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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

AFC U-23選手権中国2018 GL第3戦

2018年01月16日 20時50分03秒 | オリンピック代表
日本 3-1 北朝鮮

得点
前半31分 (日)18旗手のドリブル突破から得たFK。21伊藤のFKを5柳が合わせる
前半42分 (日)18旗手のスルーパスに抜け出した21伊藤のクロスを10三好が決める
後半8分 (北)自陣での20古賀のパスミスからの失点
後半28分 (日)18旗手がエリア内のドリブルでPKゲット、18旗手がPK決める ※公式記録はGKオウンゴール

得点には至らなかった決定機
前半41分 (日)6長沼のパスを受けた18旗手のシュートが枠外

日本スタメン
     12波多野
 5柳  15庄司 20古賀
   8森島 21伊藤
6長沼        3浦田
   10三好 18旗手
     19小松
交代
後半29分 三好→14高木
後半32分 浦田→11遠藤
後半43分 森島→7原

感想
日本はグループリーグ2連勝でグループリーグ突破を決めた状態で、この試合引き分け以上なら首位突破という状況で迎えた試合。
スタメンはこれまでの2試合から大きく入れ替えたメンバー構成。
日本は後ろからじっくりパスをつないで攻撃を組み立てようとするも、3人目の動き出しが少なく前半序盤は相手陣内深くまで攻め込めない時間帯が続いた。
なかなか攻撃の糸口がつかめない状態が続いていた日本だったがセットプレーから先制。これで楽になると選手の動き出しも良くなり決定機もつくれるようになり、前半の内に追加点を奪って2点リードで前半を終えた。
引き分け以上でなければGL敗退が濃厚な北朝鮮が後半立ち上がりから前からの圧力を強めてくると、日本はその圧力をいなすことが出来ず押し込まれる展開。後半8分に1点返されさらに攻め込まれる時間帯が続いたが、後半15分を過ぎるとオーバーペースだった北朝鮮の運動量が落ちて日本がペースを取り戻した。後半28分には日本がPKを決めて3-1にしてほぼ勝負あり。
日本がメンバーを大きく入れ替えながらも選手層の厚さを見せてGL1位突破を決めた。
日本は18旗手の活躍が目立っていた。1点目は18旗手が縦にドリブルで仕掛けた所から得たFK、2点目も18旗手のドリブル突破から生まれたシーン。3点目は18旗手がエリア内でドリブルで仕掛けて得たPKで全得点に絡んだ。3点目のPKはGKにはじかれポストに当たった跳ね返りがGKに当ってゴールインしたもので公式記録はオウンゴールとなったので旗手は無得点。2試合目のタイ戦でも決めるべき決定機を外し、この試合でも前半41分に決めるべき決定機を外すなど、良い内容の活躍は見せているが結果は残せていない。それでもドリブルでの縦の仕掛けは今日の試合チームで最も大きな武器になっていた。他に良かったのは6長沼、8森島、21伊藤。特に21伊藤はチーム最年少ながらこの試合2アシスト。セットプレーのキッカーもこなすなど存在感を示していた。
逆に良くなかったのがDFライン。ハイボールの跳ね返しは3人とも高さがあって良かったのだが、後方からのつなぎの部分は不安定で、後半立ち上がりの北朝鮮の前プレスにアップアップ状態。DFラインでパスミスが多くチームのリズムが作れなかった。