町内で、ある女性に声を掛けられた。
顔は覚えがあるものの、さほど話したことはない。
彼女のいうには、吉野の「梶谷さんはお知り合いですか」ということだった。梶谷君は、東京出身ながら林業がやりたいと黒滝村にやってきて、チェンソーアートもしている、わりと有名人。イケメンともっぱらの評判である。私とはいろいろな面でつながっている(イケメンつながりではない)。
なぜ、梶谷君と私の関係を知ったのか。
それは昨年のソトコト7月号に載った特集「森林愛」の記事である。
私は、その中の森林Q&Aを監修のような形で関わったのだが、そこに私の顔写真も小さく載った。そして同じ特集に梶谷君も紹介されていたのだ。梶谷君目当てで読んだ雑誌で、私の顔を発見したわけか。
実は、梶谷君の奥さんとお友達だそうだ。そのきっかけは、彼女が10数年前に黒滝村の温泉のキャペーンガールをやっていた時に出会ったのだとか。つまり、彼女は元キャンギャルであったのだ。
そういや梶谷夫人は、吉野の山村出身だが、大阪に出てキャンギャルではなかったと思うが、MCなどやっていたはず。結構、出たがりである。田舎が嫌いと公言しつつ、田舎好きの都会男と恋に落ち、結局山村暮らし(^^;)。そして元キャンギャルのご主人は、最近までマレーシアに単身赴任していたのだという。私ならクアラルンプールに住めるのなら羨ましく思うのだが、彼女は行きたくなかったとか。
ちなみに、その日は町内の草刈りの日であった。そして彼女の姿といえば、 ホットパンツに半袖Tシャツ。そして素手。動くと背中かおへそが見えそうな(^^;)。
なかなか華やかな顔だちの人なのだが、元キャンギャルかと思うと、妙に納得してしまったのであった。しかし、その姿で草刈りは無謀だ。