tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

「京都は卒業したので奈良に来ました」という方が増えています。奈良県には古代も中世も近世も。ぜひじっくりと巡ってください!

やまいき市感謝祭(第2回)/川上村で12月3日(土)開催!(2016 Topic)

2016年12月03日 | お知らせ
本日(12/3)9:30~15:00、吉野郡川上村西河733の「やまいき商店」で、土曜朝市「第2回やまいち市感謝祭」が行われる。「やまいき」とは「山行き」のことで林業に携わる人々のことをいう。同祭のFacebookによると、

毎週土曜日に川上村産野菜を販売している「やまいき市」が開く、ちょっと大きな販売会。一本の川がつなぐ山の幸・海の幸が集まり、物販、一日Cafe、ワークショップなどの企画が盛りだくさん!

日 時 2016年12月3日(土)9:30〜15:00
場 所 やまいき商店

・川上村産白菜・大根・旬野菜の大販売会
・吉野川紀の川流域から産地直送! フルーツや魚の一夜干しの販売
・手づくりスイーツ・布雑貨が楽しめる山の一日Cafe
・見ても食べても楽しめる?!「食べるクリスマスリース」づくり
・コミュニティカフェ伊那佐郵人で活躍中の「やまいき食堂」ランチ


「やまいき商店」の場所は、吉野方面から来て「五社トンネル」を越えてすぐ右折したところにある。このイベントのことは木曜日(12/1)、同村地域おこし協力隊のマタレーゼ・エリックさんから伺った。

エリックさんは、「上流の日々」というサイトで、村の情報を発信されている。「上流」とは吉野川(紀の川)の上流という意味と、心豊かな田舎暮らしという意味をかけているのだろう。エリックさんは協力隊のスタッフとして、このイベントに従事されている。

今朝、集荷したばかりの新鮮野菜がずらりと並び、山の幸・海の幸をふんだんに使った特製ランチ(900円 数量限定)などが楽しめる。今日1日だけのスペシャル企画、ぜひ足をお運びください!




コメント
この記事をはてなブックマークに追加

土井一成さん、刻字作品を南都銀行に寄贈!

2016年12月02日 | 奈良にこだわる
12月1日(木)、川上村(奈良県吉野郡)出身・在住の書家・刻字家の土井一成さん(どい・いっせい 54歳)さんが、「活力創造」と書かれた刻字作品を同行に寄贈した。


下西昭昌氏(吉野かわかみ社中 理事長)の冒頭あいさつ

寄贈式は同日10時、一般社団法人 吉野かわかみ社中の事務所がある林材会館(川上村迫1335-9)2階で行われ、土井氏のほか同法人理事長の下西昭昌氏、南都銀行川上支店長の北村武史氏が列席。村内の林業・木材産業関係者が見守る中で行われた。


土井氏(向かって右)から北村支店長に作品を贈呈

一貫して土井氏を支援・応援してきた下西氏は冒頭、「土井さんには奈良県内だけではなく、ぜひ全国区で活躍してほしい」「技能だけではなく人格を磨き、立派な芸術家として大成してほしい」と激励。土井氏は「まだまだ私は若輩者。そのお言葉を胸に、一層精進してまいりたい」と応じた。



南都銀行の北村支店長は「立派な作品を寄贈していただき、厚く感謝している。当行の2024年度までの経営ビジョンは『活力創造銀行』。中期経営計画(2014~16年度)では重点戦略の第一に『地域活性化』を掲げ、地方創生に邁進している。今後とも、吉野の林業地の振興をはじめ、地元の活力創造に努めたい」とお礼の言葉を述べた。



今回の作品は、2017年1月~3月まで、同行大阪中央営業部(大阪市中央区今橋2丁目2−2)1階のショーウインドーで展示されるほか、同行各営業店のロビーや本店の応接室などで展示・活用される予定だ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

