最近、サンデーを読みたい意識レベルが大分上がってきました。
それは間違いなく「絶チル」に起因するところが大きいわけですが、久米田先生もマガジンに来たので、椎名先生もマガジンでやってくれれば、個人的に楽なのにな、とかちょっぴり漫画読みとして、してはいけない考えを持ったことは内緒です。
■絶対可憐チルドレン
やっぱり面白いなぁ、絶チル。
今回は超強力でしかもサイコメトラーとしての超能力を持つ紫穂とそのお父さんのお話し、しかも短編読み切りスタイルでした。
これってテーマとしては凄く面白いというか、重いところもあるはずなんですが、この辺さすが椎名先生、ベテランの味です。
つか、マジで軽いノリはノリノリで生かしつつ、きちんと落ちるところに落ちる、18Pでこれだけ凝縮表現ってさすがだなぁ。
サイコメトラーでしかも世界最高峰と来れば、やっぱりその思考を読まれちゃったりするので、基本的には親でも恐れちゃう、そんなところが描かれちゃうのかな?と思っていたら、きっちりひっくり返してくれました。
なるほどぉ、ちょっぴり悲しいけれど、既に常人が心配するレベルの心配は既にこの親子の間ではクリアされていることだったんだね。
だからこそ、親は超能力者としての能力を最大限に使わせることで紫穂の存在意義を高めつつも、その高い能力を持っているからこそ親として純粋に信頼し、そして純粋に心配していたってオチが最高に読後感を爽やかにしてくれました。
また紫穂自身も、それを分かっているから、親に認められたくて頑張っているんじゃなくて、父親のために頑張れちゃう、そういう関係性を常人レベルから超越して築いているようにみえて、実はそれって普通の親子関係として大事なところだったりするあたり、上手いなぁ。
ラストカットで、親には紫穂が心を開いていることが分かっているんだけど、それでも皆本の腕を握り締めている紫穂のカットがまた良いんですよねぇ(しみじみ)。
親以外で心を開いているのはなんだかんだ言っても皆本なんだよ、みたいな。
こういうのをさりげなくやってくれんで僕はこの絶チル、好きなんだよなぁ。
早く単行本でないかな。
#先週か今週か忘れたけど「ベビーフェイス」のカットがチラッと入ってなかった?
ここからはマガジン感想です。
■ネギま!
小太郎とクウネル(仮)とのバトル、ここは展開を一気に進めるためにあっという間に決着が付いちゃったけど、ここでの伏線というか、小太郎の心情表現とか赤松先生もさすがに上手いなぁと素直に感心。
赤松先生も短い展開の中でストーリーを凝縮させるの上手いんですよね。
特に小太郎がネギにこだわる理由とか、その後の更なる成長の予感とか、全く持ってこの組み合わせがサイコロ振って決められたとは思えないほど、いい感じでストーリーが組まれてるなと。
とりあえず僕も千鶴姉に看病して欲し(略)。
■エア・ギア
面白い。
面白いっす。
イッキの成長の仕方が面白いっす!
ベヒーモス戦の超絶バトルとはまた違って、イッキが静かに覚醒していってる感じがひしひしと伝わってくるですよ。
やっぱり塔の上に登ったのは、父親に見つけて欲しい、もしくは見つけたかったってことなんでしょうか?
確か梨花姉の回想では、南のおじさんにイッキを頼むと託された、みたいな感じだったので、そうなってくるとハガレンのホーエンハイム級に重要ポジションとして登場したりして(妄想)。
それにしても、カラー扉のリンゴ、かわいいってば。ほんと。
大暮先生はこういう絵をモノにしてから、また画力が上がってしまわれたような気がします。
人気投票のポチョムキンは何ていうか、票が割れると思います(笑)。
■絶望先生
どこからどう突っ込んでいいのか、つか、突っ込みどころが多すぎて腰抜けそうです(笑)。
とりあえず今回は、SEED系を見ている人&げんしけんを読んでいる人は必読、つかSEED見てないと突っ込めないよ(笑)。
アララギ派か?シラカバ派か?という問いに、分からないけどしいて言えばアス×カガです、と答える藤吉(ふじょし)さんが素敵過ぎる。
ちなみに
シータさんに教えて貰ったのですが、ファフナーネタもありましたが、自分、気が付きませんでした。
そんな自分に、絶望した!!
■一歩
絶句・・・。
■トト
団長だけじゃなく、男鶏団の全員登場に思わず目頭が熱くなる(涙)。
団長、マジで良い漢だったので、この復活は素直に嬉しいし、展開としてめっちゃ面白い。
久々にトトで熱くなれました。
#ってやっぱり男鶏団が出てる時が面白いと感じるんだな、自分。
後は、奴がアリスの兄貴だった、という設定だとまた熱いかも・・・。
■ウミショー
毎回、びみょーにエ○いです(笑)。
でもそういうのが好きです(あれ)。
■その他
赤松先生の日記を読んでビックリしたのですが、RAVEの真島先生は6年間、一度も原稿を落としたことがないそうです。
驚愕。週間連載でそれってほんとに凄い!!