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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

クラブユース選手権 準決勝

2010年07月30日 23時39分09秒 | 高校サッカー・クラブユース
ニッパツでクラブユース選手権準決勝を観戦。1試合目は間に合わず2試合目のみ観戦。

1試合目は柏Yが延長で名古屋Yを下し決勝進出と同時に高円宮杯への出場権も得た。
清商は名古屋Yが決勝に進出すれば繰り上げで高円宮杯出場だったがそれはならず。しかし静学が総体で決勝まで進めば良いので清商ファンは悲観する必要はなく、大船に乗ったつもりでいれば良い。(笑)

準決勝2試合目は東京VYと横浜FMYの対戦。今年のこの両チームの対戦は、既にプリンス関東で観戦していたのでもっと他のチームを見たかった。



東京VY 2ー0 横浜FMY

得点
後半3分 10小林が約30mのFKを直接決める
後半24分 18南が抜け出しシュート、ポストに当たり跳ね返ったところをもう一度押し込む

東京VYスタメン
     1菜入
2長田 4木鈴 3高野 19舘野
    10小林 6渋谷
 8山浦       17杉本
    9相馬 18南
交代
後半13分 山浦→11南部
後半19分 杉本→13横内
後半38分 小林→29楠美
後半45分 南→25中島


横浜FMYスタメン
     21鈴木涼
3星  4保田 5渡辺 19宮本
    27喜田 14熊谷
 8後藤 37相場 7松本
     9高橋
交代
後半0分 相場→28伊東
後半13分 後藤→17鈴木雄(鈴木雄と伊東の2トップ、高橋は中盤右)
後半37分 高橋→6渋谷(渋谷がDHに入り熊谷がトップ下)
後半44分 喜田→12剣持(剣持の1トップ、鈴木雄と伊東の2シャドー)
最終的な横浜FMYの選手配置は以下のとおり
   12
  17 28
 7 14 6
19 5 4 3
   1 


感想
東京VYの高木、横浜FMYの小野は共にすでにトップチームの人となり今大会は不出場。
共に個人技のあるレベルの高い選手が多く、個人で局面を打開しようとする場面の多く見られた試合だった。
前半は五分五分の試合展開、共に決定機を2回程作ったが決めきれず。
後半は東京VYペース。東京VYが次第に試合を制圧し始めると横浜FMYは中盤でボールをつなげられなくなった。
この試合で東京VYに試合の流れが大きく傾いた要因は、跳ね返す力の差だったように感じた。横浜FMYのDFは押し込まれながらも何とか耐えていたのに対して、東京VYはきっちり跳ね返すことによってことによってFMYの全体のラインを上げさせなかった。
前半選手の足が動いていたときは大きな差にはならなかったが、後半はこの差が大きく試合に影響していた。
東京VYのDFラインで特に大きな役割を果たしていたのが4木鈴、横浜FMYのロングボールはこの選手がことごとく跳ね返していた。

FMYは選手が皆テクニックがありうまい選手が多かった。しかし過去にも感じたことだが、FMYは見ていて似たような選手ばかりで選手の個性をあまり感じない。どこにボールが出ても金太郎飴のように全て同じ展開になるという印象があり、正直あまりおもしろくない。
今日のように展開が煮詰まってパスがつながらなくなると、チームの中で次の一手が打てなくなり、選手配置を変えるなどしてあれこれやるがチームに大きな変化が現れない。
足下のうまい選手は多いが、体全体を使ったサッカーをしている選手はいなかった。
FMYとVYの両チームのほとんどの選手に言えた事だが、足下の技術が非常に高いだけに、それ以外の部分での能力の低さが逆に目立ってしまっていたとも感じた。

これはFMYだけでなく日本サッカーの若年世代全体にいえる傾向。
おそらく日本の子供は膝から下だけでサッカーをさせたら世界でもかなり上位のレベルになると思う。しかし体全体を使ったプレーになるととたんに弱くなる。
今日の東京VYの木鈴は目立っていたが、木鈴が良かったというよりも、他に体を投げ出すような迫力のあるプレーをしている選手がいなかったことが問題だと感じた。






SBS杯候補メンバー

2010年07月30日 00時06分35秒 | 高校サッカー・クラブユース
SBS杯候補メンバー22人が発表された。
この22人から18人に絞り込まれて大会を戦うことになる。

監督は静岡東高の梅田氏でヤングサッカーフェスタに引き続きでの監督となった。
前回のヤングサッカーフェスタのメンバーを軸にして選手選考したと思われる顔ぶれになった。ヤングサッカーフェスタから変った顔ぶれは以下のとおり
OUT:清商DF大道、浜名GK打桐、静学FW廣渡
IN :静学DF松本、明誠GK鷲山、清商GK秋山、清水Yの柴原・石原・田代・中原、磐田Y清水

サイドバックの人材がいないチーム。また3バックか?
それとも中原と木下をSBで起用するか?


選手をタイプ別に大雑把に示すと以下のような感じになる
GK長谷川和(磐田北高)鷲山(藤枝明誠高)秋山瑠偉(清水商高)
CB新井一耀(清水商高)向田将悟(藤枝明誠高)鈴木辰(磐田東高)松本翼(静岡学園高)
SB及びCB木下高彰(浜松開誠館高)中原伸尚(清水ユース)
CB及びDH田代諒(清水ユース)
DH原口祐次郎(藤枝明誠)
SH及びDH増田湧介(清水東高)
SH前沢甲気(清水商高)
OH大島僚太(静岡学園高)柴原誠(清水ユース)
FW及びOH風間宏矢(清水商高)松村悠平(藤枝明誠高)篠原研吾(静岡学園高)
CF沢上竜二(飛龍高)
WE及びSH成田恭輔(清水ユース)石原崇兆(清水ユース)清水貴文(磐田ユース)


去年は攻撃を静学、守備を磐田Yの選手で主に固めて大会に臨んだがチーム作りは失敗に終わった。今年は混成チームにしてきたがどうなるか?