蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

ひかりんぐ

2007-03-30 00:33:41 | Weblog
ようやく体調も回復して、光回線も開通したので、日参サイトさんにも何日かぶりに訪れることができました。
#読むのが大変なくらい読んでなかった(笑)。

そうこうしているうちにもうコードギアスの放送なのね……。
個人的にはこないだ更新したばっかりだから早っ!!とか思うんだけど、寝込んでた時間っていったいどんな時間の流れ方をしたのかさっぱりわかりません。

そんな中で、コードギアス関連の感想サイトさんも回って(今頃)回って戻ってきたんですが、やっぱりあいばさんのところの22話の記事が凄いなと思いましたね。
簡潔に、そして一歩踏み込んで考察してるんで、やっぱリスペクトね。

3月末で番組の改編に入るけど、4月以降、また面白い番組が出てくるといいなぁ。
#しかし、それに対して感想を書く時間を作れるかどうかは別問題だけど(笑)。

引越しの片付けもほぼ完了したので、ぼちぼちペースあげたいと思います。

コードギアス 反逆のルルーシュ 第22話『血染め の ユフィ』

2007-03-28 07:11:30 | コードギアス
そこまでやるのか!!と衝撃を受けた第22話。

まるで、伸ばした手がもう少しで届く、というところで、一瞬のいたずらのようにスルっと指と指の間から零れ落ちた、そんな瞬間。
まるで、このロスタイムを凌げばワールドカップへ行ける、絶対行ける、あと数秒、というところでショートコーナーからヘディング、誰もが何もできず悪夢のようにゴールに吸い込まれていったあのドーハの悲劇のような瞬間。

いやー、熱を出しながら観ていたんですけど、あれで完全に熱が上がりましたね。

もう一言。

ぎゃーーーーーーーー!!

です。

でもね、病床で色々と考えていたんですよ。朦朧としながら(つか、そんなこと考えずにさっさと寝る)。

そこまでするか、というのが本音ではありますが、でもね、でもね、これってギアスの使い方に関する大きな転換点、というか、この作品でのギアスという位置づけの大転換点なんじゃないの?と思ったんですよ。

今日はちょっと体力的に弱っているので短めに書こうと思ってます。


■これはある意味一つの答えが出る直前だった


君はいつも副総督や皇女殿下である前に

ただのユフィだったな



これって、コードギアスという作品においての一つの答えになっていたはずなんですよね。
色んな人が多面性を持っていて(作中では分かりやすく二面性に特化している)、ユフィにしてもユーフェミアという皇女の側面と、ユフィという個人の側面があって、スザクと出会ったときに、ユフィの側面を後退させたときがあったんですが、そのユフィが皇位継承権を捨てて「ユフィ」という「個人の自立した意思」、アイデンティティの確立をして、それをルルーシュが認める。

これって第1話から思ってきたことだけど、アイデンティティの確立やその意思表明をする、というのが作中テーマだと思ってきたので、ある意味個人的にはこのルルーシュの言葉とユフィの行動は一つの答えに成りうるはずだったんです。


……それが。


それが本当にスルっと指と指の間を抜けるがごとく、滑り落ちていってしまった。


こんなもので終わるわけがなかろう?
ギアスという個人の意思を完全に無視する能力を持っているお前が。
ブリタニアをぶっ壊すと言ったお前が。
その日が来るまでこのギアスと付き合っていけ!!
修羅の道を行くと決めたのだろう?


と言わんばかりの「因果応報」。

しかもこれ以上無い、これ以上無いくらいの残酷さで。

これはある意味ルルーシュ自身が経験するよりももっと残酷。

その答えを出せたはずのユフィに向かって、


絶対に

絶対にユフィを

見つけ出して殺せ!



と言わなくてはならないのだから。

ココまで観てほんとボー然としましたよ。

ただここで、今後の作中の答えとなるヒントは一つ出たと思うんです。
今回は絶望的なまでにすり抜けてしまったけれど、(ギアスにかかる前の)ユフィが出した答え、これは後にルルーシュやスザクが選択すべき答えの一つになるはず、と今回の悲劇を観て、逆にそう強く思いましたね。


■となると、第2期の展開としては?

ギアスの能力って、作中テーマがアイデンティティの確立や自立意思の確立までを視聴者サイドに投げかけるものであるとするならば、これってまさに真逆の考え方。
個人の意思を強制的に排除する、究極の能力なわけで、これが皮肉であり、また狙いなんだろうと思うんです。

やはり対比構造を取ることで、その真の狙いって浮かび上がるわけじゃないですか。

となるとね。

前述で、ユフィが出した答え=アイデンティティの確立をするために、自分を取り巻いていたものをいとも簡単に捨ててしまう勇気、つまるところ、二面性なんかを排除して、自分は自分である、という答えを出す、ということがルルーシュとスザクにも今後要求される、と思うんですね。

ならば、ギアスっていう個人の意思を強制排除する能力、これをきっと捨てる日が来ないといけない。

これを捨てて、ルルーシュがゼロでもルルーシュ・ヴィ・ブリタニアでもなく、ルルーシュ・ランペルージでもなく、ただのユフィならぬ、ただのルルーシュになるためには、このギアスの能力に打ち勝つ日が来ないといけない。

たぶんこれが第2期のクライマックスになると踏んでます。

となると、周囲もきっとギアスの強制力に対抗して跳ね返す、それこそ「ギアスによって奪われたアイデンティティを回復する」ことこそが、実は作中テーマにも合致する部分だと思っているので、そういう意味でシャーリーがルルーシュのことを思い出すであったり、スザクに至ってはルルーシュによって課せられた「生きろ」という命令を、自分の意思の力で「生きたい」と思うイベントであったりと、こう考えると、これまでの感想の中でも「こうあって欲しい」と思っていた部分が合致してくるわけで、これらがラストのクライマックスに昇華されてくると考えると、今から身震いしてしまいそうなほどです。

ギアスの能力に翻弄されて狂ってしまったケースとして既にマオの存在が描かれました。

きっとルルーシュも今回のギアスの暴走とともに、どんどん孤独化していくのではないかと思われます。
#むしろ第2期の前半あたりはそういう風に描かれても何ら不思議は無い。

そういう展開の中で、ギアスという「個人の意思を奪い取る」能力から、「個人の意思を取り戻す」展開をシャーリーやスザクたちが経ていくことで、結果的に孤独に陥ったルルーシュを救うことができる、そういうラストであるとしびれます。いや、しびれすぎます。

