西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

も~い~くつねると・・・

2012-12-30 23:48:33 | 日記

って楽しく、そして待ち遠しく歌っていたものでした・・・子どもの頃は。

50も半ば過ぎると、あんた、干支さえ覚える暇がないほど時間は目の前を通り過ぎます。

時間的な記憶ですが、子どもの頃はオリンピックをローマ(アべべ優勝)・東京(同じくアべべ優勝、ヘーシンク金)・メキシコ・ミュンヘン(テロ)・・て覚えていました。4年間はそりゃ~もううんざりするぐらい長い期間でしたから、いやでも覚えましたけど・・今はオリンピック開催地、あれから沢山あって、言えません(覚えていません・・私だけ?)。北京だ、ソウルだ、シドニーだ・・どっちがさきだった(開催時期のこと)?・・全く自信がありません。時間って自分の歳によって受けるイメージって違うものですね。

そういえば年齢に対する感じ方も違っています。大好きな小説にフイッリプ・マーロウシリーズがあります。

初めてこの小説を読んだのは20代だったので、思わずスルーしてしまったことがあります。最近読み直して「うそだろう!」という台詞がありました。

チャンドラーが初めて書いた長編「大いなる眠り」という作品でマーロウは大富豪の依頼人に自己紹介するときこう言うのです「・・・マーロウ君。わしには聞く権利があるとおもいますがな」「もちろんです。が話すことは少ししかありません。年齢は三十三歳。カレッジに通った・・・」

三十三歳だったのマーロウは!あの「強くなくては生きていけない、優しくなくては生きていく資格がない」ってなカッチョイイ言葉(ただ、これは作品が違うので年をとったあとかもしれないけど)を、三十三歳の男が・・・と思った訳です。

そういえば力道山は(実際TVの前で見ていた世代です)、死んだとき子ども心に年取って死んだんだ・・というイメージがあったのですが、実際は三十九歳。モンローだって三十六歳ジョンレノンだって三十九歳・・みんなとんでもなく若かったのですね。

もう一つ、中学校の頃(高校だったかな)「エルビスオンステージ」という映画が評判になったことがありました。なにやら若い頃大スターだった歌手がカムバックステージで人気を博した映画だった記憶がありますが、暫くすると彼は病死しました。あの頃のイメージとしては七十代の人が亡くなった位の感覚だったのですが、四十二歳だったのですね。

もーびっくりです。そしてふと自分を省みて、50もとうに過ぎて「なにやってんだろう」と思ってしまいますね。

時間は人種、男女、老若関係なくみんなに平等に与えられるものですから、新年を迎えるに当たって、大事にしなければと思った次第でした。

これは元気な商店街といわれ、評判になっている「大須」(入り口の)です。名古屋にいるとき大須は大好きで、しょっちゅう行ってました。

長い連載(宮日)お疲れ様でした。来年ももっと良い年にしていきましょう。ジテパラ万歳

コメント (3)
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