蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

行ってきます

2008-06-30 09:02:46 | Weblog
最近うちの子供たちに人気があるのはヤッターマンらしく、どうも主題歌は昔と同じらしいので、休日はヤッターマンの主題歌を子供たちと大合唱していた燕。です、みなさんこんにちは。

ちょうど奥さんが出かけていたので、録画していたヤッターマンを子供たちと見たのですが、声優陣をはじめスタッフが豪華ですね。
つか、ドクロベーさま含めて、ドロンボー一味は全部昔のままじゃないですか。
ある意味感動しました。
#つか、ヤッターワンとかヤッターペリカンって(ファーストガンダムのデザインとか手がけた)大河原邦男さんだったのね。

主題歌に関しては物議をかもしたみたいですが、結果的に子供たちも喜んで歌ってるので良かったのかな。

つか、その内容にもえらいびっくりしたけど(笑)。

たまたま観たのが、某国(近々スポーツの祭典のある国)で西○記ものの話だったんだけれども、っすっげー皮肉たっぷりだな(笑)。
これを放送しても大丈夫なのか、とこっちが心配してしまうくらいでした。
#大人が笑うポイントと子供が笑うポイントを狙って作ってるんだよね。
#いつもこうなのか?また観てみよう。

コードギアスでも中華連邦とは和平協定が結ばれたみたいだし。


ということで、今から上海・北京に出張に行ってきます。

金曜日には戻ってくるんですが、時間を作れたらマクロスFとコードギアスの感想は向こうで書くつもりです。
#やる気だけはあります(笑)。
#今週はどちらもすっごく面白かったので。
#特にマクロスF。最後に愛・おぼえていますか、だもんね。往年のファンにはたまらない。
#でも往年のファンだけに飯島真理バージョンの方が好きだけどね。

では、行ってきます。

グレンラガンパラレルワールド 略して グレパラ

2008-06-29 08:11:00 | グレンラガン
僕が大好きな「天元突破グレンラガン」の劇場版「紅蓮編」の公開も2008年9月6日と決まり、いろんな情報も入るようになってきました。
楽しみですね~。

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮編 公式HP

最近僕が忙しくて?グレンラガンのメルマガもさらっと読んでしまったのでスルーしてしまっていたのですが、うちのブログを読んで頂いている方からメールを頂きまして、こんなの始まってますよ、というのを教えてもらいました。


グレパラ(グレンラガンパラレルワークス)


劇場版HPのコンテンツとして配信されているんですが、これがまた面白いんです。

グレンラガンは本放送中、本当に僕は大好きで、毎回泣きながら見てたんですが、グレンラガンの面白さは、やはり制作スタッフがグレンラガンを本当に愛してるというところに尽きるのかもしれません。
#これはDVDのオーディオコメンタリーとか聞くと本当によく分かります。
#DVD最終巻のスタッフオーディオコメンタリーとか凄かった(笑)。

あと、制作には関われなかったけど、たくさんのプロのイラストレーターさんや漫画家さんまでいろんなイラストを寄稿されてましたよね。
愛されてるなぁ、グレンラガン。

その愛の結晶?みたいなのがこのグレパラ(笑)。

グレンラガンはその音楽も凄く良くて、岩崎琢さんの音楽、ほんとサイコーでした。

その岩崎琢さんの音楽に合わせて、本編ではありえなかったシーンをミュージッククリップで作り出してる、まさにパラレルワールド。

とりあえず、今、というか、本日までの限定配信でSUEZENさんが「BafBaf!そんなに燃えるのが…好きかい?」をテーマに、すっげー笑えるミュージッククリップを作ってくれているので、グレンラガンファンの人は要チェックです。

グレンラガンといえば、ラスト付近での確立変動弾とか、アーク・グレンの中のテッカンのモニターが実はパチンコ台になってたりと、パチンコネタが隠されていたわけですが、そのネタを遺憾なく発揮しております。

とにかくこれは今日までなんで、グレンラガン好きな人は見てね。

僕はもう既に第1回のグレパラを見逃してるんで、皆さんもお見逃しなきよう。

ああ、グレンラガン、大好きだ。

コードギアス 反逆のルルーシュR2 第11話『想い の 力』

2008-06-29 07:39:39 | コードギアスR2
完全に1週間遅れになってしまいました・・・、が簡単でもよいから自分メモ的に。

逆転に次ぐ逆転の展開はいかにもコードギアスっぽくて、見ていてああ、コードギアスだな、と思う不思議な感覚(笑)。

何とか窮地を脱して、クーデターの成功までこぎつけ、またそのクーデターが星刻たちだけの軍事クーデターではなく、民衆連動型のクーデターとして成立させたところが大きなポイント。
事実上形骸化していた天子制度と、疲弊した国土という状況に以前からルルーシュは目をつけていた、ということなんだろうね。
#まさか大宦官があんな失態を犯してくれるとは思わなかっただろうけど(笑)。

