先日、大阪に仕事の打ち合わせ。
久しぶりに大阪に出るのだから、いくつか用事を掛け持ちにしたが、この打ち合わせはどれほどの時間がかかるだろうか。
通常は1時間くらいか。しかし、長引くこともある。そこで2時間を見込んでおいた。さらにこの打ち合わせの後に少しゆとりを持って遊べる時間も入れておいた。
が、なんと打ち合わせは30分と続かなかったのである! なんだか先方は急いでいるのか、喫茶店に入って用件を済ませた途端、向こうは席を立とうとする。仕事のつきあいとはいえ、そんなモンじゃないだろ、と思うのだが、仕方がない。
で、時間がたっぷりあまった。
どうするか。映画でも見ようか。
が、折悪しく、映画の上映時間が合わない。みんなスタートしたばかりで、次に入るには映画にこだわらなくても1時間以上待たねばならない。
で、町を歩くにしてもこの炎天下では……。
少し本屋を覗いたりしたが、そんなに時間は消費できない。そんなときに目に入った看板が、インターネットカフェ。「少し、休憩しませんか」なんて、私の気分にぴったりの呼びかけ(笑)。どうもビジネスマン向けの店であるようだ。
これだ! と飛び込んだ。これまでネカフェにはほとんど入ったことはない。入っても1時間足らずでさっと出ている。よし、それなら話題のネカフェを探訪だ。
受け付けでシステムを教わり、会員登録して入店。少しグレードの高い席を選んだら、マッサージチェア付きだ。ウハウハ喜び、漫画を大量に持ち込んでマッサージを受けながら読む。もちろんインターネットもやってみるが、キーボードが違うとやりにくい。それに自前のパソコンを違って、全部パスワード打ち込まないといけないからね。それでもメールチェックして、いくつかネットサーフィンして遊ぶ。
昨今はネットカフェ難民のイメージが付いてしまったが、実は外回りの営業マンの隠れ家にもなってるんじゃないか。
飲料は飲み放題も経験する。シャワーは……止めといた。
でも、1時間500円だから、3時間いても映画1本分にもならない。
なるほど、使い方を考えれば実にコストパフォーマンスがよい。ここで仕事をすることも可能だろう。店内が迷路のようになっているのは困ったが。
次は宿泊も試してみよう。東京に行っても宿をとらず、ネカフェに泊まろうかな。