蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

太陽の真ん中へ

2006-06-30 01:33:22 | Weblog
6月も終わりに近づき、第一四半期も終わっていく、そんな夏を迎えようかという季節。

この季節は、会社にとっても丁度株主総会が終わり、役員クラスの人事が決定する、いわゆる「七夕人事」の季節ですね。
つまり、役員が変わると取締役クラスもごそっと動いて、組織的にも新組織になろうとする、そういうタイミングなわけです。

そういうタイミングは、4月1日とならんで7月1日の異動というのも結構多いものですよね。
実際にはそれを受けて9月、10月に組織としては実行上の改変があったりするわけですが、それを「露払い」的に先行して動く、それが7月の人事だったりする側面もありますね。

ゆえに周りでも結構異動の内示が出ていたりして、この時期送別会なんかも急遽行われたりするんですよね。

で、先日、送別会に行ってきました。



……自分の。



つか、自分のかよ!!
みたいな。


そうです、私、このたび異動となります。
ぎゃー!!


* * *


今回は自分の中でもかなり大きな異動(組織的には同じ組織なんですが)で、現場を離れて事業企画部門への異動となるみたい。

去年は人事部からの勧誘をあの手この手で断ったのに、今回は同じ組織なもんだから、名指しで異動となったみたいで、誰も止められなかったのね…。


応接室に呼ばれて、

若くて偉い部長(元上司)
さらに若い部長(現上司)
めちゃ頼れる課長(現上司)

に囲まれて、

若くて偉い部長(元上司)   :「燕。よ~、事業企画行って、7月から」
さらに若い部長(現上司)   :「……マジで」
めちゃ頼れる課長(現上司)  :「……マジよ」

って、もう10日しかないじゃん!!みたいな(泣)。


以前にも年が明けてすぐに打診があったけれども、現場がいいです、僕は現場にいてなんぼですから、とずっと固辞していたんです。
で、4月1日の人事でもそれが無かったんで、正直、おお今回も回避できたぜ~、なんて思っていたら、こんなところに落とし穴が。


つか、今持ってるプロジェクト、どうすんじゃ~!!


今日もお客さんと(僕がモデレータとして司会しながら)ブレインストーミングしてSWOT分析とかしてたら、ああ、こういう雰囲気ともしばらくお別れか、と思うと妙に寂しくなりましたよ。
#しかもまだお客様にはPM外れますって言ってないし。

いくら期間限定とは言え、現場を離れるって、結構怖いですよね。
自分のスキルレベルがどうなるか、とか心配だし、とにかく前線に居るほうが好き勝手できて(ヲイ)楽しかったのになぁ。

取締役が目の前だと、遅刻もできないし(ヲイ!!)。


* * *


仕事はいつもすっごく大変で欝になりかけたことも何度もあったけど、そのたびにいろんな人に助けれれて、なんとかここまでこれました。
だから僕は辛いことがたくさんあってもやっぱり現場が好きなんですよね。
今もプロジェクトを7本抱えつつ、逃げ出したくなるようなこともしょっちゅうあるけどね(笑)。


『交響詩篇エウレカセブン』の第3期OP『太陽の真ん中へ』は、コンプリートベストを買ってから、自分の中で再評価された曲なんですが、その歌詞が結構好きです。つか、今ではかなりお気に入りになっているわけですが。

その歌詞の中に、


果てない夢と 果てある今と
忘れない日々 忘れたい日々

失くしたものが増えたさみしさを
身軽になれたんだと笑えるかい?



ほんとこんな感じ(笑)。
いや、笑えない、ほんとに。

……でも、何故か元気になったけどね、この歌詞で。

* * *


というようなことがあったわけで、通常の仕事も山場を迎えているっちゅーのに引継ぎやらなんやらでここ数日、記事を書こうにも書けない、そんな状況だったわけです(コメント返信、バトン回答、遅れててほんとゴメンなさい)。
#あと引き継いでいく、おねいさんや先輩、そして上司、すっげー申し訳ないっす。


* * *


なんかもう、嘘みたいな話なんだけど、どうも10月あたりには今の組織が再編されて規模が4倍近くに膨れ上がるそうな。
つまり、事業計画なんて0から完全にやり直しで、しかも膨れ上がるってことは、その人数の受け入れもしなきゃいけないってことは、そのハブにならないといけないってわけで、全くもってどうなるか想像がつきません。

7月からは組織の長も変わるし、完全に心機一転、頑張らねばならなくなりそうです。

このブログもどうなるか全く分かりませんが、なんとかなるさ、はははは(乾いた笑い)。
うおっしゃ、余計萌えてきた、否、燃えてきた!!



