昨夜にアップするはずが、事情で遅れました。
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大層なタイトルだが、ちょうど我が家に届いた「農林経済」誌に私が寄稿した記事のタイトルである。
国産材が売れないのに業を煮やして、林業家が家づくりにも関わり出した動きを紹介している。具体的には、「東京の木で家を造る会」と、兵庫の「sound wood(s)」のことを書いた。どちらも『森コロ』で触れたことだから、よく読んでね。
ようするに施主が林業を知るということ、そして林業家が木の末端ユーザーを知るということがポイントだ。
とくに「sound wood(s)」は、施主が直接山に入って、自分の家になる木を選ぶというシステム。究極の地域材、究極の産地認証だろう。同時に木材という商品に大きなドラマ性を付与する可能性を感じる。
一見、隙間狙いの小さな試みのように感じるが、私は、これまでの木材の流通に異議を申し立てるとともに、新しいビジネスモデルを作り上げる動きになるのではないか、と感じている。
今後、木材以外でも産地と消費者の新しい関係が造られていくかもしれない。
実は、これを『森コロ』に入れたのは、土壇場であった。最初の予定にはなかったのに、急遽1章分増やして入れたのである。その意味では、最後のネタとも言える。
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大層なタイトルだが、ちょうど我が家に届いた「農林経済」誌に私が寄稿した記事のタイトルである。
国産材が売れないのに業を煮やして、林業家が家づくりにも関わり出した動きを紹介している。具体的には、「東京の木で家を造る会」と、兵庫の「sound wood(s)」のことを書いた。どちらも『森コロ』で触れたことだから、よく読んでね。
ようするに施主が林業を知るということ、そして林業家が木の末端ユーザーを知るということがポイントだ。
とくに「sound wood(s)」は、施主が直接山に入って、自分の家になる木を選ぶというシステム。究極の地域材、究極の産地認証だろう。同時に木材という商品に大きなドラマ性を付与する可能性を感じる。
一見、隙間狙いの小さな試みのように感じるが、私は、これまでの木材の流通に異議を申し立てるとともに、新しいビジネスモデルを作り上げる動きになるのではないか、と感じている。
今後、木材以外でも産地と消費者の新しい関係が造られていくかもしれない。
実は、これを『森コロ』に入れたのは、土壇場であった。最初の予定にはなかったのに、急遽1章分増やして入れたのである。その意味では、最後のネタとも言える。