蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

ネクストステージ

2005-04-12 01:17:35 | 舞-HiME
うちのブログタイトルが変わるのはもはや日常茶飯事になってきましたが、「ネクストステージ」になったからと言って何が変わったということはないのですよ。

では何が「ネクストステージ」になったのか?というと・・・。

既にお分かりの人は、皆まで言わずとも分かっておられますよね・・・。

そう・・・。

舞-HiME ネクストステージ

ぎゃー!!

最終話のあの娘はやはり続編への伏線だったんだー!!
#最終話コメントで妹尾さんが情報くれてたんですが、公式HPにも掲載なんでついに!って感じです。

最終話の感想については恐らく色んな受け取り方をされた方がいると思うのですが、公式HPでの声優さんたちの感想を見るに、個人的にはやはりハッピーエンドで終わってくれて嬉しかったなと。
特になつき役の千葉さんのコメントにあるように、人を受け付けなかったなつきが、最後には人を受入れているというのはとても納得できるところなんですよね。

ということで気持ちは既に「ネクストステージ」です。
うぎゃー。

舞-HiME 最終話 感想

2005-04-01 19:08:07 | 舞-HiME
アレはアレでアリだと思うんですよ。


いつからだろう、毎週舞-HiMEを観るたびに凹むようになってきたのは(いや、間違いなくあかねちゃんのところからなんですが)。
あれだけ凹んで泣かされて、ボロボロになりながらも正座して(してない)見続けてきた舞-HiMEだったからこそ、こういう最終回でよかったんじゃないかなと。
なんていうかこう許せてしまう、つかむしろ喜んでしまう、舞-HiMEっていうのはそういう作品だったなと。

そう、舞-HiMEとは、あれこれ考えずにひたすら楽しむ!そういう作品だったんですよ、そこに戻ってくれば良かったんですよ。
戻ってくる場所があったんですよ。こんなに嬉しいことは無い(違)。

ということでようやく心も軽くなって新年度を迎えることができました。
制作スタッフの皆様、お疲れ様でした。十二分に楽しませて頂きました。
つか、おかわり希望です。

さて、本編の内容ですが、一番良かったのは凪です(えー)。

■真白たん!!
ここに来て水晶の姫の本領発揮ですか!
12のHiMEの印が復活してそれぞれ散らばっていくシーンは、ぬおぉぉこれから大反撃かよ!って感じで燃えましたよ。

深優のアンチ・マテリアライザーがどういう現象を引き起こしたかってのは説明無いですけど、個人的には作中で下手な説明つけるよりそういうので良かったなと思うわけです。

一応、脳内で補完するとアンチ・マテリアライザーなんで高次物質化能力を無効化、つまり媛星から流入する力を無効化、もしくは堰き止めた、ゆえに媛星からのエネルギーゲートになっていた水晶の姫である真白たんがゲートの任から解放されることになり、それまでに蓄えられた媛星の力を使って、柱に封印されたそれぞれのHiMEの力とともに想い人の魂を復活させたって感じですかね。

ともあれHiMEたちの復活劇(もちろん想い人の復活)は細かいことを抜きにして燃えた!!
#アリッサたんだけは謎です(笑)。
#でぼちんの復活が最高だった!
#あ、でもタメが長かっただけにあかねちゃんオメデトウ。

■楯たん!!(違)
剣を捨てた男が再び好きな娘を守るために剣を取るというのは王道中の王道ですが、やはりここまでのタメが長かっただけにぐっときましたね。
「そんな奴は死んじまったよ」
てのが良い。
詩帆の件は自分が消滅ということでケジメをつけているんで、ここはやはり守ってやれねばな。
とかいいつつ、舞衣と協同で黒曜の君にあたるのはもっと良い。

■命たん!!(これも何か違)
舞衣、なつき、命の3人の中で最後に復活の命。
黒曜の君の呪縛を破れるかどうかが鍵だっただけに、捨て身で抱きとめる舞衣の心に応えるべく、黒曜の君を振り払ったのは今回の数あるクライマックスのひとつと言っても良いのでは?
またその後、ここでも全てを終わらせるべく黒曜の君に飛び込んだ命、ここもクライマックスの一つでしたね。
あのオチは一応傷口を見せるように倒れていたので絶対やってくれると思っていました(笑)。

