。

荻編、ここに完結す!!みたいな。
なんか、あの1本のネクタイからここまで来るなんて、感慨深いですね~。
やっぱり斑目さん、あんた素晴らしいよ、色んな意味で(笑)。

僕はコミックス派なんで、読み終えるまで全然気が付かなかったんですが、ラスト2話分はコミックス用に書き下ろしたものだったんですね~。
おお~、スゲー!!大暮先生ばりに書き下ろしページ数凄いよ。
これは木尾先生、原稿料入らないのに素晴らしいですね。
あまりの自然さに、ほんとこれ連載されていた奴だと思ってましたもん。

いやいや、どうなることかと思っていた笹・荻も、ほんと良い感じでございます。
うん、げんしけん、良かった。良かった。
#ってまだ9巻が残ってるけどね。

で、9巻はまたアレをやってくれるみたいですね~。

げんしけん 第9巻 限定版


というわけで、最終巻は既に予約しましたよ~。


さて、お次は、

ドージンワーク 第2巻 限定版


購入したのは通常版なんですけど、アマゾンさんはすごいね、限定版がまだあるみたいです。
#つかあるの知ってたらそっちで買ったかもね。
買い損ねたな~、と思ってたら今度は売ってないよ、みたいな自体になっていたので今頃の購入です。

これ、やっぱりげんしけん読んでからその流れでドージンワークへ行くと、なんつーかもうものすっごいこの世界って近いところにあるんじゃないかって思いますね。
最近、巡回するイラストサイトさんも徐々に増えてきていて、こないだも夏の祭典とかあったし、そういうのを日参して読んでると、このドージンワークとかってホント面白いですね~。

僕も絵の練習がしたくなりました。
まずはなじみちゃんレベルから頑張ります(先は長いぞ!!)。


さて、次は、

TAKE MOON 第2巻


これイイですね。すごくイイですね。
もう表紙のセイバーからしてイイですね。

もうなんか軽く幸せになりますね。

つか、武梨えりさんのキャス子への愛を感じますね。
つか、武梨えりさんのキャス子への愛を感じますね。

凛さまのHDDレコーダーの話なんかはhollowやった人にはかなり受けちゃいますね。ぷぷぷ。

つか、個人的にはキャンギャルなバゼットさんが素敵過ぎ&槍の人とのラブラブっぷりとそれに(金を)突っ込むカレンが素敵過ぎますね。

そして今、猛烈に月姫欲しいです。
商業で売って欲しいなぁ。

とりあえず、1巻も買わねば!!


で、最後の1冊は、

乱飛乱外 第2巻


この日の予想外のハッピーはこれ。
おおお、2巻出てたんだー!!全然知らなかった(笑)。
ということで即ゲット。

ただいまこちらは個人的に応援中のマンガなのです。
#椎名先生の作品がいける人はきっといけると思います。

つか、第2巻、さらにパァウワーアップ!!!

姫、かわいいよ姫!!

なーるほど、こういうパワーバランスになるのも面白いよね~。
あと残りの一人も、僕としては予想通りのキャラが登場だったですよ。
そう!!きっと残りはキャラ的に炉利っこが出てくるに違いない!!と踏んでいたのd(殴)。

ますます絵が上手くなっていく田中ほさな先生を今後も応援でございます。


というわけで、ちょっとの寄り道が、結構な寄り道になってしまいました。
そして僕のかばんの中は常時6冊以上の小説もしくはマンガがキープされていくのであります。

ハチクロ 9巻 。・゜・(ノД`)・゜・。

2006-07-19 00:13:23 | コミックス 感想
そろそろ出るかな?と思っていた『ハチミツとクローバー』の第9巻。
第8巻は割りと良い感じで終わっていたと思っていたので、楽しみにして第9巻を読んでいたのですよ。

そしたら……。


ノオォォォォォ、はぐちゃん、ノオォォォォォ。・゜・(ノД`)・゜・。

しょ、しょんなぁ……。・゜・(ノД`)・゜・。


という衝撃展開でした。

なんつーか、あれだ、連載誌の休刊と掲載雑誌移動に伴う作者の心情の現われでは無いか?と思ってしまうほどに。
#まあ、きっとそういうことは無くて、そういう展開を考えてはいたんだと思うけれども、やっぱりショックだったなぁ。