ということで星刻と天子カップル成立です。
#時限立法なのが悲しいところですが。
#どうかお幸せに。

また、天子を日本との絆を作るための駒として利用しようとする合理的考え方について、が結構面白くて、ルルーシュはナナリー絶対主義だから、それをシャーリーからの偶然の電話によって、人を想う力の強さについて自分で気がつく、人の想いは世界を変える力がある、と気がつくのはルルーシュらしくて良い意味で笑ってしまいました。

この辺はブリタニアイズムとの対比というか、非常に考えが交錯していて面白いんだけれども、ルルーシュもR2になってからは反ブリタニアというよりは、反ブリタニアイズムにより比重が大きくなった、というか、ナナリーだけのことを考えていたところかから、ナナリーを中心にものを考えることは変わらないけれども、その結果いろんな人に影響を与えてしまった責任というか、簡単に言うと関係者が多くなったので、その人たちを含めて自分が動いていかないといけない、という責任、王としての責任、みたいなのが出てきてるんですよね。
#奇しくもルルーシュはブリタニアの王族だし。

この件に関しては、C.C.も最近無関心を貫くスタイルから、結構気にしているというか、本来は感情や気持ちを大事にするタイプなのかも。

また、シュナイゼルも、皇帝ならあそこで黒の騎士団を殲滅させるけどね、みたいな感じで自分は軍を引かせた、という点で彼も少し皇帝とは違うんだな、というのが明らかに。
ピンポイントで面白い伏線を張ってくるな、みたいな。

また、最後に笑いを取りに行くのは玉城で、あれだけ役職をくれー、役職をくれー、と言っていたら、本人の知らないところで、天子の夫候補になっていて、なんたら部長くらいつけてくれー、と言っていたのが、もうちょっとであわや部長どころか王様になってしまうところだった。

結局、平隊員のままなんだけど(笑)。

ルルーシュの方は反ブリタニアイズムが、やさしい世界という形を取るようになってきたわけだけれども、これが気に入らないのがディートハルト。
彼は多分ルルーシュの素性も知っていて、ゆえに面白い、と思って黒の騎士団に身を置いているんでしょう。
今回の作戦もディートハルトなくしては成立していないのでしょう。

彼はルルーシュという既存の体制を破壊する人間、帝国という巨大な怪物を食っていく、新しい神の出現をみたい、自分がプロデュースしたい、物語を間近で見たい、という欲求に従っているような気がしていて、ルルーシュの頭のよさであるとか、合理性にも感心していると思うわけです。

それが最近のゼロはどうだ?
カレンは見捨てないし、天子の策略は棄却されるし。

最近のゼロは変わってしまった、みたいな。

黒の騎士団や中華連邦クーデター組の心を惹きつける反面、ディートハルトの心は離れていく、という感じですかね。

ディートハルトは色々握ってるだけに、離反は結構痛手になりそう。

そして案外、邪険にされている玉城がジョーカー的に活躍するとみました(笑)。


それにしても、ルルーシュの身代わりは咲世子さんだったのか・・・。
いや、先週もあの状況で主要メンバーで見当たらないのは咲世子さんだけだったんで、咲世子さんが何かしてるのかなとは思ってたんですが、まさかルルーシュの仮面をかぶっていたとは(笑)。

結果、暴走。

咲世子さんはギャグ要員なんだろうか・・・。

まあ、コードギアスはライアーゲームの本質のように嘘をついていくと苦しくなって、嘘をつかない勇気が試される、というところがあるので、さらに嘘を重ねたこの展開がどう転ぶか、は非常に楽しみ。

それにしても、ギアスは使わずとも、またしても翻弄されるシャーリーはちょっとかわいそうだなぁ。


で、最後にジノとアーニャの登場。

学園もののテイストを忘れない、という意思表示のようにも思えるこの展開。

カレンも捕まったままだし、どうなるんじゃー、ということで次回(=本日)。


ということで、中華連邦のクーデターも収まったみたいなんで、明日から上海と北京に出張に行ってきます(ホントに)。

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 (Blu-ray Disc)



コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02 (Blu-ray Disc)



1/35 メカニックコレクション 紅蓮弐式


マクロスF 第11話 「ミッシング・バースデー」 感想

2008-06-27 00:34:42 | マクロスF
いかん、マクロスFも感想が1週間遅れになってきた・・・。

個人的には非常に面白い回で、マクロスっぽくて好きなだけに、何回も観てたら感想書く時間がどんどん無くなっていってしまいました。

マクロスFはミステリータッチなところも含まれてて、その辺が登場人物たちのトライアングルとともに、どうなるんじゃーって感じで毎週気になりますね。
今回は特にグレイス。
彼女はその前の「レジェンド・オブ・ゼロ」の回のレオンと会っていた、というのが明らかになって、義体を使っていた(から動きがぎこちなかった)という感じだったんでしょうね。
作中でも、ギャラクシーでは当たり前とされるインプラント技術はネガティブに受け止められるように描かれている節もあるので、バジュラの正体とともに何らかの関連性があるのかも、とか・・・、思ったけれども、うーんどうでしょう。
#ちなみにフロンティアではインプラントは違法になっていたような気がしました。
#だから何話か忘れたけれども、グレイスが電脳?を使って通話していたのをTV局スタッフが見て驚いていた、というか怪訝な顔をしていたんですよね。

