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クラブユース選手権準決勝 @三ツ沢陸上

2013年08月02日 23時19分38秒 | 高校サッカー・クラブユース
三ツ沢陸上にてクラブユース選手権準決勝を観戦

広島Y 3ー2 清水Y

得点
前半35分 (広)CKから7野口のクロスを22荒木がヘッド
前半36分 (清)11北川がドリブルシュート、GKはじいたボールを広いクロス、10柳沢が決める
後半2分 (清)8岡田がドリブルで切れ込みスルーパス、11北川がシュート
後半34分 (広)縦パスに抜け出した10越智が決める
後半40分 (広)縦パスを受けた14椿山がドリブルシュート

広島Yスタメン
      16中村
  22荒木 3大谷 12伊藤
    18濱中 7野口
14椿本         19橋本
    6川辺 11諸岡
      10越智
交代
後半0分 橋本→8宮原


清水Yスタメン
      1高木和
6丸山 5鈴木準2鈴木翔20水谷
    17宮本 30森主
 10柳沢  14浅沼  8岡田
      11北川
交代
後半15分 浅沼→25西澤
後半21分 北川→7大木
後半37分 岡田→18望月
後半41分 森主→3菊池(菊池がSB、水谷がDH)
後半44分 丸山→13久保(柳沢がSB、久保が2列目右)

感想
結局最後は広島が「気持ち」の強さで勝利した。
前半は清水ペース。広島YのDFラインでボールを回すところを狙い前線から積極的にプレスをかけた。広島Yは最終ラインでのボール回しが不安定で、清水Yは試合前から「そこを積極的に狙っていこう」という話になっていたのだと思う。ただ、清水YもDFラインでのボール回しが不安定だった。両チームともにDFのボール回しが不安定で落ち着かない前半だった。
後半になると清水Yのプレスが弱まり、試合は五分五分の展開。清水Yは前半とばしすぎた。11北川は足をつって後半途中交代。清水Yにとっては、この11北川の交代が痛かった。
広島Yは足の止まった清水Y相手に猛攻を仕掛けたかったが、攻撃が迫力不足。10越智にボールを集めたいところだったが、なかなかボールが集まらず、7野口からのロングフィード頼みになっていた。
試合は清水Yが2ー1で1点リードを守りきるかと思われた後半終了間際に広島Yが立て続けに得点。結局最後は広島Yがお得意の「気持ち」という驚異的な集中力の高さで巻き返して勝利した。


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横浜FMY 2ー1 G大阪Y

得点
前半14分 (横)14汰木→9武→14汰木のワンツーから14汰木のシュート
後半13分 (大)10井手口のFKがポストに当たった跳ね返りを3和田がつめる
後半26分 (横)9武がつぶれて出来たスペースを14汰木がえぐりクロス、8新里がシュート



横浜FMYスタメン
      1田口
3福田 4上野 25長田 13尾身
    6早坂 20長倉
 10田中       14汰木   
    11深澤 9武
交代
後半7分 上野→18斎藤
後半11分 田中→17田崎
後半17分 長倉→8新里
後半45分 長田→15瀬賀(瀬賀がFW、深澤が右SB、福田がCB)


G大阪Yスタメン
      21羽野
15阿部 4福川 3和田 5内田
    6東  17市丸
 18山崎       10井手口
    8小川 13高木
交代
後半19分 高木→11中村
後半23分 市丸→14嫁阪
後半33分 小川→20岩本(岩本がDH、嫁阪が2列目左、井手口がFW)
後半42分 山崎→7平尾
後半45分 阿部→27松岡


感想
前半は横浜FMYペース。シュート数は両チームともに少ない前半だったが、ボール支配率は横浜が上だった。
後半になるとG大阪Yが勢いに乗り攻め込む時間帯が増え同点に追いついたが、最後は横浜が14汰木の仕掛けから勝ち越し点を奪い勝利した。
共に高い技術を活かしたハイレベルな試合だったと思う。
横浜の方がどちらかというと組織的で、G大阪の方が個の技術を活かしたサッカーといった感じ。
最も目に付いたのは、横浜の9武。周りを活かすプレーが非常にうまい選手で、今日の横浜の2得点はこの9武がうまく周りの選手を活かしたところから生まれた得点だった。ただ、シュートを打てるところで打たず、周りにパスをするシーンが目立っていて、もっと積極的にシュートを打ってほしかった。
G大阪の8小川と横浜の14汰木は、共にさすがのドリブルテクニックを披露。何度も局面を打開しいていた。
ハイレベルな技術を当たり前のようにプレーするエリート軍団同士の対戦を堪能した試合ではあったが、見ていて改めて感じたのは、個の試合に限らず最近のユース世代の選手の「パワープレーの下手さ」を感じた。
みんな足下はビックリするくらいうまいけれど、パワープレーに関してはビックリするくらい下手。「FWの選手は相手DFと尻相撲やってれば良いのにな」と思うのだけれどもそんな選手は最近めっきり見なくなってしまった。



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