オンボロの翼でも 自分らしく飛べばいい
太陽の真ん中へ




がんばりましゅ。
#マリみて読みながら。

仮面の…

2006-06-30 00:27:54 | マリみて
ごきげんよう(挨拶)。

今日は一日中色んなところで打ち合わせの日々でした。
神田で午前中打ち合わせをして、午後は竹橋で打ち合わせ、そしてその後日本橋へというのが正統なる行動ルートとなるなずだったのですが、実際の行動ルートは、


神田(徒歩) → 神保町(徒歩) → 竹橋(さすがに電車) → 日本橋


という、何故か神保町を経由(しかも徒歩で、この暑いのに)。

というのも、ちょっと一冊購入したい本があったからなんですよね。

そう、仮面の、仮面のあれです。


仮面のメイドガイ




……違った。


ほんとはこっちです。



マリア様がみてる 仮面のアクトレス
#ノー!!イラスト出てないよ、アマゾンさん。
#表紙は三人ですが、志摩子さんがすっごく良いれしゅ。



まだ「黄薔薇、真剣勝負」まで読み終わったところですが、もう本当に素晴らしかったです。
#以下、若干ネタバレありですので、全くネタバレ嫌~!!と言う方はご注意を。


今回の「黄薔薇、真剣勝負」を読んでいて、本当に今野緒雪先生を尊敬致しました(いや、前から尊敬してるんですが改めて)。
世の中にはいろんなタイプの作家さんがいて、非常に素晴らしい作品を世に送り出してくれているわけですが、今野先生も僕の中では間違いなく素晴らしい作家さんだと再認識いたしました。

ショートストーリーでここまで美しく伏線や成長を描いて、そしてラストシーンに繋げるあたり、感服のあまり言葉もありませんでしたよ。
自転車のエピソードはきっと入ってくるんだろうなと思っていたのですが、こういう形で入ってくるとは…(涙)。

自転車の手を離すシーンと、姉が妹に対して自立を促すシーン(もちろん、妹にも更に妹という存在ができることで、今度は姉になっていくという自立プロセスを含んだシーン)がラストでシンクロするあたりは、本当に鳥肌が立ったというか、文章も、そしてその構成も美しくて感動してしまいましたよ。

僕と同年代の人なんかだと、そろそろ会社でも中堅になってきてて、入社3年目くらいの若手を何人か育成しなくちゃいけない、そういう立場にきてる人もいると思うんですが、そんな僕らも最初は世に出たばかりで、先輩たちの経験値にこれっぽっちも追いつけなかった、そんな頃、ありましたよね。

それがいろんな経験値を積んで今に至って、こんどは自分が若手を育成する立場に立っている。

それってやっぱり先輩たちが通ってきた道だし、下の世代を育成することになって、逆にしっかりしないといけないな、と思うわけで、マリみてではそういうのをさりげなく描いてるわけで、本当になんか今野先生素晴らしい文章をありがとう、という感じです。

うーん、良いなぁ。マリみて。

さて、この後はいよいよ本命のエピソードに入るわけですが、これまた焦らされてますからね~。楽しみです。




そして、僕はネクストステージへ……(何じゃそりゃ)。




くれぐれも

2006-06-27 01:52:57 | コミックス 感想
最近では『桜蘭高校ホスト部』を既刊8冊購入したり、『BLACKLAGOON』を既刊5冊購入したりと、本を売ってもすぐにその数を越えてしまうという有様。
さすがにそろそろ本棚がピンチなので、こんなとき「ゲートオブバビロン」があれば、などと真剣に思います(ヲイ)。

