森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

娘から「うそつき」

2012-11-27 00:59:24 | 娘ネタ

娘が家を出て(家出じゃなくてて、下宿したのだ)、部屋に残された娘の道具類を片づけている。なるべく圧縮して、小さくまとめてしまいたい。

で、いろいろひっくり返してダンボール箱に詰めていると、小さな頃からの様々なオモチャや収集品が出てくる。勝手に捨ててはイカンが、私がドーデモいいものと判断したら捨てる(^^;)。

そんな中に、見つかった小さなメモ書き。表に「うそつき」と書かれていた。

当然、開く。勝手に読む。小学生の頃、それも低学年の頃のもののようだ。

そこにはお父さんの性格はうそつきだ、と書かれていた。う~む。これは無視できない。

そこにあるのは、テレビのハリー・ポッターの映画を見ると言ったのに、先に風呂に入って、上がってからも見なかったことがつづられていた(;_;)。

しかも最後に、口をきいてやらない、とあった。

テレビ見ないだけで、うそつき扱いかよ。いいじゃないか。別に娘が見るのを邪魔したわけではないと思うんだけどなあ(記憶にない)。

何が原因で、娘に嫌われるかわからないもんだ。

ま、私は娘に対しては昔からウソばかりついてきた(マジメに質問に応えない)ので、だんだん慣れっこになったみたいだけどね。今は、うそつきとは言わない。アホおやじという(⌒ー⌒)。

 


父たちの名付け親

2012-11-13 11:44:11 | ドーデモ体験談

先日、父方の祖母の50回忌を迎えた。(写真)

これはめでたいこととされている。実際、紅白饅頭も配られたのだが、私からすると、父方の親戚が集まる希有な機会であった。

なんたって、子供たちはみな80歳を超えている。参加したのは三人で、一人は脚が悪く来られなかった。そして若く亡くなったのが二人いた。長女と次男である。
祖母は69歳でなくなったというが、祖父は37,8歳で早死にしているから、子供たちの面倒はみな祖母が見たのである。

法要前後は雑談になるが、そこで話題となったのが、男兄弟の名前。91歳の長男には「次」がつき、亡くなった次男には「三」がつく。そして私の父である3男には「一」が付くのである。なぜ、こんな数字が付くのか?

これは、昔からの疑問であったが、この時出席した次女のオバさんから真相を聞いた。

「名付け親は、王仁三郎やで」

え、ワニサブロウ……。

「出口王仁三郎やがな」

おおお、大本教(正確には「大本」)の教祖(正確には「聖師」)じゃないか。出口なおと、王仁三郎が創設した宗教団体である。戦前は大きな勢力を誇ったが、国家神道に反するとして、国家の徹底的な弾圧を受けた、大本教だ。

霊能力者として名高い王仁三郎が名付け親!

と言っても、母屋が大本教信者だったわけではない。実は、もっと深い関係。

おじいちゃん(私からすると曾祖父)が、王仁三郎と友達やったんや。

幼なじみか!

というわけで、子供たちの名前を依頼すると、長男には次、次男には三、3男には一がついたのという。なんか、奇矯の人・王仁三郎ぽくていい(笑)。

私は、かつて高橋克己の「邪宗門」を読んで、そのモデルともいえる大本教に興味を持ったことがあるが、案外身近だったのね(^o^)。

そういや、大本教の幹部だった岡田茂吉が世界救世教をつくったが、私のかつての仕事の同僚が、その甥だった。「頭おかしい男や」と言っていた(^^;)。親族は無視していたそうだ。

ついでに言うと、母方は天理教の教祖・中山みきと、遠い遠い親戚だそうだが(血筋はちがう)、まったく縁がないもんね。

さらに母屋の近くである近鉄永和駅は、元は「ひとのみち」駅だったという。「ひとのみち」とは、現在のPL教団のこと。戦前は扶桑教ひとのみち教会だったのだ。その本部が近くにあって、信者が行くために作られた駅が、「ひとのみち」駅。が、それでは宗教色が強すぎると改名して、永和駅になったのだとか。

う~ん。新興宗教の話が私の周りにいっぱいあって面白い。