アナーキー小池の反体制日記

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#268 我が闘病(9)

2009年05月24日 | ボクの健康
日を追うごとに痛みが増してきます。
ベットで寝ているんだけど、激痛を避けることが出来る体位が毎日限られてきて、とうとう一点になり、そして、どんな格好をしても激痛が襲うようになりました。

痛み止めのモルヒネを8時間おきに打ってもらうんだけど、2,3時間しか効かず、後はじっと痛み止めが打てる時間を待っていました。
手術は怖くないか、とよく言われますが、その時は手術をするとその痛みからは解放されるとの期待感のほうが強く、手術を待ち望んでいるほどでした。

手術予定日の2,3日前、担当医がインフルエンザに感染したとの事で、手術日が1週間延期となるということがわかりました。
がっかりしました。
手術日を指折り数えて待っていたのに、1週間も延期になるなんて・・・

激痛に耐え、手術日です。
ルンルンした気持ちで手術室に運ばれました。
麻酔を打たれ、すぐ意識が無くなりました。

手術は6時間ほどかかったようです。
4番,5番の腰椎と仙骨を金具を用い、結束してしまいます。
もちろん、その間の椎間板を除去します。
そして、骨同士が早く繋がるように腰の骨を削ってその骨を金具の間に装填します。

結構な大手術なのです。
もちろん手術のことは記憶がありません。
病室に戻って、意識が回復しました。

少しだけ食事をして、また眠ってしまいました。
夜中に傷口の痛みで眼がさめました。
その夜は痛みのためほとんど眠れませんでした。
しかし、ヘルニアの痛みはありません。
そのことにほっとしたことを覚えています。
手術後の痛みは当日の夜だけでした。
翌日は、起き上がり、歩いてトイレに行きました。

3週間で退院です。
それから1年間はハードのコルセットを装着します。
その後、ソフトのコルセットに変わりますが、ボクの場合、手術した骨がきちんとくっ付かないのです。
6年後の今でも一部結合していない部分があるんだそうです。

それで、時々検査に行きます。
先月も検査を受けたのですが変わらずでした。
医師に言わせると、一部結合しない部分があっても無理をしない限り大丈夫だそうです。

結合しないのは手術の失敗なのか、と医師に聞いたことがあります。
医師は一言「あなたの平素の姿勢が悪いから」って、言いました。

これって、案外当たっているのかもしれません。
そもそも辷り症になったのは、若い時にマージャンを悪い姿勢で長時間やっていたせいだと思うのです。
なもんだから、医師にはそれ以上文句は言えません。

次回に続きます。
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