アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#192 バッカじゃなかろうか!

2008年12月03日 | マチの事件簿
今日、例の生活保護費恐喝被害金の扱いについて、各社から一斉に報道がありました。
ボク達職員が知らないのに、報道により被害金の穴埋は職員が給与から提供するという内容を知らされました。
また、穴埋に要する金は1億円以上不足するとも報道にありました。

この件で、こんなやり方は何回目でしょうか。
既成事実を作ってしまおうという魂胆なのでしょうか。
不愉快です。

事件発覚後、職員を集めて説教をした首長。
不愉快です。

関係者だけで返済すると言っておきながら、今更、職員全体の給料から差っ引くと強弁する厚かましさ。
不愉快です。

そもそも国からの返還請求額が「想定していたより多かった。」なんて恥ずかしくて言えないはずです。
お笑い芸人のタケシ風にいうと「バッカじゃなかろうか!」てなことになります。

ボクは今年2月の段階でこのブログにも記していますが、全額返還を想定していました。
市税は使わないけど、国税は使わせてもらうよ!ではムシが良すぎます。
心ある職員の多くは、ボクと同じ思いです。

取巻きの連中は誰一人進言しなかったのでしょうか。
「全額返還の可能性が高いよ」って。
それとも取巻きの連中全てが、数千万の返還で済むとでも思っていたんでしょうか。

1億円以上不足するのはボクにもわかります。
#186でその補填方法を提案しました。(#186参照あれ)
そして、ご親切にも「それでも足りなかった場合、職員から寄付を募ればよろしい。ボクも喜んで応じる。(ワンコイン500円だけだけれども)」と記しています。
我ながら、この方法が一番だと思います。

首長は時流を読めないのでしょうか。
補助金全額返還を想定しなかったのは、時流が読めないとしか思えません。
深い洞察力に欠ける事は前から理解していますが、浅い洞察力にも欠けているようです。
もしかして、洞察力など最初から無かったのではないかと、勘繰ったりしてしまいます。

空気を読めない人のことをKYと言います。
時流を読めない人のことをJYと言いましょう。

JYに舵取り役を任せるのは危険です。
舵取り役に一番求められる能力は流れを読むことです。
流れを読めない船頭は、船を沈めてしまいます。

今この船は沈没寸前です。
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