アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#279 懲戒免職②

2009年06月14日 | マチの事件簿
昨日の続きです。
この事件にはやりきれなさを感じています。

団体に補助金を出す側の市職員を、団体の実務責任者にしてしまう事。
どこにでもあることのようなので、違法ではないんでしょうね。
このような事件が起こってしまうと、団体に経験を積ませる過渡期だけのつもりなのかもしれませんが、そのような実力を伴わない団体に指定管理をするべきでは無いように思います。
彼はそんな狭間の犠牲者です。

前回記しましたが、本来喜ぶべき利用者の増を、困ったことだと思わせる風潮です。
スポーツの振興を図るといいながら、利用者の増を素直に喜んでばかりではいけないんだという現実があるんです。
予算や補助金の査定方法を、考え直さなければならないのかもしれません。

裏金の使途に、消耗品や備品を購入したものがあります。
かねがね指摘されていますが、昨今の予算査定は厳しく、必要なものが得られず、自費で購入しなければならない状況が生まれています。
事件の舞台となった施設も、このような状況ではなかったかと思うのです。
事件の誘因の一つになったのかもしれないと思うのです。

冬季オリンピックでシズカちゃんが金メダルを獲った事を、とてもうれしく思いました。
しかし、その影でこんな不幸なことが起きました。
関係者の皆さん、シズカちゃんを恨まないで下さい。
そして今までどおり、このまちの体育振興にご尽力を戴きますようお願いいたします。
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