ちょっと前、宮崎県立美術館で行われた写真展です
見ると雄大な感じがして、それを撮った写真家の精神性を感じる写真群でした
何もない荒涼とした風景に、私は強く惹かれました
今回、宮崎のギャラリー「Art Space 色空」で展示するというお葉書をいただきました
県美で見逃した写真ファンの皆さん是非足をお運びください
さて、話は変わって
いつも思うのですが「真正直に」マスコミに流される情報を鵜呑みにしてはいけないという事です
マスコミは原則売れる(売れそうだと判断した)素材を「脚色」して「誘導」して世の中の注目を浴びさせます
私たちがテレビや週刊誌などで得た情報を、それをあたかも体験したかのように感じ判断してしまうのは危険です
私はゴルフが超下手です、でもゴルフ雑誌は大好きでした
私がゴルフ好きなときは「ボディーターン」が大流行でした
で専門誌はボディターン情報全盛だったのですが、ある時たたきつける打ち方、直線で曲線を描くなんていうコーチの話が出ました
全く違う打法です
それを同じ専門誌が載せるのです
毎月か毎週雑誌を売るためには、玉石混合の情報で紙面を埋めなくてはやっていけないのでしょうね・・
最近私は気づきました
昔は気づきませんでしたから、だから今でも超ヘッタピーです
一緒にはじめて上手くなった人はパターンがありました
一つはMスポーツなどの教室に通って基礎から学んだ人
一つは一人のコーチに学んだ人
この二つが上位です
その次が
例えばベンホーガンの古典と言われる教書のみで練習した人です(他の情報には目を向けず)
最悪なのが今週は右手を返す、来週はフラットで・・・とか週刊誌の記事を鵜呑みにする人です(私です)
そしてボロボロになっていきます
やはり学ぶのは「フェース トゥ フェース」でしかないですね
師と弟子が対峙しながら教える事が「教え」にとって大事なことだと思います
効率よさを求めていくと(雑誌の情報、通信教育とか)、根っこの部分が育ちません
そう思います(自戒を込めて)
同じ意味で
インターネットの情報に左右されるのも怖いです
「褒めて育てる」と言ったり、今「褒めては育たない」など両極端の意見が載ります
情報を読み解き、批判的な考えを持ちながら、流れ込む情報を咀嚼しなければ、偏ってしまいます
注意していきたいとおもいます
上記の褒める、褒めないの話しですが、これは単なる方法論を言い合っているだけだと思います
大事なのは「教え子をやる気にさせ、そして自ら探求しようとする気概を与えてやる」事が育てることだと思っています
ですから、私は人によって方法を変えます