でも、あれだ。
新掲載雑誌に馴染んでくれば、それに合わせてはぐちゃんもこの試練を乗り越えられるはず、いや、そうに違いない。
#結局それと連動してるのかよ、自分。

つーことで、はぐちゃん、頑張れ。

* * *

今回読んでいて、森田さんの名前の由来を唐突に思いつきました。

あれだ、きっと。
ソニー創業者の盛田昭夫さんから取ったんじゃなかろうか。
森田さんのお父さんエピソードが出てきてそんな気がしましたよ。

全然関係ないけど、エウレカセブンに出てきたトレゾア技研のモリタさんは、盛田昭夫さんから取ったらしいですよ。

やっぱりエンジニア魂だぜ。

* * *

ハチクロはアニメも第2期が始まりましたね&映画もこの夏公開!!とあって乗ってます。
#でもまだハチクロ第2期、観れてないんだけどね。

はぐちゃんのC.V.当ててる工藤晴香さんははまり役だな~、ほんと。
#あと藤原さんのノエインコンビは素敵だな。

つか、はぐちゃん、頑張れ。・゜・(ノД`)・゜・。
#詰まる所それしかないわけです。

ハチミツとクローバー 第9巻

グッドサイクルにようこそ!

2006-07-17 09:31:05 | コミックス 感想
「N・H・Kにようこそ!」のEDって、大槻ケンヂなんだ(笑)。
これって絶対マンガ版の作者大岩ケンヂと名前が似てるからってのがあると思うでふ。
#でもよくよく考えたら、キンショーの頃の作風と本作の作風(テーマ?)が合っててむしろピッタリなのな(笑)。

これもアニメ化されるのかよ、って感じですが、しかし、制作はGONZOなのね、今までと系統違うなぁ。

つか、これは原作でもそうなんですが、心が弱っている人は余計にじりじり弱るのでお勧めしません(笑)。
#ちなみにちょうど一年前くらいに、原作(と言っても小説はその後に読んだから厳密には原作じゃないか)を読んだときに僕もこんな状態になりましたからね。

キャラデザは大岩先生の岬ちゃんの方が好きかなぁ~。
つか、あの大岩先生の岬ちゃんはやっぱり可愛いな、うん。

そう、コミックス版と言えば、

N・H・Kにようこそ!第5巻


が出ましたが、これまた、どこまで行くんですか!?ってくらい、なんていうか、救いようがないぜ!みたいな感じになっちゃってますね~。
ほんと、どこまで行くんだろ。

* * *

これを読んでいて危うく1年前のように心が沈みかけるところでしたが、これまた1年前と同じようなシチュエーションが。

1年前は『仮面のメイドガイ』のバカらしさに救われたのですが、たまたま『N・H・Kにようこそ!第5巻』の隣に置いてあったコミックをジャケ買いしてたんですね。
全く知らない作品だったんですけど。


乱飛乱外 第1巻


ジャケットの絵の上手さと、


俺の為に戦う女忍者(くのいち)(笑)!!


という帯に負けた!!(何に?)と思って買ったのですが、これが結構面白かったんですよ。

内容はほんとに帯の通りなんだけど(笑)、ドタバタハーレム系ラブコメみたいな感じ。
でも、読後感は結構爽やか?だし、何より絵が上手いな~、とか思いながら最後まで読んでビックリ。

ああ、この作者はちょい前にサンデーで連載していた『暗号名はBF』(コードネームはベイビーフェイス)の田中保佐奈さんだったのね!!
#今作よりPNを田中ほさなさんに改名してたんだね。

あの頃も結構好きな絵柄だったんですが、かなり画力上がってませんか!?

つかね、僕結構ベイビーフェイス好きだったので、連載が終わった(多分打ち切り)時は結構ショックだったなぁ。
#確かサンデーの巻末作者コメントでも「田中さんのBFがああいう形で終わったのは残念」と書いていた先生がいたような気もします。

でも、僕が何で田中ほさなさんの作品に惹かれたのか、ちょっとだけ分かった気がしました。

もう一回帯を見てみましたよ。そしたら……、


椎名高志(『GS美神』『絶対可憐チルドレン』)推薦!!

俺の為に戦う女忍者(くのいち)(笑)!!

「美少女ハーレム漫画で世界のクロサワに挑む気か、田中!! このジャンルに、ここまで真剣になれるとは……こいつは俺だ!俺もこの通りだったんだーッ!!」



……この帯、椎名先生が書いていたのか(笑)。
#どおりで「絶チル」好きの僕が無条件に反応するわけだ(ってどういう理屈だよ、それ)。

というわけで、今年もNHKで始まるバッドサイクルを、何気に買った別のコミックスでグッドサイクルにチェンジ!!