さて、そんな本棚の状況などおかまいなしに、そして、自分のおかれた仕事の状況の忙しさなどおかまいなしに、しれっとコミックスは増えてゆくのでした。

ということで、最近購入したコミックス=かばんの中に入っているコミックスはこんな感じです。
#いや、社会人のかばんの中じゃないだろう、明らかに。

のだめカンタービレ 第15巻


はい、待ちに待っていた「のだめ」の最新刊。
僕はこの「のだめ」が大好きで、今回は個人的お勧めマンガの特集を忙しくてやるタイミングを逃しちゃったわけですが、もしやっていたら、間違いなくこの『のだめカンタービレ』が第1位になっていたと思います。それくらい大好き。
#そして第2位は『おおきく振りかぶって』であったでろうことは自分の中ではほぼ間違いなし、なのです。

「こんなに笑えるクラシックマンガは無い」というのが宣伝文句ですが、ただ笑えるだけではない、というのがポイントですね。
つか、むしろ感動して泣けるよ!!というところもたくさんあるし、基本的に音楽に対する温かい情熱がしっかりと感じられるところが最高に素敵なところだと思うんですよね。
その音楽に対する情熱で笑って泣いて、そして楽しんで欲しい、そういう1冊でございます。

本編ではのだめの成長がばっちりと描かれていて、千秋→のだめ→千秋→のだめ、みたいな交互の成長物語がやっぱり留学編に入ってからより顕著になった感じです。
しかも、サブキャラの成長もしっかりと描かれるのがこのマンガのポイントなんで、その辺もばっちりぐっときますよ。

ああ、いきなり1本目から飛ばしてしまった(笑)。


絶対可憐チルドレン 第5巻


「絶チル」も5巻まで来たんですね~。つか、まだ5巻だっけ?という印象すらあります。
本編は安定して面白いんですが、特に薫がやきもちやく回は面白かったですね。
つか、個人的には巻末のおまけ設定が一番面白かった(笑)。
皆本が完全主人公ってパターンがあっても面白かったかもしれないっすね。
#いや、むしろあのツインテールの娘を出すべし(そっちかよ!!)
源氏物語から名前を取っているだけに、個人的にはもっと(さらに)皆本がハーレム状態でも良いような気がするんですけどね。
#と思ってたら本編では下は小学生から上は○○才までと、めっちゃ幅広いやんけ!!


エア・ギア 第14巻


大暮先生中毒の僕がエア・ギアのコミックスを買わないわけがなく(でも限定版は買ってない(ファン失格))、既に何度読んだか分かりません。
#つか、あれだ、読むっていうより、あの絵を堪能するって感じに近いな、うん。
それにしても枢(くるる)登場から一気に周りが動き出した感じがして、大暮先生流の展開ワープ的なところもありますが(つか、それでも良いのです)、やっぱりあのスピード感は凄いよね。
今回は特にドクロバッタの人とアイオーンが月をバックにしてバトルするシーンは必見って感じですね(たぶんマガジン掲載時も同じこと言ってた気がする)。

で、ドクロバッタの人がエミリの頭をくしゃっとするシーンは覚えていなくて、あれ、この人も実は……なんて思わせる感じでしたよね。
とにかくマガジン掲載時だと、シムカがあんなことになったこともあって、ドクロバッタの人やオームさんなんかも、残虐非道極まりない感じだったんですが(いや、実際そうなんだけども)、なんつーか、それだけじゃない、ある地点でパタリと悪役ポジションからひっくり返りそうな大暮節が炸裂しそうな感じですね。

やっぱりエア・ギアも単行本でまとめて読むとスピード感というか密度が増しますね。


天上天下 第15巻


大暮先生の密度!!と言ったらやっぱりこっちかもしんない(笑)。
もうすっごい。

つか、どこにいくんだ、否、どこまで行くんだ!!

