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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権日程について

2018年01月11日 22時31分00秒 | その他
インテルに所属する日本代表DF長友佑都が8日、全国高校サッカー選手権大会の過密日程問題について自身のTwitter(@YutoNagatomo5)で言及した。

 12月30日に開幕した第96回全国高校サッカー選手権大会は10日間の激闘の末、1月8日の決勝で流通経済大柏(千葉)を1-0で破った前橋育英(群馬)が初優勝を果たして幕を閉じた。

 長友は同日に自身のTwitterで「高校サッカーの感動の裏で、決勝に上がった2校の日程見て驚いた。1週間で5試合」とコメントし、「いろいろな事情はあるんだろうけど、もう少し選手ファーストで考えてほしいな。選手が潰れてからでは遅いよ」と日程の改善を訴えた。

 なお、準優勝となった流通経済大柏の本田裕一郎監督も試合後、「人間の体は24時間開かないと回復しない。皆さんご存知なのに連戦連戦になっている。そういうのは私たちの時代で終わりにしないといけない」と改善を求めていた。

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感想

今回の選手権はカレンダー上の都合で日程が詰まっていて話題に挙げられているけれど、選手権日程について語る前にインターハイ日程をどうにかしてください。
冬の全国大会である選手権は、今回の大会は10日間で6試合だった。
夏の全国大会であるインターハイは、今年8月に三重県で開催されるが7日間で6試合となっている。
どちらの方がクレイジーなのかは一目瞭然。

選手権は注目度が高いからいろんな人が話題に挙げてくれるが、インターハイは注目度が低いから話題にならず長友もツイートしてくれない。このままだと死人でも出ない限り状況は変わらない。

選手権はTV局の都合で開催されている大会だから、ハッキリ言ってしまうと金と利権で解決できる。
インターハイは高体連主催だから前年踏襲の風習を内部で打破してもらわなければ解決できない。

どちらの方が解決の糸口が無い面倒な問題で、選手を潰してしまう危険な大会なのかは明らか。



雑感

2018年01月11日 22時09分41秒 | 高校サッカー・クラブユース
Jリーガー(J1~J3)の高校年代所属チームランキング ※2015年時点

1位【48名】:東京ヴェルディユース
2位【40名】:ガンバ大阪ユース
3位【38名】:柏レイソルユース
4位【36名】:横浜Fマリノスユース
5位【35名】:FC東京-U18
6位【28名】:市立船橋高校
6位【28名】:浦和レッドダイヤモンドユース
6位【28名】:サンフレッチェ広島ユース
9位【27名】:流通経済大柏高校
10位【25名】:セレッソ大阪-U18
10位【25名】:コンサドーレ札幌-U18
12位【24名】:国見高校
13位【22名】:前橋育英高校
13位【22名】:京都サンガFC-U18
13位【22名】:ジェフ千葉-U18
16位【20名】:ジュビロ磐田-U18
16位【20名】:大分トリニータ-U18
18位【19名】:静岡学園高校
19位【18名】:名古屋グランパス-U18
20位【16名】:帝京高校
20位【16名】:桐光学園高校
20位【16名】:大津高校
20位【16名】:清水エスパルスユース
20位【16名】:ヴィッセル神戸ユース

ユース勢が大半を占める中で高体連は、市船28人、流経柏27人、国見24人、前橋育英22人、静岡学園19人、帝京16人、桐光学園16人、大津16人となっている。
今も昔も強い市船、近年メキメキ力をつけてきた流経柏の千葉勢2校が高体連最上位。他に国見や帝京といった最近は全国に出てこないけれど往年の名門校も入っている。
その中で高体連の中で4番手につけているのが前橋育英。
良い選手を多数輩出するけれど、なかなか結果を出せない勝負強さに欠ける学校というイメージだった前橋育英が初の全国制覇で学校初タイトルとなった。
12月のプレミア参入戦は、(またも)あと一歩でプレミア昇格ならずという勝負弱さを見せてしまったが、選手権でそれを挽回してみせた。
育成しながら結果も出すという難しさをうまく両立していくことが出来るのか?
前橋育英の今後に注目していきたい。