森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

タイ古式マッサージ

2009-03-28 10:45:13 | ドーデモ体験談

先日、大阪に出たが、夜の会議までには時間がある。

そこで寄ったのが、タイ古式マッサージのお店。

もともと肩こりが酷いのだが、『森を歩く』出版も終わって、次の本の執筆もほぼ目途がついて、ここは「自分にご褒美♪」感覚だ。しかも、オープン記念で割引しているお店となると、行かなくちゃならんでしょ? と思った(笑)。

入ると、エスニックなインテリアに迎えられる。スタッフは日本人女性の姿が目につく。しかも若い。

若いお姐ちゃんは大好きである(笑)。とくに身体を触られるなら……が、若いということは経験も浅いということになるし、日本人となると、どれほどタイ式マッサージの力量があるのか。そこに不安もある。

で、通された部屋で足湯をして、現れたのは、ちょっとおばさんだった(笑)。

しかも話してみてわかったのだが、タイ人だった。

日本語はそれなりに話すが、あまりうまくないので、会話は弾まない。これは、実は有り難い。マッサージに限らずリラックスしたいときに話しかけられるのは苦手なのだ。一種の職業病で、他人と話すときは会話の流れに気を使ってしまう。それで疲れるからだ。
私、仕事では饒舌だが、日常では、実は無口なんです(笑)。酒を飲むと別だけどね。

そして、始まったマッサージに驚嘆した。これまで体験したタイ式の中では最高級だろう。知らない技が次々と使われ、あれっ、こんなところにこんなツボが……。しかも、身体の使い方が絶妙。
背中を指圧するときも、腕の置く位置に気を使い、実に不思議な体型のストレッチが繰り広げられ……うひゃあ、と声を上げてしまった(笑)。

しかも気がついたら20分延長していた。タイ人が時間にルーズなのも、延びることに不満はない(笑)。
とろける気分……。「自分にご褒美♪」にハマリそう。

後でオーナーに聞くと、彼女は3つのスクールで学び、日本に来てからは整体など日本の技も身につける、大ベテランだそうだ。

やみつきになりそうである。次は、若いお姐ちゃんも魅力だが……やっぱりベテランに走るかな(⌒ー⌒)。

 


卒業式

2009-03-17 18:39:11 | 娘ネタ

今日は、娘の卒業式。

私はそのために仕事をキャンセルした。ビジネスマンにあるまじき? まあ,田舎人ならよくある話(^^ゞ。多少の収入を失うのはイタイが、今日は特別である。

娘が小学生の時代は、過剰なまでに私は学校・学童と関わった。だから中学校では一切関わらないと決めていた。これまで行ったのは入学式だけだ。

が、今回の卒業式は,娘が答辞を読むのである。これは親として聞きたい(^o^)。というわけで望遠レンズを付けた一眼レフを持って会場に臨んだのだ。

そして、各者の式辞・祝辞・送辞に答辞を聞き比べる。

う~ん、校長のは面白くないぞ。絵に描いたように定番の言葉の羅列だ。

在校生が読む送辞も、「寒さ厳しき冬を乗り越え……」なんて、この温かさの中で言うなよ! と突っ込みを入れる。どうせ、教師が作った文章だろう。

意外とよかったのは、PTA関係者の祝辞など。自分の言葉でしゃべっている。子育ては大変なことばかり、と本音を語る。外野の方が胸を打つじゃないか。

で、肝心の娘であるが、なかなかよかった。自分の言葉で語っている。「今年は暖冬でしたが……」で始まる。ちなみに原稿に関しては、私はノータッチだ。まあ、表現の中には教師が手を入れた大様な言い回しが目立ったが、仕方なかろう。
ただ、ちょっと長すぎた。まだ続くか、と思うほど読み上げた。もっとも、国語嫌いで作文が苦手だったはずの娘が、長文を書いたことに感激する(^o^) 親馬鹿か。

