森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

紀州檜のシロフォン

2006-03-25 23:45:47 | 木製品・建築

表題を読んで、すぐに意味がわかった人はすごい。

今日は、泉佐野のりんくうタウンにあるイオンショッピングセンターに行ってきた。
ここで紀州の農林物関係の展示会が開かれており、チェンソーアーティストの城所さんらに会ってきたのだが、その会場にあったのがコレ。(写真)
その名の通り、紀州檜で作られており、シロフォンというものだ。

構造はいたって簡単、八角形の台座に薄いヒノキの板を張り合わせたもの。小物入れにしたりインテリアにもなるということだが、本来は楽器なのだ。
よく見れば、中に木の玉が入っている。これを転がすと、なんとも不思議な音が響く。それこそアニメ「もののけ姫」に出てきた木霊の声のようなカランコロン。転がし方で音も変わる。

心地よい音に聞きほれて、購入してしまった。
完成品は1500円、キットが1000円なのに対して、現場でシロフォンづくりをすると、なんと300円! 手作り体験させるための値段設定か。
もちろん、その場で作ることにした。接着剤も提供されるし、作る手間は5分とかからない。持ち帰りの紙袋までもらった。

キット部品は木っ端から作れるものだが、手作りのためか、値段としては少々お高いが、魅力ある商品だと思う。観光客の来る店なら、いいお土産になるだろう。

なんでも女性建築士の提案で作られたものだという。こうした商品開発を、もっと進めてほしい。