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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

W杯代表選手選考について

2018年06月04日 22時33分48秒 | A代表
間近に迫ってきたロシアW杯。
今回はマスコミ報道が少なく、世間からの期待度も低いようで盛り上がりに欠ける感がある。
これらに関して個人的所感。

・ベテラン中心の選考
 所属チームで出番を失っていた浅野や井手口、さらに久保や中島といった若手有望株が選ばれなかったことでその印象が強まった感じがある。
 ただ上記で記した選手は皆攻撃的な2列目ワイドのポディションの選手。2列目ワイドは元々超激戦区であり、そのポディションの有望選手が複数落選するのは当然のこと。
 飽和状態の2列目の選手を切り捨てただけのことで、別にとやかく言う事でもないかなとは思う。たしかに久保や中島は有望だけど、本田や香川と比べて大きな差があるとは思わない。


・スポンサーへの忖度ジャパン
 スポンサー受けするベテラン選手を中心に選手選考が行われた感じ。
 能力的にそれほど変わらないのならば、スポンサー受けする人気選手を選考することは別に悪い事だとは思わない。それよりもしっかりスポンサーからの収入を確保して、その利益をしっかりと東京五輪世代をはじめとしたアンダー世代の強化費にまわしてほしいというのが個人的な思い。


・サプライズの無いメンバー発表
 「メンバー発表にサプライズが無かったから盛り上がらなかった」という声を聴く。確かに盛り上がらなかったが、そもそもそこで盛り上げる必要は無い。
 メンバー発表のサプライズは、後々マスコミが過去のW杯を振り返る時の重要な映像素材となるが、今回のメンバー発表では素材となるような絵が無くマスコミ受けしない発表となった。
 久保の逆転選出があればそれを唯一のサプライズと出来たのかもしれなかったが、選手層の厚いポディションでそれもかなわなかった。


・世間の期待が低い時にこそ期待
 メンバーは若手を選ぼうがベテランを選ぼうが戦力的にはあまり変わらない。
 直近の試合で結果が出ていない時の方が、選手全員がチームの課題に共通意識を持って試合に臨む分、大会に臨む時点でのチーム力は高くなる傾向がサッカーにはある。
 元々グループ内で最も警戒されていない日本が国内でも注目度が低くメディアの露出も少なければ、対戦相手の警戒も緩む。
 日本が漁夫の利を得る条件が整った状態だと考えれば、GL突破の可能性は十分あると考えている。


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