ブレラのVF-27にはマクロス・ギャラクシーのマークがあるので、多分グレイスも含めてギャラクシーの中で何かがあって、オーバーテクノロジー関連で衝突でもあったのか?なんて考えてしまいますね。
#アルトたちが搭乗しているのはVF-25で、これが最新鋭と言われているのだから、VF-27ってどんだけ進んでるんだって話ですよ。
#もう生身じゃ乗れないくらいの機体スペックってことですね。

「レジェンド・オブ・ゼロ」の回がずっと気になっていて、あれこれ考えていて、それを記事にしようとしていたんだけれども、時間が無くてお蔵入りに・・・(笑)。

マクロス・ゼロから50年経っているわけだから、当時の機密文書が公開されて、それで工藤シンの伝記を元に今回映画が作られたと考えると、やはりプロトカルチャーに由来するオーバーテクノロジーと、サラ・ノーム、マオ・ノームに流れる血の秘密なんかも関連して公開されて、ギャラクシーで先進技術の研究や、バイオ・ハザード関連があった、とか色々考えられるんだよなぁ。

バジュラ自体もギャラクシーでのバイオ・ハザードだったりして(笑)。
#バジュラの戦艦にはフォールド・リアクターなる技術もあったっぽいし。
#どういう技術か分からないけれども(フォールド断層を超える技術?)少なくとも兵器関連企業の息子のルカが見て分かる代物だったということだよね。

プロトカルチャー由来の技術を超えていく先進技術の研究がギャラクシーではあったんじゃないか?とか、その関連のバイオハザード的なものがあったんじゃないの?とか妄想が広がります。


さて、本編ですが、これがまたトライアングルって感じでよかったなぁ。

無理してでも時間を作って(アルトのいる)学校に来るシェリルと、アルトの近くにいたくて編入してきたのに、スターとしての道を歩み始めた途端、(アルトのいる)学校に来れなくなるランカちゃん。

その中で二人の気持ちに全く気がつかないアルト(笑)。
#ある意味すばらしい。

そんなアルトも、彼が根源的に抱える悩み、家のしがらみと少しずつ、否が応にも対峙しなくちゃいけなくなる。
おそらく彼の過去と関係があって、もちろんそこにはお母さんの記憶なんかも含まれてくるんだろうなぁ。

結局、そういうしがらみがあったから、誕生日というキーワードをめぐって、いろんな人がアルトの周りを動くことになっちゃったわけなんだけれども。

結果的に、そういった閉塞感からの脱出を求めてシェリルの提案=大気(空)を飛んでみないか?=プレゼントを受け取ったわけなんだけれども。

シェリル的には色々考えた結果、自分もそしてアルトも満足する内容ということで、この提案をしたんだろうけれども、その結果ランカちゃんがわりを食う羽目になってしまいました。
ランカちゃん、頑張れ。

夢をかなえようとすると、何かが遠のいていく、というスターダムに乗ろうとするランカちゃんが切ない感じでまたよかったです。

今はランカちゃん視点でアルトとシェリルを見てるんだけれども、そのうちシェリル視点でアルトとランカちゃんを見てみたいですね。
素直なランカちゃんがうらやましい・・・とか、そういう内面を吐露するシェリルとかも見てみたいです。


話は冒頭とも関連して、シェリルのガリア4行きはどうも完全に仕組まれた感じっぽいですね。
しかも、ギャラクシー側?(グレイス)とフロンティア側(レオン)が共謀して。

ヴィルラ氏という名前は今回も出てきたけれども、どうもギャラクシー&レオンとは別の考えがあって、別組織みたいな感じですね。
#これはまた鍵を握ってそうですが。

何故?

というのがマクロスFの今後の見所になるわけなんで、楽しみに待ちたいと思います。

そう思うと体調管理に失敗したシェリル、というのも本当にシェリルの自己責任なのか?とか、仕組まれたんじゃないのか?とか、色々かんぐってしまいますね。

さて、もうすぐ放送なんで待ち遠しいです。

マクロスF O.S.T.1「娘(ニャン)フロ。」

すっごい盛りだくさん。絶対購入をお勧めします。

ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late


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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第10話『神虎 輝く 刻』

2008-06-22 01:29:49 | コードギアスR2
いかん、いかん、完全に1週遅れ感想が板につき始めている・・・。

ただ、内容としてはバトルシーンにメインがおかれたので大きな&複雑な進展はなかったものの、いくつか気になるところがあったので、その点だけ手短に。

見ようによってはカレンとルルーシュのラブラブな回であったようにも見えたけれども、意外にもC.C.はカレンのことを気にかけている点。
C.C.はルルーシュ以外にはあまり関わっていかずに生きていくのか、とも序盤思えただけに、カレンとか玉城とか、ちょっかいかける相手が何気にできてきたんだな、とふと思いました。
これはある意味C.C.も変わってきたということなのかも。

また、道を知っていたのはマオの件があったからだと思うけれども、ここでそういう表現を出してきたということは一応伏線なんだろうか?