■かんにんな♪
これだ、これこそ舞-HiMEの真髄だ!!
潔い、つか、開き直るにも程がある、しかし、それでよい、それでよいですよ。
それまであれだけ凹んできたんだ、それくらいやってくれてトントンですよ。
詩帆の「いいのかなぁ・・・」も受けました。
キャラ自身がこの展開のさせ方にこれでいいのか?と心配していますよ、ほんとイイよ。

■そうは言っても舞衣なんですよ
あれほどまでにヒロインをマジ泣きさせる作品も非常に珍しいですが、あれだけ凹みまくってくれたからこそ、舞衣の笑顔が眩しいわけですよ。
ほんとお疲れさんでした。

表面の明るさの裏にトラウマを抱え、時に自分を責めすぎるほど責め、悲しいところでも自分の心を後回しにして笑顔を作る。
そんな舞衣ちゃんが、どうしようも無いくらいの悲劇に直面したり、本心を隠せない状況に追い込まれて初めて自分の本心に気がついて、心を伝えていくというプロセスは切なくて、とてもよかったなと。

「私、何も分かってなかった・・・」

自分の本当の気持ちはきちんと伝えなくては届かない、自分の本当の心を届けることがとても大事なんだと、命に対峙した舞衣ちゃんがこぼした言葉はそういうテーマが結集したところだったんですね。
#伝えなければ届かない、これがあるから巧海や楯の消滅というプロセスが描かれたんだな、きっと。

舞-HiMEってそういうテーマとは無縁なのかと思っていたのですが、そんなことはあろうはずもなく、結構テーマとしてはシンプルにして純粋、それを浮かび上がらせるための悲劇の演出、そしてそれを浮かび上がらせるためのハッピーエンド、舞衣というヒロインを見るとそういうことだったのかなと。

実はミステリ部分の謎解きにこだわるよりも、こういうプロセスが実は輝いた、というのが舞-HiMEだったのかもしれません。
結局は人と人との想い、それが舞-HiME全体で面白くも切なく、時に悲劇的に描いてきたってことなんですね。
だから最後のハッピーエンドはそんな苦境を乗り越えて頑張った登場人物たちへ制作スタッフからのご褒美という位置付け、そんな風にも考えられるんですよね。
そういう意味では制作スタッフは各登場人物のことがきっと大好きだったに違いありません。

■エピローグ
各キャラのエピローグについては、気が向いたらきちんとコメントを書くかもしれませんが個人的に満足しちゃってるってことと、これは最終話を観た人それぞれ思うところもあるでしょうし、何より未見の人へのプレゼントとして取っておきたいのでここでは今あまり書かないことにしますね。

とりあえず巧海と晶のツーショットは和んだなぁ。晶のスカートがまた新鮮で。
奈緒と深優にはかなり受けました(笑)。
アリッサたんの復活は何故?と思うところもあるんですが、そのうちどこかで説明があればそれでいいかなと(復活が嬉しいので細部あまり気にならず)。
ラストカットの学園を俯瞰するカットで珠洲城建設が入ってるのにプチ笑い。

そして上手く締めてくれたのは真白たんと凪でしたね。
凪は特に倒れたシーンとかまた面白かったですよ。
最後に扉を閉めて、自分たちがいるべき場所へ去っていく、ああいう締め方は上手いなと。

そして、そして、あの最後に映った女の子、あれ誰ですか?誰ですか?二回言った。
あれは続編への伏線なの?それともゲームなの?
さすがサンライズ、喰いつかせて、凹ませて、上手くまとめて、また引っ張るんですか?
ええ、ばっちりやられました!
また凹む覚悟は出来てるんで、サンライズの人、どうか続編お願いします(懇願)。

ちなみに今、管理人の舞-HiME視聴凹みヒストリーを作成中なんで、そのうち公開したいと思います(何ですかそれは?)。

いやー、やっと楽になれました(笑)。


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それはそれで良かったと思うのです

2005-04-01 02:37:54 | 舞-HiME
エイプリルフールというのは抜きにしても、それはそれで良かったんではないでしょうか。
まあ、それがあるならば毎週のように凹まされてきたことも良い思い出かなと。

