森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

廃校の小学校にて

2010-07-15 11:14:09 | 仕事関係
各地に廃校が増えている。

生徒数減少や統合、移転、ときには集落ごとなくなるケースもあるが、今や空き教室や廃校の利用は結構重要になっている。田舎の場合、そこを拠点に、交流事業を行う場合が多い。とくに古い、木造教室に愛着を感じる人も少なくない。
私も、小学校2年くらいまでかな、木造校舎で過ごしたクチだ。木製廊下を歩くと、わずかにたわみ、キュと音がする。それが心地よい。当時は、バタバタ廊下を走ると音がうるさいから怒られたものだ。

先日訪れた施設も、元小学校。木の廊下、木の床の校舎が、交流施設に生まれ変わっていた。
取材を終えて、担当者の案内で、元校舎の施設を見て回る。
ちょうど直前まで、高校の修学旅行生が滞在していて、体験教室などを行っていたらしい。その後片付けをする職員がいた。
バケツ持って、忙しそうに廊下を走る。

「廊下を走ってはいけません!」

思わず、そう口にしてしまった(~_~;)。

いやあ。先生になった気分。