友松洋之子さん/Nara観光コンシェルジュアワード(第1回)最優秀に輝く

2016年12月01日 | 奈良にこだわる
産経新聞奈良版(11/7付)の「やまと人巡り」に、第1回「Nara観光コンシェルジュアワード」(主催:奈良商工会議所・1/11開催)で最優秀賞に輝いた友松洋之子(ともまつ・よしこ)さんが紹介された。見出しは「奈良が元気になるお手伝いを」。彼女はNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」で、観光ガイドとして活躍中だ。記事全文を紹介すると、
※2枚の写真は、第1回「Nara観光コンシェルジュアワード」の3次選考の模様(1/11撮影)



「奈良が大好き。奈良が元気になるお手伝いをしたい」。県内で観光ガイドとして活躍する友松洋之子(よしこ)さん(58)は言う。今年1月には観光ガイドのコンテストで最優秀賞に輝き、初代「Nara観光コンシェルジュ」に認定された。



兵庫県出身。結婚後に奈良に住み、世界遺産や国宝が目の前にあるぜいたくさに魅せられ、観光ガイドになった。ガイドの依頼があれば、「街の風情や季節が感じられる、歩いていて楽しい道を探しに行く」という。納得できるコースが完成するまで足を止めない。

秋のおすすめを聞くと、「紅葉なら正暦寺。奈良公園内の水谷茶屋も紅葉の時期は別世界で…」。楽しそうな笑顔に、奈良めぐりへの期待が高まった。(佐)


第2回「Nara観光コンシェルジュアワード」は、2月4日(土)にファィナルプレゼンテーション(3次選考)が行われる。今年はどなたが最優秀・優秀に選ばれるか、今から楽しみだ。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

いしかげ貝/陸前高田 復興のシンボル!

2016年11月30日 | 意見
11/18(金)~19(土)、被災地に桜を植えるプロジェクトに協力するため、岩手県の陸前高田市を訪ねた。そこで珍しいものを見つけた。地元で「いしかげ貝」(石陰貝)と呼ばれる二枚貝で、学名は「エゾイシカゲガイ」。東京の市場では誤って「石垣貝」などとも呼ばれるトリガイの仲間である。
※トップ画像は鶴亀鮨の名刺の裏。どうも意味が分かりにくいが、
私もスーパーで「お客さんの関西弁よくわからないっす」と言われた

11月19日のランチタイムに訪ねた「味と人情の鶴亀鮨」(陸前高田市竹駒町相川7-1)でいただいた。サイト「全国のプライドフィッシュ」(全国漁業協同組合連合会提供)によると、


いしかげ貝の寿司と刺身

全国初の養殖に成功したエゾイシカゲ貝
震災を乗り越え復活した、陸前高田広田湾だけの「幻の貝」

エゾイシカゲ貝の生産量は非常に少なく、従来、活貝での流通はごくわずかしかありませんでした。そこで、広田湾では平成7年からエゾイシカゲ貝の天然採苗・養殖技術の開発に力を入れ、さまざまなノウハウを確立し、平成8年に全国で初めて養殖の事業化に成功しました。現在も産業レベルのまとまった形で養殖を行っているのは、全国で陸前高田の広田湾だけの「幻の貝」となっています。



生産量は養殖開始当初の数十㎏から年々順調に増加し、平成22年には37tにまで増加しました。しかし、平成23年の東日本大震災によって養殖施設は壊滅的な打撃を受け、エゾイシカゲ貝は全て流失してしまいました。3年前の震災によって全てを失った漁業者ですが、懸命の努力と国の「がんばる養殖復興支援事業」の協力によって、養殖に必要な環境を復旧させ、本年(平成26年)7月には、震災後、初の出荷にまでこぎつけました。



平成26年の生産量として47tの出荷を計画しているところです。エゾイシカゲ貝は、トリガイの仲間で市場では「石垣貝」とも呼ばれていて、味は甘みと旨みが強く、タウリン・グリシン・アルギニン等の栄養分を豊富に含んだ「幻の貝」です。


ランチのメインは海鮮丼。具がたっぷりで、とても美味しい!