でも、それでも着いてきます!!みたいな。
#やっぱり大暮中毒ですから、自分。

コミックス派なんで、今回15巻を読み終わった印象がほんとに「どこまで行くんだ!?」だったんですが、何度読んでもそう思いますね(笑)。
いやー、でも何かもう、大暮先生、好きにやっちゃってください、着いてきますからって感じですよ、ほんとに。

つか、江戸時代かよ!!
#ほんとぶっ飛んだ(僕が)。


ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典


コミックスではありませんが、これも何度も読んじゃったです。

つか、「戯言シリーズ」を読んだ人なら、この辞書は買うべし!!うん、買っとこう。

それに尽きる(それだけかよ!!)。

だって、それ以外にいえないんだもん……。

あ、そういえば、西尾維新先生が「戯言シリーズは順番どおりに読まなくても何とか大丈夫なように配慮したつもりだから、誰か逆から読んでくれないかな」みたいなことを書いてたんですが、もう一歩踏み込んで、この辞書から読み始めたらどうなるだろうか?とそんなことをふと思ってしまいました。

……でも、やっぱり最初から読むことをお勧めしますね。

あと「戯言一番」はあの屋台のやつも入れて欲しかったっす。

西尾先生の『デスノート』ノベライズも楽しみですね。

* * *

とまあ、おおよそ社会人のかばんの中とは思えませんが、これから社会人になられる方はこんな人にはならないようにくれぐれもご注意くださいませ。

アイム アライブ

2006-06-24 03:26:15 | アニメ 感想
金曜日の朝は9時からお客様と打ち合わせだったのですが、その打ち合わせの参加者全員が朝4時から起きていたわけで、イタリア×チェコ戦から起きている人は相当眠そうでした。
#ちなみに僕はその打ち合わせの司会なんで、さすがに(本当に残念ながら)イタリア×チェコ戦を観ずに寝てしまいました。
#つか、チェコ。ほんとに残念。

残念と言えば一番残念なのはもちろん日本のことですが、打ち合わせ参加者全員の意見として「(寂しさを込めて)終わっちまった」&「ブラジルに見惚れたね」ということで一致しました。
#気持ちは既に2010年。また熱い4年間を期待してます。やっぱり自国の代表が出ないワールドカップはほんとに寂しいからね。

* * *

さて、タイトルが自分の生存報告のようになってしまったのですが、そうではなくて(いや、殆どそうなんだけど)ほぼ1週遅れで涼宮ハルヒの憂鬱の「ライブ ア ライブ」観ました。

これ、すっごいね。
すごいわ。
ほんと良かった。

何となく個人的にはこの「ライブ ア ライブ」は傑作&必見だ、という感じです。

1話として凄くまとまっていたし、声優さんの演技&歌も雰囲気あって凄く良かったし、何より演奏シーンの気合の入り方が凄かったですね。

つか、驚愕。

何あのギター演奏シーン!!
めちゃめちゃ凄いこだわりを感じる&そのスタッフの熱意に脱帽です。

なんつーか、その熱意にこっちも引き込まれた、そんな感じの「ライブ ア ライブ」。
うん、面白かった&もう一回観よう。

* * *

涼宮ハルヒを1週遅れで観ている、つか、1週遅れくらいじゃないと観ることができないその大きな理由の一つに仕事上の大きな変化があって、ちょっとここ1週間、ちょっと、否、かなりドタバタしています。

株主総会も終わった後、この時期ってかなりいろんなことが動きますよね。
ぎゃーって言うくらい。

というわけで、かなり仕事が忙しくなってしまっているんで、更新ができなくて、そっちの方がストレスになりそうですが(笑)、コメント返信含めて遅くなってます。
コメント優先でお返事させて頂きますので、しばしお待ちを(っていつも言ってるんじゃないかな、自分(駄目じゃん))。

うちの3姉妹

2006-06-20 01:20:26 | コミックス 感想
うちの子燕。も今月末でようやく生後3ヶ月、そろそろ首も座るかな、どうかな、というくらいになりました。
長女のときは首が座るの遅かったんで4ヶ月くらいかかったと思うんですが、なかなかにして一人目と二人目で違うこともたくさんあって、それはそれで日々新しい発見という感じで面白いんですね。

