アナーキー小池の反体制日記

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#89 2.38事件続報

2008年02月17日 | マチの事件簿
学生時代の回顧録を中断して、例の生活保護費恐喝事件について不穏な動きが見えますのでボクの思いを明らかにします。

ここ数日、新聞の報道では、例の事件での国庫支出金の返還が不可避なこと、計2億4千万円にのぼる市の損害については市理事者を含む市職員が弁済する(一説には市職員のうち管理職職員)方向で検討、と伝えられています。

市当局がリークしたんでしょうか。
このように情報を小出しにしていって既成事実を作ろうとでもしているのでしょうか。

事件の本質を見誤っています。
いや、事件の本質を見誤ったふりをこいています。
姑息(こそく)です。

検察は犯罪の疑いはあるけれど立件を見送りました。
民間なら即、背任罪で逮捕です。
また、損害賠償請求訴訟が起こされた場合、民事では簡単に犯意を認定され、責任者に賠償責任が課せられましょう。

こんな事件なのに、市役所職員全体に賠償責任を負わすのは説得力に欠けます。

この事件での責任の所在は明らかです。
それぞれのタクシー代支払い時の責任を負うべき人の特定をすれば事はすみます。

ボクは全ての情報を持ち合わせてはいません。
しかし、乏しい情報から推測するに、大まかには数字が浮かびます。
福祉事務所長2千万円、副市長5千万円、市長残り1億7千万でしょうか。

お金持ちの市長といえども、こんなにはあるはずがありません。
でも、市民感情からすれば残金を税金から補填するのは認められないでしょう。

それからです。
なんらその件には責任が無い市職員が、負担しなければならないのかどうかを検討し始めるのは。

市の一大事とばかり、積極的に協力したい職員はいるのかもしれません。
特に、茶坊主たちにはそれを期待します。
(でも、茶坊主は逃げ足が早いのも特徴の一つなので、皆逃げちゃってるかもしれません。)
寄付を募るのもいい方法かもしれません。
ボクは喜んで応じます。ワンコインの500円ですけれど。

2億4千万円はいかにも金額が大きすぎます。
容疑者から取り返すのが優先するはずですが、はなから皆あきらめているようです。
全力を尽くして容疑者から出来る限り取り返す、その決意が見受けられません。

市理事者と管理職職員だけが弁済しようとする場合、管理職職員に異議が無いのなら、ボクは何も言おうとは思いません。
幸いなことに、ボクは理事者でも管理職職員でも無いのですから。
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