森林ジャーナリストの裏ブログ

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ブックオフに売るのは新刊に限る?

2020-12-30 15:15:04 | ドーデモ体験談

このところ、終活?を兼ねて断捨離をしている。とくに必要なのは本だ。増える一方の本をなんとかしようと大量虐殺、じゃない大量に処分を始めた。といってもゴミに出すのは忍びなく、古本屋へ。

多分、段ボール箱30~40箱ぐらいは処分したか。

当初はブックオフにちまちまと持ち込んだ(1箱ずつ)が、価格安すぎ(1冊5円とか10円とか)で持ち込む手間を考えたら嫌になり、ネットで引き取ってくれる古書店へ。段ボール箱10箱20箱とんう単位だから、宅配便が取り来てくれる点も楽。

が、価格は仰天なのである。サイトには高価買取なんて宣伝しているが、まったく驚く。10箱分、数百冊の本でも数百円なのである。つまり1冊一桁? おそらく郵送料や振込料を引いてあるのだろう。そして、大部分が価値なしと判断されて捨てられているのではないか。

そこで再びブックオフ。手数料分だけ値に反映される。

そして、何が高く売れるのか、何が値がつかないのかわかってきた。

簡単に言えば、小説はダメ。よほど人気作家、それも近年の発行でないと値がつかない。(まれにベストセラー真っ盛りに出すと高値になる。)

古本と言えども売れどきがある。また時期を選ばない種類の本もある。専門書とか(これも古くて学説変わってしまっているほどでは無理だけど)ハウツウものは意外と売れる。

今年の年末は、3箱持って行った。50冊以上にはなるか。

結果としては1000円近くになった。しかも年末のクーポン150円分もついてきた。まあまあである。ただ、持ち込んだ半分以上は「値がつきません」と返された。それが小説なのである。
決して売れていない人ではなく、今は年齢が70歳代になっているが、それでも年に1冊ぐらいは出版しているし、かつては年間5冊以上出して、賞も取っているしシリーズものが幾つも抱えて売れっ子だったのだが……。私もデビュー時よりずっと飼い続けて、ほとんどの出版物は購入してきた。それを出すというのは結構決心が必要だったのだが。

ただ同じ作家で数冊は引き取られるものはある。10円~50円といった値段だが。それらは、見た目がきれいなのである。
そして最近買った本は、やはり100円以上ついている。私は読んで、あまりのつまらなさに投げ出したのだが、新しければ値はつく。

のぼりに洋書求む、とあったのだが、1冊だけ混ぜた洋書は5円にしかならなかったか。

「買い取れない分も、こちらで処分しましょうか」という声に逆らって、きれいな単行本は持ち帰る。別のところに持ち込んでみよう(-_-;)。なぜなら、このブックオフで、以前裏口にパッカー車が横付けしているのを見たのだ。売れない本は、そこに放り込まれて本はグッニャと圧縮されて積み込まれていくのだよ。あれを見たら、出せなくなった。

ちなみに、何が高く売れたか見ると、笑うのは20年以上前に購入した「ベストセラー小説の書き方」が150円だったこと。こうしたハウツウものは強いのか。

そこで次の作戦を練っている。今回売れない小説も混ぜつつ、新しい本、ハウツウ本を加えて全体のイメージをよくすることだな。

仕事上関係する専門書のたぐいは、さすがにまだ処分する気になれないので、どうしても書棚を空けるには小説のようなものが主体となる。それも内容を覚えているのは印象深かったから残し、読んだのに中身を思い出せないものはつまらなかったと判断して処分を進めよう。
あと贈呈された本も売りにくいのだが、少しずつ減らしていく方向で考えている。そして雑誌だな。これは売れるものはほとんどないから、即ゴミ扱いだ。しかし、後々必要になっても手に入らないことも多い。吟味しなければ。

とにかく本棚を空けると、部屋が広くなるのだ。


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