つか、子供って日々お笑い劇場というか、大人の想像を簡単に超えていくギャグを素でやってたりするわけで、ああこの爆笑の瞬間を書きとめておきたい、とか思うんですが、さらっとスルーしてたりする毎日です(ヲイ)。

という家庭事情を察して、いつも本を貸してくれるおねいさんから、今回はこんな本を借りました。

うちの3姉妹


いやー、これ面白いっす。
もう、まさに「あるある!!」って感じの爆笑だったり、「うんうん」って感じのしんみり良いお話だったりと、ほんと面白いです。

これって、もともとはプロの漫画家さんのブログが書籍化されたもので、「うちの3姉妹~マンガで見る今日の出来事~」こちらがそのそのブログなんですが、やっぱり面白いっす。


基本的にはブログに掲載されたものを再掲して書籍化しているんですが、コミックス版で一気に最初から読んだ方が楽しいかもですね。

まあ、子供の行動って時に「むきゃー!!」って感じになることもありますが、基本的には面白いもので、根気良く付き合うのが吉ですね。
たぶんこの根気が大事なんじゃないかなって思います。

* * *

勝てたかもしれないけれど、負けていたかもしれない。
超・前向きに捉えるならば、第3戦を一縷の望みもなく応援するよりも、ほんのちょびっとでも0ではない可能性があるってことですよ。
それだけでも試合を見る気分が違うってもんです。たぶん。
ということで、こちらも(応援する)根気が必要です(笑)。

思い通り

2006-06-17 02:09:33 | アニメ 感想
今週の絶望先生を読んでいて笑いながら、ああ納得、納得みたいな。
原作通りに作ったのに!!みたいな開き直りが影のツボを突くみたいな感じで。
つか、先週も納得してたような気がするので、最近では「絶望した!!」よりも「納得した!!」と感じることが多い燕。です、こんにちは。

普段そういうことに殆ど言及しない僕ですが、あまりに絶望先生を読んだときにタイムリーに思ったことがあったのでほんのちょっとだけ。

今期は原作付きで面白いのがたくさんあるんですが、その中でも『BLACK LAGOON』は非常に良く動くし、綺麗だし、OPも大好きだし、とかなりお気に入りなのです。

今回もクレイジーメイドのロベルタにまさか2週も使うとは!!(褒め言葉です、つか良くやった!!)ってな感じで、アクションもかなりしびれる出来で、満足・満足な感じでした。

TV版のメイド編(いや呼び名違うだろ)の冒頭で、ロックが「俺が人質に取られたら~」の部分なんかは原作には無い部分なんですが、ああこれはきっと次のシリーズへの伏線だね、あのチャイナの「ですだよ姉ちゃん」が出てくる奴だな、とか思いながら見てました(次回予告を見るにたぶんそれであってると思います)。

そうそう、今回も出来が良くて満足だったんですよ。

でもね。

やっぱり構成がずれちゃってるんで、おかしくないかい?

双子のシリーズを入れるのは内容からして無理かな~とは思うのでそれは納得なんですけど、ロックとレヴィの関係性が変化するのって、あの大喧嘩からタバコ越しのキスシーンへと移行するところからだと思うんですよね。

そこから双子のシリーズで、ロックにちょっかいを出す双子にレヴィが怒ったり、人質救出になったり、日本でボディガードしたり、と恋愛要素の少ないこの作品で、微妙なレヴィの心境の変化が描かれてるわけじゃないですか。

でも、今回ここでメイド編をいれちゃうと、その流れが一旦切れちゃったって感じがしちゃうわけですよ(メイド編は本来コミックス1巻収録だしね)。
つまり、ロックとレヴィの関係性が変化する前のお話なんだよね。
だから、TV版では冒頭に「俺が人質になったら~」みたいなわざとらしい(と言うと言いすぎか)台詞を入れなくちゃいけなくなってるんだよね。

作画とかかなり完璧な感じだったし、これまで原作にかなり忠実に作ってたので、この一言だけが、たった一言だけなんだけど、ああ勿体無い、と感じてしまった僕は、まさに絶望先生の今週のネタの通りだったんだろうと思います(笑)。

つか、そんなたった一言にひっかかる自分の小ささを実感して、絶望した!!
#つまりこれが言いたかった。
#でもしっかりTV版本編は楽しんでる。つか、今週も面白かった!!