ユフィについても、イレブンは殺さなきゃいけない、というギアスからスザクというイレブンの恋人を前にしてそのギアスを打ち破れるか、という考え方もあります。
#ただユフィの場合、たぶん生きていると思うけど、この惨劇の結果、どうなるか、というのはまだ僕も想像ができないけど。

ギアスを超えていく、ということになり、ルルーシュもそういう方向性になるならば、じゃあC.C.との契約はどうなるの?みたいな感じで、ここはここでまたひとつの大きな見せ場であり、またクライマックスになる気もします。


というわけで、(ギアスにかかる前の)ユフィの皇位継承権を捨てる、ただのユフィとしての決断、という行為から、熱にうだる頭でここまで妄想を膨らましてしまいました。ごめんなさない(笑)。

もうちょっと書きたいことはあったはずなんですが、どうやら体力的にここが限界。
きっと23話は日本建国、みたいな感じで終わる気がするけど、24・25話、そして第2期が今から楽しみです。

コードギアス反逆のルルーシュ DVD3巻


コードギアス反逆のルルーシュ DVD4巻


回線開通、しかし……

2007-03-26 22:45:51 | Weblog
無事引越しも完了し、荷解きもほぼ全て終了。
お任せパックって楽ですね~(と言っても事前の段取りと現場での指示が大事なんだけどね)。

光回線も開通して、ネット環境も復活。

が、しかし。

自分が風邪をひいて完全ダウン。
#コードギアスを見て熱が上がったという噂もある。

今日は会社に這って行ったようなもんだったけど、やっぱり無理で会社早退。
#というか無理やり帰らされた。

帰りは病院に寄りがてら、新しい街を探索してたんだけど、やっぱり体力的に厳しいなぁ。

ということで、現在燕。家は娘、子燕。の3名が熱でダウンしております。
#奥さんはフライングで先週ダウンしてる。

体調回復次第、記事書きます。では。

見渡す限り……

2007-03-23 01:59:25 | Weblog
ここのところ2007年度の当初事業計画の策定やら、新組織への再編の準備やらで、とにかく忙殺されていたわけですよ。
それこそ毎日終電くらいの勢いで。

で、ようやく本日、当初事業計画の社長ヒアリングも無事終わったみたいだし、新組織への説明会も始まって、何とか何とか目処がついたかなぁと。

で、家庭を省みない生活を続けて、本日家に帰ってくると、ダンボールの山が。

家財道具一式が全てダンボールに。

まるで「無限の剣製」でもやって固有結界でもはったかのようなダンボールの山々。


そう、家庭を省みなかったことによって忘れていました。大事なことを。





明日、引越しでした。




ほんとに忘れるところでした。
お任せパックにしてたから、全くと言っていいほど荷造りしてなかったんですよ。
あー、びっくりした。奥さんに感謝ですよ。

つか、壮観ですよ、これ。

家に帰ってきたら、見渡す限りのダンボールの山。

今朝、家を出るまで全くなんにもなってなかったのに、家に帰ってくると別世界。
もう笑えるほどに。


ということで、明日引っ越します。

子供も二人になって、手狭になってきたので、少し広いところへお引越しです。

で、光回線の工事調整を1日ミスってしまい(祝日をカウントし忘れた)、引越しした当日の金曜日を含め土・日はネットに繋がらないんです。
しまったー。意識してたのになぁ。

たぶんコードギアスの録画はできると思うけど、感想のアップは月曜日以降になりそうです。
#あとコメントの返信もそれまでできないので、ほんとにお待ちいただいているみなさま、申し訳ありません。
#書きかけの記事もあるんですが、アップできないだろうなぁ。

というわけで、ダンボールに囲まれながら、現住居から最後の更新です。
あでゅ。

コードギアス 反逆のルルーシュ 第21話『学 園 祭 宣 言 !』

2007-03-18 02:19:29 | コードギアス
その手があったか!!

と思わず僕も思ってしまった第21話。

日常シーンでのんびりと、かと思っていたらとんでもない、むしろ色んな関係者のニアミス、ニアミスで、見てるこっちがハラハラ、そして極めつけはユフィのあの宣言、まさにその手があったか!!です。

いろんなテーマなんかもすごく内包されているので、実は超・密度濃かったです。

■行政特区“日本”
いやー、最後の最後にこんな爆弾を用意してくるとは思ってもみませんでした。こっちもビックリ。
これは本当にルルーシュの言うとおり、行政特区に参加する=黒の騎士団は武力を持つ必要性を失い自然解体を余儀なくされる、行政特区に参加しない=ここ最近出てきているスザクを対象とした民衆の希望や、それらを望む日本人を敵に回す、ひいては民衆の希望ではなく単なるエゴ、テロリズムとして認識され瓦解、どちらを選んでも黒の騎士団には、というか黒の騎士団の内部にもそれを望む人もいるかもしれないので、そういう意味ではゼロにとって、これほど逃げ場の無いチェックメイトは無い、ということなんですよね。厳しいな~、第三皇女殿下は。

無邪気な善意に勝てるものなし、かもです。

でもこの無邪気の善意を利用している人は悪意は無くても腹黒いですね、シュナイゼル殿下。

これってシュナイゼル殿下的には、ユフィの提案を見た瞬間、ああこれならどちらに転んでも黒の騎士団を無力化できる、と考えたからユフィの行動を、というかこの無邪気な善意を利用したわけですよね。
黒いなぁ、この人。

これってやっぱり前回、優先順位をつけてスザクとゼロを相打ちにさせようとしたりしたところから考えても、今回の件で(ブリタニア民衆から反感を買ったりして)失敗しても、またユフィが狙われることになったとしても、ユフィを切れば問題ない、というかむしろ善意の塊のようなユフィを失ったことは「諸君らが愛したユーフェミアは死んだ!!何故だ!!」ばりの演説ができるわけで、これもまた美味しい。
#その後にラクシャータさんが「小娘だからさ」とか言うとか、言わないとか(殴)。

ブリタニア民衆からはどう映るか、というと、「恋人がイレブンだから」という見え方もするわけでやっぱり難しい案でもありますね。
当然、良い面としては、なんと寛大な、とか、普通に考えたら反ブリタニア勢力のガス抜きになるんだから、起死回生の策であることには変わりないんですけどね。

