アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#4479再掲(57) #3333 暗号② 素因数分解

2023年08月20日 | その他

#3333 暗号② 素因数分解 2020年3月19日投稿

暗号には、いろいろ工夫が必要です。
昔は数字やアルファベットやカタカナなどを他の字を変換するための暗号表って紙を用い、暗号を解いたもんです。
その暗号表ってのは敵にすぐに解読されるもんだから、頻繁に書き換える必要がありました。
どんな工夫をしても、必ず破られていたんです。

そこに登場したのが素因数分解を利用した暗号です。(前もって伝えておきますが、ボクは数学やコンピュータに詳しくはなく、たまたま今読んでいる科学雑誌とスウェーデンの冒険小説から触発されてこれを記しています。記された内容も正確さを欠き誤ったところがあろうかと存じます。内容をあまり信用しないでください)

・・・
素数ってのは多くの方がご存知かと思います。
1 より大きい自然数で、正の約数が 1 と自分自身のみであるもののことであり、1と2以外では割り切れない ものを言います。
2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47・・・素数は無数に存在します。
近年、素数って結構深い意味を持ち、科学技術に活用されているそうです。

これまで読んで退屈と感じる方は、ここで読むのをおやめください。

素因数分解ってのは多くの方がご存じ無いかと思います。
異なる素数どうしをかけ合わせ積を
求めます。
素数は知れていますので、その中から任意で2個か3個以上の数桁の素数を選んで積を見つけるのは容易です。(ボクでもあなたでも電卓1個でできます)
でも、その積の値から元の素数を見出だすのは容易でありません。
元の素数を見出だすことを素因数分解っていいます。
容易でないどころか、現在のスーパーコンピュータを何台をつなげて解析に励んでも、1個の素因数分解に何十年もかかるほど難解なのです。(大きな素数の場合です)

ブロックチェーンに使われるRSA暗号に使われる暗号の鍵(カギ)は素因数分解です。
簡単にできる素因数乗算ですが、その数字から元になる素数を導き出す素因数分解は今のところ不可能なのです。(大きな素数を使った場合です)
素因数分解を用いるRSA暗号が難攻不落、とされているんです。

ところが最近、量子コンピュータが実用化か?なんてニュースが出たもんだから、ビットコインの価格が急落する騒ぎが起きました。
量子コンピュータが素因数分解を可能にし、ブロックチェーンが破られるのではないか?との不安からです。
でも、量子コンピュータの実用化はまだまだ先、との報道からブロックチェーンはしばらく安泰なようなのです。

次回はその量子コンピュータについてです。

この記事についてブログを書く
« #4478再掲(56) #3332 暗号①... | トップ |  #4480再掲(58) #3337 暗号... »

その他」カテゴリの最新記事