小説版『交響詩篇エウレカセブン 第4巻 HERE TO STAY』(最終巻)感想

2006-06-16 01:50:16 | エウレカセブン
ちょっと前に読み終わっていたのですが、なかなか記事にする時間がとれずに今に至ってしまいましたが、小説版『交響詩篇エウレカセブン』、こちらも堂々の完結でした。

小説版 交響詩篇エウレカセブン 第4巻 HERE TO STAY(最終巻)


TV版の本放送を軸に、コミックス版、小説版(あと僕はやってないけどゲーム版)とメディアミックスを積極的に進めていて、本放送については僕は本当に大好きだったわけですが、コミックス版も本編とはまた違った展開を見せていて面白い、なんて思ってたわけです。

で、小説版はどうかと言うと、本当に僕の個人的な趣味の意見なんだけれども、実は第3巻まではちょっとどうかな、と正直思っていました。
かなーり展開が違うというところは全く問題なくて、つか、コミックス版もそうなんだけど、どうせやるなら全然違う展開してくれた方が面白いので、ウェルカムだったんですが、どうも山と谷が無くて、淡々と進んでる気がしていたんですね。第3巻までは。

しかし、この最終巻である『HERE TO STAY』は違ってました。

やっぱり作中の見せ場というか、シチュエーションは微妙に違えども、本質的に重要なシーンなんかはアプローチが違っても感動的なわけですよ。
なんというか、第3巻までタメてタメておいたものが一気に流れ出るというか、僕の涙腺からも涙が流れ出るというか、本編を思い出しながら、そうだよな、そうだよな、なんて感じでしっかりと感動してました。

特にこの小説版でも第4巻をめくると描かれているイラストにもあるように僕の大好きなエピソードの一つである第33話「パシフィック・ステイト」の描写へ流れていくシーンは、それこそ本編での感動をオーバラップさせながら読むことができたし、さらにこれもまた僕の大好きなエピソードの一つである第38話「デイト・オブ・バース」へつながっていくシーンは、読みながら涙が滲んでくる、そんな感じでした。

最終話に関しては僕はTV版の最終話が実は大好きなので(事実何度も見直している)、あれ以上の衝撃を与えるのは(僕にとっては)難しかったけれども、小説版なりの終わらせ方をしていて、これもまたひとつの大団円という感じで良かったと思います。
#第48話のシーンはあまりにもTV版が良すぎたので、さすがに仕方ないですね。ほんと第48話「バレエ・メカニック」は良かったなぁ。

ということで、何故か僕にとっては第4巻だけ、別物か?と思うくらい味わってしまいました。

■実はこっちの方が似てたんだよね。

エウレカセブンの本編感想では、僕はかなり色んな妄想をしていて、ああだったら面白いな、とか、こうだったんじゃないか?みたいなのをして遊んでましたが、実は結構小説版でその妄想が現実のものとなっていて、それはそれで僕としては大いに満足でした(笑)。

例えば、第27話「ヘルター・スケルター」の感想で、レントンが「王の息子」ということで、デューイに目を付けられエウレカと引き離される、と言う展開があっても面白いな~、なんて言ってたんですが、ちょっと違ってはいますが、小説版でもそれに近い展開をしてくれてたんで、おお、ここにIFのストーリーがぁ、なんて一人で盛り上がってたり。

例えば、スカブコーラルの正体については本編では恐らくあえてぼかして描かなかったんだと思いますが、僕はこんな妄想をしてたりして、この中でのスカブコーラルの正体はそれに近いものだったり、あと、本編では明確に地球に海が現われる映像って少なかったんですが、小説版ではしっかりと描かれていて、トラパーの減少なんかも描かれていました。
この辺はほんと、こうだったらどうだろうか?と言って自分で遊んでいた部分だったので、小説版の中でそういうのが実現されていて、嬉しかったですね。


