先日、大阪に出たが、夜の会議までには時間がある。
そこで寄ったのが、タイ古式マッサージのお店。
もともと肩こりが酷いのだが、『森を歩く』出版も終わって、次の本の執筆もほぼ目途がついて、ここは「自分にご褒美♪」感覚だ。しかも、オープン記念で割引しているお店となると、行かなくちゃならんでしょ? と思った(笑)。
入ると、エスニックなインテリアに迎えられる。スタッフは日本人女性の姿が目につく。しかも若い。
若いお姐ちゃんは大好きである(笑)。とくに身体を触られるなら……が、若いということは経験も浅いということになるし、日本人となると、どれほどタイ式マッサージの力量があるのか。そこに不安もある。
で、通された部屋で足湯をして、現れたのは、ちょっとおばさんだった(笑)。
しかも話してみてわかったのだが、タイ人だった。
日本語はそれなりに話すが、あまりうまくないので、会話は弾まない。これは、実は有り難い。マッサージに限らずリラックスしたいときに話しかけられるのは苦手なのだ。一種の職業病で、他人と話すときは会話の流れに気を使ってしまう。それで疲れるからだ。
私、仕事では饒舌だが、日常では、実は無口なんです(笑)。酒を飲むと別だけどね。
そして、始まったマッサージに驚嘆した。これまで体験したタイ式の中では最高級だろう。知らない技が次々と使われ、あれっ、こんなところにこんなツボが……。しかも、身体の使い方が絶妙。
背中を指圧するときも、腕の置く位置に気を使い、実に不思議な体型のストレッチが繰り広げられ……うひゃあ、と声を上げてしまった(笑)。
しかも気がついたら20分延長していた。タイ人が時間にルーズなのも、延びることに不満はない(笑)。
とろける気分……。「自分にご褒美♪」にハマリそう。
後でオーナーに聞くと、彼女は3つのスクールで学び、日本に来てからは整体など日本の技も身につける、大ベテランだそうだ。
やみつきになりそうである。次は、若いお姐ちゃんも魅力だが……やっぱりベテランに走るかな(⌒ー⌒)。