カレンはカレンで、ルルーシュの「諦めるな!!」の言葉に、ルルーシュとの距離感が縮まった感じ。
ゼロでもなく、ブリタニアの皇子でもなく、ただのルルーシュという存在に近づいている女性になってきました。

それつながりでいくと、アーニャ。

彼女はルルーシュの現在のことは気にしていなかった(というか気がついてさえいない?)ように見えたけれども、ルルーシュという名前と、かつて自分が撮ったであろう写真を見て、これもルルーシュとつぶやく。

少年のころの、まだ勘当されていない時期のルルーシュ。

つまり皇子時代。

ルルーシュ=ゼロ、は知らない。

断片的にだけど、ルルーシュの多面性を知ってくる女性が増えてきてますよね。
まだそれが一面・二面くらいにとどまってるんだけれども、C.C.、カレンをはじめ、そういう女性にルルーシュは守られていくのかも。

そういう意味では、ルルーシュも当初からは大分変わっていて、カレンを助ける行動を取ったことや(もちろん捕虜にされるとルルーシュの正体がバレる可能性がある、というのもあるかもしれないけれども)、アンチブリタニアイズムというか、切り捨てるだけではやっていることはブリタニアと同じ、ナナリーが目指すやさしい世界にはならない、という点で、ルルーシュも変化してきているんだろうね。

それにしても、ラストシーンで電話していたルルーシュはいったいどういうトリックなの?
時間軸をずらして生徒会をだました、とか、ゼロの中身は小夜子さんだったとか(笑)、もう分かりません。

インドの情勢はまだどうもひっぱりそうな感じがあるので、そこは第3期とかまで持って行ったりして(笑)。

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Blue-Ray版を購入予定です。


コードギアス 反逆のルルーシュR2 第9話『朱禁城 の 花嫁』

2008-06-15 09:23:49 | コードギアスR2
感想が1週遅れになってしまいましたが、手短に。
本当に手短に。

この回はどういう意味を持った回なのかなー、と思いながらずっと見てきて、最後の最後にその意味が分かった。

そうか、オレンジオチだったのか!!

すごすぎる。

つか、普通に言葉が直ってるような感じだし、しかもまともになって「全力で」とか、期待にこたえてくれてるし。

ジェレミア→オレンジ→改造オレンジ→パーフェクトオレンジ、みたいに進化してるんではないでしょうか、この人。
いったいどこまで進化するんだろうか。


さて、本編では、大きい意味合いはそんなになかったかな、とか思いつつも、ある程度、こういう状況という認識の確認だったのかな、という気がしました。

コードギアスはマクロとミクロで見ると分かりやすい、と昔の感想にも書いたのですが、マクロの意味合いというか、今回は、状況を作った、という位置づけかな、ブリタニアに敵対するなら、中華連邦クラスの大国が相手になっていないと実際厳しいので、中華連邦を合法的?に巻き込んだ、という形。
#天子の結婚が改革派のクーデターを誘発する形になった。

後は、ブリタニアの神殿が戦いでの到達点、みたいなのが明かされたわけで、そのためには、やはりブリタニアを相手にする大国が必要で、中華連邦がその役を担うことになりそう、という感じ。

ミクロ=キャラでいくと、ルルーシュとカレンの会話にあるように、ルルーシュが考える到達点は、全てが終わったら生徒会=やさしい世界を実現させたい、だから、カレンにも黒の騎士団としてではなく、アッシュフォード学園の生徒だったカレンとして覚えておいてほしい、という非常に大切な会話がなされた感じ。
戻るべきところ=目指すべきところが明確に示されて、徐々にそれをかつての友に伝えていく感じ。

シュナイゼルのチェスで王を取らなかったのは、ネガティブにもポジティブにも取れて、おそらくその両方かも。
あそこで取らなかったことによって、性格分析含めて窮地へ。
しかし、あそこで取っていたら、ブリタニアと同じ。
#多分にプライドの問題があったんでしょうけれども。

このチェス勝負がどう転ぶか、それはそれで楽しみ。

個人的に一番の見所はミレイさん。

カレンの行動はブラックリベリオンのときから変わっておらず、それに対して自分はくすぶっているというか、ニーナを止めることもできず、立ち止まっていた、という感覚に陥って、そこからの脱却、みたいな決意が見られました。

変わらなきゃ、みたいな。

アッシュフォード家とニーナのアインシュタイン家はそれなりに因果関係があるので、最終的にはガニメデ関連が出てくるかは分からないけれども、双方の汚名返上的な展開もあるかも・・・。