舞-HiMEの第一印象はあれこれ考えずに楽しむ、そうだこれだ、ここに戻ってくれば良かったんだ。
やっとぐっすり眠れそうです。
それではおやすみなさい。
いや、もう一回観てから寝よう。

新年度も頑張れそうです。
ところであの最後の娘は誰ですか?
もしかして・・・。

舞-HiME 第25話 感想

2005-03-25 13:00:00 | 舞-HiME
残ったHiMEたちの最終出陣、切なくも燃え上がる展開に毎週凹んでいた心も復活、最大のクライマックスへ向けて舞-HiMEのストーリー濃度も最高潮!!な第25話「運命の刻へ」。
2クール半年など言わずに4クール1年やってくれ、サンライズの人(懇願)。

■なら私はお前を止めてみせる、私自身の全てを賭けて、デュラン!!
今週の最大クライマックスの一つ、それは間違いなくこの瞬間。
復活したなつきが召喚したのは、キヨヒメに匹敵する巨大なデュラン。

チャイルド、大切な人への想いが生み出す異形の子
思いの強さが・・・力となる!!


めちゃめちゃカッコいいよ、なつき。
今までのデュランの小ささ、弱さは今このときのための壮大な伏線だったのか。
舞衣、なつき、命の3人の復活が観たいとずっと言ってきただけに、ここでのなつきのデュラン解放は最高に奮えましたね。
本当の想いを胸に復活するなつき&デュラン、切なさと激しさを伴った最終出陣、これは参った。参りました。

そんなに私が嫌い!?

違うんだ、違うんだよ静流さん!
なつきの決意はそうじゃないんだよ。
この静流の台詞すら、二人の最期を飾る伏線に過ぎないところがまた切ない。

なつき自身は心を閉ざしていた自分の中に初めて入ってきたのが静流で、そのことを大切に想っていたわけで、そんな大事な人だからこそ、静流にそんなことをさせたくない、こんな悲しい戦いを終わらせる、その想いの強さがデュランに宿っているわけで、その覚悟が切なくも最高潮に達するとき・・・、自分が消えることを覚悟で叫ぶ。

「デュラン!!ロード、シルバー・カートリッジ!!ってぇーーー!!」

・゜・(ノД`)・゜・。

二人同時消滅は予想していましたが、その描き方は予想以上の素晴らしさ。
ここはむしろ納得、よくぞここまでやってくれた!と言いたいところです。
そして、

「後は頼む・・・舞衣」

・゜・(ノД`)・゜・。

余談ですが静流の「キヨヒメ」が出た時点で、安鎮清姫を予想していましたが、最後にやってくれました。
あの鐘が落ちてくるシーンは「娘道成寺」そのものでしたね。
でもあれはなつきじゃなくて静流が鐘の中に入るべきだったのでは・・・とか思ったのですが、二人の最期を観てそんなことはどうでもよくなったのでした(涙)。

■碧ちゃんの選択は正しかった

深優にはアリッサの魂が見える、だから「アリッサ・シアーズのコールを確認」なわけだ。
ここにも「大切な人への想い」の設定が生かされている、だからこそ深優・グリーアは深優・グリーアだった!!という展開に繋がったんですね。
碧ちゃん・・・あんたの選択は正しかったよ・゜・(ノД`)・゜・。

そしてミスリルドレスにあんな仕掛け(つかM.I.Y.U OSか)があるなんて!!
ネイビーから始まってスカーレット、そしてプラチナ!!

アンチマテリアライザー起動!
出力限界・・・突破。

ぬぉぉ、大興奮。
高次物質化能力を無効化する深優だからこそ可能な大逆転。
これがどんな結果をもたらすのか?媛星から流れ込むエネルギーを逆転させるのか?
ならば柱に吸われた想い人たちの逆転も有り得るのか?
不安と期待を一緒にして最終回へ。
もの凄い引きだ。
待ちきれないって。これは。

■炎凪
彼もこの祭りを取り仕切る行司にすぎなかったわけで、彼も大昔から切ない戦いを見守ってきたんですね。
ひょっとしたら昔はもっと人間のように心を痛めるシーンもあったのかもしれない。
抗えない運命の中で麻痺させてきたのかもしれない、そう思わせるシーンでした。

君の舞は好きだったよ。
今までたくさんのHiMEを観てきたけど、一番だった。
さよなら舞-HiME


舞衣の後ろ姿がまた切なくって・゜・(ノД`)・゜・。

■イザナギとイザナミ、それを打ち破るのがカグツチ
「どうしてカグツチの使い手は・・・」
そしてそこに重なる真白の300年前の姿・・・。
おおお、真白は300年前のカグツチの使い手だったのか!!
もう運命すら感じる展開。素晴らしい!!

