アナーキー小池の反体制日記

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#2458 衆院選へのボクの思い(下)

2017年10月08日 | 国内の話題
希望の党にはじかれた民進党の連中が立ち上げたのが、立憲民主党です。
それなりの勢力を持つ党になりました。
そして、共産党と社民党と並んで、リベラル層の受け皿となったのです。
ボクは立憲民主党が、右翼勢力が混在していた民進党以上に多くの議席を得るのではないか?と期待しています。

・・・
戦後の日本は長い間、自民党と社会党が争っていました。
社会党はほとんど政権を執ったことがなかったけど、リベラル層の受け皿として機能していたものです。
自民党が調子に乗って傲慢な政策をとったなら、国政選挙で社会党が票を伸ばし均衡を保っていたものです。

社会党員の多くが民主党に入党したとき、日本の保守と革新のバランスが大きく崩れました。
何せ民主党は保守なのか革新なのか不明の、あいまいな党だったからです。

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今回の選挙、あのアベが明言してるとおり、アベ政権に対する信を問うものです。
保守は二手に分かれ、一方は反アベを明言しています。
自民党を支持するけど、あのアベは嫌いだ、と思っている人っているのでしょう。
どの程度なのかは、票を開けてみなければわからないけど。
そして、今回の選挙は久しぶりに革新層がどの程度いるのか、教えてくれるのです。

・・・
民進党の愚かさが鮮明になった今回の選挙、より以上に連合の愚劣さに呆れています。
1990年代に総評が連合に吸収されてから、労働運動は大きな変化を起こしました。
連合が体制の一部と化してしまいました。
そして傘下の労働組合も体制の一部となってしまいました。

何のための労働組合なのか、誰のための労働組合なのか・・・ボクから見ると連合や組合の幹部たちは変節してしまったのです。
労働貴族とはよく言ったものだと思いますが、今はそれどころではなく、連合や労働組合幹部は労働寄生虫です。
体制におもね弱者にやさしくない、そんな存在に成り下がったのです。

このマチの議会(滝川市議会)は民進党系の議員が過半を占めているんです。
どうも彼らは全員希望の党の体質を持っているようです。
確定した裁判判決を反古(ほご)にする当局提案を、民進党系議員は全員賛成したんですから。

・・・
本題から逸れてしまいました。
ボクが今回の総選挙で真に願うことは、あのアベの失墜です。
そして、自民党・希望の党・維新の党などの改憲勢力が3分の2以上の議席を得られないことを願っています。
そしてそして、北海道の恥男・鈴木宗男が落選することを切に願っています。
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