でも、そのためにはニーナのユフィを失ったことによる傷をなんとかしないと、という感じでしょうか。

こんな感じで、各キャラの立ち位置とか、方向性が再確認された、という感じでしょうか。


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マクロスF 第10話 「レジェンド・オブ・ゼロ」 感想

2008-06-10 01:04:07 | マクロスF
マクロス・ゼロを大胆に仕込んできた第10話「レジェンド・オブ・ゼロ」。

マクロス・ゼロを知らずに本編を観たのですが、これがまた単体としての出来も凄く良くて、その勢いで、これはゼロも観なくては、と思い、早速マクロス・ゼロのDVDを一気視聴。

これがまた結構切ない。

そして再度このマクロスF版マクロス・ゼロを視聴。

これまた凄く良かった。

特にラストシーンでランカが歌う「アイモ~鳥のひと」は単独で観ても凄く良いシーンだったんだけれども(このシーンを観たからゼロを観なきゃと思った)、マクロス・ゼロを観てからこのシーンを観ると、あまりの歌との相乗効果に思わず涙ぐんでしまいました。

素晴らしい。

マクロスF版のこのラストシーンは本当に秀逸ですよ。

作中で監督(とスタッフ)がこのシーンの歌だけは譲れない!と言っていたのが分かる気がしましたね。
これが本当のラストシーンでもおかしくなくて、素晴らしくマッチしてました。


■レジェンド・オブ・ゼロ

マクロス・ゼロの主人公、工藤シンの伝記を元に作成された映画「鳥の人」。

マクロス・ゼロのDVDを観直して思うのは、マヤン島のセットといい、マオ=ランカの登場シーンといい、素晴らしく忠実に再現されているってところですね。
いやー、これはマクロス・ゼロを観ていた人にはたまらなかったでしょうね。
#監督が釣りをしているボートも、見ようによってはマオとシンが宝物を探しに行ったときに乗っていたボートみたいにも見えるし、ちょっとした演出にも小技が効いてるな、と嬉しくなりますね。

マクロス・ゼロ自体は「超時空要塞マクロス」の第1次星間戦争が開始される5ヶ月前、2008年の物語だから、ちょうど僕らが視聴しているリアルタイムに今、ということなんですねぇ。ちょっと感慨深いかも。

マクロス・ゼロのヒロインはサラ・ノーム。

ノーム…。

そうか、シェリル・ノームの名前はここから来ていたのか、と今更ながらに気がつきました(遅すぎです)。

サラは風の導き手として、同じく歌を歌うわけで、ノームの名前には(マクロスFでの)導き手の意味も込められているのかもしれないですね。

サラ役はミス・マクロスを射止めたミランダだったわけですが、マクロスF本編でのゼロとの位置付けとしては、作中でランカが語ったように、サラ=シェリル、マオ=ランカ、という姉妹の配役でぴったり、という感じ。

そういう意味でこのマオ役をランカがやる、というのは、オズマじゃないですが、ハマリ役ですよね。

それにしても、映画「鳥の人」のラストシーンからエンディングにかけて流れる「アイモ~鳥のひと」は素晴らしく素敵でした。

ラストでボロボロになったVF-0がマオたちの歌に導かれて飛んでいくシーンに、ランカの「アイモ~鳥のひと」はこれ以上無いくらいマッチしていて、あのシーンだけ取ってみたら本家マクロス・ゼロを上回るくらいの演出効果があったんじゃないか、くらいに思っちゃいました。

そこからマクロスFのラストはランカが舞台にあがって、スポットライトに照らされる、という演出。

これがまた清々しくて。

小細工で邪魔をされようとも、伸びていく才能は自然とどこかで見出されていく、出された手をその場で掴んだ、なんかそういうのも凄く良かったな、と。

バルキリーによる戦闘シーンとか無かったんだけど、この「レジェンド・オブ・ゼロ」は凄く良かったです。
もう1回くらい観よう。


■シェリルとランカ

坂本真綾さんのOP曲「トライアングラー」のサビでも「君は誰とキスをする」とあるように、そろそろそういうシーンがあってもいいんじゃない?と思っていたところに、今回の映画出演が。

つくづく上手い演出だなぁと感心してしまいました。

マクロス・ゼロを持ってくるってことは、サラとマオとシンの三角関係になるわけで、そこをシェリルとランカ、アルトの三角関係になぞらえることになるんだから。

マクロス・ゼロではマオが先にシンとキスをすることになる(あの海中でマオの宝物の前でキス?するシーン)わけですが、これがマクロスFでは上手いなと思ったんですよね。

姉妹という構図は当てはまっても、サラとマオはサラとマオ、シェリルとランカはシェリルとランカなわけで、今の時代に生きる、ある意味ライバルでもある二人の三角関係なんですよね。