それにしても水晶の姫の役割が「あれ」だとは・・・。
真白が二三さんのチャイルドに身をやつしてまでこの祭りを断ち切りたい、そう思うのも無理はない。

黒曜の君=黎人は神話を例にあげて二人で世界を創造する話をするのですが、やはりここで思い出されるのは、イザナギ、イザナミ、そして日本神話で初めて親殺しの異名を生んでしまう「ホノカグツチ」の話でしょう。
だからこそ、この祭りを断ち切るためには「カグツチ」の力が相応しい。
例え、チャイルドの力の源となる想い人を失ったとしても・・・、

「あるわ!・・・祐一への想いが、この胸に一杯」

・゜・(ノД`)・゜・。

なつきデュラン召喚に続いて、ここのカグツチ召喚は最高の盛り上がりですよ。
またそこに立ちふさがるのは命とミロクなんて、予想通りであっても切なすぎ。
めっちゃ最終回が楽しみになってきたーーー!!!
最終回では是非、カグツチに刺さった剣を抜く展開を見せて欲しい。
そしてその剣を抜くのは楯であって欲しい・゜・(ノД`)・゜・。

やっぱりあれだ、今まで舞衣を散々追い込んできたのは、想い人を亡くしてもまだその想いを胸に戦うという意思を獲得させる、そういう葛藤をさせるためだったんだ・・・。
今ならやっとこれまでの惨劇を振り返れるかもしれないです、自分。

さあ、観る方も覚悟は出来ました。
どんな結末でも受け止めますよ。
#でもできればハッピーエンドでお願いします、サンライズの人(懇願)。


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舞-HiME 第24話 感想

2005-03-18 20:45:46 | 舞-HiME
あまりに凹みすぎて地面にめり込むんじゃないかと思うほど心砕かれた第24話「コイ・ハ・タタカイ」。
今まで本気で考えた事が無かった「全部無かったことにして」エンディング、今日から本気で望むことにしました(うわーん)。

■さよなら楯
ヒロインをここまで本気泣きさせる作品、観たことありません・・・(もらい泣き)。
巧海(正確に言うならゲンナイ)を倒したのは命ではなかったと、命を恨む気持ちが晴れたのも束の間、今度は結果としてミロクが本当の舞衣の大切な人を奪う結果になるというのは、観ている方としても辛すぎます。

号泣するヒロインを残して消滅した楯くんですが、最期に舞衣にも自分にも「誰かのためじゃなくて自分がどうしたいか」という決意を促したのは良かったですよ。
この楯くんを見て発せられた黎人の言葉はやはり嫉妬心も含まれていたのではないかと思ったりするわけですよ。
ということは黎人が最後に命ではなく舞衣を妻として娶ろうとする展開もアリかも。
とは言え、覚悟を決めて散っていった楯くんの冥福をお祈りいたします(涙)。

■最後は3人で
やはりラストへ向けて舞衣、なつき、命についてはもう一度復活して欲しいところです。
なつきは最初に復活しましたが、やはり3人の姿を見たいところ。
その後はもうどうなるか分からないんですけどね。

なつきはやはり静流を止める大役が残っていますし、今回を見るに二人同時消滅も有り得るかなと。

命は兄の呪縛を振り払うというタメがまだ残ってますが、命が倒れれば兄である黎人の消滅があるわけで、黎人を倒そうとする舞衣との最後の対峙が来るんじゃないかと。
そこで舞衣を取るか、黎人を取るかの選択を迫られると。
#ただそれで黎人が消滅するとも思えないので、何かしらの仕掛けで命が消滅とかあったら凹む。

■深優
マスターを失った状態の深優ですが、アリッサの死の原因を考えてこの戦いの元凶を倒しに自らの意思で戦場へ赴いて欲しいところ。
大逆転でカグツチまで倒して、チャイルド全滅だったりしたらどうなるんだろうか?
それこそリセットか?