そんな嘘みたいな、現実。

……つか、もっと現実を見ようよ、自分、という核心部分には今回も華麗にスルーするつもりでふ。

くれぐれも

2006-06-27 01:52:57 | コミックス 感想
最近では『桜蘭高校ホスト部』を既刊8冊購入したり、『BLACKLAGOON』を既刊5冊購入したりと、本を売ってもすぐにその数を越えてしまうという有様。
さすがにそろそろ本棚がピンチなので、こんなとき「ゲートオブバビロン」があれば、などと真剣に思います(ヲイ)。

さて、そんな本棚の状況などおかまいなしに、そして、自分のおかれた仕事の状況の忙しさなどおかまいなしに、しれっとコミックスは増えてゆくのでした。

ということで、最近購入したコミックス=かばんの中に入っているコミックスはこんな感じです。
#いや、社会人のかばんの中じゃないだろう、明らかに。

のだめカンタービレ 第15巻


はい、待ちに待っていた「のだめ」の最新刊。
僕はこの「のだめ」が大好きで、今回は個人的お勧めマンガの特集を忙しくてやるタイミングを逃しちゃったわけですが、もしやっていたら、間違いなくこの『のだめカンタービレ』が第1位になっていたと思います。それくらい大好き。
#そして第2位は『おおきく振りかぶって』であったでろうことは自分の中ではほぼ間違いなし、なのです。

「こんなに笑えるクラシックマンガは無い」というのが宣伝文句ですが、ただ笑えるだけではない、というのがポイントですね。
つか、むしろ感動して泣けるよ!!というところもたくさんあるし、基本的に音楽に対する温かい情熱がしっかりと感じられるところが最高に素敵なところだと思うんですよね。
その音楽に対する情熱で笑って泣いて、そして楽しんで欲しい、そういう1冊でございます。

本編ではのだめの成長がばっちりと描かれていて、千秋→のだめ→千秋→のだめ、みたいな交互の成長物語がやっぱり留学編に入ってからより顕著になった感じです。
しかも、サブキャラの成長もしっかりと描かれるのがこのマンガのポイントなんで、その辺もばっちりぐっときますよ。

ああ、いきなり1本目から飛ばしてしまった(笑)。


絶対可憐チルドレン 第5巻


「絶チル」も5巻まで来たんですね~。つか、まだ5巻だっけ?という印象すらあります。
本編は安定して面白いんですが、特に薫がやきもちやく回は面白かったですね。
つか、個人的には巻末のおまけ設定が一番面白かった(笑)。
皆本が完全主人公ってパターンがあっても面白かったかもしれないっすね。
#いや、むしろあのツインテールの娘を出すべし(そっちかよ!!)
源氏物語から名前を取っているだけに、個人的にはもっと(さらに)皆本がハーレム状態でも良いような気がするんですけどね。
#と思ってたら本編では下は小学生から上は○○才までと、めっちゃ幅広いやんけ!!


エア・ギア 第14巻


大暮先生中毒の僕がエア・ギアのコミックスを買わないわけがなく(でも限定版は買ってない(ファン失格))、既に何度読んだか分かりません。
#つか、あれだ、読むっていうより、あの絵を堪能するって感じに近いな、うん。
それにしても枢(くるる)登場から一気に周りが動き出した感じがして、大暮先生流の展開ワープ的なところもありますが(つか、それでも良いのです)、やっぱりあのスピード感は凄いよね。
今回は特にドクロバッタの人とアイオーンが月をバックにしてバトルするシーンは必見って感じですね(たぶんマガジン掲載時も同じこと言ってた気がする)。

で、ドクロバッタの人がエミリの頭をくしゃっとするシーンは覚えていなくて、あれ、この人も実は……なんて思わせる感じでしたよね。
とにかくマガジン掲載時だと、シムカがあんなことになったこともあって、ドクロバッタの人やオームさんなんかも、残虐非道極まりない感じだったんですが(いや、実際そうなんだけども)、なんつーか、それだけじゃない、ある地点でパタリと悪役ポジションからひっくり返りそうな大暮節が炸裂しそうな感じですね。

やっぱりエア・ギアも単行本でまとめて読むとスピード感というか密度が増しますね。


天上天下 第15巻


大暮先生の密度!!と言ったらやっぱりこっちかもしんない(笑)。
もうすっごい。

つか、どこにいくんだ、否、どこまで行くんだ!!

でも、それでも着いてきます!!みたいな。
#やっぱり大暮中毒ですから、自分。

コミックス派なんで、今回15巻を読み終わった印象がほんとに「どこまで行くんだ!?」だったんですが、何度読んでもそう思いますね(笑)。
いやー、でも何かもう、大暮先生、好きにやっちゃってください、着いてきますからって感じですよ、ほんとに。

つか、江戸時代かよ!!
#ほんとぶっ飛んだ(僕が)。


ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典


コミックスではありませんが、これも何度も読んじゃったです。

つか、「戯言シリーズ」を読んだ人なら、この辞書は買うべし!!うん、買っとこう。

それに尽きる(それだけかよ!!)。

だって、それ以外にいえないんだもん……。

あ、そういえば、西尾維新先生が「戯言シリーズは順番どおりに読まなくても何とか大丈夫なように配慮したつもりだから、誰か逆から読んでくれないかな」みたいなことを書いてたんですが、もう一歩踏み込んで、この辞書から読み始めたらどうなるだろうか?とそんなことをふと思ってしまいました。

