森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

メル友

2008-02-29 00:28:17 | ドーデモ体験談

懐かしい人からメールが来た。女性である(^o^)。

彼女から初めてメールが来たのは、彼女がまだ高校生の時。拙著を読んで、少し問い合わせもあってのメールだったが、その後東京の大学に進学後も、たまにメールが来ていた。そして近況報告をしてくれた。

実に楽しそうな大学生活を送っている様子だった。抜群の行動力で国の内外を問わず飛び回っていたし、たまたま私が紹介した牧場にすぐ研修に入ってしまうパワフルさ。私は、メールが来たら返事を書く程度である。もちろん会ったこともないし、顔だって知らない。

 

そして昨年、とうとう卒業した。これまでとは進路希望を一転させて、人を相手にしたいと教職を希望し、青森県に赴任したところまで知っていた。

 

その彼女からのメールである。青森ではいろいろな経験を送ったようだ。随分考え方も変わったとある。ただ彼女は常勤講師だったので、3月には東京にもどるという。進路を確定させた3年生を送り出す私の進路が未定…とある。
この季節、新たな人生を選ぶ人も多いだろう。

私に助言めいたことを書くことはできないが、きっと成長したんだろうなあ、今後も様々なことを経験していくんだろうなあ、とほのぼのとした気分(^o^)。いつまで顔を知らないままのメールが送られ続けるだろうか。

 

「そこまでで、逢おうとしたらアカンで。そしたらセクハラかストーカーになるで」とは娘の声である。ハッとした(^^;)。


結婚退職

2008-02-27 16:43:02 | ドーデモ体験談

以前、大阪の書店で拙著を手にしているカップルに出会ったと書いたことがある(これは表ブログだったっけ?)。

 

そしてその後当の本人からメールが来て、生駒で会ったことも書いたっけ。二人は夫婦で、男は木材商社に勤めた後に林業関係の学校に入り、森林組合などでも働いた経験者なのだが、結婚を機に退職。

この、男が結婚を機に森林組合を辞めるという選択自体に、今の森林組合の問題点が詰まっているような気がするが、その彼らと「森林の仕事ガイダンス」会場でばったり会った。まだ仕事探ししていたのか。それも懲りずに山関係を。それをノホホンと支える奥さん、エライ! そして少し羨ましい…。

 

それはともかく、山仕事の職場ガイダンスを開くのはよいが、そもそも結婚退職させないような体制を作ることが先だろう。さもなきゃ、人は雇えない。常に募集するのは辞める人が多い証拠だし。
二人には、これも縁だと私の知り合いの林業会社も紹介したが、今後どんな選択をするだろうか。

写真は、奈良町の資料館だが、近くに庚申堂があって、身代わり申がたくさん吊るされていた。厄難を一身に引き受けてくれることを願って…。


バレンタインデー

2008-02-15 10:11:35 | ドーデモ体験談

娘が、学校から帰って来て広げたカバンから、チェコレートやらクッキー、メロンパンまでドカドカと出てきた。みんな手づくりの様子。

7つ。おい、なんで娘がもらうのだ。今はそんな時代か。少しおすそ分けを要求したら、断られた。チョコは苦手と言っていたのに。そもそも誰かにやったのか。

娘自身は、まったく誰にも渡していないそうだ。もらった人にホワイトデーにお返しするだけだそうである。もちろん、父にも渡す気はない、と断言された……。

 

クリスマス、正月、誕生日と立て続けにプレゼントを買ってやった親の恩をどう考えておるのか。少しは親とのつきあいとか恩返しの気持ちはないのか。「ない」と断言された……。この分だと、10日後の私の誕生日も期待薄である。

 

夜、塾の迎えに行った際に、娘の要望でドラッグストアに寄った。そこで買い物のついでに3割引になったチョコを指さした。仕方ないな、という顔で買ってくれた。

 


雪の町

2008-02-13 00:19:07 | 時事ネタ

写真は、ある山村の雪景色…ではなく、私の仕事場からの風景。意外と山深い? いえ、駅から徒歩4分なんですが。

と言っても、もう雪は溶けてしまったが、数日前にはあっと言う間に雪に埋もれた。深さ10㎝はあったか。思わず、スノーブーツを引っ張りだして、外を歩き回ってきた(^o^)。娘には無視されたけど。

意外と駅前は人が多い。馴染みのカフェに入ると、この日は結構客が多いという。雪で足止めになった人がいたのかもしれない。

町のそこここに目立ったのが雪ダルマだった。みんな、せっせと作ったらしい。たまたま駅前で知り合いの女性に出会ったが、「初めて雪だるま作った!」と喜んでいた(笑)。


雪山遭難

2008-02-06 23:10:56 | 時事ネタ

広島で、スノーボーダー7人が遭難した事件があった。幸い7人は島根側で廃校になった校舎で2晩過ごして救出された。

それについては、またマスコミに叩かれている。

 

たしかに、遭難状況は、あまりに山をなめている。装備もよく考えず、道を外して滑ったのだから。コンパスも活用せず、携帯電話が通じると思ったなんて……。ただ、私は幸運にも廃校にたどり着いてからの動きは、なかなかよかったと評価してしまった。
焚き火で暖を取るのは普通としても、手持ちの食べ物を7人で分けて食べ(カロリーメイトを湯に溶かして飲むとか)、熊笹を火に炙ってからお茶にするなどは、杣人の知恵も混ざっている。また雪の間は、たとえ道があっても動かなかったこともよい。

 

そこそこアウトドアの知識があるメンバーがいたのだろう。一歩間違えれば大量遭難だっただけに、ほんのわずかな知識も救われる。
私も、人のこと言えないのだけど、昔はよく道のない山の中を歩いて、迷った。予定していたのとは、全然別のところに出てしまうこともあったぁ裏山と言ってもバカにできない。でも、そんな経験は、いつか活かせるよ。


神戸がイノシシなら奈良はシカ!

2008-02-03 17:31:25 | 時事ネタ

先に、神戸で見かけたイノシシの侵入を防ぐための門の看板を紹介したが、奈良にもあった。

もちろんターゲットはイノシシではなく、シカ!

 「鹿が入り植木を荒らしますので、トビラをさせていただきます」と書いてある。

 

これは奈良公園周辺の甘味処、つまり喫茶店のようなものだが、住宅街の中にある。そこにもシカも寄ってくるからねえ。本当にムシャムシャ庭木を食べる被害が少なくない。そこでお店はオープンしているのに門を閉めざるを得ないのだ。

 

シカは、人を見ると寄ってくる。イノシシと違って怖くないが、人が鹿せんべいなどを持っていないことがわかると、さっさと去る。その点はドライ?である。もっとも、たまには写真を取る間はじっとしていたり、顔を触らせてくれるシカもいる。ただ気の荒いシカもいるので注意は必要だ。

 

今日は朝起きると雪。生駒は真っ白だ。きっと奈良公園も雪が積もって、そこに鹿の群が走る幻想的な風景が見られたら…と期待して出かけたが、なんと奈良市は雪が半溶け状態。雪も雨に変わっている。飛火野にも、神のシカはいなかったよ…。