■石柱の数
やはりニ三さんはHiMEで真白がニ三さんのチャイルドだったんですね(命の回想から)。
で、やはりアリッサもカウントされていたっぽいですな。
ならばやはり13人か。碧ちゃんの12という数字と異なるんですが、そこはやはり伏線となっているんでしょうか?

■誰も憎めるHiMEはいなかった
「捨てキャラ」という話が出たこともありますが、この作品では捨てキャラが居ないだけに辛い。
奈緒ちゃんでさえやはり過去を持つ身だったし、これだけ登場人物にマジ泣きを強要する作品があっていいのか!と言いたい。
うわーん。

果たして残り話数で収まるのか?という心配もあるのですが、もう最後まで見届けるしかない状態。
あまりにかわいそうな舞衣に救いの手を・・・(泣)。
#次回予告のナレーションに救われました。あそこだけ3回観た(実話)。


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舞-HiME 第23話 感想

2005-03-11 02:57:18 | 舞-HiME
次回予告後に映る遥ちゃんの笑顔が眩しくて、眩しくて、涙で滲んで滲んで画面を見ることができません。
もう駄目だ・・・、先週の感想がほぼ合ってる・・・。泣きたい。つか、泣いてます。悲しくて。

■遥ちゃん
・・・いやもう何も語れません(涙)。
あなたはこの作品で一番(ヒロインではなく)ヒーローが似合うお方でした。
最後の最期の絵を遥ちゃんの笑顔で持ってこられたら泣くしかないじゃないですか・・・。
つか、自分の大切な人は消滅してしまうのに、自分だけが残ってしまうこの設定、改めて残酷だと思った・・・。

■静流
心が壊れた・・・。
こうなると幕引きはなつきと静流の一騎打ち、そして同時消滅も有り得る展開・・・。
なつき自身が静流を止めに行くという展開はありそうなだけに、あったとしたら・・・嫌ぁぁぁ(泣)。
もうなんか取り乱してます。自分。

■シスター
やはりシスターは戦う決意をしたんですね・・・。
子供のために(そしてその父親となる人のために)全てを投げ打つ覚悟なのか。
次週は舞衣が幻覚の中で、今まで押し隠してきた気持ちを解き放つという可能性もありそうなんですが、その場合、シスターに危機が訪れるわけで、石上先生の出番なのかもしれない・・・。
つか、どっちにしろ石上先生消滅なんですが、いいところを魅せて頂きたい。
つか、シスターもそれなりに因果応報を受ける気はするんですが・・・。
最終決戦へ向けた舞衣の決意はシスターとの精神戦を乗り越えてからってことですか。
もういよいよ、クライマックスへ向けて準備完了ですか。
イヤー、もう怖すぎ。どうなっちゃうのよ?

■命
ついに命のチャイルド登場。
つか、あの攻撃が既にチャイルドだったのか・・・。
黒曜の君はいったいどこまでできるんだ?
命の反転がやはりポイントだと思うんですが、舞衣の最後の相手は命になりそうな気がするだけに、ここも悲劇の予感が。
命が敗れた場合、黒曜の君は消滅するのか・・・?
うーん、美袋黎人が消滅するけど、黒曜の君は存続するってことか?
分からん。

■黒曜の君
神崎の実家って表現してたんで、養子だろうとは思ってたんですが、やはり美袋家の人間。
外見は本当に命の兄でしたね。中身は別人格と思ってたんですが、凪の言葉は微妙・・・。
それも伏線なのか・・・。
命を解放する鍵として、(ほんとの)黎人が黒曜の君を一瞬でも押しのけるとかいう展開とかありそう・・・か?

■深優・グリーア
来た。彼女の復活に久しぶりに鳥肌が立ちました。
碧ちゃんはマスター設定そのままにしたんだね。
これで深優が黒曜の君を倒さずに、最後に残ったHiMEを倒してHiME全滅とかになったらかなり衝撃展開なんですけど。
つか、それ以上続かないじゃん!みたいな。

