昨日の続き。といっても、里山蜜源化計画のことではない。
実は、ヘアリーベッチのハチミツをいただいた。これは売り物ではなく、実験的に取ったものらしいが、少し発酵している。あまり熟成せずに蜂が集めたばかりのものなので、水気が多く、しゃぶしゃぶなのだ。そのため発酵しやすい。
本当は、これを蜂が羽で扇いで蒸発を促し、蜜の濃度を高める。すると糖度が高くなりすぎて殺菌力を持つため、発酵も腐敗もしなくなる。だからエジプトのミイラはハチミツ漬けだったりするのだ。(この過程を省略して加熱して濃度を上げているのが中国のハチミツ。当然、味も栄養も変質する。)
そこで、私もハチミツとしてなめるだけではつまらないので、ハチミツ酒に仕立てることにした。
と言っても、発酵した部分を別の容器に移し、ミネラルウォーターで割っただけ。これを常温で保存すれば、すでに菌は入っているようだから、発酵は進むだろう。どこまでアルコール度が高まるかな。
ハーブをつけ込む手もある。最後は度数の高い焼酎と混ぜて菌を殺せばよいだろう。
ドランヴュイのような酒にならないだろうか。これを里山特産にする。
以上、森とも木とも、田舎とも関係ない記事でした。