味噌汁にはこんな大きいエビが!

成育の場所を用意する以外は、餌も与えず自然のままの環境で育てる
無給餌養殖により、天然物と変わらないおいしさを実現

陸前高田のエゾイシカゲ貝は全て養殖です。その養殖方法は、砂に潜って生息するというエゾイシカゲ貝の特性に合わせ、発泡スチロールで作られたタライのような養殖用の容器に砂を入れ、その中にエゾイシカゲ貝を投入し海中で養殖するというものです。



養殖といっても、漁業者が餌を与えることのない無給餌養殖で広田湾の中に豊富にあるプランクトンが餌となりますので、天然と同じ環境で出荷サイズになるまで成長します。五葉山系から続く気仙川が注ぐ広田湾は、淡水が混じるため餌となるプランクトンが豊富な漁場となっています。加えて内湾であることから、波も静かで、エゾイシカゲ貝の養殖にこれ以上ない最適地であると言えます。


いしかげ貝を軽くあぶったもの

ご店主の阿部和明さんから「陸前高田に来てもらったら、これを食べなきゃ帰れないよ」と紹介していただいた。刺身、焼物(軽くあぶったもの)、寿司(一貫)すべて@400円だという。希望者を募ってオーダーした。もちろん私は3種類のすべてをいただいた。


いしかげ貝の寿司


いしかげ貝の刺身

とにかく元気な貝で、お皿の上で動き回る。横に移動したりひっくり返ったり。口に入れるとコリコリと歯ごたえが良く、味はホタテ貝のようで、これは美味しい! トリガイの仲間だというが、味も食感も、こちらの方がずっと上だ。「刺身と焼物と寿司のうち、どれが一番美味しかったですか?」と問われたが、すべて美味しくて、要は好みだ。私には焼物が珍しかった。

ぜひ陸前高田復興のシンボルとして、全国の市場に出荷していただきたいものだ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

陸前高田(岩手県)で被災者のご冥福を祈る/新生奈良研究会(by 奈良日日新聞社)

2016年11月29日 | 意見
11月18日(金)と19日(土)、岩手県陸前高田市(たかた)を訪れた。新生奈良研究会(主管=奈良日日新聞社)とならコープの連携事業として行った視察研修である。その模様が11/25付の奈良日日新聞の1面に《陸前高田市を現地視察 新生奈良研究会×ならコープ 「桜ライン311」PJ、桜の植樹も》として掲載された。引用すると、
※トップ写真は、津波の状況を説明されるマルゴト陸前高田の伊藤雅人さん。市役所で(11/18)

奈良日日新聞社が主管する新生奈良研究会は、ならコープ 森宏之理事長)と連携し、18、19の2日間にわたり、陸前高田市「桜ライン311」視察研修を行った。同研究会のメンバーら13人が参加した。岩手県陸前高田市は、東日本大震災による大津波で市役所庁舎を含む市中心部が壊滅し、市の全世帯のうち7割以上が被害を受けている。

一行は、同市の戸羽太(とば・ふとし)市長らと復興状況について意見交換したほか、震災の記憶を次世代につなげる「桜ライン311」プロジェクトで桜の植樹も行った。



戸羽太市長による特別講話(11/18)

6面にも《つなぐ 震災の記憶 陸前高田市「桜ライン311」視察 新生奈良研究会》というタイトルの記事が載った。

新生奈良研究会の陸前高田市「桜ライン311」視察研修は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市において、震災の記憶をつなぐために、津波到達地点に桜を植樹するプロジェクトに着目し、同プロジェクトを継続的に支援しているならコープと共同で実施した。