■黒曜の君の妻
膨大なエネルギーがあるという媛星の力を操れる存在。
うむー、ここは真白たん、否、水晶の姫の復活を待ってお言葉を頂戴することにします。

つか、遥ちゃん・・・。
またトラウマになりそうです。
ぎゃぼー(泣)。


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スノーマンをもう一度

2005-03-07 20:26:05 | 舞-HiME
先日関東地方でも結構な雪が降りましたが、しっかりと積もった土曜日の朝、娘と一緒に雪だるまを作って遊んでいたわけですよ。
しかしそこは「舞-HiME」中毒の僕としては、ほら、思い出さないわけにはいかないわけですよ。
アリッサと深優のスノーマンのエピソードを。

(娘と雪だるまを作りながら)
娘「パパ、雪だるまかわいいね~。」
私「おう、もう一個作ってあげるよ。」

(しばらくして・・・アリッサと深優のスノーマンのエピソードを思い出しながら)
娘「あれぇ、パパ泣いてるの?」
私「ううん、ちょっと花粉症なだけだよ。」
娘「そっか~。じゃあもう一個作ってね。」
私「おう、任せとけ(・・・娘よ、すまん。今パパは全然違うこと考えてました。)」

傍目には仲の良い父娘の土曜日の雪の早朝の風景なんですが、その実は社会人失格なだけでなく、父親としても失格な土曜日の雪の早朝の風景・・・。
皆様、くれぐれもこんな人にならないようご注意くださいませ。
#えーと、実は雪だるまを作ったってことと、花粉症ってこと以外はフィクションです。たぶん。

というわけで、買って来ましたよ『コミックス版 舞-HiME 第3巻』。
表紙は命(みこと)ですが、一ページ目から凄いです(笑)。
アニメ版とはもうほぼ別物というストーリー展開を見せていますが、アニメ版よりも更にエンターテイメントに振っているコミックス版もこれはこれで面白い。
つか、シリアス過ぎるアニメ版とこれで何とか(自分の)心のバランスが取れるかも。
でもあれだ、コミックス版も本当の意味でのHiME同士の戦いに入っていくとやっぱり辛い展開になってくるんだろうか・・・。
まあ、それもありですな。
アリッサ・シアーズも登場する『コミックス版 舞-HiME 第3巻』は3月9日(水)発売です。


舞-HiME 第3巻
価格:¥410 (税込)
少年チャンピオン・コミックス
キムラ ノボル (著)
佐藤 健悦 (著)




しかし、あれですな。
仕事というものは突然坂を転がるように忙しくなるもので、なんかもう死にそうです。
いや、その前に仕事しようよ。

舞-HiME 第22話 感想

2005-03-04 13:09:32 | 舞-HiME
3月3日はヒメ祭りの日だったわけですが、もちろん録画に頼ることなくリアルタイムでヒメ祭りを楽しんだ社会人失格の燕。です。
ちなみに帰宅時間は24時だったので、ひな祭りは終わっていました(父親としても失格です)。

今回はラストバトル(ロイヤル)に突入するためのタメの回でしたね。
恐らく残りのHiME全員の現在の立ち位地が全反転する、そんな気がしました。

■舞衣の決意
これは黒曜の君に組すると見せかけて、黒曜の君を単身倒しに行くという決意なんじゃないですかね。
もう誰も巻き込みたくない、誰も失いたくない、こんな想いをするのは自分ひとりで十分だ、だから固く閉ざされた黒曜宮に乗り込んで黒曜の君を倒して、この馬鹿げた神事を終わらせるんだ。
そのためには黒曜の君に近付くことが必要だ。だから一番地の策略に乗ってあげるわよ、みたいな。
そうなるとやはりHiME同士の最終決戦は命v.s.舞衣になるんじゃないかと。
故に舞衣の立ち居地は黒から白へと反転しそう。

■存在意義を喪失してしまった命となつき
命の場合、前回の舞衣との戦いで自分の心を閉ざしたもしくは失った状態にあって、そこをもともと刷り込みされてきた兄=黒曜の君に従う・守ることで、かろうじて自分の存在意義を保っている感じです。
また、なつきにしても戦う理由だった母親の仇を討つことが、逆に母親に利用されたと思い込んでいる、故に戦う理由、自分の存在意義を失っている状態にあるんですね。だからデュランも召喚に応じない。

