足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ウォール街の人気株をコピー・・・小松製作所に注目

2017-02-20 06:16:01 | 投資戦略
トランプ大統領が実務についてから30日間が経った。株式相場はこの間+4.02%上昇し強気相場に転換した。
大統領選後の相場展開では、このような好調な相場は20世紀の好記録では第5番目である。第2次世界大戦が終わる直前に就任したルーズベルト以来のパフォーマンスである。
われわれの記憶に残る時代ではでは最高の上昇になった。NY株の展開は大方の予想を上回る強気相場が続く。
トランプ大統領は様々な話題を巻き起こしてきたが、結果は相場にはプラス効果をもたらし、マスコミの批判的な評価を跳ね返し市場での人気は高まる。
これから減税、規制緩和という米国景気には即効性ある政策を発動するが、マスコミの評判は依然として良いとはいえない。週末の日経新聞の記事や解説をみても、前向きに政策を評価した記事はすくない。
一方、市場に参加する投資家の行動の結果である株高は米国だけでなく世界的に拡散を続ける。現状よりも先行きは良くなるという確信を持って資金を市場に投じている。
昨年11月の大統領選以来、株価は硬直場面が出ても、NY市場では1%以上の下落は1日もみられなかった。この事実をいま一度、考えてみる必要がある。週末のウォール街ではトランプ大統領在任中の4年間のうちにダウ平均3万ドル台乗せの可能性を論じはじめた。
相場は新時代にはいった。確信をもって株式投資を考えるときである。

NY株が世界をリードする相場が今後も続くことは確実で、人気業種はウォール街のコピーになる。経済、産業構造の違いからそのまま日本株投資に応用するのには難しい点もあるが、これからもウォール街での人気株にしたがって有望株を発掘する手法をとっていきたい。

ダウ採用銘柄で昨年のウォール街の人気株になったがキャタビラー(CAT)の上昇が続く。日本では小松製作所(6301)に当たる。トランプ大統領の出現で人気に拍車がかかってきた。


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