森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

電力会社って……(笑)

2011-01-29 20:58:40 | 仕事関係

電力会社がスポンサーのテレビ番組に出ることになった。

なかなか密な調査を行うし、自由度も高いそうだ。

その打ち合わせで雑談になると、ディレクターのいうことには、「ただ料理は扱いにくいんですよ。ガスコンロが映ったらNGだから」。

もし美味しい店を登場させようとしたら、たいてい調理シーンが映し出されるはずだ。しかし、その時にコンロのガス火が映ったら、即放映できなくなるらしい。

?? だが、ようするに電力会社としては、ガス会社がライバルであって、そのガスの火を登場させることはまかりならんらしい。またチェックしているんだな。

「なら、炭火はどうか。木炭を取り上げた番組はできないか。ん」と問うと、やはり難しいらしい。火そのものが電力の敵らしい(笑)。あくまで電気ヒーター、IHヒーターでなくてはならんのだ。

 

ところで、5月の環境関係のイベントに登場してくれないか、という打診も企画会社からあった。そのスポンサーも電力会社。

そこで、と質問された。

「原子力発電に関しては、どんなご意見をお持ちですか」

有体に言うと、原子力に否定的なゲストは登場させられないのだという。

私の立場は、「消極的反対と消極的賛成の間」である。
原子力発電そのものを礼賛する気はない。しかし、水力発電や火力発電にも環境負荷もあれば、コスト問題もある。自然エネルギーだって、本気でエネルギー需要を賄うには問題外だろう。一方で現代社会は電力抜きでは考えられない。その意味で、原発の電力を使うことも享受している。だから、賛成も反対も消極的なのだ。

……こんな説明をしておいた。

で、案の定? 昨日、お断りの連絡があった(笑)。

電力会社って、わかりやすい。


3度の初詣

2011-01-04 22:54:07 | 娘ネタ

2011年となった。

元旦。初詣は地元の宝山寺である。我が家から山に入り、まだ雪の残る道を登って参道へとたどり着く。今日は車の行列も少なく、もう人波は引いたのかと思いきや、山門の前では入場制限やってた。

それでもなんとか入り、行列に並んで本殿と拝殿に賽銭もはずんで、さあ御神籤を。

」であった……。。。「明らかなる月にも雲がかかり、晴れやらぬていなり」

ムカついて山を下りる。

2日目。買い物で車を走らせると、ちょうどその方向に生駒大社があることに気づく。生駒大社も例年詣でているので、ちょっと寄った。巫女さんの神楽舞を見られて、ちょっぴりご機嫌で御神籤。

小吉」であった。「へんかし続ける浮世の中にも、変わらぬお社変わらぬ祈りの心がある」

多少は元旦のゲン直しになるか。

3日目。京都に出かけたのだが、やはり初詣(^o^)。城南宮を訪れる。3度目である。

程よい人出の中を参り、ここでも少し巫女舞を見る。さあ、御神籤だ(笑)。

大吉」。おおお。「世の信頼厚くして生涯重んぜられるる兆なり」

見よ。この尻上がりの運勢を。

このことを家に帰って娘に報告すると、「これで1年の運を使い果たしたな」。こらこら。