ということはラストバトルに向けて焦点の一つとなるのがこの両者の復活に他ならないと思うんですよね。
命にしてみれば、刷り込まれた黒曜の君への思慕(あのネックレスにも仕掛けがあるかもしれない)を取るか、舞衣との絆を戦いの中で取り戻せるかどうかというのがポイント。
なつきにしてみれば、母親への疑いを払拭できるのか?そして友人だと思っていた静流の思いをどう受け止めるのか?ここでも(両者に対して)再び絆を取り戻すことができるのかというのがポイントですね。

絆を喪失した状態から絆を取り戻す、この反転が熱いポイントになるんじゃないかと。

今回シアーズ財団側が発言した高次物質化能力を無効化する基礎理論を築いた研究者というのが恐らくなつきの母親だと思うのですが、それはなつきがいずれ来るHiME同士の争いに巻き込まれることを予見してその対抗策(なつきを守るため)として実現させようとしたものではないかと思うんです。
これになつきが気付くことができるか?というのもポイントになりそうです。

となるとやはり鍵を握るのは深優・グリーアということになりそうです。

■碧ちゃんとシスターと石上先生
今回最も危険な状態にあるのが碧ちゃんではないかと。
今のところ彼女自身が「鍵」である深優・グリーアの復活の「鍵」を持っているわけで、かつ、現時点で最もまともな思考回路を有しているわけですよ。
そして今回語られた佐々木教授への思慕。
これをこのタイミングで持って来るのはマズイです。危険です。やばいです。
今、彼女だけがまともポジションにいるからまずいのです。それが反転する布石になるから。
そして次週命との激突・・・。深優・グリーア復活シーンが拝めそうですが、その犠牲になりそうな気配が濃厚です。
やばい・・・、碧ちゃん逃げてーーー!!

そしてシスター。
彼女たぶん妊娠してるんですね。
本物のチャイルドですよ(えー)。
この存在がシスターにどう影響するのか?というのも見所なんですが、実は子供の存在が石上先生に変化をもたらすという設定があるんではないかと密かに期待しています。
まあ、石上先生自身は一番消えて欲しい存在ではあるんですが、今回凪の台詞の中に絵を見れば愛情の深さが分かるという発言があったので、利用しているとは言え、石上先生は実はほんとにシスターのことを愛しているという可能性が高いんじゃないかと。
そこで、妊娠が発覚となった場合、シスターの危機に石上先生が身を呈してシスターと子供を守るという展開はアリなんじゃないかと思うわけです。
どうせ負ければ消滅するならば、シスターと子供の命を守って・・・という石上先生の贖罪を最後に期待したいところ。
これはシスターが戦う決意をするという反転と、石上先生の反転というのがあるんじゃないかと思うわけです。

■黒ニ三さん
あれは命を操ってるのと近いんですかね。白ニ三さんへ早く戻って。
やっぱりニ三さんはロボじゃないですかね。

■静流
会長さんってばテクニシャン~、なわけですが、そ、そこまでやってたんですか・・・。
なつきを守るために冷静だった静流が、なつきを守るために鬼になる。
この暴走の果てには何が待ってるんでしょうね・・・。
静流が倒れればなつきが消えるという展開になってしまうんですが、なつきと戦うということになりそうな気がしないでもありません。
残りの尺を考えるにこの戦いがあるとすれば次は無く、ここで絆を取り戻せるかというのがポイントになりそう。
絆を取り戻した結果、消滅という展開も踏まえつつ、静流の暴走に注目です。

■でぼちん
実はでぼちんもHiMEで、という展開があったらかなりビックリするんですが、そうなったら互いに消滅という可能性もあるんで、微妙だ・・・。
つかでぼちんの消滅はまじでありそうなだけに今から恐ろしいです。

■詩帆
完全に生霊パターンなんですが、眠ってるうちに高次物質化能力が開放されちゃんですね。
てことは本人自覚なし?
舞衣自身が楯を選ぶというのと、楯自身が舞衣を選ぶという展開があると思うんですが、その時詩帆が「お兄ちゃんが手に入らないのなら、お兄ちゃんを殺して私も死ぬ」とかいう展開になったら本気で嫌です。
同じ人を想い人に選んだから戦いが無いか、というとそうでもないという気にさせるのが舞-HiMEの恐ろしいところです。

次回予告タイトルにある「非情」が恐ろしくて恐ろしくて。
どんなラストになるのか全く分かりませんが、期待しております。
#バルディオスみたいなラストは勘弁です(古)。


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