■最後に
小説版も、コミックス版もそうなんですが、やはりTV版本編という骨太のストーリーラインがあって、その上で楽しんでいくのが吉、というか、恐らくそれ単体で楽しむこともできるけれども、本編と絡めて、あのシーンはこうだったなぁ、とか、ああ、このシーンは涙なくしては見れない、とか、そういう楽しみ方をしたほうがこの『交響詩篇エウレカセブン』を何倍も楽しめると思いますよ。

DVDも残すところあと2本。
第4クールは本当に目が離せない、息をつく暇が無い、びっくりしっぱなし、なんで改めてDVDが出るのが楽しみです。

交響詩篇エウレカセブン DVD 第12巻
毎回のことですがジャケットがイイっすねぇ。
怒涛の第4クール、佳境の第12巻は1話たりとも見逃せないエピソードばかりですね。
第46話のエウレカに度肝を抜かれつつも凄く綺麗だと思いましたよ!!


射手座の日

2006-06-14 01:48:29 | アニメ 感想
「射手座の日」、面白かったな~。
あれは原作を越えたな、と思わせるに十分、無駄に過剰な演出、あのCGには笑いと言う名の感動を覚えそうになりました。

つか、長門。

芸が細かい(笑)。

最初はノイマン型コンピュータの使い方が分からず、初めてマウスを目にした人のように空中でマウスを動かす。
#あー、もうこの時点でかなり良かったわけですが。

そして訓練初日は一本指でキーボードをタッチ。

それから徐々にタッチのスピードが上がって、本番ではノエインのトビくんばりの驚速タイピングへ。

まさに長門のためにあるかのような回でしたね。
いやほんと芸が細かい。

* * *

それにしても昨夜の日本戦はまさに悪夢を見た、という感じでほんと悔しかったなぁ。
これまで監督の采配にはあまりコメントしてこなかった自分ですが、さすがに昨夜はこれからはハルヒに超監督としてお願いするしかないな、と思いました(嘘)。

言いたいことなんかはたくさんあるにしても(そして現状すっごく厳しい状況にあるけれど)、それでもやはり、というかこういうときだから日本代表を応援です。

そしてやっぱりワールドカップってすっごく面白い。
1年前に車で追突されてからフットサルからも(勝手に)引退してたけど、各試合を見てるうちにまたトレーニング開始しちゃいました。
やっぱりサッカー大好きです。

チェコ戦はほんとに凄くて、こういうサッカーが見れるから堪らないと本気で思ったし、アルゼンチン戦もかなりしびれました。
ロッペンは切れまくってたけど、オランダはまだこんなもんじゃないだろ!とか、見ていて全く飽きません。
つか、チェコ、すっごいな。次もほんと楽しみです。
#個人的にはほんとチェコが予想以上に面白かった、つか、ロシツキーすげぇ。

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER プロモーション動画とバトン

2006-06-11 00:52:50 | ガンダムSEED DESTINY
かなーりガンダムネタから遠ざかっていたこのブログですが、色々と動きもありましたので、久々に。

というのも、これまであまり僕はタッチしてこなかった『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』のプロモーション動画の配信がバンダイチャネルで始まったので、ちょびっと見て来ましたが、ネット配信でこういうのをやるのも面白いかなと思い(あと15分ずつなんでMSVとして気軽に観れるかなと思い)、ちょっとウォッチしてみることに。
一応、そのプロモーション動画から情報を抜粋すると、


■STAGE-1 配信期間:7/14(金) ~ 8/11(金)

■STAGE-2 配信期間:8/11(金)より配信予定

■STAGE-3 配信期間:9/15(金)より配信予定

各STAGE15分


こんな感じ。
やっぱりガンダムシリーズはMSVも面白さの一つですからね。
個人的には気軽に楽しむ感じでいきたいな~。

あと、これはDVDも発売されるみたいですね。
#発売予定日は2006/11/24ですね。

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER



あと、皆様既にご存知だとは思いますが、ガンダムSEEDは映画化もされるんですよね。
詳細はまだまだ未定ですが、こちらも結構楽しみです。

* * *

なんで久々にガンダムネタで更新か?というと、ezさんから、大分前に「指定型★バトン」というのを貰っていたんですが、そのお題が「ガンダム」だったわけですよ。
#つか、お姉さん、もっと早くやろうと思ったんですが、こんな時期になっちゃいました。ごめんなさい~。

つか、お題「ガンダム」ってでかいよ!でかすぎるよ(笑)。

さて、ではその「指定型★バトン」とは一体何なのか?