それでもここで多分一番言いたいこととしては、現状、差別意識が根深くあって、そんな中で発生する独立行政特区、それを選ぶのか?と言う点と、民衆がゼロを支持している表現の中にあったように、独立の道を選ぶのか?ここは様々な意見が出てくる(作中での明確な回答はしない気もするけど)と思うし、それを視聴者サイドでも考えてね、みたいな感じじゃないでしょうか。


で、当のゼロ=ルルーシュとして問題なのは、この行政特区にいたとしても、ルルーシュとナナリーという、本来ならば存在を抹消されている二人にとっては未来が無いことに変わりなく、そこにユフィがいるから大丈夫、とは思えないわけですよね。
#そりゃ永遠にその体制が続くわけじゃないし、何よりアンコントローラブルなわけですから。

ユフィにはブリタニアを恨んでいるからルルーシュが黒の騎士団を創ったと映っているのかもしれないけれど、実はそうではなく、ルルーシュとしてはナナリーが平和に暮らせる空間を作ること、それが第一義になっている、ブリタニアの支配下ではそれはできない、それが分かっていない、なんですよね。
ユフィはまだブリタニアサイドから現時点ではモノを見て発言してるんですよね。

あとタイミングが悪いというか、何と言うか、この発表のタイミングでスザクとユフィが恋人同士になったことをナナリーの口から知ってしまうという点ですね。
これがルルーシュ的にはいただけない、超・いただけない。

ルルーシュはナナリーが密かにスザクのことを想っていたことを知っていたわけだし、ナナリーの騎士になって欲しいと思っていたほどなのに、そのスザクをナナリーから奪ってしまった。

奪われる。

これが何よりルルーシュは嫌で、それが最も奪われたくないもの=ナナリーに関する、しかも非常に重要な心の部分であった、というのが更に悪い。

あの無人島での一件があったので、ひょっとしたらユフィとルルーシュは表には出さないけど協調関係を歩むか?なんて思ったけど、瞬く間に真逆の関係に陥りそうな状況に。

つか、今回最後にルルーシュ、ユーフェミアって言ったよ!!
もうユフィじゃないのね……。


個人的にはこの展開、ユフィにもルルーシュにもそれぞれ理想に対して窮地に陥る、もしくは挫折する展開になると思ってて、ここでの反目は第2部があるならばそれも有りかな、つか、それをこのタイミングでやるってことは、反目→挫折→足掻く→共闘、の流れになるんじゃないかと、何となく思っているんですが。
そういう意味で今回、ユフィに必要なのは挫折と思うんだが、如何に。


つか、僕としてはスザクとルルーシュが「二人が組んで出来なかったことはない」という台詞を、お互いが正体を知って後に聞きたいので、そこにユフィが居ない、ということはありえず、カレンもこの流れから行けば合流しそうな気もするし、反目→挫折→足掻く→共闘を上手く演出して欲しい、と切に願っております(そうなるかどうかは分からないけど)。

この後全く想像つかないので、ほんとに楽しみです。


■ニアミス連発 学園祭
一瞬普通に日常パートかと思ったけど、そんなわけないですよね。
つか、こんな戦闘シーンもないのに、ゼロが駆け引きしているわけでもないのに、なんでこんなにドキドキなんだ!!

あまりに関係性が複雑になっていたので、自分のあたまの整理を兼ねて、相関図にまとめるとこんな感じ。





なんか線が多くて分かりづらい(笑)。

四角く囲んであるあたりのニアミスはかなりドキドキ。
つか、ヴィレッタさん、シャーリー、ルルーシュの三人の鉢合わせって、一体どうなるのよ!!みたいな。

ここはお互い記憶を失っているとはいえ、ルルーシュ=ゼロの正体を知っている二人だからねー。修羅場だ。

でも、まだ明かさない。

やっぱりルルーシュ=ゼロの正体バレイベントは最大の見せ場になるはずなので、徐々に徐々に、その見せ場への臨界点をあげていってる感じです。
見てるこっちがヒヤヒヤします。

ピザ失敗のときのC.C.の表情に笑ってしまった。
先週の予告のあの意味深な表情はアレだったのかよ!!
狙ってるなぁ~。


そんな中で、ひとつだけホッとするシーンが。

スザクとカレンの会話です。

あれだけルールに厳格だったスザクがルールを曲げてでも説得する、という道を選んでいます。
確実に変わりました。

やはりあの孤島での一件と、キュウシュウでのゼロからのエナジーフィラー供給のイベントを経て、というかルルーシュによって「生きろ」と命じられ、ユフィによって「生きて欲しい」と願われた=自分を初めて認めてくれた、ことを経て頑なだった心境に変化が訪れています。

これは凄いなー。
やっぱり物語的にもスザクが変化していって、ルルーシュも変化していく。
で、結果も大事だし、過程も大事。
この二人が組むことでそれが証明される、そういう流れを作ってる気がするんだよなぁ。
だから、前述のユフィ(今言うならばルルーシュ的にはユーフェミア)とゼロ=ルルーシュの反目をとりなすのがスザクであって欲しいんだよなぁ。
やっぱり風向きが変わってきたので、素直にスザクに期待しちゃうなぁ。


対して、ユフィの宣言とは別にハッとするのは扇とヴィレッタさん。

ヴィレッタさんは元々は純血派の人なんです。

その人が「イレブンになってもいい」と言ったわけです。

しかもどっちが幸せか?という究極の問いかけ。

第1話の感想のときに書いたんですが、この作品ってきっと色んな価値観があって、それについてどれが正しい正しくない、というのは作中きっと表現しなくて、その中で、君はどう思うか?みたいなところを問いかける、アイデンティティについて問いかける、国を、名前を奪われるってことはそれを取り戻す=アイデンティティの確立を促すってことで、そこが狙いなんじゃないかって思ってて、こういうLOVE?なシーンにもその辺を埋め込んでるのはマジで感心しちゃうな、ほんと。


■ナイトメアフレーム開発史
今回、アッシュフォード家寄贈でナイトメアフレーム「ガニメデ」が登場してましたが、これについてはまず公式HPのナイトメアフレーム開発史を読むことをお勧めいたします。

アッシュフォード家がもともとナイトメアフレーム開発に携わっていて、ガニメデはアッシュフォード家の隆盛を象徴するもの。
ニーナのアインシュタイン家もガニメデ開発携わっていたのは作中でも語られていました(ってあれ?DVDのピクチャードラマだっけ?)。
#だからミレイさんとニーナは幼馴染なのね。