東日本大震災から5年が経過し、被災地の現状と課題について、同市の戸羽太市長による特別講話では「規則やルールが多く復興が思うように進まない」という実情が示された。参加した13人は講話に熱心に耳を傾け、メモを取る姿が見受けられた。同市は、津波被害を受けた市中心部を盛り土でかさ上げするための整地がずっと続けられており、住民がいつ戻ってこれるのか不透明な状況だ。

参加者一行は、同市の「奇跡の一本松」も見学。7万本あった松のうち唯一津波に耐えたということで市民にとっての希望でもある。現在、保存のため特殊処理を施し、復興のモニュメントとなっている。市によると周辺に公園を整備する計画だ。また、桜ライン311プロジェクトにおける桜の植樹も、ならコープの職員らと共に行い、被災地の苦しみと希望を心に刻んだ。



「桜ライン311」プロジェクトの岡本翔馬代表。奥のジャンパー姿はならコープの森宏之理事長(11/19)

また同紙のコラム悠言録には、藤山純一社長が、次のように記している。

「国は被災地に寄り添うといいながらルールを変えようとしない。これでは復興、復旧は進まない」―。東日本大震災から5年8カ月が過ぎたが、街全体が壊滅状態となった岩手県陸前高田市の戸羽太市長はこう訴える。18、19日の両日、新生奈良研究会陸前高田市視察研修会で会員の皆さんとともに同市を訪れた。土盛りされた広大な土地が眼前に現れ、今も重機の音が響く状況を目の当たりにして「これが復興の現状なのか」とあぜんとしてしまった。

戸羽市長は一刻も早い復旧に取り組む同市に対して立ちはだかる現行法制や縦割り行政に「腹が立つというより、日本人をやめようという気持ちになる」と忸怩(じくじ)たる思いを吐露。「権限、予算を国から県、県から市町村に降ろすべき」と強調し、「交流人口を増やし経済の支えにする、防災意識を高めるため被災地の一部を公園化、障がい者、高齢者が他の人たちと等しく生きるノーマライゼーション社会の実現を」と熱く語る。

交流人口を増やし市の活性化のため各種研修などを受け入れているマルゴト陸前高田の伊藤雅人理事は言う。「海岸に作られた防潮堤は津波を防ぐものではない。津波から逃れるための時間稼ぎに造られたものだ」と。日本全国、絶対安全であるという地域はない。防災意識はもちろん、被災地に寄り添うため何をするべきか。私たちも人ごとではない。(純)



伊藤雅人さんからは2日間にわたり被災の状況を詳しくお聞きし、いたたまれない気持ちになった。記念植樹にも立ち会い、皆で1本のしだれ桜を植樹したが、どうも心が落ち着かない。何かもっと他にできることはないのだろうか…。ふと思いついて植樹のあと「皆さん、せっかく奈良から来たのだから、お経の1つでも唱えて差し上げましょう」と促し、般若心経を唱えた。

お経を唱えてしばし瞑想し「皆さん、有り難うございました」と申し上げた瞬間、近くの民家の扉がガラリと開き、婦人が紙箱を抱えて出てこられた。「わざわざお訪ねいただいて、有り難うございました。自家製の蒸しパンですが、皆さんで召し上がってください」と、ほかほかの蒸しパンを下さった。土産物店でもよく見かけたが、蒸しパンは当地の郷土食のようだ。上品な甘みがあり、とても美味しい。これが東北の人情の温かさなのだ。


ほかほかの蒸しパン。干しぶどうが入っている(11/19)

それにしてもならコープさんはすごい。早くから「桜ライン311」に継続的に資金面の援助をされているほか、職員さんが訪ねて桜の植樹をされたり、今回は我々とは別コースで一般会員さんからも希望者を募り、3泊(バス車中2泊・民家で1泊)で当地に来られて植樹をされるのだという。

私が被災地を訪ねるのは2度目である。これからも、できる限りの支援をしてまいりたいと心に刻んだ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加