アルトは女形のスターだったわけだし、激しい濡れ場の演目をやっていたのだから、芝居としてのキスは当然あったんじゃないかと思うけれども、やはりプライベートではまだだったんじゃないかなぁ、と思われるし、シェリルにしても、実は初めてだったんじゃないか?とも思わせるところがなくもないし、ランカに至っては間違いなく初めてじゃないかと思われる。

どっちにしてもランカとアルトは演技とは言え、キスしないといけない状況に置かれるわけで、そこにはシェリルも思うところがあるわけですよね。

負けたくない。

アルトは鈍感だし、シェリルも意地っ張りなわけだから、素直になれるわけもないんだけれども、目の前でアルトのキスシーンをみるくらいなら、自分から…、みたいな。

それを見たランカはランカで、今まで(お芝居で好きな人に初めてキスしてしまっていいのか?そもそもこの役ができるのか等)迷っていた心が吹っ切れるわけですよね。

負けたくない。

ここで遠慮していては何にも手が届かない。

アルトが歌舞伎役者の息子だったことも、そのことで揉め事があったことも、自分は知らなかったし、相談もしてもらえなかった。
シェリルはそれを知っていたけれども、アルトに配慮して敢えて何も言わなかった。
何か、色々とこれまで溜め込んでいたシェリルに対する劣等感や、アルトに対する思いを一歩踏み出せない自分、つまるところ自信が持てなかったんだけれども、ショック療法的にアルトとシェリルのキスシーンを見て、このままじゃ何も届かない、と思ったのかもしれない。

マオの気持ちが分かる、と言ったのは嘘じゃないんだよね。
ここはおおー、なるほど、と思うところでしたよ。

いやー、そこからラストシーンの「アイモ~鳥のうた」は素晴らしく良かったですね。
ここから始まるシンデレラストーリー、みたいな。

本人の実力や努力とは関係無いところで色んな邪魔が入って、どん底に落ちてたランカにこうやってスポットが当たる、というのは非常に嬉しい感じでした。


■因果関係

オズマが、ランカがマオ役をやるのは何かの因縁なのかもしれない、と言ったのはやっぱりランカの出生の秘密、みたいなのがあるんじゃないかと思うところですよね。
#2つの側面があって、1つはサラとマオという姉妹の三角関係の側面。作中はこちらがシェリルとランカの関係性を現す意味でスポットがあたっているけれども、そちらはオズマとしては(今現在ランカがアルトを巡ってシェリルと三角関係にあることは)知らない側面なわけだから、もう1つの側面、風の導き手としての側面なんだろうか…?

ドクター・マオと言っていたわけだから、マオはあの後、博士になってプロトカルチャーの研究をしたのだろうか…?
彼女の血には、人類とは違う、人類を進化させたと思われる祖先の血が流れているわけだから、その導き手としての血がランカにも流れているのかもしれないですね。

また、シェリルにしても、親がわからない状態で、あのイヤリングが何らかの彼女の素性を現すわけだから、まだまだこのヒロイン二人に関しては、DNAの螺旋構造のようにねじれていきそうですね。
#レオンが会っていたエージェントっぽい人が持っていた石は、シェリルが持っているイヤリングの石と同種だと思うし、ヴィルラ氏?が持っていた石とも同じものと思われる。

二人の歌姫の声が、宇宙空間を越えてアルトに届いたのは二人の資質か、石のおかげか、それともその両方か?みたいな。


また、アルトとランカの危機に登場したブレラ・スターン。
あからさまにランカと関係ありますって感じで、さらに、彼は機械の体を手に入れているけれども、代わりに過去を失っているような感じで、ランカと同じようにあの「アイモ」だけを覚えているのかもしれないですね。

初代マクロスでも、輝のライバルとしてリン・カイフンが登場して、ミンメイを巡って争ったように、アルト、ランカ、ブレラという三角関係もありそうですよね。
#アルト的には二度も彼に助けられたことになってるし。

バジュラの真の恐ろしさとは?
感染がどうとか言っていたようにも思えるし。

まだまだ謎がたくさん。

そういう謎も面白いんだけれども、やはりマクロスの醍醐味は歌とバルキリーと三角関係。

それだけでも充分面白いです。


マクロスF O.S.T.1「娘(ニャン)フロ。」

今回の「アイモ~鳥のひと」も収録、つか、すっごい盛りだくさん。絶対購入をお勧めします。

ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late


マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc)

第1巻の予約締め切り迫る。お急ぎを。

エンタメ3タイプ

2008-06-06 12:20:15 | 小説 感想
冲方丁さんのオイレン/スプライト・シュピーゲルが非常に面白いので、何度も読み返しているのですが、あまりに好き過ぎて、書店で平積みされているのを見ると、全部購入して配りたい衝動に駆られる今日この頃。

ここ数日新聞を賑わせている食糧問題、アフリカ問題、原油問題の記事を見るたびに、フィクションであるはずのオイレン/スプライト・シュピーゲルの世界との壁の薄さを感じてちょっと怖い。

