アナーキー小池の反体制日記

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#860 読売渡辺老人問題

2011年11月19日 | 国内の話題
#849に記した、読売渡辺と球団清武との騒動は、妖怪・渡辺に軍配が上がりそうです。
清武が期待した世論の支持は思うように盛り上がりませんでした。
新聞などの論評をみても両者半々ほどの支持ですから、権力の集中する渡辺に分があるのは否めません。

渡辺側に立った論評は、清武が組織の秩序を乱す方法をとったこと、及び、日本シリーズという大事な局面での発言を許せないとするものです。
清武の目論見は渡辺を失脚させることですから、組織の秩序を乱さないでの行動はありえません。
日本シリーズの最中の発言は、コーチ陣を渡辺の意のとおりにさせないために、このタイミングしかなかったのを理解します。

・・・
世の中には生まれつき変化を嫌う人と、変革を求める人の2種類いるように思います。
その2種類の人種が今回、はっきり渡辺派と清武派に分かれました。
老害の極みである渡辺の存在を否定するボクとしては、渡辺を支持することが信じられないのだけど、渡辺を支持することが生まれつきの性向ならどうしようもないのかもしれません。
スポーツ界や政財界で成功を収めた人は変化を求めない人が多いようです。
また、報道も情けがありません。渡辺を糾弾しているのは週刊誌だけなのですから。

騒動での報道をみると、清武も渡辺と同じような性向を持っているように伝えられています。
正力,渡辺,そして清武は同類なのだというのです。
渡辺は清武に、自分と同じ臭いを嗅ぎ、遠ざけていたのかもしれません。
それを察した清武が桃井と手を組み、クーデターを企てたのです。
でも、その桃井が寝返ってしまって想いを果たせなかった、そんな穿(うが)ったことも思っています。

清武がどのような人であれ、ヒトラーのごとく読売に君臨する渡辺恒雄に一石を投じたことは間違いありません。
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