森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

青春の居酒屋

2008-10-30 11:51:09 | ドーデモ体験談

徳島帰りに、大阪駅ガード下の新梅田食道街に寄った。
この界隈、昔は常連だったのである。

そして、もっとも懐かしいお店「味楽」に行く。ちょうど、ここのおかあちゃんと店前で出会った。覚えていてくれた。何年ぶりだろうか。生駒に引っ越してからは滅多に行かなくなったから、10年ぐらいはたっているかもしれない。

この店にたむろしていたのは、20年以上前になるだろうか。何の取り柄もない店なのだが、おかあちゃんに会いに通ったようなものだ。くだらん議論をしたり、管まいたり。昭和天皇が亡くなった時なんぞ、ぼろくそ言い合って、ほかの客から睨まれた思い出もある。
なんたって、戦後闇市の時代からこの店はある。当時は朝、昼、晩とやっていたという。戦前は朝鮮で料亭をしていたという噂も聞いた。

「吹かば吹け、玄海五島東の風……」の額は、何十年も変わらぬ佇まいでかかっていた。当時料理を作っていたオヤジは、酒の飲み過ぎで倒れた。見舞いに行ったこともある。亡くなってからはおかあちゃん一人で切り盛りして大変だったが、今は息子があとを継いでいる。彼も会社を退職して継ぐには葛藤があったかもしれないが、今は悠々と店を仕切る。メニューも随分増えた上にオシャレな料理になった。酒も地酒を中心に種類が増えた。価格も上がった。でも、店の雑然とした雰囲気は当時のままだ。

20年前、我々の仲間のたまり場だったが、今はみんなバラバラになってしまった。それぞれの道を見つけたのだろう。
「あのころは、みんな何しようかわからんであっちウロウロ、こっちウロウロして迷っていたわね」と言われてしまった。

たしかに、将来自分がどうなるのかわからぬ不安と期待を抱えつつ、集まっていたんだなあ。今、振り返ると微笑ましい。

たまには、こんなセンチメンタルジャーニーもよい。

 

 


デジカメ一眼

2008-10-28 21:30:17 | ドーデモ体験談

デジカメ一眼レフを、とうとう手にした。

ニコンのD60である。今日、試し取りに外に出てみた。う~ん、想像以上に快感。気持ちよく撮れる。

もともと、数年前にフィルムカメラの一眼レフを新調。その時もデジカメの時代が来ていることは知っていたが、これが最後のフィルムカメラになる……と思いつつ購入した。3年間使えば納得するだろう、と。

だが、時代の進展は早く、せいぜい1年後には仕事先から普通のようにデータ画像を要求されるようになり、仕方ないからコンパクトデジカメで対応していた。幸いコンパクトでも優秀で、十分な画質が撮れる。しかも簡単。軽い。自分で加工する楽しみも感じだした。

何本も集めたニコンレンズも惜しいのだが、フィルムカメラは引き出しの奥に眠ってしまった。

それでも、最近はコンパクトゆえの限界を感じだし、もっと高性能を求めだした。そして、とうとう……。思っていたより軽くて使いやすいし、当分持ち歩こうかな。

 


イモ掘り

2008-10-18 23:12:29 | 娘ネタ
親元の庭でイモ掘りをした。
参加者は、若干一名だけど。楽しんでいるのは娘か両親か。何歳になっても、イモ堀りはちょっとワクワクする。
結構、大きなイモが掘れたよ。味はまだわからないけどねえ。

ぎっくり腰

2008-10-15 16:28:35 | 娘ネタ

朝起きると、ぎっくり腰になっていた。

原因はよくわからない。やはり先週から山形-奥多摩と走り回った疲れが出たのだろうか(こちらについては、表ブログ参照)。 気晴らしのつもりの古本市で五時間も店を回ったからだろうか。前夜、アイデアを出すためと称して深寝酒をしたからだろうか。

ともあれ、時折走る激痛に耐えながら仕事をせねばならぬ。パソコンを前にしていると、余計に悪くなりそうだ。

居間に寝っころがって娘にぎっくり腰のことをいうと、馬乗りになって背中をボコボコに叩かれた。背中じゃないって腰だって。そんなマッサージじゃ治らん。

そこで接骨院に行った。それなりに腰を重点的に揉んでくれたが、イマイチ治らん。

娘のマッサージと接骨院のマッサージは同じレベルか。そう娘にいうと、

「私のマッサージはプロの接骨院と同じなんだ」

とのたまった。そうじゃないでしょ!

今週中に治さないと、来週からまた遠征が始まるよ。


ポニョ

2008-10-02 23:35:56 | ドーデモ体験談

大阪に出る用があったので、そのついでにえいが見ようと思って……「崖の上のポニョ」を見た。「おろち」にも心が動いたのだけど……。

ここんところ、とてつもなく忙しい。執筆中の本だけで3冊である。そうなると、不思議なもので、新たな仕事を増やしたくなる。暇なときはひたすら怠けているのだが。
で、無理やり仕事を間に入れると、不思議なもので急な仕事の依頼が入ってくる。それも七転八倒しつつ受け、間に押し込む。アップアップである。でも、それが快感?になってくる。仕事が仕事を呼び、それが次の流れを呼び込む。

忙しい時に忙しくすると、なんだか人生の密度が濃くなるみたい。

で、映画を見る(^o^)。またまた時間を作って脱線するのだ。すると、意外やできるものなのである。目先の仕事から逃避する意味もあるけど。ここで忙しさの呼吸を乱すのが極意(^o^)。流れから離れて、我に返る。