■■■ [指定型★バトン]のルール ■■■

◆廻してくれた人から貰った『指定』を『』の中に入れて答える事。


ということで、この指定が「ガンダム」だったというわけですね。

では、さっそく。

■最近思う『ガンダム』
……で、でかい。
でかいよ、お題が(笑)。

うーんとね、僕は小学生の頃からガンダム大好きだったわけですが、ちょうど大学に入った頃から結婚して最初の数年くらいまでは自分的ガンダム停滞期、というか、アニメとかいろんなものから遠ざかってた時期だったんですよ。
たぶんその頃って世間的にも(自分が気付いてなかっただけかもしれないけど)、今ほどガンダムも盛り上がってなかったような気がします。

でも今は(自分はやったことないけど)スパロボの影響や、HG、MGに代表されるガンプラ、そして賛否両論あると思うけどSEEDシリーズで、(個人の思い込みかもしれないけど)少なくとも僕が経験したような停滞期は脱している、というかやっぱりガンダム好きだよね、みたいな時期に来てる気がしますね。

新入社員とも話せるし、先輩とも話せる、こういう世代を超えて共通言語化してきてるところが最近思う『ガンダム』としての良さじゃないかな、と。

■この『ガンダム』には感動!!!!
僕の中でこれは間違いなく感動!!!!というのは『機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙』。
これは今観ても大好きですね。
つか、当時幼稚園か小学1年生か、というくらいでしたが、映画館で2回くらいみた&ラストシューティングのポスターも買って部屋にずっと飾ってたなぁ。

■直感的『ガンダム』

キュピーン!!そこっ!!

…ってことで、直感的と言えばニュータイプなり~。
#駄目ですか?

■好きな『ガンダム』
作品と捉えるか、MSで捉えるかで答えは変わってきますけど、基本的にガンダムという作品は全部好き。
逆にこうじゃなきゃいけない、とか、こういうのは駄目、という観点で僕はあまり観ないので、その時代時代にあった作品が好きです。
MSで言えば、永野デザインとぶっちーデザインが好き。
あと、単体でいけば、ストライク。
シンプルで異常に打たれ強いところが好き(笑)。
#ちなみにデザイン的にはシンプルなのが好きです。これはほんと。

■こんな『ガンダム』は嫌だ!
特にそういうのは無いんですが、敢えて言うなら勧善懲悪ものやテーマ性が薄いものかな。
逆にテーマが濃い奴は大好きです(笑)。

■この世に『ガンダム』がなかったら・・・
あはは、たぶん、まずこのブログが無かったと思います。
あいばさんに影響を受けて始めたようなものですから。

というか、やっぱり自分の趣味なんかにも多大に影響しているわけで、ガンダムが無かったら、全く違う自分が出来上がっていたんじゃないかなぁ。

■次に廻す人、4人(『指定』付きで)
むふー、今回は僕アンカーで。
でも、一応『指定』は置いておくので、好きな人がいたらバトン、持って行ってくださいませ。

指定は『ガンプラ』です(笑)。

しばし

2006-06-08 02:38:30 | Weblog
「スケベやないわ!!興味津々なだけやっ!!」
(矢胴丸リサ)



うん、明言、否、名言です(挨拶)。


* * *

ちょっと仕事が立て込んでるのですが、コメント返信、バトン(お姉さま方から2本頂いております)やりますので、しばしお待ちくださいませ。
#って本文それだけかよ!!
#つか、冒頭の挨拶、全く関係ないし!!
#つか、リサは凄くイイっす!! ← 多分それが言いたかっただけ。