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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権予選2次リーグ初戦 @静清グラウンド

2014年10月04日 19時59分02秒 | 高校サッカー・クラブユース
静清グラウンドにて選手権予選2次リーグ初戦を観戦
静清グラウンドの駐車場は許可証が無い車は中に入ることが出来なかった。バイク、自転車の駐輪は無問題。

東海大翔洋 0ー1 富士東

得点
後半37分 9三浦?からのクロスを19長橋が頭で合わせる

得点には至らなかった決定機
前半20分 (富)6増田がサイドに展開し10金指がクロス、5仁藤がヘディングシュートもGK正面
後半2分 (富)右からのクロスを10金指がシュート放つもGK正面
後半7分 (富)GKへのバックパスを狙った19長橋がシュート放つも枠外
後半11分 (翔)17渡辺のクロスを9佐々木がシュート放つも枠外
後半25分 (富)19長橋のパスを受けた6増田がシュート放つがGK市川がファインセーブ

翔洋スタメン
      12市川
2中矢 13福宮 4畑  17渡辺
      3井上敬
   10大石   6上田
 9佐々木      15橋口
      11岩村
交代
後半8分 橋口→8井上雅
後半8分 福宮→16藤原(井上敬がCB、上田がアンカー、藤原が中盤)
後半24分 井上敬が2枚目イエローで退場
後半27分 井上雅→19菊間
以下の通りフォーメーション変更
   12
2 19 4 17
   6
  16 10
  9 11

後半37分 佐々木→14加藤 ※負傷交代


富士東スタメン
      1佐野
2木ノ内3鈴木 4佐藤 5仁藤
    8宗野 6増田
 10金指  7石合  19長橋
      11加藤
交代
前半31分 加藤→9三浦
後半16分 仁藤→13芳川(芳川がCB、鈴木が左SB)

感想
白熱した好ゲームだった試合。
県Cリーグ1位で来期Bリーグに昇格する富士東が、夏のチャンピオン翔洋相手に堂々たる戦いぶりを見せ勝利した。
試合は、富士東の中盤のプレスがよく効き、翔洋はなかなかボールを前に運ぶことが出来ず、後半になると翔洋より富士東の方が決定機をたくさん作っていた。
後半24分に3井上敬が2枚目イエローで退場。さらに後半35分位に翔洋は流れの中から6上田と9佐々木が同時に負傷でピッチの外に出て、一時的にピッチ内は11人対8人の状態。この一時的な圧倒的数的優位を富士東が見事に射止めて決勝点をこのタイミングに叩き出した。
翔洋は序盤堅さがあったのか動きが良いとは言えなかった。そこに富士東の中盤からの厳しいプレスが加わって翔洋は全くボールを中盤でつなげない状態となり、翔洋選手が試合の中でどんどん「迷い」と「自信喪失」に陥っていく様子が見られた。最も良くなかったのが全く声が出ていなかった事。選手が1人1人それぞれ別々に悩んでいる状態になってしまっていた。
富士東のプレスが良いのに「俺たちの出来が悪いからボールがつなげないのか?」と考えてしまったり、早く1点取って楽になりたくて「誰でも良いからとにかく早く点を取ってくれ」とアバウトに前にボールを蹴りだすシーンも目立った。
選手同士の意識を統一し、相手の状況をよく観察し、自信を持って相手のプレスとしっかり戦うことが出来ていなかった。
富士東は見事な戦いぶりだった。前半立ち上がりから翔洋の中盤にプレスをかけ相手の中盤に自由を全く与えていなかった。これによりかなり翔洋のリズムを崩すことが出来ていた。
後半になると前半からのプレスの影響で運動量が落ち、足のつる選手が続出していた。翔洋が1人退場して楽にはなったが、後半は選手皆がほぼガス欠状態でかなりイッパイイッパイの状態だったと思う。攻撃では10金指が積極的にドリブルで仕掛けていた。



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常葉橘 0ー0 浜松北

得点なし


得点には至らなかった決定機
前半32分 (橘)11杉山のシュートがDFに当たった跳ね返りを8松山がシュート放つがGK1久木がファインセーブ
前半33分 (浜)クロスを9須田がシュート放つがGK正面
後半3分 (橘)6松井のミドルシュートをGK1久木がファインセーブ
後半5分 (浜)11原田の展開から9須田がクロス、21池田がシュート放つも枠外
後半19分 (浜)5岩井のパスに抜けだした8中山がシュート放つがGK正面
後半38分 (橘)24渡辺がドリブルシュート放つが枠外


橘スタメン
      1平松
2齋藤 4平賀 5田中 15増田
      19巣山
10櫻井 11杉山 6松井 8松山
      14上窪
交代
後半10分 松井→20鈴木
後半13分 櫻井→12山本
後半?分 上窪→16梶(梶が右サイド、山本がFW)
後半?分 松山→24渡辺(渡辺がFW、山本が左サイド)


浜松北スタメン
      1久木
2木下 4並木 18中津川3中嶋
    6伊藤 5岩井
 11原田  21池川  8中山
      9須田
交代
後半22分 原田→14伊藤遊(伊藤遊が右SB、木下が2列目右)
後半36分 池川→17水野

感想
一進一退の拮抗したゲーム展開で、共に得点を上げることが出来ず。0-0のスコアレスドローに終わった。
シュート数は手元の集計で、浜松北12:橘7。ボール支配率は、浜松北4.5:橘5.5くらい。
浜松北はホンダFCやヤマハジュビロのクラブ出身者が多く、選手1人1人の基本技術が非常にしっかりしているという印象。中盤でのせめぎ合いで橘相手に全く引けを取っていなかった。
橘は後半から前線の選手をどんどん変えて局面の打開を試みていたが、崩すことは出来ず。県Aリーグの時と同様に攻撃が噛み合わず、前線の破壊力不足という課題が出た試合だった。