今年度議会報編集委員会の委員長をさせていただいています。
何度か委員会を行いながら、市民に手に取ってもらい、読んでいただく議会報へと持っていきたいという思いが委員会の中に芽生えました。
それで事務局と村上副委員長が県下の議会報を取り寄せ検討しました。
委員会として日向市の議会報が素晴らしいと意見の一致を見て、行政調査をすることになりました。
事務局間のやり取りや、村上副委員長の取り計らいにより昨日となったのです。
日向市役所は平成28年に竣工したばかり新庁舎で市特産の木材をふんだんに使った素晴らしい庁舎です。
また南海トラフ大地震による津波災害時の緊急避難として庁舎が使えるようにと工夫されていました(5000人ほどが避難できるようです)。
研修場所は議場を使いました、日向市議会代表あいさつを受け、私も挨拶させていただき、議員の自己紹介から始まりました。
研修は日向の議員さん事務局さんがしっかりとしたパワーポイントによる説明をしていただき、大変わかりやすいものでした。
まず日向市の議会報歴史、そして編集委員会の意識を変える出来事、外部とのタッグ、地元中心のプロポーザル実施、議会報の名前も市民公募(日向市議会議会報から「陽だまり」へ)、現在心がけていること(簡潔で文字少な目、デザイン重視、市民に手に取ってもらえるような表紙の写真・・・・)、わかりやすい言葉で記事、一般質問の掲載方法の変更、市民目線を意識し重要でない点は削除、視覚的なゆとりと読みやすさ、委員会の回数、そして新たな取り組みなど熱意をもって説明いただきました。
特に日向市議会報が変化のきっかけとなった嬉野市議会への行政調査での受けた「いろいろな気づき」を聞いて、なるほどと思った次第です。
実は事務局サイドで多めを見積もって研修時間を当てていたのですが、西都の議員も全員質問し、またそれに対し日向の皆さんもしっかりと回答され、あっというまに時間は過ぎていきました。
私も最後に少し質問させていただきました。
また日向市の議場は議員席が階段式でなく、馬蹄型という珍しものであったこと。
特に「UDトーク」が取り入れられて、話し言葉が瞬時に文字起こしされ、それが議場のスクリーンに映し出される仕組みには西都のメンバー感心しきりでした。
聴覚障害の皆さんのためにも有効ですし、文字おこしをする議会事務局の事務量も劇的に減ります。
最後の方はこの「UDトーク」の話で盛り上がりました。
久しぶりの行政調査でしたが、すごく有意義な調査でした。
日向市議会の柏田さん、西村さん、黒木さん、そして村上副委員長と連絡を取り合いまた、熱意ある説明をしていただいた富井さんありがとうございました。
そして議会事務局の皆さんありがとうございました。
今日の研修を参考にして市民にとってより良い議会報を目指していきます。
今日は午前中は宅建業務、午後は法令研修でした
現状の変化に対応するための研修でした。
終了したら夕方でした。