ここでそのパイロットが死亡する、という事件が発生してガニメデとともに、アッシュフォード家は失脚し、学園経営の才能もあったアッシュフォード家はなんとか生き延びる、ということなんですね。
#だからミレイさんはお家の復興を真剣に考えてるし、ロイド伯爵との結婚もそのため。

じゃあ、このパイロットって誰なの?というのがポイント。

今回直球で答えが出てましたが、

そのパイロットは「閃光」と呼ばれていた。
「閃光」という言葉は、コーネリアさまに向けてシュナイゼルが語ったことばですが、これは「誰か」を指していて、まるでその人のようだという意味(照れるコーネリアさまがかわいい)。
先週、コーネリアさまの憧れの人は、ルルーシュの母だったということが発覚。
ガニメデの色は青、この色のドレスを着ていた人がいた。

つまり、ルルーシュの母、マリアンヌとロイドさんがばっちし答えてくれました。

ここで少し考えてみると、マリアンヌさんが殺された背景って、きっと諸説あるにせよ、ナイトメアフレーム開発の黒歴史的に、今のグラスゴーとか開発しているところがしかけた、とか考えることもできるよね。
#まあ、でも他にも説は色々と考えられると思うけども。

一番気になったのは、このタイミングであえて「ガニメデ」を見せてきたこと。
#ミレイさんが、じゃなくて、制作サイドが、という意味。

アッシュフォード家復興に関する動きは今のところミレイさんの結婚話しかないわけですが、他のキャラが二面性を十分に発揮している中で、まだミレイさんは二面性を発揮していない。
ここで、ロイドさんとミレイさんが繋がるわけだから、ナイトメアフレームという線でも繋がる、というのは無くもない。
アッシュフォード家がまだナイトメアフレーム開発を諦めていない、という伏線は大いにありかな、とも思いますよ。

この辺もまだまだ語られてない部分なんで、第2部でやってくれるのかな?楽しみです。


■逆襲のオレンジ
DVD第2巻のオーディオコメンタリーにはジェレミア・オレンジ・ゴットハルト役の成田さんが出演されているのですが、このトークが面白い。
成田さんの人柄がこのジェレミアを引き立てているといっても過言ではありませんね。

そんなジェレミアさん、超・お久しぶりに登場!!

おおおー、ギアスの効かない超人として復活??

スーパーオレンジとして、活躍を期待します。
やっぱりバーサーカー的なキャラ付けになるんでしょうか?
藤堂のカウンターパート的に大・活・躍!!しそうな予感です。
超・強敵になりそうですね。

コードギアス 反逆のルルーシュ DVD2巻


第2話~第4話を収録。
ジェレミアの勇姿を活目して見よ!!
オーディオコメンタリーは成田さん@ジェレミアです(笑)。
あと、ピクチャードラマは必見!!

コードギアス反逆のルルーシュ DVD3巻

コードギアス 反逆のルルーシュ 第20話『キュウシュウ 戦役』

2007-03-12 01:07:26 | コードギアス
ゼロとスザクの共闘、熱い、熱いよ!!
以前スザクが「僕と君が組んで出来なかったことはないだろ?」と言っていたように、視聴者も待ってましたと言わんばかりの無敵のコンビ。
一瞬とは言え、熱い戦いをありがとう!!

今回はゼロとスザクの共闘でしたが、願わくば、ゼロの正体を知って尚、今度はスザクがルルーシュを助ける、そして今度こそゼロではなくルルーシュとスザク、この二人のコンビによる「僕と君が組んで出来なかったことはないだろ?」をクライマックスで実現してもらいたいものです。

また、今回はもう一つ大きな意味合いがあって、スザクがギアス以外にも死に急ぐところから浮上できるかどうか、そのきっかけを与える人が出た、というより正確に言うと正しく認識しあった、というか、ユフィがスザクに気持ちを伝えてそして「生きていて!!」と伝えたこと、ここが大きかったですね。
ここの会話はかなりぐっと来ましたよ。

今回の脚本の野村祐一さんと言えば、交響詩篇エウレカセブンでは「恋愛担当」として脚本を任されていた人で、そういう意味では今回は適任だったのかも(笑)。

■共・闘・!!
いやー、熱い、熱かったですね、この共闘は。
ランスロットとガウェインの共闘、つまりアーサー王の片腕同士がコンビを組んで戦うわけですから、そりゃ無敵の強さというものです。
#でもランスロットとガウェインと言えば、後に……、ということになっちゃうのですが(気になる人はアーサー王伝説を調べてみよう)。

もうなんかあの瞬間、いろんなものが共闘されていたんで、それもかなり熱かったんですよ。
ロイド伯爵とラクシャータさんの関係も今後クローズアップされるかもしれないっていう伏線のように見えるけど、今回は(好意的ではない?にせよ)互いに実力を認め合ってるって感じなんですよね、きっと。
でも、その二人が開発した(しようとしたもの含む)が、互いの手で完成形に至り、その結晶(ランスロットとガウェイン)が共闘するってのは熱いっすね。
#でも裏を返すと、どちらが優れているか?という代理戦争にもなりかねない。まあ、流れからいってランスロットとガウェインの対決は必須という気はしますが。

何気にC.C.もガウェインの操縦系を担当していて、C.C.ってナイトメアフレーム操縦できるのかよっ!!って突っ込みつつ、おお、ここも共闘だよ、なんて。
#いやもともとこの二人は共闘してるけども、こういうやり方もありなのか!!ってね。
#やっぱりルルーシュは操縦あんまり上手くないから、C.C.用に複座式に改良したんでしょうかね。

でもやっぱり何と言っても、



私は今から敵の司令部を叩く

君はどうする?