……でも、やっぱり最初から読むことをお勧めしますね。

あと「戯言一番」はあの屋台のやつも入れて欲しかったっす。

西尾先生の『デスノート』ノベライズも楽しみですね。

* * *

とまあ、おおよそ社会人のかばんの中とは思えませんが、これから社会人になられる方はこんな人にはならないようにくれぐれもご注意くださいませ。

うちの3姉妹

2006-06-20 01:20:26 | コミックス 感想
うちの子燕。も今月末でようやく生後3ヶ月、そろそろ首も座るかな、どうかな、というくらいになりました。
長女のときは首が座るの遅かったんで4ヶ月くらいかかったと思うんですが、なかなかにして一人目と二人目で違うこともたくさんあって、それはそれで日々新しい発見という感じで面白いんですね。

つか、子供って日々お笑い劇場というか、大人の想像を簡単に超えていくギャグを素でやってたりするわけで、ああこの爆笑の瞬間を書きとめておきたい、とか思うんですが、さらっとスルーしてたりする毎日です(ヲイ)。

という家庭事情を察して、いつも本を貸してくれるおねいさんから、今回はこんな本を借りました。

うちの3姉妹


いやー、これ面白いっす。
もう、まさに「あるある!!」って感じの爆笑だったり、「うんうん」って感じのしんみり良いお話だったりと、ほんと面白いです。

これって、もともとはプロの漫画家さんのブログが書籍化されたもので、「うちの3姉妹~マンガで見る今日の出来事~」こちらがそのそのブログなんですが、やっぱり面白いっす。


基本的にはブログに掲載されたものを再掲して書籍化しているんですが、コミックス版で一気に最初から読んだ方が楽しいかもですね。

まあ、子供の行動って時に「むきゃー!!」って感じになることもありますが、基本的には面白いもので、根気良く付き合うのが吉ですね。
たぶんこの根気が大事なんじゃないかなって思います。

* * *

勝てたかもしれないけれど、負けていたかもしれない。
超・前向きに捉えるならば、第3戦を一縷の望みもなく応援するよりも、ほんのちょびっとでも0ではない可能性があるってことですよ。
それだけでも試合を見る気分が違うってもんです。たぶん。
ということで、こちらも(応援する)根気が必要です(笑)。

藤岡でも涼宮でも

2006-06-07 01:59:50 | コミックス 感想
日曜日あたりにこんなことを言っていました。

『桜蘭高校ホスト部』が大変面白いので、きっと来週中には原作全巻揃っていることでしょう。

本日は週があけて2日目でしたが、既に全巻揃いました(早)。

桜蘭高校ホスト部 第8巻


うーん、面白い。
殿、最高!!
やっぱり殿が良いですね、殿が。
もう殿大好き(笑)。

あとハルヒ自身もかわいくなっていくだけでなく、周りのメンバーと同じく、内面が変化しているところがほのぼのするところでもあり、今後のハラハラするところでもあるわけで、これがまた続きが楽しみなのですよ。
既に新刊が待ち遠しいですわ。

何気にれんげ姫も結構好きなのですが(笑)、そのれんげ姫がこんなこと言ってましたね。


…ですわ~~~
犯人は生徒会に決まってますわ~~~

はるか太古より学園ものにおいて主人公が敵対するのは生徒会と決まってますのよ!!

私 前々からホスト部には何か足りないと思ってましたの
必要なのは長期に渡り敵対する完全なる悪役!!

大体生徒会長というものは一見穏やかで善人な美青年!!
けれどその実体は非道で権力主義な超鬼畜人間と相場が決まっているのですわ!!
(理想の口ぐせ:周りの人間なんて所詮持ちゴマのようなものだよ)

#第6巻 第22話宝積寺れんげ姫の(暴走)台詞より



あはは~、れんげ姫の暴走は相変わらず面白いな~なんて読んでいたのですが、ああ、こういう生徒会長、最近読んだ気がするな~、なんて思ったらこれだ。

涼宮ハルヒの憤慨


ここでもハルヒかよ!!
そして生徒会長のコンセプトは同じ!!

つか、どっちの生徒会長も意図するところは違ってたけどね!!

ホスト部の方は、全サのドラマCDも聴いてみたい!!と思っておりまする。
アニメはアニメでまた面白いので、何も考えずに楽しめるこのホスト部は最近のお気に入りなのでした。

つか、殿イイよ殿(笑)。