森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

マンディ

2008-07-23 23:22:56 | ドーデモ体験談

暑い日々が続いている。

さすがに頭脳労働する際はエアコンを入れているが、そうでない時間は、こまめに切っている。電気代節約? それもあるが、自然界の気温に負けるのが悔しくて、なるべく自身の身体を適応させたいからである。
それでも、一日中エアコンを効かしたオフィスで仕事をしているビジネスマンが羨ましくなる時もある。しかし、世間の厳しい風(熱風!)を知らないひ弱な奴らだと罵って耐えている。

少しでも家を出て、世間の厳しい日差しと熱風を浴びると汗が噴き出る。意気ではなく、息が上がる。そこで行っているのが、マンディだ。

マンディというのは、MANDAY、月曜日ではないよ。マライ語だ。水浴びという意味

東南アジアでは、朝起きたら、まずマンディだ。そして出かけたり何か動いて汗をかくと、すぐにマンディをする。村なら川で水をかぶるし、町中でも、マンディ用に水を溜めた桶がある。とくに田舎では、マンディは川での風呂と水浴も兼ねており、さらに女性の場合は洗濯など洗い物も一緒にすることが多い。そして、近所の人々と一緒に洗い物をしながらペチャクチャと話をする。だから、「井戸端会議」の意味やニュアンスもあるそうだ。

実は、私はマンディというNPOの事務局をやっている。これは、マレーシアとの草の根友好団体。Malaysia and I (マレーシアと私) の頭文字を取ったMandIと書く。まさに井戸端会議の会である。今は不定期開催にして事実上休会状態だが、かつては毎月マレーシア関連の会合を開いていた。それを20年も続けたのだから……。 

ちょっと脱線した。             

私も、現地に行くと、この水浴習慣を愛用していた。そこで暑い日本の夏にも応用して、汗をかいたらすぐ水を浴びることにしている。こんなこと気軽にできるのは、フリーランスの特権だよん。(⌒ー⌒)

今日は、3回浴びた。夜の風呂も入れると4回か。寝る前にもう一度浴びるかもしれない。

浴びて1分、着替えて2分だから、時間もほとんど食わない。風呂の残り湯も利用できる。それで気分一新して、次のことに取り組めるのだからお手軽な癒しだ(^o^)。まあ、おしゃべり相手はいないけどね。


月下美人満開!

2008-07-18 01:29:22 | ドーデモ体験談

夜、外に出ると、玄関先の「月下美人」の花が咲いていた。

それも、10輪の一気咲き。

むんむんとした、甘く、濃密で、エロティック?な匂いが漂う。

なぜ夜に花を咲かせ強烈な匂いをさせる必要があるのか。受粉するための昆虫を呼び寄せるためか。でも、日本ではよって来る虫はいないようだ。原産地を思って哀しくなるしかあるまい。

昔、この月下美人の花をガラス瓶に詰めて、酒を注いで「花酒」を作ったことがあるが、あまりにも臭いが強烈すぎて、飲めたものではなかった。

それでも、偶然でも夜の満開時に見ることができてよかった。いつもなら、朝、よれよれになり、すぼんだ花を見ることが多いからだ。ちなみに今夜は朧月夜。ストロボを焚かずに撮った写真だが、少し暗すぎるかな? 


朝の会話

2008-07-15 00:07:26 | 娘ネタ

朝7時40分に起きると、まだ娘がいた。あれ、学校は。

寝過ごした、だと。部活の朝練がないので目覚ましスイッチ入れなかったらしい。

でも8時15分までに出たら間に合うからと、のんびり着替えて、顔洗って……。

紅茶を自分の分と娘の分入れてやる。パンも用意しやった。それでものんびり。

まあ、干渉しないことにしている。が。

 

学校まで車で送ってくれ、だと。間に合うと言ったじゃないか。

まだ教科書の準備していないし。しろよ。

時間かかるし。センセイ睨まれるし。睨まれろよ。だいたい中学生にもなって、親に送ってもらうのは恥ずかしいだろ。

平気。友達も雨の日は送ってもらっているよ。今日は雨じゃないよ!

送って。いやじゃ。絶対送らん。

ケチ。ケチで結構。これから朝の連ドラ見るし。

 

……で、結局テレビ見るの諦めて、車を出すことになった……。

甘い父親持ってよかったな。ホント、甘いねえ。コラコラ。


ペンギン・バー

2008-07-08 23:23:00 | ドーデモ体験談

暑気ばらいに、雪とペンギンの写真をどうぞ。

 

ちなみに、沖縄の那覇で見かけたのは、ペンギンバー。

 

なんでも生きたペンギンを店内に飼っているのだそうだ。入りたかったが、実はこの店の存在に気づいたのは翌朝の散歩時だった。「ペンギン、増えました」という大きなのぼりがかけられていた。昨夜気づいていたら、入ってみたのに。

 


沖縄のオバァ

2008-07-05 16:44:42 | ドーデモ体験談

沖縄に取材へ行って聞かされた「オバァ」の話。オバァとは、沖縄の女性の年寄りをさすが、一体何歳からかは定かではない。ただエネルギッシュな存在として、沖縄社会では一目も二目も置かれている。

ちなみに話してくれたのは、取材した40代後半の女性である。沖縄に移り住んで10数年、会社を経営している。その事件の現場(^^;)は、沖縄本島中部のうるま市。

「信号待ちしていたら、コンコンと窓ガラスを叩かれて、ふと見ると、オバァがいて、いきなり扉開けて乗り込んでくるのよ。もちろん、知り合いでも何でもない初めての人よ。そして言うのが『那覇!』。那覇まで乗っけてくれというわけよ」

那覇まで行かないから、沖縄市まででいい? と言ったら、いいよ~ということになって、結局、沖縄市の那覇行きのバス停まで送っていたという。

そういえば私も、その後商店街を歩いていて、たまたま目についた商品が安くてお土産にいいと思ったから買おうとしたのだが、店の人がいない。
キョロキョロしていたら、通りすがり?の人が、「何ほしいの?」と言って、店の中に入って、商品を包んでくれた。渡したお金は、どこかに納める。

その人は、オバァというには若かったと思うが、それでもきんりんお店の人ではなかったと思う。事実、私の応対が済んだら、商店街を歩いて行ってしまった。よしんば店主と知り合いだったとしても、あのような対応はすごい! と感じざるをえなかった。

これくらいで驚いてはいけない。何しろ80、90代の高齢婦人はたくさんいて、公設市場では迫力がある。
沖縄にはオバァに関する武勇伝はいっぱいあって、なんと「沖縄オバァ列伝」(双葉文庫)も出版され、ロングセラーになっているという。沖縄人も呼んで楽しんでいるらしい。

私も、すぐに書店に飛び込んで、この本を探して購入。なんだか、オバァのことを知ると、沖縄の本質がわかるような気がする。