……



残念だけどお前の願いは叶わない

自分が先に叩かせて貰うよ




と言ってエナジーフィラーを受け取るシーンですね。
イイねぇ。


その後、ユフィが共闘する二人を見て


スザクと、ルルーシュが


って言うじゃないですか。

やっぱりそこで、今回はゼロとしてのルルーシュが絶対絶命のスザクを助けて、そして二人の無敵コンビが炸裂していくんですけど、是非ともこの二人のコンビが、本当のルルーシュとスザクで成されることを期待してしまいましたよ。

この後、必ず来るイベントとしてはゼロの正体がスザクにバレるというのがあるはずで、正体を知ってなお、スザクはルルーシュを助けることができるか?
またスザクとしては死に急ぐ男から、生きていく男になれているかどうか、そういうのをクリアして、この二人が一緒に戦う、そういうシーンが見たいですねぇ。

うーん、非常に熱くて十分楽しめました。
やはり真「二人が組んで出来ないことは無い!!」が聞きたいですね。


■ユフィ!!
今回、もう一つ並んで熱かったのがこのお方、ユフィ。
いやー、個人的にこの人、今まで何か受け入れがたいなぁ、くらい思っていたんですが、今回で個人的心象大逆転。
死に急ぐスザクに対して、ルルーシュ以外であのトラウマ含めて払拭できる人が必要だろうなぁ、なんて思っていたのですが、これはもうユフィで間違いないですね。
やっぱり愛なのか!!愛が人を救うのか!!

今回はスザクが父親殺しをカミングアウトしているのが大きなポイントですね。
これほんと大きなポイントだと思います。

スザクが死に急いでいる理由の一つは、自分だけのうのうと生き残ってしまっているところにあって、自分にはそんな「資格が無い」と言うわけです。
完全にここが彼のトラウマだし、ここに決着がつかない限り、動きようが無い。
そのスザクが意を決してユフィには自分が父親を殺していることをカミングアウトする。自分には「資格が無い」と言って。
#ちなみにセシルさんにはそれは言わなかった、という点でユフィはやっぱりスザクにとって特別な存在と言えますね、この時点既に。

しかし、ニーナとの出会いを通じて気が付いたユフィが、生きることを諦めかけたスザクにそれこそ意を決して「自分を好きになれ、そして生きてほしい」と言うわけじゃないですか。
それが生きる「資格」だと言わんばかりに。
父親殺しを知ってなお、その人に生きなくちゃいけない、だって自分があなたのことを必要としているのだから、というのは最高の殺し文句です(いや、生きろと言ってるんですけどね(笑))。



私を好きになりなさい!!


ハイッ!……、えっ?


その代わり、私があなたを大好きになります!!


ユーフェミアさま……


スザク、

あなたの頑ななところも、

心の優しいところも、

悲しそうな瞳も、

不器用なところも、

猫に咬まれちゃうところも、全部!!


だから自分を嫌わないで!!




おおぅ、イイ。イイね、特に最後の言葉が。
これは最高の舞台ですね。うん、イイ。
またこれが、自分を嫌いになりそうだったユフィが、あのニーナから教えてもらってという点もまた良い、良い。

肯定してくれる人が必要で、許してあげる人が必要。

そのポジションがユフィ。
良い、良い。



そうか、かえって心配させちゃったんですね

あなったって人は

いつもいきなりです

出会ったときも、皇女だって名乗ったときも

学校を決めるときも、僕を騎士に選んだときも

いつだって!



そうです、いきなりです

いきなり、気付いちゃったんですから



でも、そのいきなりのたびに

僕は扉を開けられた気がする

ありがとう




。・゜・(ノД`)・゜・。



やばい、このシーンもう何度も見てるんですけど、見れば見るほど良いシーンだ。
ユフィはいきなり気が付いたというけれど、スザクにとっても実はずっと積み重なってきた思いだったということがここで明らかになるんですよね。
あのトラウマを抱え、重く何重にも閉ざした扉なわけですよ。
それが徐々に徐々に開かれていく。
#父親殺しのカミングアウトもその現われでしょう?

で、この後の「スザク、死なないで、生きていて!!」に繋がって、ルルーシュ登場!!と、最高の流れじゃないですか。
#しかもココ!!ルルーシュがかけたギアスの発動もあって、ダブルインパクトですよ。これはしびれる!!二人でスザクを救ったような、そんな感じですよ!!
いやー、面白かった。

おまけに、



スザク、私ね、分かったんです

理想の国家とか、大儀とか、そういう難しいことじゃなくて

ただ私は笑顔が見たいんだって

今大好きな人(スザク)と、かつて大好きだった人(ルルーシュ)の笑顔が

私を手伝ってくれますか?



イェス、ユア、ハイネス



いやー、ほんと良いなぁ。
ユフィ自体も足掻こうとしている人で、自分なりの道が見つからずにもがいていたわけで、それが見つかって、その道を一緒に進んで欲しいと伝える。

で、スザクは、何となく作中初めてくらいの感じで、本心から「イェス、ユア、ハイネス」と返すわけじゃないですか。

うーん、ほんと面白かった。

これでスザクとルルーシュを結びつけるキーパーソンはユフィで間違いない感じですね。
第2期も正式に決定して、ほんと楽しみです。

あと、シュナイゼルは要注意ですね。
今回もしれっとスザクをおとりにしてます。
ルルーシュが怒っているあたりからも、やはりシュナイゼルとルルーシュ、スザク含めて、どういう対決になるのか、それも楽しみですね。


コードギアス反逆のルルーシュ DVD3巻

蒼とあおと!再び

2007-03-04 00:18:31 | Weblog
ちょっと前のことなのですが、とあるメンバーと飲みに行ってきたんですよ。
夏に会って以来、会っていなかったのでそろそろ飲みましょうか、みたいな。

というわけで、ミニオフ会を開催。
今回は「あおいかみと!」のシータさんと、うちとシータさんのところのコメント常連、クウラさんと3人で金曜の夜から飲みに行ったのでございます。

……結果から言うと、またやられました。
#何を!!

* * *

当日の夜、クウラさんはちょっと遅れての参加になるとのことなので、まずはシータさんと待ち合わせ。

シータさんと言えば、乙女シータだとか色々と性別不詳で有名ですが(有名なのかよ!!)、最近では某チャットで今年は女装男子がイイとか、男装女子がイイとか言いまくっていたので、やっぱり本人の嗜好は未だに僕も分かりません。
#つか、シータと言えばやっぱり空飛ぶお城が出てきて、空から女の子が降ってくる超有名ボーイミーツガール物語の三つ編みの女の子と相場が決まっているわけじゃないですか。勿論僕もそう思っていましたよ!!

まあ、あとはシータさんと言えば黒いことでも有名ですが(どこで?)、その黒さも徐々に分かっていくのですが、序盤からその片鱗を発揮してくれましたよ。


で、シータさんから着信。



燕。   「あ、シータさん、今どこですか?」

シータさん「もう着きましたよ~」

燕。   「結構人がいると思うんで、どの辺にいますか?」

シータさん「えーとですね、銅像の前です。乙女と盲導犬の前です」

燕。   「……つか、それ、ネタですか!?」




……ほんとに乙女の銅像の前で待ってました、この人。




いや、待ち合わせ場所指定したのは僕なんですよ。
でもそんな銅像あったことすら知りませんでしたよ。

これって周到に用意されたネタなの?
僕がその場所を選ぶだろうと思って打ち合わせ段階から既に誘導されていた?

