アナーキー小池の反体制日記

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#751 品挌なき石原・橋下の発言

2011年07月23日 | ボクの思い・信条・理念
東京都と大阪府、日本を代表する地方自治体のトップは独善的でいけません。
石原東京都知事、橋下大阪府知事のことです。
何度も暴言・放言を繰り返し、批判はされますが懲りた風もなくやっちゃうのですから確信犯に違いありません。
知事は首相と違い選挙で選ばれるのもだから、一部に嫌われようがへっちゃらでものが言えるのでしょう。

石原知事は20日、なでしこジャパンが優勝を報告に来たとき、すっかりはしゃいで「(なでしこの選手で)外国のチームに属している人は、すぐにいなくなることは分かっているんだから、何で銀座でパレードやらないんだ。国も東京都もJOCもバカ。こんなことではオリンピック(招致)に勝てないぞ。」と不満をぶちまけたそうです。
バカの中に東京都も含まれているのですから、自身がバカなことを自覚しているのとばっかり思ったら、部下のことを罵(ののし)っているのだそうです。
この男、よくバカという言葉を使います。
下品で良くありません。
ボクもそのような言葉を使うことがありますが、敬意を表して”お”を付け、”おバカ”と言います。
良識ある人間、ボクのような配慮が必要です。

橋下知事も20日、政府が西日本に10%の節電要請を行ったことに対し「政府があえて言ってこなくても5~10%の節電を呼びかけている。政府も関電も読みが浅いとしか言いようがない。今この時期に節電要請であたふたしているのは統治機構がおかしい。」と政府の対応を批判したそうです。
この男、随分前に関電から15%の節電要請が出されたとき、「原発存続の思惑が丸出しだ。15%の根拠なんて何も無い!」として、蹴っ飛ばしています。
また、「府庁舎は関電からの供給は受けていないのだから全く節電の必要が無い。」と言い放ち、批判を受けました。
批判を受け前言を撤回しましたが、この男の思慮がいかに足りないかを示しています。(読みが浅いどころか、読むことが出来ないのです。)
この男、光市事件懲戒処分問題で弁護士仲間から訴えられていた事件が15日最高裁の判決がありました。
弁護士が求めていた損害賠償が認められず、橋下の勝利となりました。
そして報道陣に「きちんと判断していただき、非常にありがたい。表現の自由に係わる問題であり、最後に頼れるのは最高裁だとつくづく感じた。」と述べました。
その最高裁裁判長、「配慮に欠ける軽率な言動だったが、違法とまでは言えない。」と橋下の本質を喝破しています。
橋下は、本当に”配慮に欠け軽率”なのです。

世の中には色んな人がいて、色んなことを言います。ボクも両者に"おバカ"と言っちゃいます。

知事に対し、懲戒請求みたいなのを呼びかける手段ってないのでしょうか?
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