今日は朝から吉野巡り。
以前、少し触れたICタグによる木材のトレーサビリティ・システムを開発している人を案内して、川上村や吉野町の木材市場などを回る。
詳しい内容や思いはまた改めて書きたいが、感想としては「やっぱり、吉野はすごい!」。あるいは「腐っても吉野や!」(^^;)
伝統に囚われているのか、改革の動きが見えずにいる吉野林業は、困ったものだという思いを持っていたのだが、改めて巨木の森を見て、市場や木材会社に並ぶ原木や製材の質を知ると、歴史に裏付けられた吉野林業の凄味を感じた。
そして関係者と話してみると、思っていた以上に新しい動きに敏感だ。萎縮している林業関係者というイメージは、かなり覆った。何かできそうな気がしてきた。
ちなみに写真は、川上村の樹齢200年以上の人工林。直径1m以上の木が林立している。