……つか、そもそもそこに銅像なんてあったっけ?

これってひょっとして「あおいかみと!」のスタッフが他にもいて当日用意したとか、実はこの銅像(江戸川乱歩の青銅の魔人みたいに)風船なんです、みたいな錯覚に陥りそうになりました。

さすがです、シータさん。
序盤からもう僕はやられっぱなしです。

つか、この日、終始やられっぱなしでした。
黒いです。この人。


でもこんなのはまだまだまだ……序の口だったのです。
そのときの僕は、そんなことにもまだ気が付かなかったのです。
あれがあんなことになろうとは……。


* * *

早速の仕込みネタに頭を悩ましつつ、お店へ移動したのですが、今回のお店は完全個室
これでどんなネタを話しても、どんなことをしても、OKです(限度有りですが)。

クウラさんは1時間弱くらい遅れそうなので、二人で先に始めることとして、まずはビールで完敗、否、乾杯。

互いの近況なんかを話ながら、相変わらずバカ話をした感覚は覚えているのですが、何を話したか殆ど忘れています(えー)。

覚えている話は「キンキンキン!!子供の頃の夢は~♪」がかかりそうなネタばかり(下ネタにあらず)。

僕が店員さんに「柚子風味」でお願いします、つか「柚子風味」でお願いします、とか言ってたことくらいです(それもどうかと思いますが)。

色んな話をしたのですが、この辺はまだクウラさんも来てないし、シータさんもペースを抑えていたんですね……。

* * *

1時間くらいしてクウラさん登場。
仕事のトラブル発生にも関わらず駆けつけてくれました。ありがたいことです。

3人揃ったので改めて乾杯。

クウラさんはコメント欄でネタを披露してくれる人なので、燕。、シータ両名からブログ開設を強く勧める会になりました。

クウラさんもやってみたいんだけどトラックバックとか分かんないし、みたいな感じだったんです。

でも最初はみんなそうじゃないですか。

そんなの気にしてたらできないんです。
だからとりあえずやってみる。
ブログを始めようと思っている皆さん、楽しいですよ!!
#って誰に言ってるんだ!!つか、趣旨違っ。

燕。シータ両名もブログ運営に関する失敗談を交えつつ、クウラブログのタイトル名を考えることに。

そうですね、3月1週目くらいにはクウラさんもブログを開設してくれると思うので(えっ?)、丁度良いのでこのブログでクウラさんのブログ名を公募しましょう。
みんな、候補名をコメント欄に書き込んでね☆キャハっ。
#ってどんなキャラ付けだよ。
#クウラさんへ、勝手に今決めました、いいよね?お兄ちゃん(笑)。

* * *

会話も進み、燕。はほんとにワルシャワに行くのか?とか話しているときに、シータさんがなにやら黒い影をしのばせて、ごそごそし始めたんですよ。

今回は最初に言ってあったんですよ。
仕込みはありませんって。

で、出してきたのが、これ。

さなぎさん


しかも2冊!
ご丁寧に僕とクウラさんの分までご用意いただきました。

ありがとうございます。
さなぎさんは不思議な雰囲気があって、慣れてくるとユリア百式の瞬介さん張りに噴出しそうです。
面白いですね~。


……ここで、僕の心の中をのぞいてみよう。

ああ、思ったさ、前みたいになったらどうしようって。
#ちなみにこの後こんなことが起こりました。

だから正直ホッとしたのさ、さなぎさんで。

あれとか、あれとか、だったら家庭崩壊再びだよ!!って思ったのさ。

だからほっとしたんだよ。

このときまでは。

……心情描写終わり。

そんなこんなであっと言う間に2時間が過ぎ、そろそろ、という頃になりました。


まあ僕としては、凛をプレゼントしてくれたのは嬉しいけど、やっぱりシータさんはFateをやってからそういうことをすべきではないのか!?つまり四の五の言わないでFateやるの!!と諭していたんですね。

と、そのとき、黒い人がこんなことを言うわけですよ。


黒い人「燕。さん、こないだは申し訳なかったです」

燕。 「いえいえ、大丈夫ですよ、結果よければ全てよしですよ」

黒い人「あの時はやっぱり、大きさが悪かったかなー、なんて」

燕。 「お、大きさ?あ、うん、大きさね……(嫌な予感)」

黒い人「ですので、今回は小さいのを持ってきました!!」

燕。 「ブッ!!(瞬介さん張りに)」

そこに並べられる小さい箱。


これだ。



やられた。


次々に取り出される箱4個。

今度は数で勝負か!!

……負けた。

この戦、もはや勝ち目は無い。


守るものがあるものは強いなんて


……嘘だっ!!


守るものがない乙女からの捨て身の攻撃に勝てるわけがない!!


乾杯、否、完敗です。


ちなみに、箱の中身はこんな感じ(クウラさん撮影)





左からカレン、セイバー、バゼット、カレイド・ルビー(凛)。


大・満・足!!
#えー!!

ちなみにカレイドルビーとセイバーが欲しい、と思っていたので完璧です。
#欲を言えばカレンは法衣バージョン(はいてないとも言う)でも良かった!!


つか、これまた持って帰るのかよ!!

どうすんだこれ!!

また家庭崩壊かよ!!

……ちなみに捨てるという解は……無い


えー、お会計する間もずっとそこに並べてありました。
何も言わずに平然と接客してくれる店員さん、ありがとう。

* * *

えー、そんなハプニングがありながらも、つか、動揺していた僕は、丁度席を立ったときに会社の同僚・上司と鉢合わせというハプニングもあったのだけど、それら全部をスルーして、次の店へ。


そこも何故か半個室状態で、またしても話し放題でした。
主にジャンプネタが多かったですが、マガジンネタも結構多かったですね。
#ここで僕が「実はマガジンのほうがすきなんです」と言った、……かもしれないが定かではない。


ここでも色々と話し込んでいたわけですが、クウラさんのお兄ちゃん疑惑、というか、事実お兄ちゃん化しているのはありなのか!?とか、それは羨ましい、とか、そんなことを話していたと思います。
#つか、羨ましいっす。

で、やっぱりFateやらないとダメ、とか脈絡なく言ったときでした。


このひとがこんなこと言うわけですよ。


シータさん「まだあるんですけど」


……何が!?