でも、こういうのを読んで、中高生とか大学生が経済とか世界情勢とかに興味を持って、それで勉強とかしてみると面白いんじゃないかとも思います。

かなりヘビーな部分もありますが、冲方流エンターテイメントをご堪能くださいませ。

* * *

ゼロの使い魔の最新刊が相変わらず読みやすくて、これぞライトノベルという感じで楽しめました。

起承転結の「承」の部分、ルイズの記憶の部分はもっと引っ張っても(ロミジュリ的で)面白いかなとも思ったけれども、そこはゼロの使い魔という作品らしく、気持ち良く纏めてくれた感じでしょうか。

ライトにエンタメ、これもまたよきかな。

* * *

自分で書いてて、改めて思ったのですが、上述の2作品、本当に正反対だなぁ。
色んなエンターテイメント作品を選んで楽しめる日本の文化は素敵過ぎると思います。
#つか、自分に一貫性がないだけか(笑)。

* * *

そういう意味ではその少し前にアメリカ出張の飛行機の中で読んだ『狼と香辛料』の第8巻も相変わらず面白かったです。
今回は上・下巻構成なので、下巻、早く、プリーズ。

『狼と香辛料』は、『さおだけ屋はなぜつぶれないのか?』の山田真哉さんが最近、経済の入門書として読んでみるのも良いみたいな記事を書いてましたが、まさにそんな感じ。

世の中の仕組みは結構面白いので、色々勉強してみると楽しめるかな、と思います。

シュピーゲル・シリーズとゼロの使い魔の中間くらいの感じ?
#ラブコメ成分が高いのでゼロ魔寄りでしょうね(笑)。



キーワードが先行しがちな世の中だから

2008-06-04 00:10:57 | Weblog
最近考えていることを備忘録の代わりに(備忘録なので書き方も備忘録っぽくなってます)。
突飛なことを言ってるかもしれませんが(笑)、ご興味ある方は一緒に考えてみてくださいませ。

* * *

FMC、MVNO、フェムトセルは一つ一つが別の形態ではなく、3つセットで、かつミックスして考えるべきではないだろうか。
また、それをコンシューマ向けサービスとして提供するのではなく、法人向けに、法人からのニーズに徹底的に応える形でのサービス形態で成立してくんじゃないかなぁ…。

テクノロジー的には今までと変わるけれども、コンシューマへのサービス訴求という意味では殆ど変わらない気がするし。

法人向けに、全てセットで、FMC、MVNO、フェムトセルを混在させたサービスで、それは更に言えば取っ掛かりに過ぎず、基幹NW、基幹システムの構築、そしてそれらの保守・運用を全てまかなう、というディディケイテッドなサービス提供、という形でメリットを享受できるんじゃないかなぁ。

この場合、それらを提供できるのはある程度大規模のIT企業で、かつ、それらを享受できるのもグローバル展開しているような大企業、という形になると思うけれども、そこが牽引して、そのうちそれが浸透して普通の世の中になるんじゃないかと思うんだけれども。

これにホットスポットを加えても面白いかも。

日本のホットスポットがブレイクしないのは、ただホットスポットがあります、と言っているから、という気もする。

これもまた法人向けに特化したホットスポット提供して、シンクライアントとセットで提供すると、外出の多いセールスパーソンが多い企業なんかはリモートオフィスとか、自社工場とか空港とか、本社のカフェテリアとかに設置すると出張者もカバーできて良いと思うんだけど。

更に海外のプロバイダと提携して、海外の空港、オフィス、工場、データセンタにホットスポットを提供してくれると、海外出張に行っても、シンクライアント端末一つ持っていくだけでよいし、盗難とかPCの中のデータを気にしなくて良いし、セキュリティ的に見ても通常のPCを持ち歩くよりは安全と思うんだけど、どうかな。

大企業であれば、それだけでシンクライアント端末何千台だし、認証ゲートウェイとかのSIなんかもいれて、それなりに金額大きくなると思うから、それに比べたらホットスポット機器の設置なんて安いもんだと思うんだよなぁ。

ただ、海外のプロバイダとの提携が大変かもしれないけど。

でも、更にこれにSaaSとかのサービスをバインドして、モバイルから基幹NW、基幹APまで全部運用・保守までやります、というモデルがあっても面白いと思うんだよね。

NGNもそうなんだけれども、FMC、MVNO、フェムトセル、ホットスポット、SaaSなんかも、キーワード先行というか、それぞれ個別にやってるからメリットが出てこない、という気がする…。

マス向けと法人向けでは考え方もアプローチの仕方も全く違うから何とも言えないけれども、この辺のキーワードで技術論先行のものはコンシューマ向けにサービスメリットを訴求しにくいんじゃないだろうか。
だから逆に法人向けに特化して、法人サイドからムーブメントを創る、という動きがあっても面白いんじゃないかと思ったりもする今日この頃。