こうしたチェックをしながら、私は自分が講演でしゃべる時の観客の気持ちを推し量っているのである。どういう話し方、内容が心を打つか研究している。

これも、仕事だよ(⌒ー⌒)。


『森を歩く 森林セラピーへのいざない』出版

2009-03-15 21:27:21 | 仕事関係

「『森を歩く 森林セラピーへのいざない』出版しました。

ホームページ『森を歩く』コーナー見てください。 もちろん表ブログにも、裏話をいろいろ記しています。

昨年は森を歩き過ぎたから、今年は街を歩いています。

それで、今日は東大阪の八戸ノ里から布施まで歩きました。駅の数にして、3つ。ただし真っ直ぐではないから距離はよくわからない。下町を歩くと、自動車や自転車と出会わないよう、路地を選んで進むと、なんだか癒される。

次は『下街を歩く』本を作ろうか。


レジおばさんのおっかけ

2009-03-07 23:35:54 | ドーデモ体験談

生駒のジャスコが閉店して、もう2週間以上たつ。

別にジャスコ(イオン)がそんなに好きなわけではないが、ないと寂しいもので、つい西大寺の奈良ファミリー内にあるジャスコに出かけてしまった。車で15分くらいかな。

慣れない店舗なものだから、どこに何が陳列しているのかわからないでオロオロしながらも、買い物を済ます。そして、思わず、レジに並んでいる人々から“ある人”を探す。

いた。いましたよ。にんまりと、その人のレジに入った。

生駒のジャスコ時代からの顔なじみなのだ。これまでも、レジに並ぶたびにわずかな会話を楽しんでいた。年齢はそれなりのおばさんなのだが(^^;)、上品な雰囲気を漂わせていて、しかもレジの捌きも手際がよい。この人に会えなくなったのが、ジャスコ閉店の最大の悲しみだ。

閉店間際に、思わず「今後はどうなるのですか」と聞いたら、西大寺店に移るという。そこで今回は期待していたのだ。

ほかに客も並んでいず、思わず会話が弾む(^o^)。

「西大寺店もよく来るんですか」と聞くから、
「いえ、滅多に来ません!」
「じゃあ、わざわざ来てくださったのですか」
「はい、追っかけです(笑)」

こうした会話を楽しんで、ほんのり心ゆたかに帰宅したのであった。

 


銭ゲバに出てきたテーブル(^^;)

2009-03-01 00:29:11 | ドーデモ体験談

今期のドラマの中では、「銭ゲバ」にはまっている。

実は、たいして期待していたわけではない。いや、仕事で見られなかった回も複数回ある。そして見ても、そんなにドラマとして出来がよいとも思わない。

ただ、少年期に読んだ原作の「銭ゲバ」が脳裏にこびりついていて、それが現代に甦った迫力がある。主人公を演じる松山ケンイチが好きだということもある。彼だけでなく、このドラマの役者は、みんなよい演技をしている。

ちょうど、西原理恵子の『この世でいちばん大事な「カネ」の話』を読んだばかりであることも影響しているのかもしれない。この本は、ちょっと涙ぐんでしまった。両者に共通するのは、あまりに過激な貧乏の描写だ。まさかと思いがちだが、実際にある世界なのだ。きれいごとを言わさない迫力を感じる。

未曽有の金融危機で、金にまつわる厳しい話が飛び交う中で、このドラマを選んだテレビ局の編成は勇気ある。いきなり派遣切りの話題から入り、テレビ局はCM取るのに困らなかったのだろうか、と妙な感心をしてしまった。おそらくスポンサー企業もやっていることだからね。

さて、こんなことは、本ブログに似つかわしくない話題なのだが、一つだけ。

第7話の最後の方で、銭ゲバの父と緑(義姉)が、伊豆の貧しい漁村で出会うシーンがあって、そこで居酒屋?食堂で、話をする。ところが、そこに映し出されるテーブルが、巨大な丸太の薄切りなのである。直径は1mをはるかに越えているように見えた。ちょっと只事ではない大きさ。樹肌はわかりにくいが、針葉樹ぽい。外材かもしれない。

こんな木のテーブルが置いてある大衆食堂って?  セットでわざわざ作らないよな。ロケだろうか。すると本当にテーブルのある食堂があることになる。それが気になる(^^;)。