ガサゴソ。


何か、ぬいぐるみらしきものの頭が見えるんですけど!!

つか、僕の記憶が正しければ、あの頭はアレだ





へたれセイバーだ!!

でも、ちょっと待て、アホ毛が無いように見える、

ひょっとして、

へたれセイバー(黒)かよ!!
#ごめん画像なかった。


つか、また爆弾かよ!!

黒い、黒いよ、この人。


絶対守るものがある奴は強いなんて、強いなんて


……嘘だっ!!!



ちなみにこれが、家で撮った写真です。





みごとなまでのへたれっぷりです。


さらにもう一枚。





うちのジャッキーと一緒です。
仲が良さそうです。


さらにもう一枚。





テディーベアとも一緒です。
もう完全に溶け込んでます。


* * *


現在、あのへたれセイバー(黒)は、というと、我が家のぬいぐるみチームの中に普通に、ちょいーんと座ってます。

つか、娘とか、子燕。とか、普通に遊んでるんですけど。

しかもブン投げて!!
#他のぬいぐるみにはそんなことしないのに(笑)。
#ばちが当たるよ、ばちが!!

奥さんには「UFOキャッチャーでゲットした」と言ってあります。

つか、この作戦、今のところ成功です。



つか、まじでどうしようかって焦ったつーの!!

も、もう別に一緒に飲んでなんてあげないんだからね、たまたま一緒になっちゃうだけなんだからね!!


ありがとうシータさん、クウラさん。
ジャプニカ暗殺帳に今日の日記は書きました。

ジャプニカ暗殺帳が何かは、Fate/hollow ataraxiaをやってくださいね。

えー、このブログでは、シータさんに仕返しお礼をしたいので、どういうネタが喜ばれるか、全力で募集します。

続きはネトラジで(ってシータさんに丸投げかい!!)

もしくはクウラさんがブログ作って補完してくれるよ(ってそこも丸投げ!!)
#クウラさんのブログタイトルも募集してます。もちろん全力で。
#あとクウラさんはおにいちゃん事件がどうなったかレポートよろしく。
#そのうちクウラさんも名前を奪われてHNがおにいちゃんになります。よろしく。


また飲みましょう!!

コードギアス 反逆のルルーシュ 第19話『神 の 島』

2007-03-03 22:52:25 | コードギアス
「生きろ!!」


前回第18話のタイトル『枢木スザク に 命じる』は、実はここにもかかっていた、というか、本命はここだったのか!!と思った瞬間、しびれまくった第19話。
この他にもユフィとルルーシュ、カレンとスザクのもうきっと見ることのできないであろう、そんな優しくも切ない時間であったり、これまでC.C.絡みで伏線の多かった謎部分にも踏み込むという、これまたこれでもか!!というくらい魅せてくれました。

ほんとにここ数年でエンタメ作品としては傑作中の傑作ではなかろうか、と個人的には思っています。
#DVDを購入しちゃうくらい気に入っています。
#ちなみにDVD2巻のピクチャードラマは男性視聴者必見ですよ(笑)。
#こういう遊びのバランスもいいんですよね。

■生きろ!!
どういう理屈であの4人が助かったとかは今は置いておいて、とにかく前回のラスト、あの絶体絶命の瞬間でゼロ(実はあの瞬間はルルーシュとしてだったのではないか、とさえ思う)が、スザクに対して使用したギアス、その命令は「生きろ!!」だった。

これはしびれましたね。

前回のタイトル『枢木スザク に 命じる』は、ユフィがスザクを騎士として任命したことや、スザクにゼロを(自分を犠牲にしてまで)殺せと命じられることなど、そういう命令にかかっていて、ラストでギアスを使う、というのが最後の命じるにかかっていたわけですが、それが何と「生きろ!!」

死に急ぐ友を前に、(自分が助かることを含めて)色んなギアスの使い方ってあったと思うのですが、その中で「生きろ!!」というのは、(マオのときもそうでしたが)ルルーシュの本能的なスザクへの願いだったんじゃないかと思えるあたりがまたしびれます。

少し先を予想してみると、今回はスザクが自分の考えで「生きる」ことを選択したのではなく、ギアスによって「生きる」ことを選択したわけですが、ここが最後には自分の考えで「生きる」ことを選択する、そこにはギアスの力無しで、自分の意思で、アイデンティティーを持って言い切る!!そういう熱い展開を期待しちゃいますね。

シャーリーにしてもそうなんですが、きっとあのギアスの効果は強い想いや、その人を信じる想いの前に打ち破れるんじゃないかと思っていて、シャーリーやスザク、この辺のルルーシュに戻ってくる、王の力はお前を孤独にする、と言う言葉に反するように、一瞬でもいいから戻ってきたりするとかなり熱いと思うなぁ。

やっぱりルルーシュが悪になりきれない、親友を見捨てられない、足掻いている、そういうところが非常に良いですね。

■二度とは来ない時間
カレンはDVD2巻のピクチャードラマといい、サービス精神が旺盛です(笑)。
今回もカレン大好きの僕としては身悶えるほど素晴らしい回でした。

で、本編。

まさか、今回ユフィとルルーシュ、カレンとスザクという組み合わせで孤島に、というシチュエーションが来るとは思っていもいませんでした。
凄い。凄いなぁ、ほんと面白いなぁ。

考えてみれば孤島で敵と味方が背中を合わせて夜を明かす、というのは王道と言えば王道なんですよね。
そこで互いの考え方や、生き方に対して、言葉を交わし、今後の方向性に大きな影響を与える。
ここで出来た関係性や台詞はやっぱり後々まで出てくるんだろうなぁ。
#08小隊ではシローとアイナ(これは宇宙空間)、ガンダムSEEDではアスランとカガリが無人島で、孤島(虚空)での敵味方シャッフル演出はやっぱり色々と意味があるんですよね。

また、この組み合わせが1×1=1の2組ではなく、互いに情景をシャッフルさせながら一つのことを語るように演出されることで実は2×2=4くらいの演出効果になってるあたり上手い。
ほんと魅せ方上手いですよね。

で、ルルーシュとスザク、この二人がこの場所で、この時間で自分を見つめ直した結果、行き着いた答えが実は一致している、ここにまたしびれる。

みっともなくて無様でも、足掻いて足掻いて、自分の道を見つける(切り拓く)しかない。

この結論に行き着くんですよね。

特にスザクはこの答えが見えた、というのは大きいですよね。
前々回の藤堂さんに言われたここと、今回の件で、やっぱりスザクは徐々に変わっていくことが意味づけられてきてる感じですよね。
最後、バチッと変わっていくと、めっちゃ燃える!!という展開になりそう。
#そういう意味でラストに録音されていた「俺は生きなくちゃならないんだー!!」みたいな台詞が素で出てきて欲しい!!
#つか、今回そういう前振りでしょ!?