…何て考えているのは、ひょっとすると近々部署異動があるかもしれず、営業に異動希望を出しているからなんですが(笑)。
お客様に色々と聞いてみようっと。

マクロスF 第9話 「フレンドリー・ファイア」 感想

2008-06-03 00:36:02 | マクロスF
思えばみんな訳ありなんだ、という感じの第8話「フレンドリー・ファイア」。
いろんな思惑が錯綜する中、それでもSMS隊員は訳ありでもまっすぐな感じが好印象。青春です。
クラン大尉が思いがけず可愛い側面を持っていたのも収穫。


■みんな訳ありです

アタッカー・アルトとスナイパー・ミシェルという仲間でありライバル関係にある二人のお話だったわけですけれども、実はSMS小隊にいる人たちはそれなりに訳ありだった、というのがなんとなく見えてきた、というところ。

ミシェルの場合は、それがお姉さんであり、今回のタイトルでもある「フレンドリー・ファイア」の原因を知りたかった、というもの。
同じスナイパーとしてスコープを覗いていれば、その心境が理解できるかもしれない、そういう心境だったのかもしれません。

アルトについては言わずもがなで、こちらも父親との確執を抱えていて、そこから逃げるように、というのが現時点で正解のような気がするけれど、本人にとっては至って大真面目で、自分ひとりでも生きていける、そういう場所を求めて、つまり親離れ、自立しようとして、というのが入隊の目的のような感じなんですかね。

そういう意味では、主人公である三人、アルト、シェリル、ランカもそれぞれ訳ありというところでしょうか。

シェリルは、今はトップスターとして君臨しているけれども、ギャラクシー時代は孤独を抱えていた、という感じの前振りもありましたし、今回学校の話についても、フロンティアの学校に行ってみたかった、というよりは、ギャラクシーでも学校には行けなかった、という感じなんでしょうね。
人に歴史あり、じゃないですけど、シェリルは、自分でも言っていたように、自分がシェリルであるために、相当の努力をしてきている感じですし、また、今後はその陰に隠れていた部分、というのも、アルトの前では素になって語ってくれるのかもしれません。

また、アルト、シェリルとは違って、ランカは、本人の意思とは全く関係なく、訳ありを背負い込まされている、というのもあるんですよね。
どうも彼女の出生自体なのか、それとも例の生き残りだから、というのか、自分の道を切り開こうとしているのに、本人の努力とは無関係のところで、その訳ありが邪魔をしてくる、という構図。

しっかーも、今回その邪魔をしているのと関係ありそうなところで、シェリルのマネージャのグレイスさんが、会議中のPCのカメラをハッキングして情報収集中。
それがあの謎のバルキリーのパイロットへミッションとして伝わっている、と。
#グレイスさんが趣味でハッキングしていた、という可能性もないわけじゃないけれども、インプラントの技術自体が、そんなに肯定的に描かれていくとも(今のところ)思えないので、対立構造として描かれる可能性の方が高いのではないかとも思える。

そういう意味ではグレイスさんも訳ありってことなんですよね。

それにしても、現時点ではあの謎のバルキリーとその指示を出した組織が、なぜフロンティアがサンプル回収するのを嫌がったのか、というのは謎のまま。

小物感あふれるレオンとの関係とか、微妙に謎。
#レオンは謎のバルキリーのデータは削除させているからそれを隠蔽している。
#けれども、バジュラのサンプルは欲しいはず。
#利害関係がまだわからない・・・。
#ジェシカの件とかまで、こういう陰謀的なところと関係してくるようだったらビックリするけど。

でもまあ、アルト、ミシェル、そしてクランたちの悩みとか思いってのは、青春群像劇たるマクロスっぽくて、僕は素直に好きですね。


■クランとミシェル

クランとミシェルは、初代のミリアとマックスみたいな関係を彷彿とさせて結構好きなんですが、クラン大尉は結構今回女の子してて可愛かったですね(笑)。

バルキリーに張り手をかませる人はなかなか少ないです。

クランの態度は見ててわかり易いですが、ミシェルの方も実は・・・、というところはあるかもしれないな、とか思っちゃいましたよ。

ミシェルの好みが派手なお姉さんタイプ、というのは単純にシスコンだから、というのがあるのかもしれないですし、裏を返すと、マイクローン化したときのクランに自分が手を出さないようにするための自戒、ということもある・・・かもしれない(うーん)。
#本当はクランのことが好きなんだけれど・・・、みたいな。

まあ、この二人も末永く見守りたいものです。


■残念だったのは

やっぱり作画ですかね。
ここまでが非常にすばらしかったがゆえに、今回ちょっと目立ってしまった、というか、この後DVDとかで購入しようと思っているところに、こういう作画が来ちゃうと感動が半減する、というのは正直あるなぁ・・・。
戦闘シーンはCGを駆使しているので、相変わらずの迫力でしたが、その分Aパートあたりが・・・、という落差はしょうがないのかな・・・。

マクロスF O.S.T.1「娘(ニャン)フロ。」

6/4発売。大ニュース、大ニュース(ランカ風に)。

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