このブログを古くから知っている方はご存知かもしれないですが、僕は個人的に足掻くキャラが大好きなんですね。
足掻いて、足掻いて、それでもまだ足りなくてって感じのキャラにこそシンパシーを感じる、くらいで、ゆえにルルーシュなんかも一見スマートそうに見えて、実は足掻きまくってるところがすきなんですね。
そこにスザクも合流となると、これは本作品を好きにならないわけがないじゃないか!!という感じですよ。

それを引き出したのがカレン、というのも非常に良くて、ますますカレン好き(笑)。
#ちなみにDVD2巻のオーディオコメンタリーにはカレンのお兄さんについてちょっとだけ言及されてましたね。
#(ネタバレなのでここから伏字)2巻のオーディオコメンタリーのゲストはカレン役の小清水さんで、その中でお兄さんの話題が出て、実はカレンのお兄さんはカレンは死んだと思っているけど、消息不明なんだ、みたいなことを言われて、当の小清水さんがショックを受けていた(聞いちゃったYO!!どうしよう!!)くらいでしたよ。だから出てくるかもしれないし、そのままお蔵入りするかもしれないけど、そういう設定らしいよ。伏字ここまで。

非常に素晴らしい演出でした。
ユフィがルルーシュに言うように、捜索隊が来たらオシマイ、もう二度とは無い貴重で優しく、切ない時間だったんですよね。
堪能、堪能。
#もう3回くらいみた。

■神の島
何故サブタイトルが『神の島』だったのか、と言えばそういうことだったのか!!と。
あの紋章はC.C.の額にあるのと同じもの。
そしてブリタニア皇帝は、その辺ある程度知ってて、それゆえに世界侵攻もかけている(日本に限って言えばサクラダイトの件すら表向きの理由だった!!)という衝撃的事実ですよ、これは。

やっぱり皇帝がギアス能力者である線に1票(何の投票だよ)。

今回のはルルーシュが契約者で、C.C.みたいな人か、その契約者がある地点にくるとあの装置が作動するという仕掛けがされていたんでしょうね。

うーん、やっぱり先週1カットのみ見えたあの男の子(観察者とC.C.が呼んでいた?)が鍵っぽいですね。
#超妄想するなら4人をあの島に飛ばすくらいの能力があったりする?

C.C.はこれまでも複数の人格と情報や意識を共有しているような描写があったのですが、今回1カットですが、初めてその該当者の一人っぽいのが出てきましたね。
世界各地にあるというあの紋章がある場所に、ああいう能力者の人がいて、観察者としてC.C.に情報を送る…とか。

そういう意味ではスザクもあの紋章には見覚えがあるようで、あれはたぶん枢木神社関連で見ているんじゃないかと予想。
神楽邪あたりが関連してきそうな気もしますが、どうなんでしょうね。

さらに妄想していくと枢木首相はその辺全部分かっていて、徹底抗戦に走ろうとした、とか。

ちなみにDVDの第1巻を見返すと、冒頭に少年時代のルルーシュとスザクが崖を駆け上がるシーンがあるんですが(崖を上りきったところでブリタニアの攻勢が始まる描写が入るシーン)、そこになんと着物姿(浴衣姿?)のC.C.が映っていて、二人を見ているように見えるシーンがあるんですよね。
本編放送の時には全然気が付きませんでした。
ゆえに日本にもそういう紋章のポイントがあるということは、やっぱりC.C.は世界各地に登場しているんでしょうね。
ここって伏線としてきちんと消化されるときが来るのでしょうか(笑)。

■ルルーシュの母 マリアンヌ
メルマガでは結構なネタバレがあったみたいですが、ルルーシュの母親はコーネリアさまの師匠というか、憧れだったみたいですね。
色々考えるとアッシュフォード財団、(ニーナの)アインシュタイン家まで含めて、色々と関連してくるわけで、今の生徒会ってリヴァル以外、全員ルルーシュにとって非常に因縁のある存在ということに。

こうなるとシュナイゼルのなんとも裏のありそうな笑顔が気になって仕方ないですね。

■二人なら
今回も非常に面白かったわけですが、やっぱり何が良かったかと言うとカレンに決まっているんですが、いや違った(つい本音が)、ルルーシュとスザク、この二人が組めば出来ないことは何もない、と思わせるには十分でした。
ルルーシュは何かとこれまでスザクと体力面では劣る(というかスザクが凄過ぎる?)描写が結構あって、DVD1巻のオーディオコメンタリーでも監督からそれは明言されてましたね(第1話の崖を駆け上るシーンはスザクの方が先に登って、手を差し伸べて、二人で登り切る)。

手段と結果という対極のポジションにそれぞれスザクとルルーシュを配置した物語の構成ですが、今回はその対極のポジションにいつつ、二人とも「足掻くしかない」と同じことを言っているわけです。

また、頭脳のルルーシュ、体力のスザクと、こちらも対極に配置しているわけで、願わくばこの対極にいる二人が、足掻きに足掻いた結果、そのどちらも必要であると気付き、第1話の冒頭のように二人で手を取り合ってこの難局という崖を上ってみて欲しい、と今回見ていて強く思いましたね。

ギアスの力じゃなくて「生きたい」と強く思うスザクが、ルルーシュの手を引っ張りあげる、こういうシーンがあってもいいんじゃないか、なんて。

書きたいことはたくさんあれど、今回はこの辺で。

しかしほんと面白いなコレ。
個人的にエンタメ作品として傑作だと思います。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 1

記念すべき第1話を収録。
おまけの「反逆日記」に爆笑。

■コードギアス 反逆のルルーシュ 2


第2話~第4話を収録。
おまけのピクチャードラマ(テーマは「お風呂」)は必見です(笑)。
#それを見てから第19話を見るとまたカレンが好きになります(ヲイ)。